September 12, 2013

インターンシップの目的

Q. 明確な目的意識を持たないままインターンシップに参加した場合、それが無意味なものになる可能性はあると思ってもよろしいのでしょうか?

A.もちろん未知の世界を知ることが無意味になるとは思いません。ただ、インターンシップをしても、何のキャリアアップにもならず、また人間としての成長にもつながらない、失敗としか言えないようなインターンシップで終わる方も少なからずいるのです。明確な目的を持たないと(会社や組織に所属すれば必ず遭遇するであろう)様々な障害や苦難を乗り越えることができないからです。迷いがあれば挫折し、強い目的意識があれば困難を乗り切ることができるということです。

Q. J1ビザの場合、インターンをする分野が自分の職歴、専攻などと一致していないといけない(未経験職種のインターンは受け付けない)と聞いたことがありますが本当でしょうか?

A. J-1ビザのTrainee Categoryはインターンシップを通して専門的能力を高めたい、という人に対して発給されるビザです。したがって、大学の専攻、または5年以上の職歴の有る分野でのインターンシップに対しビザが発給されるという理屈になっています。

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小出もとむ

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September 10, 2013

インターンシップに参加するためには、どの程度の英語レベルがあればいいのでしょうか。

Q. J-1ビザでインターンシップに参加するためには、どの程度の英語レベルがあればいいのでしょうか。具体的にToeicで何点以上といった基準はありますでしょうか?

A. 英語のレベルについてお話しする前に、J-1ビザ仕組みについて簡単にご説明しますと、J-1ビザによる交流プログラム(インターンシップはその一部)を管轄している国務省が、ビザスポンサー団体を認可して、その団体が参加資格を審査するという仕組みになっています。

ビザスポンサー団体は、参加の目的(過去の学歴や職歴との整合性)、生活資金、英語レベルなど参加条件が整っているかどうか確認し、参加資格証明書(DS2019)を発行します。

ということで、英語のレベルチェックがあるわけですが、国務省の考え方は「きちんとインターンシップが遂行できるレベルが必要」というだけで、具体的な基準が示されているわけではありません。

実際には各ビザスポンサー団体が独自に基準を定めていますので、厳しいところもあれば優しいところもあります。

以前は、「ホストカンパニーが受け入れる=トレーニングを受けるレベルの英語力がある」という考えで、英語のレベルチェックをしないビザスポンサーがほとんどでしたが、2年ほど前に起きたトラブルをきっかけに、ほとんどすべてのビザスポンサー団体がテストを実施するようになり、そのレベルも相当高いものが要求されました。

しかし、時間が経つにつれ、落ち着くべきところに落ち着きつつあるようです。実際には、ビザ取得のための英語レベルを議論する前に、受け入れ企業が業務上要求するレベルがありますから、米系企業に行く場合、日系企業に行く場合など、個々の状況により異なるとお考えください。

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September 06, 2013

無給のJ1ビザ(Trainee/Intern)はあるのか

Q. 私はJ1はすべて有給であると認識していたのですが、そうではなく、米系企業の場合は無給のJ1ビザでの渡航もあり得るということなのでしょうか?

そうなった場合、無給のまま12か月〜18か月のインターンを行うということになるのでしょうか?

A. J-1ビザによるインターンシップは国務省の管轄する交流訪問者規則(Exchange Visitor Program)という法律によって運用されています。

この規則によればJ-1ビザによるインターンシップは、あくまで専門的スキルの向上を目指すためのTrainingという意味合いであるため、手当を払う払わないはその参加要件ではないということになっています。

ただし、労働の対価であるSalaryやWageといった概念のものは理念に合致しないため、支払側、参加者側が労働の対価と認識している場合には、参加資格証(DS2019)は発行されません。

Stipend(実費補填的手当)を支払うか否かは、あくまで受け入れ企業の判断です。

企業とすれば企業業績に貢献があると思えば支払いますし、メリットが無いと判断すれば「無給ならボランティアで受け入れよう」という判断です。

ほとんどのアメリカ企業は、海外からくる外国人インターン(日本人はJ-1参加者の4%〜5%程度)には(communicationの問題もあって)あまり期待をしていないということでしょうね。。

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June 23, 2012

最新のJ-1事情

この春のことですが、J-1ビザに関し大きな変化がありました。

といいますのは、昨年8月にJ-1ビザのWork and TravelというCategoryにおいて、ペンシルバニアのチョコレート工場で学生百数十人に対する手当不払いという事件が起き、これがマスコミに取り上げられ、大問題となりました。

http://www.epi.org/publication/hershey_co-_strike_highlights_abuses_in_the_j-1_program/
http://www.epi.org/publication/state-department-kicks-abusive-labor-recruiter/

その結果、米国国務省の中のOffice Inspector Generalという査察部門から、J-1ビザが不法に運営され、悪徳業者と悪徳ビザスポンサー団体により、Exchange Visitor Programの理念が侵されている、という報告書が2月末に提出されました。

それにより、毎年国務省から各DS団体に割り当てられるDS書類の新規発行枠がストップしており、Trainee Categoryにおいては、現在各DS団体は昨年割り当てられた枠の残りでかろうじてDS書類の発行を続けているものの、Intern Categoryにおいてはほぼストップしています。

このような状況の中、国務省の各ビザスポンサー団体に対する締め付けが厳しくなり、Exchange Visitor Program規則の厳格な適用がなされるようになりました。

ビザスポンサー団体は、Regulationに完全に合致する申請以外は申請を受けていない模様です。

これは申請者の方ばかりでなく、インターンを受け入れるホストカンパニーの方の要件も厳格に審査されますので、そちらで落とされる可能性もあります。

今すぐインターンシップに参加しようとする方にとっては、タイミングがやや悪い時期に当たってしまったと言わざるを得ないのですが、ビザスポンサー団体の要求するRequirementを完全に満たせば手続きは進みますので、十分な情報を集めてプランを煮詰めて行く必要があります。

