2020年01月02日

ゴーン被告逃亡に唖然

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林もとひとです。昨年末、世界に衝撃が走った「ゴーン被告の逃亡」。会社法違反(特別背任)などの罪で起訴されていた日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告が、何らかの手段でレバノンへ逃亡したとされる事件は、世界中を驚かせました。

年が明け少しずつ事実が明らかになっているようですが、いまだ多くのことは謎に包まれたままです。断片的な情報をまとめると、ゴーン氏は昨年12月29日、東京港区の制限住宅にバンドを呼び、クリスマスパーティーを開催。終了後、メンバーが持ち込んだ音響機器用の大きな箱に潜み、関西空港からプライベートジェットで出国、トルコ・イスタンブールを経由してレバノンへ逃亡したとされています。

基本的に空港の荷物検査は、武器や爆発物を検知するために実施されています。プライベートジェットの場合、ハイジャックや爆発物で自分が乗る飛行機を破壊する道理もなく、さらに利用者はみなVIPで手荷物検査などを嫌う傾向にあることから、入念な荷物検査は行われないという点をついた計画だと思われます。

自宅にバンドを呼んでパーティーを開催したり、プライベートジェットの常連でなければ成し遂げられなかった「金持ち」ならではの逃亡劇。早速日本の司法や行政に批判を浴びせ、彼を擁護する世論も少なくないようですが、「保釈中の被告人を逃した」ということ自体あってはならないことです。

後に逃亡の詳細が明らかになると思いますが、決して今回のような「抜け道」を許してはなりません。そもそも世界的に導入が当たり前になっている、GPSで被告人の位置情報をリアルタイムで追跡できる「電子ブレスレット(もしくはアンクレット)」を何故日本は導入していなかったのか。

東京2020を控え、日本の警備体制はザルだという印象を持たれないためにも、今回の事件を徹底的に研究し、対策を講じなければなりません。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い 

この記事へのコメント

1. Posted by 渡辺英一   2020年01月06日 05:06
明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。


ゴーン被告の海外に逃亡してしまったのは本当にびっくりしてしまいました。
2. Posted by 林もとひと   2020年01月07日 15:46
本年も引き続きよろしくお願いします。

私の地元の成田空港でもプライベートジェットは運行していますので、今回の事件を徹底的に検証し、対策を講じる必要がありますね。

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