ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室名前だけで親しみを感じてしまう著者「ひげうさぎ先生」は、長年子供の作文指導にあたってきた、小学校の先生(現在は教頭先生)。日記や作文の文章上達法として、効果をあげてきた内容を、とっても簡単に、わかりやすくまとめた「ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室」。「子供の作文か〜」と思って読むと、いやいや、大人の私にも勉強になることばかり。とても具体的で、すぐに実践できて、見違えるように文章が変わる!やさしい言葉で、子供に指導するように書かれてはいるけれど、大人でもできていないことが多い。

例文として、実際に小学生が書いた文章がたくさん登場する。風景や季節感が、実に生き生きと描写されていたり、繊細な感情を見事に表現していたり。書き出しのネタを、絶妙に本題に結び付けたり。「子供がこんな上手い文章書くんだ〜」とすっかり感心してしまう。そして、文章力もさることながら、題材(書くこと)を見つける目や、感性の鋭さ。「これを見て、そう感じるのか」。文章を書き続けることで、こういう感性まで養われていくんだろうか。

子供向けの文章教室なのに、すっかりワクワクしてしまった。そういえば、小学校の低学年の頃は、作文書くのが好きだったのに、いつの間にか嫌いになってたなあ。