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March 11, 2012

英文科、〇〇語学科を専攻された方の参加資格

J-1ビザによるインターンシップ(Trainee/Intern)は、専門的(職務)能力の向上を目指す世界中の若者に対し、アメリカでOn the Job Training (OJTすなわちインターンシップ)に参加する機会を与えるという理念の下に運営されています。

したがって、日本人にはなじみの薄い専門性ということがビザ発給に大きく関係しています。

特に問題となるのは、文学部英文科、外国語学部〇〇語学科といった専門分野を専攻されている方の参加資格という点です。

アメリカには、英文科、すなわち英語という職業的専門分野の概念がない、また他の外国語についても、特に職業的分類においてそのような概念を持たないため、インターンシップにおける職務内容が制限されるといったことが起きるわけです。

以下は、私どものパートナーであるビザスポンサー団体の示しているガイドラインです。

英文科、〇〇語学科を専攻された(現在されている)方は、是非ご一読ください。

Applicants with English language major backgrounds can match with Fields of training (FoT) similar or related to:

− FoT realted to English Language Training (not as a teacher/instructor), Any FoT within education administration
− FoT: American Business Culture and Communications (only for the intern category; TIPP (Training/Internship Placement Plan) should be entry level and could include activities related to Business Administration / Customer Relations / communications / PR / Mass Media / Marketing / HR / translation and interpretation)

Other notes:
− Travel agency and tourism marketing related when the specific language is to be used.

Applicants with language major backgrounds (other than English language major backgrounds) can match with Fields of training (FoT) similar or related to:

− FoT related to Language Training , in the specific chosen language major (not as a teacher/instructor)
− FoT: Education administration (related to the specific chosen language major)
− FoT: International Business Culture and Communications (only for the intern category; TIPP (Training/Internship Placement Plan) should be entry level and could include activities related to Int’l Relations / Int’l Business / Int’l trade / Int’l commerce / Int’l communications / Int’l PR / Int’l Mass Media / translation and interpretation).

Other notes:
− Majority of daily participation must be conducted in English (big portion can be in the specific language major).
− Other FoTs can be considered if the applicant’s syllabus has a strong emphasis on a specific area other than the language major.

− Travel agency and tourism marketing related when the specific language is to be used.

For a Trainee applicant with a language major, the 1 year of work experience should be related to one of the FoTs indicated above, according to the specific language.

If you have any FoT in mind different from the ones listed above, please check with us prior to proceeding with an application just to make sure we would accept the application.


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February 23, 2012

英語力アップのためのワンポイントアドバイス

弊社Career Planning Advisor のStone美由紀(ワシントンDC在住)から、ICLSで英語研修に入られた方への「英語力アップのためのワンポイントアドバイス」です。

これからインターンシップを目指す方にも参考になると思いますのでご紹介します。

美由紀さんは、女性(二児の母親です)ならではの現地生活に溶け込むためのきめ細かいアドバイスはもちろん、ボランティア活動や地域コミュニティーの紹介や参加の手助け、アメリカ人との付き合い方(異文化への対応)など、プログラム参加者への丁寧なサポートをしています。

英語には、読む・書く・聞く・話す、の4つのポイントがありますが、日本人は読み書きは優れていますが、聞く・話す、の部分は苦手ですよね。

まず聞く力を鍛えるには、NPR (National Public Radio) というラジオ番組(FM88.5)がお奨めです。

日本では、インターネットで聞くことができます。(http://www.npr.org/)

これは、日本でいうNHKのような公共放送で、社会的なトピックが毎日取り上げられているので、内容的にも面白いです。

NPRは標準語ですので、正しいアメリカ英語を学びたいなら、これがお勧めです。

ただ、速度はとても早いので(アメリカ人にとっては普通の速さですが)、最初はまったく聞き取れないかもしれません。

でも、少しづつ耳を慣らしてみてください。

毎週土曜の夜11時からやっているSaturday Night Live はお笑いの長寿番組ですが、政治家をおちょくったり、現実のニュースをパロディにしたりしているので、アメリカ社会を理解するための勉強といった意味でとても良いと思います。

日本とアメリカの笑いのツボが違うことがよくわかります。

また、TV番組では、ドラマを見ると良い会話の勉強になると思います。

最近で面白そうなドラマがあるかどうか、私も調べてみます。

他にも英語力向上になりそうなことがありましたら、メールしますね。


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January 08, 2012

インターンシップで成功する資質

現在インターンシップ中の方にこのような方がおられます。

本当に「やりたい事があったら口にだす」

そして「動く!前に進む」という事の大切さを感じます。

だいぶ前に小出さんにお話ししましたが、日本人でマイクロファイナンスという貧困層向けの金融システムを立ち上げた枋迫篤昌さん(とちさこ・あつまさ=元東京三菱銀行ワシントン事務所長)の会社がワシントンDCにあって、そこでインターンしたいとも考えていました。

