2019年10月28日

車の「水没」に備えましょう

※当ブログをご覧いただきありがとうございます。初めてご覧いただく方は、過去記事「ブログの取説」をまずお読みいただくと、スムーズに閲覧いただけます。

林もとひとです。10月25日に千葉県と福島県では、わずか半日で1ヶ月分の雨が降り、11人が死亡するなど各地で甚大な被害を及ぼしました。

今回の災害で非常に特徴的なのが、車ごと流されてそのまま車の中で亡くなってしまった方が多いということです。なぜでしょうか。

実は自動車は水没すると、水圧でドアが開かなくなってしまうのです。逃げようと必死に力を入れても、押しかかる水圧は圧倒的で、大人の男性でもなかなかこじ開けることは困難だといいます。

そうこうしているうちに車内に水がどんどん入り込み、パニック状態に陥り正しい対処ができない状態になってしまうのです。

そこで今回は、万が一車が水没したときの対応を取り上げます。もちろん基本的に冠水した道路は迂回しなければなりませんが、どうしても通過しなければならないときは過去記事で取り上げたように深さ約20センチを目安に考えてください。


この動画は台風19号の時に自宅から避難しようとした夫婦が乗った車が、道路に流れ込む水に流されてしまうまでをドライブレコーダーが記録していたものです。「まだ行ける」と思っていても、いともあっけなく自動車は流されてしまうものです。

こちらの夫婦は動画にもあるように、幸運にもドアを開けることができたので無事脱出できました。しかしもう少し脱出が遅れていたら、あるいはより深い場所に車が落ちていたら、脱出は困難だったかもしれません。

車が水没し、ドアが開かなくなったときは「サイドガラスを割って脱出する」が正解です。

専用のハンマー。女性でも軽い力で割ることができ、シートベルトを切るカッターも付いています。衝撃などでベルトのロックがかかり外れないこともあるので、カッター付きは安心です。

このタイプは実は100円ショップでも売っていますので、最低でも1台に1本は常備しておきましょう。


スプリングの力でガラスを割るため、振り下ろす必要もないタイプです。そのため本体も小さくかさばらないので、グローブボックスやハンドバッグなどに入れておいてもいいかもしれません。

もちろん拳や肘などで割れるものではありませんし、スマホやヘッドレストの金具でも女性や高齢者はとても割れません。専用のハンマーが一番です。

ただしフロントガラスには安全上爆散防止フィルムが入っているので、ハンマーを使っても割れませんから注意してください。

使う機会が訪れないことが一番ですが、万が一に備えて常備しておきましょう。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(4)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 意見・思い

この記事へのコメント

1. Posted by 渡辺英一   2019年10月30日 04:46
先生おはようございます😊

千葉県の方々が大変な災害に遭われて心配しております。


私の親戚も茂原市や長生村に住んでいて、不便な生活をしています。


一日も早く復興して普段の生活に戻れるように心よりお祈り申し上げます。


今度の災害では車の移動中流されて亡くなった方が多くあったと聞いています。

一度車が流されると車の窓が開かなくなって溺死してしまうみたいですね。

そんな時窓のガラスを割って脱出出来るアイテムがあると、命が救われると思います。

いつも為になる話題を提供していただきありがとうございます。
2. Posted by 豊住しんちゃん   2019年10月30日 23:49
ガラスには、破壊する場所にシールが貼ってあるのを知ってますか?シールの場所を確認したら紹介されてます器具類を使い破壊するのがガラスがあまり飛び散らずに済みます。
3. Posted by 林もとひと   2019年10月31日 21:34
備えあれば憂いなしです。脱出用ハンマーを運転席に座ったまま手が届くところにおいておけば、いざというとき役に立ちます。
4. Posted by 林もとひと   2019年10月31日 21:42
コメントありがとうございます。それは知りませんでした。でも自分の車(トヨタアクア)を見てみましたが、シールらしきものは見当たりませんでした。すべての車種に貼ってあるものなのでしょうか?

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