2018年12月03日

千年に一度の地震・津波に備えよ!

林もとひとです。千葉県では、国がとりまとめた「津波浸水想定の設定の手引き」に基づき、過去に津波被害をもたらした地震や、将来最大クラスの津波をもたらすと想定される5つの地震を選定、そして各地震のシミュレーションを行い、各地で最大となる「浸水域」と「浸水深」を設定し、津波浸水想定図を作成しました。

WS0449
この規模の地震・津波が発生するのはおおよそ千年に一度クラスで、発生頻度は極めて低いものの「絶対にない」とは言い切れないわけで、もし発生したら甚大な被害をもたらすことは確実です。それこそ「想定外を想定する」ということでしょう。

これによると浸水面積は33市町村で県全体の約5%に相当する計28,612ヘクタール、最大の津波水位は南房総市で25.2mに達すると推計されています。銚子市や御宿町、鴨川市などでも15mを超えるとされ、東京湾奥部でも市川市に高さ4mの津波が2時間47分で到達するとあります。

先の東日本大震災で14名の犠牲者と2名の行方不明者が出てしまった旭市は、その時よりも更に10mも高い津波が押し寄せる見通しが示されました。到達予想時間は地震発生から38分後です。

県内で地震発生から最も早く津波が到達すると推計されているのは鋸南町で、何と3分後には9.1mの津波が襲来するとのこと。次いで鴨川市・南房総市・館山市の8分です。

大変恐ろしい推計となっていますが、もちろんいたずらに私達の不安を煽ることが目的ではありません。今回の推計を県内の各市町村に参考にしてもらい「何としても人命を守る」という考えのもと、津波防災地域づくりを進めるための基礎資料としてもらうことを目的としています。

また、私達個々のレベルでも日頃から「地震が発生したら直ちに高台に避難する」など、有事に取るべき行動を予め確認しておくことで、イザという時に慌てずにすみます。

朝・昼・夜、災害はいつ発生するか分かりません。どのタイミングであっても対応できるよう、せめて日中と夜間で2つの避難行動パターンを決めておきましょう。あわせて過去記事で紹介した防災アプリも確認しておいてください。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 意見・思い

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