が、今回の渡米では計画を変えて語学留学だけにしました。

それでも、枋迫さんにだけは会いたくて、ICLSで英語を勉強している時にアポなしで突撃訪問しました。

なかなか勇気がでず、突撃したのは1カ月を過ぎた頃でした。

幸運にも会う事ができ、さらには枋迫さんは1時間以上時間を割いてお話しをしてくださいました。

多くの貴重な言葉を聞き、それだけでもアメリカに来た甲斐があったのですが、その話しをアメリカ人にすると思いのほか受けがいいのです。

マイクロファイナンスはアメリカではとても有名な会社なんです。

私の勇気と彼の寛大な態度、両方にアメリカ人は大喜びです。

この事が今のインターンシップの話しにつながったのかもしれません。

今同居しているフランス人に、自己紹介がてらレジュメとエッセイを見せた所、音楽専門テレビのMTVに知り合いがいるからレジュメ送ってあげる、と。。。

何がどう広がるかわからない、何も起こらないかもしれませんが明日はまた何か起こるかもしれない、おもしろい日々を送る事ができています。

【枋迫篤昌】http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/414


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December 31, 2011

現地で就職を勝ち取った方からのメールをご紹介します

大変ご無沙汰しております。

先般ICLSで英語の授業を受講し、その後バージニアのAB社でインターンシップをさせて頂いたXXXXです。

近況をご報告させて頂きたくメールを差し上げました。

インターンシップ終了前に転職活動を開始し、先日日本の大手広告会社CD社の国際情報サービス部門、米国オフィス(NY)の正社員採用を勝ち取ることができました。

ビザは、ホストカンパニーのトランスファーという形でAB社からCD社にJ-1ビザを継続し、その間に就労ビザ(H1-B)を申請、取得することができました。

給料は日本で働いていた時とほぼ同等か若干少ないくらいのところからのスタートとなりました。

金融業界のお客様へのシステムインテグレーション経験がないこと、本格的な米人とのビジネスの場で求められる英語力を考慮してのことでしたが、米国で多国籍な環境で長期に渡って十分な収入を得ながら働けることを考えれば非常に良い条件で転職を勝ち取ることができたと思っています。

NYエリアということで金融業界の仕事は多く、日系大手銀行をお客様としたプロジェクトに配属されましたが、相手からの期待と要求は高く、Survival、Tough、Competitiveというのが正直な感想です。

常に多国籍・多様な企業からの参画者の中で、自分個人としてお客様に満足して頂けるパフォーマンスを出せなければ生き残っていけない厳しさも感じています。

そのようなプレッシャーとストレスの高い状況もあったり、生活スタイルの変化もあって、二度ほど体調を崩してしまうことがありましたが、今ではすっかり慣れました。

お客様にも技術的な重要な部分を担っている必要な存在だ、Good job だと言って頂いています。

現在の職場は、英語力はもちろん、プロジェクトマネジメントスキル、多国籍な環境下で柔軟に仕事を進めていくスキル等も含めてスキルアップには申し分ない環境です。

NYで今担当している3〜5年かかる大規模プロジェクトを経験し乗り越えることができれば、間違いなく世界のどこでも通用する実力が身に付くと確信しています。

自分の夢に向かって今このようなところまで来れたのも、小出さんにインターンシップへの道を提案して頂き、多大なサポートを頂いたお陰と大変に感謝しております。

さらに実力を付けて世界を舞台に活躍するITコンサルタントへと成長してゆく所存ですので今後ともご指導お願いいたします。

自分の経験が海外へ飛び出そうとして一歩踏み出せない方の励みになれば幸いです。


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October 19, 2011

インターンシップに参加したいが不安です(問い合わせ)

Q1. インターンシップに参加したいのですが、英語に自信がありません。
Q2. ホームシックや孤独感や不安感に襲われると聞きましたが。
Q3. これを乗り越える方法はありますか。

A1. 言葉の通じないというのは、普通旅行などではなかなか楽しいもので、「通じないのを楽しむ」という部分があるものですが、職場ではそうはいきません。

ご想像のとおり、孤立したり、ついて行けなかったり、辛いことも実際あると思います。

このような状況は要するにコミュニケーションスキルが低い、すなわち英語のレベルが低いということが原因です。

私どものご案内しているIEBTプログラムは、ICLSという由緒ある語学スクールが、そのようなことを想定して、語学研修+インターンシップというプログラムを作成したもので、如何にスムーズにインターンシップに入るか、を目的にプログラムが組まれています。

ですから、きちんと英語のレベルチェックをし、きちんと一定レベルまで英語研修をし、それからインターンシップに進むわけです。

インターンシップに入る時点では、既に数カ月間英語の勉強をし、アメリカでの生活を経験していますから、文化葛藤、いわゆるカルチャーショックという部分は乗り越えています。

また、英語レベルも相当進んで、英語環境に慣れてきますから、言葉の問題もかなり解消に近い段階になってきます。

ここまで事前準備をしておけば、スキーのジャンプと一緒で、恐怖を乗り越えさえすれば成功する、ということだと思います。


A2. これは異文化不適応と言って、大小強弱は有りますが、100人いれば100人がこれを感じます。

私はサラリーマン時代に海外へ社員や家族を送りだす仕事をしていたことがありまして、まさしくこれが最大の業務の課題でした。

社員やその家族を海外に赴任させる場合、どんなに語学ができて、外向的な性格で、体力がある人でも1〜2週間はバイオリズムが落ちて落ち込みます。

時には風邪をひいたり、腹痛で会社を休んだりということが起きます。

日本での引っ越し・送別会、長時間・長距離の移動、現地で歓迎会、新しい生活環境と新しい職場・仕事などなど。

心理学では「心身相関の原則」というものがあって、体力が落ちれば気力が落ちる、気力が落ちれば体力が落ちる、もちろんその反対もあるのですが、体と心にはそういった関係があります。

この異文化不適応は、短い人で1〜2週間、普通1〜2カ月ですが、長い人は3〜4か月に及ぶこともあります。

赴任後6カ月経ってこの状態の続く人は帰国させました。

帰国すればこの症状は即もとに戻ります。

これが異文化不適応のメカニズムです。


A3. これを乗り越えるためのコツが二つあります。

一つはこの心理的メカニズムを良く理解して、最初張り切りすぎないことです。

最初はノロノロスタートで、調子がでるまで、チンタラやる(気持の持ち方)のが良いのです。

もう一点重要なのは、なぜインターンシップに参加するのか、という目的を自分の中で明確に確立し、くじけそうになったら常にそれを思い出し、自分を勇気づけ、何としてでもゴールまでたどり着くんだという強い気持ちを持つことです。

この苦しみを乗り越えて、成功体験すると、(マラソンの有森さんのように自分をほめてあげたいになる)自分を尊敬できるようになります。それを自尊心と言います。

私どもでは、お申込時にはEssay(Motivation letter)を提出していただきますが、これがインターンシップ成功の第一歩ということになるのです。

志望動機、本当の自分の気持ち、なぜインターンシップに行くのかを、しっかり見つめ直し目標設定することが成功のカギとなるのです。。

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February 28, 2011

英語が全くダメな場合、アメリカでインターンシップができますか?

