1801なつめ菊
 町中で何人かの御夫人のお着物姿が見られました。
そう言えば、初釜の頃でしょうか。
初釜の集合写真で寒い朝に出掛けた事がありまいた。

 時折私もポットでお茶します。
写真のなつめは、秋田県稲川町の川連漆器・阿部健吉商店の「a1601 なつめ 菊」です。
伝統工芸士・大関 廣さんの沈金です。

実は、昨年家を新築した方のお祝が済んでいない事が気掛かりな母が言い出したのですがね。どうしてもお祝の品を用意してお届けしたいと、あの雪の中連れて行ってと頼まれまして同行しました。古くから秋田でお店を為さっているところです。そこは、お花の道具とお茶の道具が扱われている専門店です。

そこに、水次が並んでいました。質素ながら絵が掛れたもの陶器の中に曲げわっぱの水次が奥に置いてありました。¥84.000です。
それは、接続部分が栗久さんのと違って黒い金属か樹脂で加工されて斬新でした。

正直なところ、お茶の作法に不粋なものですから栗久さんにお伺い致しました。

「裏も表も正式なお茶会の道具は白木。わびとさびの色物は無い世界なんです。精々かの時代の物ですからあって漆黒の物とされていますよ。そして、おもてなしの究極の業ですから一回キリで使い終える事もあり、一年で新しくするのが正式な茶会の道具です。」

先日、丁度NHKで表千家の世界を再放送していましたのを見る機会があいました。
400年の受け継がれた世界でした。一期一会と言う言葉もこの世界から来ています。
そして、総てに意味があるところが、大変ですが、深い関心が持てるところですね。

水指・水次k170_171

栗久の水指・水次は天然秋田杉と山桜の皮で丹念に造られていますのでお薦めです。
k0170水指直径160×180mm
k0171水次直径155×145mm