2021年11月08日

エコバッグの弊害!?

※当ブログをご覧いただきありがとうございます。初めてご覧いただく方は、過去記事「ブログの取説」をまずお読みいただくと、スムーズに閲覧いただけます。

林もとひとです。前回おすすめのエコバッグを取り上げましたが、多くの反響をいただきました。私のように時々必要になる用途としては抜群のシュパットですが、日常的にスーパーで毎日のように買い物する主婦層などには、買い物かごにそのままセットできるエコバッグが便利だったり、自分専用のスーパーカゴを使う人も多いようで、使う側のニーズによってベストなエコバッグは違ってくるようですね。

その一方で負の側面も深刻化しているようです。それは「万引」です。環境保全の旗印のもと進められたレジ袋の有料化によって、エコバッグは一気に浸透していきました。しかしそれを悪用し、持参したエコバッグなどに商品を入れたまま店外に持ち出す大胆な万引が激増しているそうです。

レジ袋有料化以前に比べ、万引被害が3~4倍に増えたと訴える店も少なくないそうで、事態は深刻です。店側としてもレジコーナーだけでなく、店の出入り口付近に臨時のレジを設けるなど、商品をそのまま持ち出しにくい環境整備を進めているとのことですが、これにも限界があります。

実際にはレジ袋の有料化でどれほど地球環境が改善されたのか甚だ曖昧で、消費者のライフスタイルの変革を促す以上の意味合いはないといった批判的な意見も少なくありません。

行政としてもエコバッグなどの環境保全施策を今後も推し進めていくのなら、それによって表面化してきた今回の万引問題などにも、実効的な支援策を講じる必要があると思います。

万引抑止を目的とした防犯カメラの設置に助成をするなど、具体的な支援策も早急に詰めていかなくてはなりません。
林幹人


motohito884 at 21:00│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い | 雑学・豆知識

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
月別アーカイブ