英語レベルを説明する前に、先ずExchange Visitor Program(EVP)によるJ-1プログラムの理念、仕組みについて、説明しておきましょう。

Visaに関する知識を会得しておくことは、国際舞台で活動しようとする方にとっては、最低限の必要条件だと思いますので、その意味でも多少の参考になればと思います。


先ず、EVPの理念は以下をご参照ください。国務省の管轄するいわゆる民間外交を目指した文化交流プログラムです。

The United States Department of State Exchange Visitor Program (EVP) was created to foster mutual understanding between the people of the U.S. and other countries. The J-1 Exchange Visitor Program is specifically created for foreign nationals participating in educational and cultural exchange activities under the Mutual Educational and Cultural Exchange (Fulbright-Hays) Act of 1961, as amended. The EVP provides foreign nationals the opportunity to participate in exchange programs in the U.S. and then return home to share their experiences.

国務省はこのプログラムを展開するのに、(実務が膨大すぎるので)Visa Sponsor Organizationというものを認可して、そこに実際の展開をさせるという仕組みになっています。

認可するには当然EVPの理念に沿って展開してもらう訳ですから、認可されたVisa Sponsor OrganizationがDS2019(J-1プログラムへの参加資格承認書)を発行するためには、申請者を審査してEVPに定められた条件をクリアしているかどうかを確認しなければなりません。

そのいくつかの条件の中に、アメリカの職場で有意義なインターンシップをしてゆくためのものとして、英語のレベルがあります。(英語でOJTを受けられるレベル)

Visa Sponsor Organizationが、申請者の英語力をチェックして、OKと認定しない限り、参加を認めることはできないという理屈になっています。

更に理解を進めるために、実際のアメリカのインターンシップのマーケット(理念と実態の乖離)がどうなっているかを少しご説明しましょう。

大きく分けて全く異なる二つの入り口があります。

一つは国務省の理念に沿った純粋なアメリカの職場でのインターンシップ。

もうひとつは、日系企業でのインターンシップです。

日系企業と言ってもアメリカで設立された企業ですから、EVP上は何の違いもありません。

要求される英語レベルについても、理論的には何の違いもありません。

ところが、日系企業の場合、日本人インターンを受け入れるのは「安い労働力がほしい」というのが本音で、日本人上司、日本人顧客といった日本語環境の職場でインターンシップをするということになりがちなのが実情です。

(これに関しては国務省も、違法就労ではないが、グレーだという認識は持っているようです。)

特に日本人相手のビジネスに於いては、ホストカンパニーにとって、それほど英語力は重要でなく(時にはほとんどなくても)、短期日本人労働者を雇ったといった感覚なのです。

もちろん募集にあたっては、EVPの規則に沿って、英語環境50%だとか80%だとか言って募集をかけるわけですが、このビジネスモデルでは、時に英語テストが行われなかったり、形式的にテストは行うが甘い判断をしてくれるVisa Sponsor Organizationを使うといったことになります。

(これについて国務省はしばしば査察を行い、悪質なVisa Sponsor Organizationの認可が取り消されることがあります。)

結論としては、米系企業を目指す場合には、事前に十分な英語研修を受けることが重要です。

一方、日系企業を目指す場合には、仮にビザが発給されたとしても、現地へ入ったら出来るだけ英語のレベルを上げ、現地の人達と交流する、という意識を持って生活することが重要だと考えます。

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February 24, 2011

日本人の対人スキルについて


ビザスポンサー団体の担当者は、仕事柄日本人をはじめとする世界中からアメリカにやってくる人を観察しています。

彼らの指摘する日本人に必要な対人スキルをは以下の如くです。

Initiative:

自主的、Self-starter、率先といった態度がほしいということです。

内気な人は、インターンシップはなかなか大変です。

どんな場面でも、どんなところでも、どんな人に対してでも、図太く、積極的に飛び込んでゆく姿勢、ということでしょうか。

Flexible:

世の中の変化は大変早く、事情はどんどん変わります。

特に平均勤続年数が2年というアメリカの職場では、人も変わるしやり方も変わる、なかなか日本人には受け入れ難いものがあります。

約束を守れない状況ができた時、物事がうまく運ばないときなど、いい訳にうまくこれを使われてしまうということもよくあります。

Diplomatic:

右手で握手、左手に刃物、という折衝スキルです。

アメリカの外交を見ていると、大変良く分かりますが、ビジネスの場面のみならず、通常の人間関係の中でも、このようなスキルが必要だと言っています。

怒りを人に見せるというのは最低。

笑顔で脅したり梳かしたりしながら、自分の思うところに話を持って行く、日本人にはなかなか難しいですよね。(日本人でこのスキルを持ち合わせているのは政治家?最近の政治家はこれもないか。)


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February 20, 2011

無給インターンシップは、雑用しかできない?

Q.ある無給インターンシップ経験者にきいたのですが、100%英語の環境で働けたが、無給であるがゆえに仕事があまり与えられず、業務の勉強ができなかった。与えられる業務は雑用のようなものだったとのことでした。このような事例は実際あるのでしょうか。

A.お問い合わせのような事例は実際存在すると思います。

「無給であるがゆえに仕事があまり与えられず」というフレーズをどのように受けとめられましたか?

お勤めの経験のおありの方は、容易に想像できるとおもいますが、「インターンには給料を払っていないので、難しい仕事はさせられない。やらせれば出来るが、雑用だけをやらせておこう」という発想を企業がしますか?

そもそも、そのような会社がなぜインターンを受け入れたのでしょうか?

