2018年02月22日

食後になぜ眠くなるのか

林もとひとです。お昼ごはんを食べた後、午後の仕事中って眠くなりますよね。だれでも経験していることだと思いますが「なぜ眠くなるの?」と考えたことがありますか。

調べてみるとちゃんと理由がありました。まず食事をとると血糖値が急激に上昇するのですが、これによって覚醒を促す「オレキシン」というホルモンの分泌が抑えられてしまうそうで、眠くなるという訳です。

さらに血糖値の過剰な上昇を抑えるため、体内ではインシュリンという物質が分泌されるのですが、今度はそれによって血糖値が下がることで眠気が誘発される要因にもなります。

そして血流にも原因が。脳は全身の約4分の1の酸素を消費しますが、食事をすることで胃や腸が活発に働き、血流が消化器系に集中します。すると脳が必要とする十分な酸素を得られず、眠くなると言われています。

まだあります。そもそも人間は1日2回眠気のピークが来るような生体リズムを持っていて、1回は夜中の2時から4時、そしてもう1回は昼間の2時から4時なのだそうです。つまりこの時間帯はランチを食べようが抜こうが眠くなるということです。

ここまでくると「もう寝るしかない」ですよね。実際に食後に15分から20分間の仮眠をとることは、午後の眠気を抑えるのに有効とされています。ただし30分以上は眠りが深くなってしまい、かえって脳の働きが鈍る原因になりますのでやめましょう。

それともう一つ。食事による血糖値の急激な上昇が眠気の原因になると書きました。ということは血糖値が急激に上がらないランチをとることで、かなり午後の眠気を抑えることができます。具体的にはやはりパンやご飯などの炭水化物は血糖値を上げやすい食べ物なので、なるべく控えるといいでしょう。つまりラーメンに半チャーハンなどは、眠気の特効薬ということですね。

逆に食物繊維を中心の食事にすると、血糖値の急激な上昇をおさえられます。サラダなど野菜を先に食べて、同じパンでもライ麦パンや全粒粉パン、ご飯も玄米や十穀米などにすればかなり違ってくるでしょう。

「眠くなりにくい食事」は「太りにくい食事」でもあります。さあ、皆さんもまずはランチのメニューから変えてみませんか。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 健康法

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