2018年05月28日

千葉県初!富津市の自動解錠ボックス

林もとひとです。千葉県富津市で、大規模災害時の指定避難所に自動解錠ボックスが設置されました。これまでは、災害発生時に市の職員が駆けつけて解錠することになっていましたが、職員の到着に時間が掛かるケースも想定されるため、避難者自身が解錠できる仕組みを整えたというわけです。

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左:解錠前 右:解錠後

ボックスはステンレス製の箱状で、施設の入口付近に設置され、鍵と安全点検表などが収納されています。普段は施錠されていますが、夜間や休日に震度5弱以上の揺れを感知した際に自動で解錠される仕組みで、避難してきた人が自ら鍵を使って中に入ることができます。

千葉県の地域防災力向上総合支援補助金を活用し、昨年から設置を開始。本年度も当初予算で220万円を確保し、市内の全小中学校(16校)への設置が完了する見込みです。

市内の指定避難所には他にも公民館やコミュニティーセンターなど計44施設ありますが、収容人数の多い体育館への設置を優先したそうです。

もちろんこのボックスが役に立つ事態が「発生しない」方が望ましいわけですが、発生時に避難者にとっては頼もしいですね。ただし頻繁に作動するものでもないでしょうから、肝心な時に壊れていたなどということがないよう、日頃のメンテナンスは重要ですね。

また、震度4強と震度5弱は体感では区別が難しいので「大きな揺れ」を感じ避難所に行ってみたものの、5弱に達していなかったため解錠されていなかったというケースもあるでしょう。日頃からの情報共有と、有事の連絡体系はチェックしておかねばなりません。

いずれにせよ、費用対効果の高い優れた取り組みだと思いますので、他の自治体も導入に向け検討すべきではないでしょうか。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い | 雑学・豆知識

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