J-1ビザの元となっている国務省のExchange Visitor Program規則では、そもそもこのプログラムは参加者の専門的スキルを磨くためのプログラムであると位置づけています。

ご心配になっているようなデータエントリーやコピー焼き、ファイリングなど雑用、単純作業は、全業務の20%を超えてはならない、という決まりになっています。

また、専門的なスキルを磨いてキャリアアップにつながらないような職種(資料必要な方はホームページからお問い合わせください)については、ビザを出すことが禁止されています。

次の理由として、参加者の英語のレベルの問題があります。

実際職場に入りますと、英語レベル以上の仕事をすることは不可能です。

要するに中学生レベルの英語力しかなければ、中学生レベルの仕事しかこなせないのです。

もしあなたの職場で、部下に日本語が全く話せない(一、二、三も言えない)外国人が付いたとしましょう。

そしてその人に一日遊ばせないで仕事をやらせようとしたら、先ず何をやらせますか?

私はその経験があって、身ぶり手ぶりでコピー焼きを教えました。

最後の理由として、アメリカにはチャレンジしようとする人を支えるというか支援してやろうという文化があります。

是非この仕事をやりたい、あの仕事も経験してみたい、と積極的にこちらから攻めていけば、「よし、挑戦してみな」ということになる国です。

ところが、このインターンシップのプログラムは、業者に相当高額な料金を払うからか、その辺を隠してセールスするからか分かりませんが、参加者側からみると全てレールが引かれていて、ただ現地に行けばきちんとトレーニングが行われるといった期待と誤解があるのだと思います。

一旦インターンシップに入れば、業者からは何のサービスも有りません。

全てが自分の責任であり、インターンシップの成否は、如何に自分からイニシアチブをとって行動するかにかかっている、ということを理解しておけばこの問題は解決するのではないでしょうか。

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September 21, 2010

インターンを受け入れる側からの質問です。(その3)

Q.
従業員数人の小さな会社なのですが、それでも受け入れは可能ですか。

A.
Exchange Visitor Program(EVP)の規定によれば、ビザスポンサー団体には、

はじめてインターンをサポートするホストカンパニーで、年$3,000,000未満または従業員25人以下の企業について、

「Exchange Visitor Programが期待しているOn the Job Trainingを本当に実施できる職場かどうか」を確認するため、

候補となったホストカンパニーを審査確認するよう義務付けられています。

この査察の目的は、受入企業が個々のT/IPPsにもとづいた計画され指導される経験を提供できる、能力や財源があることを確認するため、また受入企業が、このパートに従い、彼らの義務理解している事を確認する為です。

査察にあたって、ビザスポンサー団体にそれなりのコストが発生する場合がありますが、通常この費用はプログラム参加者の方から徴収するのが、一般的となっています。

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September 20, 2010

インターンを受け入れる側からの質問です。(その2)

Q.
受け入れ企業となるためには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

A.
Exchange Visitor Program(EVP)では、ひとえに民間外交、文化交流を理念として、ボランティアでインターンを受け入れてもらうことになっています。

したがって、受け入れ企業となるためのfeeというものはありません。

50%以上の英語環境、20%以内のClerical work、週35-40時間のOJT、トレーニングプランに基づくOJTの実施など、ホストカンパニーとしてトレーニングのための環境を整えていただく義務が発生します。

(これについては、EVPに基づいて受け入れてもらうためにビザスポンサー団体との間で契約を結んで頂くようになります。

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September 18, 2010

インターンを受け入れる側からの質問です。(その1)

Q.
オハイオでエステサロンを経営しております。

日本からインターン生を受け入れたいのですが可能でしょうか?

受け入れ企業になるための詳細をお知らせいただけますでしょうか?

A.
ホストカンパニーとしてJ-1ビザによるインターンを受け入れる場合、国務省認可のビザスポンサー団体による審査がございます。

プログラムの概略、ホストカンパニーのRegulation上の位置づけ、提出書類などについては、ビザスポンサー団体の方から書類が送付され、作成方法等について案内があります。

私どもの提携しているビザスポンサー団体が国務省から認可されているTraining Categoryは以下の通りとなっております。

? Arts and Culture
? Information Media and Communications
? Education, Social Sciences, Library Science
? Counseling and Social Services
? Management, Business, Commerce and Finance
? Health Administration
? The Sciences, Engineering, Architecture, Mathematics
? Industrial Occupations
? Public Administration and Law
? Hotel/Hospitality Management and Tourism

J-1プログラムはExchange Visitor Program(EVP)の下で運営されるわけですが、このRegulationでは、Physical contactを含むOJTは許可されておりません。

ただし、下記項目の 「Management, Business, Commerce and Finance」に当てはまる、すなわち経営やマネージメント、マーケティングやアドミといったことであれば問題はありません。

エステサロンの場合には、具体的にインターンが職場でどのようなトレーニング(OJT)を受けるのか、それが上記のどの項目に合致するのか、ということがビザ発給のポイントとなります。

その他、添付資料の中にもございますが、以下の書類の提出も必要となりますのでご留意ください。

a. Dun & Bradstreet identification number (unless organization is an academic institution or government organization);
b. Employer Identification Number (EIN) used for tax purposes;
c. Verification of Workman’s Compensation Insurance Policy; and
d. Verification of telephone number, address, and professional activities via advertising, brochures, website URL, and/or feedback from prior participants.

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September 05, 2010

TSさんからの帰国報告をご紹介します。

 このたび8月末でプログラムを終え、9月10日に帰国することになりました。

 インターンシップは非常に実りの大きいものとなり、本当にいろんなことを勉強させていただきました。

 がん予防に関する団体でしたので、がん予防、治療に関する知識はもちろんのこと、英語での書類・手紙作成、学会への参加などどれひとつとっても、日本では経験できないことばかりでした。

