2019年04月29日

【映画】二宮金次郎

※当ブログをご覧いただきありがとうございます。初めてご覧いただく方は、過去記事「ブログの取説」をまずお読みいただくと、スムーズに閲覧いただけます。

林もとひとです。今回は久々の映画ネタです。先日成田山新勝寺さん主催による映画「二宮金次郎」の特別上映会に参加しました。正直あまり期待せずに観賞したのですが、素晴らしい映画でした。

そもそも二宮金次郎といえば「小学校の校庭に立っている銅像の人」くらいの認識しか、恥ずかしながら持っていませんでした。薪を背負いながらも読書をする勤勉な少年として「子供のお手本」というふうに教わった気がしますが、それ以上のことは何も知らなかったのです。

しかし映画を通じて二宮金次郎の生涯を知ったとき、一人でも多くの現代人に彼のことを知ってもらいたいと心から思いました。凄まじいまでの貧困の中にあって「百姓も知識や知恵を持たねばならない」と勉学に励み、村の復興を成し遂げ、その働きが認められ政府の役人に抜擢され、生涯で約600もの村の再建を手がけたその働きは、目を見張るものがあります。

現在のように義務教育なども無い時代、「百姓に学問はいらん」と叱った金次郎の祖父の考えが正しかったはずです。そんな中でも信念を貫き、当時異端であったであろう経営学などを村民に理解させるのも至難の業だったでしょう。

しかし私財をなげうってでも村の再建に尽力する金次郎の姿に、少しずつ理解者もでてきます。反対勢力にも成田山の修行でたどり着いた「苦楽も善悪もひとつの円の中」という境地で包み込んでいきます。

私にはまさに「理想の政治家像」として映りました。金次郎を支える妻「なみ」の献身的な姿にも心を打たれます。

主演の合田雅吏さんはじめ、俳優陣も素晴らしい演技で作品を盛りたてています。お笑い芸人カミナリの二人もちょい役ですが登場し、はなを添えています。

6月1日からは東京都写真美術館で上映されるようなので、是非ご覧になってください。
林幹人

【映画】二宮金次郎 ★★★★☆(4.5)
※満点は星5つです。黒い星★が1点。白い星☆が0.5点です。

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motohito884 at 23:30│Comments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 映画・本などの感想 

この記事へのコメント

1. Posted by 渡辺英一   2019年05月07日 15:57
先生こんにちは😃私が小学校の時にも二宮金次郎さんの石像が小学校にもありました。それから私が住んでいた近くの神社の境内にも金次郎さんの石像があって、近所のみんなと金次郎さんの石像に登って遊んでいました。

学校の二宮金次郎さんの石像に登ると叱られたので登れませんでしたが、近所の金次郎さんの石像には登ることが出来て、私は金次郎さんの背負っている薪の数を数えていたのを覚えています。

たぶん14本くらいあったような気がします。
私たちは学校の石像は二宮金次郎さんと呼び、近くの神社の石像は金次郎さんと親しみを込めて呼んでいました。
本当に懐かしくなってしまいました。
先生も金次郎さんをお手本にされてご活躍ください。

そういえば二宮金次郎さんの歌に『手本は二宮金次郎🎶』なんて歌った記憶があります。

2. Posted by 林もとひと   2019年05月08日 15:24
最近では「歩きながら本を読むのはあぶない」と撤去が進んでいるようですが、そこは大人が一言「これくらい時間を有効に使って勤勉になりなさいという意味だよ」と説明してあげれば済む気がします。

二宮金次郎の本質を伝えることは、我々大人の大切な責任なのだと思います。

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