2018年06月25日

乳幼児突然死症候群(SIDS)対策の切り札

林もとひとです。すくすく育っていた赤ちゃんがある日突然、眠っている間に亡くなってしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)」という病気があります。

生まれつきの病気や感染症、窒息事故などと異なり、何の予兆や既往歴もない赤ちゃんが睡眠中に突然死に至る、原因不明の病気です。

日本での発生数は減少傾向にあるものの、保育園での死亡事故原因で最も多いのがSIDSです。生後2か月から6か月の赤ちゃんに多く、まれに1歳以上でも発症することがあります。中でも昼寝などの睡眠中にうつぶせ寝の状態で起きることが多いようです。

このことから、多くの保育園では保育士が昼寝中の乳幼児を5分毎にチェックし、その様子をノートに手書きで記録・保管するという対応をとっています。しかし同時に眠っていない子の世話などもせねばならず、大きな負担となっていました。

そこで名古屋のITベンチャー企業ユニファが、センサーと専用アプリが入ったタブレットで子供を見守る「るくみー午睡チェック」というサービスを提供していて、注目を集めています。


500円玉を一回り大きくしたようなセンサーを服に装着します。そして、赤ちゃんの身体の向きと動きをジャイロセンサーで感知。データをタブレットやパソコンに自動送信する仕組みです。

これまで手書きで記載していたシート作成の手間が省けるうえ、記録の間隔は1分単位で設定をすることができ、職員室や離れた場所からでも常に確認することができます。

うつぶせ寝の状態が続いたり、一定時間動きがない場合などにはアラームで知らせる機能もついていて、深刻な状況に陥るリスクを大幅に減らすことができます。

センサー6人分で月額利用料は14100円で、ほかにもタブレット代などの初期費用がかかりますが、補助金を出す自治体も出てきているそうで、東京都を中心に利用が拡大しているようです。

千葉県でも導入に向け何らかのアクションができないか、調査してみようと思います。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 意見・思い

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