2019年03月07日

不登校やいじめ予防に期待!千葉大のプログラム

※当ブログをご覧いただきありがとうございます。初めてご覧いただく方は、過去記事「ブログの取説」をまずお読みいただくと、スムーズに閲覧いただけます。

林もとひとです。千葉大子どものこころの発達教育研究センターが作った「勇者の旅」というプログラムが、小中学生の心の不安解消に効果があると期待が高まっています。

WS0467
1回45分×全10回の予防教育プログラムで、認知行動療法の考え方に基づいて構成されています。

「勇者の旅」プログラムの授業中、子ども達は各自がワークブックに書き込みをしながら、自分自身の不安の問題を解決する方法を考えたり、実際に行動したりすることを通して、不安への対処力を身につけていきます。

子ども達1人ひとりが勇者となって、不安の問題に立ち向かいながら「勇者城」を目指して旅をする、というストーリー仕立てになっていて、ロールプレイングゲームのように楽しみながら不安の問題への対処法を学習できる内容となっています。

プログラムのベースとなっている認知行動療法とは、認知(考え)と行動のパターンを見直すことにより、不安や抑うつなどの感情をコントロールすることを目指す精神療法(心理療法)のことです。

不安障害やうつ病などのこころの病気に対して、抗うつ薬等の薬物治療と同等か、もしくはそれ以上に効果があるという論文などが数多く報告されている他、近年は予防教育アプローチにも用いられるようになり、その有効性が示されています。

千葉・埼玉・京都・鳥取・福岡5府県の小中学校で導入されていて、西日本豪雨で被災した岡山県の学校からも問い合わせが来ているそうで、全国的に関心が広がっています。

千葉発の素晴らしいプログラムによって、不登校やいじめの予防につながれば、こんなに嬉しいことはありません。全国の教育関係者の皆さん、是非導入を検討してみてください!
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 意見・思い

この記事へのコメント

1. Posted by 渡辺英一   2019年03月10日 21:47
先生こんばんは😊今回も為になる話題を提供していただきありがとうございます😊私のところにも不登校の子どもや発達障害の子どもも来ているので、活用できればありがたいです。いつもありがとうございます😊
2. Posted by 林幹人   2019年03月11日 22:35
良さそうなものは何でもまず「やってみる」という姿勢が大切だと思います。「前例がない」とか「よそでは成果が出ていない」とか考える前に、まず試してみて、やりながら修正していくぐらいがいいですよね。

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