 英語力も上達し、先日受けたTOEICは900点でした。

 このインターンシップで、今後のキャリアアップのために十分生かせるスキルを身につけたと思います。

 小出さんのお力添えがなければ、このようなすばらしい経験はできませんでした。心より感謝しております。

 帰国後は、以前働いていた業界で仕事を探す予定です。

 すでに何社かインターネットで応募しており、帰国後に面接の予定です。

 インターンシップの経験を大いに生かせるようにしたいです。

 最初のカウンセリングから途中のサポートまで、本当にいろいろお世話になりましてありがとうございました。

帰国後に東京に行くことがありましたら、ぜひご挨拶にお伺いさせていただきます。

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August 21, 2010

J-1ビザとプログラム期間について

J-1ビザを取得するためには、アメリカ大使館にビザ申請をしなければなりません。

申請に必要な書類はいくつかありますが、その際以下の二つの書類が最重要書類となります。

(1)DS2019:J-1プログラムへの参加資格のあることを証明する書類でビザスポンサーが発行)

DS2019には、インターンシップの開始日と終了日が明記されます。

(2)DS7002(トレーニングプラン):申請者、ホストカンパニー、ビザスポンサーの三者でサインしたもの。

通常以下の如くトレーニング期間を3〜のPhaseに分けて作成します。

1.オリエンテーション:スタッフ紹介、会社紹介・規則説明

2.会社事業の理解:部門紹介、アドミ・顧客サービス・製造部門体験など

3.業務内容の理解:担当部門にて、業務全体の流れを理解

4.業務の実践: 実務によるOJT

また、トレーニングプランには、各Phaseごとに開始日、終了日が記載されます。

要するに、トレーニングの内容について、ビザスポンサー団体、ホストカンパニー、プログラム参加者の三者間で、このレベルまで詰めておかないとJ-1ビザは下りないということになります。

ビザが下りた場合には、その書類に記載されているプログラム開始日の前後30日以内にアメリカに入国しなければならない決まりになっています。

また、プログラム終了後にはGrace Periodという旅行や観光をするための猶予期間(1カ月間)が与えられます。この期間はインターンシップを継続したり、語学スクールに通ったりすることはできません。

Grace Period
Upon successful completion of the program, Trainee/Interns will have an additional 30 days to prepare for their departure from the U.S, called “Grace Period.” Please note a Trainee/Intern is not permitted to work or study during the grace period.
You must leave the country within that period. Failure to leave the country within the 30 days grace period will jeopardize your return to the United States on any US visa in the future.
Please note: If a Trainee/Intern chooses to terminate his or her program early (Early
Termination) or if the Trainee/Intern’s program is terminated by Visa sponsor, he or she will not be eligible for the 30-day grace period. He or she must leave the U.S. immediately and return the DS 2019 Form his/her copy to Visa sponsor within five (5) business days.

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May 08, 2010

職場での服装

Q.アメリカのインターンシップとかは働くときの服装はスーツですか?それともそれっぽい私服でいいんですか?


A.職場での服装ですが、企業カルチャーによります。


もちろんいろいろな会社がありますから一概には言えませんが、インターンの場合GパンにTシャツ、スニーカーなどラフな私服でよいところが多いと思います。

AOLなどは大きな会社ですがGパンです。

だいたいそういうのが好きな国民性でしょ。

ただし、フォーマルな場面にぶつかることもありますから、スーツ1着は持って行った方が良いと思いますよ。

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April 11, 2010

MKさんからの近況報告 その2

1月7日付の「MKさんからの近況報告」に続くインターンシップ体験談です。

インターンシップの実態がよくわかりますので、インターンシップを検討されている方は大変参考になると思います。

初めてのインターン先、BE Community Foundationでのトレーニングプランが10月に終わって、Washington Performing Arts Society(WPAS)のインターンが決まるまで丸3ヶ月かかりました。

イライラする事もありましたがインターンが始まってからあっという間の11ヶ月でした。

-9月下旬 :WPASにレジメを送る

-11月上旬 :1回目の面接

-11月下旬: 2回目の面接(Education部のディレクターと)

*この時点で受け入れは決まり、人事との受け入れの準備に数週間かかるということで終わった。

-2月上旬:インターンシップ開始

11月末からはサンクスギビングやクリスマスなどホリデーシーズンという事や、ICLSとWPASでトレーニングプランの合意を結ぶまでの時間が、私の想像以上に時間がかかりました。

日本で仕事していた時の経験からは、求人があり、応募→書類選考→面接→入社までの流れの中で、書類選考で落ちた応募者に対しても会社から必ず連絡がありました。

大学時代の就職活動、その後の転職活動をしていた際も、書類選考で落ちた場合必ず連絡がありました。

今回の場合「面接後に数週間後に連絡をします」と言われてから、3週間以上もたって、駄目なら駄目で連絡はないものなのか、こっちから連絡を取った後に、あんまりしつこく連絡する印象が悪くなるのではないかと、待ちぼうけ毎日でした。

何としてでも、ここでのインターンの機会を逃したくないという強い思いもあり、フラストレーションが溜まりましたが、これも今となればいい経験になったと思います。

WPASは1965年にパトリック・ヘイズによって設立された、歴史の古いNPOの芸術機関で下記3つのミッションを掲げています。

(1) Bring the world's greatest performers to venues throughout the city,
(2) Sponsor enriching educational projects for schoolchildren,
(3) Foster and develop innovative art forms and emerging artists.

今となっては、数多くの芸術機関がアメリカ全土に広まっているが、WPASの特徴はアートプレセンターという立場でコンサート会場などは所有せず、コンサートホール(J.F.Kennedy Center, Smithsonian, Warner Theater)や公共機関(大使館、学校)とパートナーシップを結び年間多数のコンサート、教育事業を行っています。

NPO団体というと"税金が免除される"というのが最低限、私の知識としてありましたが、こちらに来て、"501(c)"という言葉を多く聞くようになりました。

※"501(c)"とは・・・簡単に言うと"501(c)"="Non Profit Organization"を指します。アメリカでNPOに認定されるためには、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS:Internal Revenue Services, 日本で国税庁にあたる政府機関)から501(c)の認定を受ける必要があり、団体の活動内容、分野などによって26のタイプに別れます。

WPASは"501(c)(3)"の団体で会社として減免措置を受けるだけではなく、WPASへ寄付をする個人(メンバー)や会社組織も寄付金が税控除の対象となることで多くの資金を集めています。

