2021年10月21日

娘の教科書に大感動!

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先日、小学2年の娘が国語の教科書を家で音読していました。練習中なので読み間違えたり、つかえつかえだったりで、いまいち読んでいるお話の内容がつかめませんでした。そこで「パパが読んであげる」とお手本を示そうとしたのですが、その内容の素晴らしさになんと、読み聞かせをしている私がむせび泣いてしまいました(笑)

そのお話は「きつねのおきゃくさま」というもので、調べてみると創作えほんとして売られています。あまんきみこ(著)二俣英五郎(え)による作品で、アマゾンでも多くの高評価が。

きつねのおきゃくさま (創作えほん)
あまん きみこ
サンリード
1984-08-20




昨年まではようやく意味のある内容が書かれた文章を読み始めたなと思っていたら、もうこんなにストーリーのしっかりしたお話を読むようになっていたなんて、子どもの成長に驚くと同時に大人の心も揺さぶる物語に感動してしまいました。

いかにもずる賢そうなきつねが、食べてやろうと考えていたひよこを「まずは太らせてから」と世話をします。ひよこに「優しい」と生まれてはじめて言われ、ぼうっとなるきつね。その後アヒルとうさぎも加わって、きつねの心が少しずつ変わっていきます・・・。

子ども向けのお話と侮っていましたが、溢れる涙を拭きながら2度3度と読み返してしまいました。人も優しさに触れ、全幅の信頼を寄せられることで優しく強くなれる。娘がこのお話を本当に理解するにはもう少しかかりそうですが、大人になっても読み返してほしい作品です。
林幹人



motohito884 at 22:32│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 映画・本などの感想 | 意見・思い

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