おひつ2合浅型底の見える写真 曲げわっぱに詳しい方には栗久の「おひつ」は印象が違って感じるでしょう。
先代が樺細工職人でしたのでその仕上げ業を曲げわっぱに生かした仕上げ加工をしています。柾目の秋田杉のままも素敵ですが真珠みたいになって奇麗です。

曲げわっぱのおひつはカネのタガがありませんから金属が古くなって緩む事がありません。山桜の皮で止められています。昔と違い接着材がいいので緩みません。何年もお使いのお客さまの「おひつ」の中が黒くなったので再生の途中を工場で見せて頂きましたが新品と間違わないようにお客さまの名前を付けていました。

白木と塗装したものはどうでしょう。漆塗りも同様ですが、白木は余分な水分を吸収してくれる、ということ。蓋を開けたときに汗が流れない、ということです。塗装してあるとタッパーと同じように蓋を開けた時汗が流れて水滴が落ちます。
この水滴が御飯をまずいものにします。臭くもなりますよね。

 「おひつ」についての私の個人的感想ですけど、私は使い勝手が面倒なのはお荷物になります。
何故かと言うと、おひつと言えば底の隅に詰まる御飯粒の処理です。丁寧に汚れと湿気を取り終えて使わないと汚れがシミになりまた何となく匂いが残っていたものです。
内底断面図そこで、曲げわっぱの品質レベルを落とす事のないようにと、栗久オリジナル「おひつ」の内底隅にアール(丸み)に仕上げましたので【実用新案】ご飯が詰まらず処理しやすいおひつです。
これでおひつの使い勝手が格段とよくなったばかりか御飯がふっくらとして美味しくなりました。このふっくらした御飯がお好きでしたら、3合サイズをお選びでしたら浅型をお使い下さい。
 隅がカーブになっている手触りの良さと全体の滑らかさが、熱めのお湯であらって、布巾で拭いたら内側を上向きに干しておくと気化熱が着くため自然の原理で水蒸気が飛び、手間要らずで乾いてくれます。この乾きの良さが白木のおひつの日常での使い勝手に求められるのも、栗久のおひつだけです。

 値ごろなおひつを紹介する事も今後考えても居ますが、朝の忙しい時間に食べ終わったおひつを洗って夕食までに乾かすようにセットして出掛けるのにこの「おひつ」以外に可愛いおひつがあるでしょうか。
底の隅に引っ掛かった御飯粒をほじくっている内に遅れてしまいそうです。
洗った後に電子レンジで40秒チンして身とふたを共に上向きに干したら湯気が上がり早く乾きます。

価格は平成21年のものに書き直しました。
k0142 おひつ 2合価格33,600円(税込)

k0143 おひつ 3合価格37,800円(税込)

k0200 おひつ 3合浅型脚付き価格44,100円(税込)


k0201 おひつ 5合脚付き価格48,300円(税込)
3合浅型のふたと同じ大きさのふたです。人気があります。

k0190 おひつ 5合浅型価格52,500円(税込)
5合がさらに美味しくなる脚付きです。



平成19年3月22日加筆