2018年04月30日

日本は高齢社会?超高齢社会?

林もとひとです。「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」などという言葉、少子高齢化問題にあえぐ日本としては非常に聞き慣れた言葉ですが、正しくそれぞれの意味を知っている人は多くないのではないでしょうか。

WHO(世界保健機構)ではこれらについての定義があります。まず高齢化社会とは、全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が7%を超えた場合のことを言います。日本では1970年にこの7%のラインを超えました。

さらに「高齢社会」は全人口のうち高齢者の割合が14%を超えた場合で、日本では1995年にこのラインを突破し「高齢化社会」から「高齢社会」となりました。

そしてさらに2007年には65歳以上の高齢者が21%を突破。全人口のうち高齢者が21%を超えると「超高齢社会」となります。つまり、今の日本の高齢化率を考えた場合「超高齢社会です」と言わなければ、正しい言葉の使い方にならないのです。

ちなみに「超高齢社会」という言葉はそれぞれが混ざってしまって使われているだけで、総人口に占める高齢者の比率を示す言葉としては正しい表現ではありません。

「団塊の世代」の高齢者層入りは2014年までのため、高齢者人口および高齢化率の加速的増加も2014年で一段落しているものの、2017年9月15日現在のデータですが、すでに日本の高齢化率は27.7%に達しています。

もちろん大切なのは言葉の意味や定義ではなく、どのようにしてこの状況を打開していくかという具体的な方策なのは言うまでもありません。

ただその議論の過程で、誤った用語が飛び交っていることに違和感を感じ、今回記事にしてみました。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 意見・思い

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