その中でも個人から資金集めとして毎年おこなっている、Gala(ガラ)コンサートはとても興味深いものでした。

このコンサートは、年間を通して最も大きいイベントでこの日一日で数千万の寄付金を集めています。

私の所属していたEducation(教育)部も、オークションの一環として、参加者に対して中心となるプログラムを簡単に説明し、

「それではまず、"Feder Strings Competition"に"$100寄付する人"、"$500寄付する人"、"$1000寄付する人"」などとアナウンスし、挙手した参加者の金額を予算に組み込んでゆく、というようなことが行われました。

これも、501の団体へ寄付金が税控除の対象になることが理由の1つにあると思われます。

これで、経済不況が懸念されるなか、WPASのGala 2009では去年以上の資金を集める事に成功しました。

日常の一般的な業務としては、ストリングコンペティション、サマーキャンプの宣伝、データ管理、参加者からの質問に対してメール/電話での対応などがあります。

その他、会場の視察、写真撮影、サマーキャンプ当日のアシスタント業務等、オフィス外での仕事も多くありました。

この間の自分の業務内容について、英語の履歴書では以下のようにまとめました。
-------------------------------------------------------------------------------------
02/09 ? Present Washington Performing Arts Society - Washington DC, USA
Education Intern
? Provide program administration and support for various youth/adult community programs, keeping in line with department budget
? Create and maintain database and other online applications/documents for summer camp participants, string competition contestants, and audition candidates
? Facilitate project registration process for summer camp programs
? Onsite production assistance for young artists, faculty and other partners at education events
? Utilize desktop publishing software to create award certificates, flyers and other documents
? Assist in administration and communication with membership, partners, participants, parents and other constituents (in person, phone/ hotline, email and other correspondence for the WPAS gospel choir program)
? Invoicing; process payments and other fees through Tessitura processing systems
? Monitor and update website material for department in communication with web manager and staff
? Review and analyze summer camp participation and create statistic information for yearly report to sponsors and grantors
? Create and oversee social networking site presence for various projects (Facebook, Twitter)
? Web Research for various subjects and projects

07/08 ? 01/09
BE Community Foundation - Washington DC, USA
Intern
? Designed and formatted publications and periodic newsletter
? Maintained website
? Video and Photo documentation
? Created multi-media video highlighting the success of program
-------------------------------------------------------------------------------------

ワシントンDCの印象はすこし政府機関などが多いのもあり堅いイメージがありますが、各国の大使、政府機関や弁護士など幅広い分野の人との出会いがあり、音楽関連だけでなく多くのコネクションができました。

今回のインターンシップの体験からは、教育的プログラムのプロダクションだけでなく、アメリカに置けるNPOの仕組みについて多く学びました。

今後はこっちで知り合った、ジャズ好きの仲間達と共に資金を集め、ユース向けのジャズのコンペティションの企画などの実現を目標に準備をすすめて行きたいと考えています。

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小出もとむ

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February 11, 2010

スミソニアン博物館でインターンシップ

Aさんは、6カ月間の英語研修の後、インターンシップに入られました。

いよいよインターンシップ開始ということで、現地からレポートを頂きましたので、ここにご紹介します。


最初は私の癖で、初めての環境に本当にビクビクしていました。

完全に受け身になっていて、英語もどもっていました。

私は、Smithsonian Center for Education and Museum Studyというところでインターンをしています。

スミソニアンは、たくさんの博物館を持つ政府機関の一つで、たくさんの部署があります。

初日はセキュリティーカードを作るなどの諸作業をしました。

火曜は、とにかく何をしていたのか忘れる程暇でした。

水曜は、雪の予報が流れていたので、上司も休んでいて、私も暇でした。

そこで、その日はスミソニアンではどんなことをしているのかインターネットで見て、スミソニアンについて勉強をしました。

そして、昨日はランチ・ミーティングがありました。

事前に何も言われていなかったので驚きました。

ランチ・ミーティングはお昼(サンドイッチやドリンクやお菓子)が振る舞われ、食べながらのミーティングでした。

テーマは博物館と教育です。

退官した大学の教授が、私のいる部署に一時的に席を置き、この部署をサポートしているのですが、彼がアメリカの博物館教育の歴史をレクチャーしました。

私はアメリカのそれを知らなかったので、とても刺激になりました。

博物館教育がどうとらえられ、定義されてきたのか等です。

レクチャーのあと、みんなでそのテーマについて話し合いました。

その時点ですでにすごいと思っていたのですが、日本ではすでにそれは簡単に定義つけられていて、今更というように、そういうテーマはあまり議論されていないように思います。

でもここでは、真剣に、「博物館とは何か」「図書館と博物館との違いは何か」「今後に向けてわれわれは何をするべきなのか」を話し合っていました。

これまで日本でずっと考えてきて、その答えが見つからないでいた私は、ここでやっと「答えなどないんだ」ということが分かりました。

社会が変われば定義もそのつど変わるでしょうし、それを考え議論しながら同時に出来ることを最大限アウトプットしてるんだと感じました。

私は、これからみんながどう考え、動いているのかをじっくり観察しようと思います。

私はそんなこんなで少し興奮して、元気になりました。

そうすると、英語も以前のレベルで話せるようになり、同じトレーニングルーム(私のいる部署はたくさんのインターンを受け入れているので、専用の部屋があるんです)の人とも前より気軽にコミュニケーションがとれるようになりました。

私の仕事自体は、今のところほとんどありません。

でも、スミソニアンは利益を上げるところではないので、また、スミソニアンは本当に多くの海外からのインターンを受け入れているので、部署側が要領を得ていて、最初はこんなものらしいとのことです。

がっつり仕事をさせていくより、たくさんのものを見せて、考えさせようという狙いなのだと、上司にも言われました。

私もトレーニングルームで時間が余ったときは、ホームページを見ています。

サイトも本当に充実していて、それをみるだけでもこの部署の役割や活動が分かるからです。

また、インターンといえど、スタッフの一員なので、スミソニアンのスタッフ専用の図書館が利用できるので、さっそく手続きをして利用しようと思います。

日本の博物館学はどちらかと言うと行き詰っているような状況なので、こちらの本を読んで、本からもアメリカの博物館学の動向や考え方を知ろうと思っています。

とにかくDCは私の関心の的である博物館の宝庫なので、好奇心が尽きません。

沢山のイベントなどに積極的に参加しようと思っています。

さて、インターンは前半の語学留学と比べると、誰かと遊ぶ機会が極端にすくなくなるような気がします。

ICLSに通っているときは、友達もワシントンDCは初めてなわけで、みんな好奇心の塊で、一緒にいろんな所に遊びに行っていました。

今は現地のアメリカ人でほとんどで、幸い語学時代に作った友達がこの辺にいるので、彼らとまた遊ぼうと思っています。

また、そのつながりで今度日本語を学んでいるアメリカ人とラングリッジ・エクスチェンジ(会う時間の半分を英語を教えてもらい、残りの半分で日本語をおしえるというもの)をすることになりました。英語力を伸ばすいい機会でもあります。

横浜でも雪が降ったそうですね。こちらも歴史的大雪ですが…

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February 04, 2010

子連のインターンシップ

Q. 2歳の子供を連れてアメリカにインターンシップに行くことはできますか。

A.具体的に手続きを進める場合には、現地パートナーであるビザスポンサー団体に、必要な情報を全て提出し、ビザ取得の可能性について確認してみる必要があります。

現段階で想定される問題点について、以下検討してみます。

先ず、J-1ビザは国務省の管轄で、その主旨は世界の若者に「アメリカでインターンシップ(OJT)をすることにより、自分の専門分野の知識を広げ職業スキルを磨き、それを本国に持ち帰りキャリアアップを図ってもらう」というものです。

アメリカは、独身であろうが配偶者があろうが、子供のいるいない、年齢、などに関して差別をしない国ですから、お子様がいるという理由でJ-1ビザを発給しないということはないと考えます。(お子様はJ-2ビザ)

では、本件問題ないかといえば、問題がないわけではありません。

通常大使館のJ-1ビザ発給可否の判断で問題となるのは以下の点です。

1)申請がJ-1ビザの主旨に沿っているかどうか。

2)インターンシップ終了後「アメリカに不法滞在しないか」「アメリカで不法就労しないか」。

少なくとも理論上、その挙証責任は申請者側にあり、これを証明する必要があるのです。

しかし、実際そのような証明はできませんから、これまでの学歴・職歴を踏まえ、なぜアメリカでキャリアアップをしたいのかを明確に理論構成しておかないと、大使館のインタビューに耐えることができません。

したがって、以下の3点を明確にして、インターンシップ計画を立案することが必要です。

1)ビザ申請にあたっては、申請の目的(アメリカで専門的トレーニングを受けること)を明確にすること。

2)アメリカでのインターンシップはあくまでトレーニングであって就労ではないこと。

3)インターンシップ終了後は帰国して、アメリカで得た専門的な経験や知識を生かし、本国でのキャリアアップに役立てること。

更に、お子様連れですので、本当に子連れでビザの主旨に沿ったトレーニングができるかどうかが問われると想像されます。

また、「お子様を連れてまでもアメリカに行きたい」という強い思いは、大使館に不法滞在や不法就労の疑いを抱かせる要因になるとも考えられます。

したがって、今回のケースでは次の質問にも耐えられるだけの準備をしておく必要があると考えます。

1)お子様連れで現地で生活できるだけの十分な資金があるかどうか。

2)実際インターンシップをしている間、お子様をどのように面倒をみるか、その具体策。

以上、おおよそ想像しうる問題点を検討してみました。

参考になれば幸いです。

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motomuk at 12:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ビザ関係 

January 29, 2010

目標設定の重要性

社会生活のいろいろな場面で「頑張ってください」「頑張ります」といった会話が、よく交わされています。

ところが、よく話をきいていると、ほとんど強い意味もなく「おはよう、こんばんわ」と同じあいさつ程度の軽さで「頑張ってください」を連発しています。

一方、「頑張ります」と言っている方も、ただただ「頑張る」と言っているだけで、何を頑張るのかよくわからないことが多いのです。

頑張るのは目標に向かって(具体的な方策を持って)頑張るのであって、むやみやたらに苦しいことをやっても、目標に到達することはできません。

先ず目標を明確にして、そこに至る手段を計画し、進捗状況を確認しながら、頑張る必要があるわけです。

インターンシップ中には必ず何らかの障害にぶつかりますが、それを乗り越えるのは「何としてでもやり遂げる」という強い意志ですが、「やり遂げなくてはならないもの」が漠然としていては頑張りようがありません。

職場は日本でも戦場ですが、アメリカの職場も同じです。

良く練れた計画(目標と方策)と強い意志がインターンシップを成功させるカギとなります。

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January 24, 2010

エッセーについて

私どもでは、プログラムのお申し込み時には、原則としてEssayを書いていただいております。

それでは、なぜEssayを書いていただかなくてはならないのでしょうか、その目的は三つあります。

(1)ライティングスキルのレベルチェック(ESL Coordinator)

(2)参加者の希望に沿ったホストカンパニーの開拓(Placement Coordinator)

(3)参加者の希望に沿ったトレーニングプランの作成(Career Counselor)

ESL Coordinatorは、Essayを読んだのち、電話インタビューによりヒアリング、スピーキングのレベルチェックを行います。

この英語力でインターンシップに入った場合、職場でコミュニケーションの問題がないかどうか、言葉の問題でつぶれてしまわないか、事前の英語研修の必要期間など判定しアドバイスを行います。

Placement Coordinatorは、Essayの内容について目標確認インタビューを行い、アメリカで経験したい職場・職務、身につけたい専門知識・スキルなどを確認し、最適と思われる職場のサーチを行います。

Career Counselorは、参加者はもちろん、ホストカンパニーのSupervisorや担当者と打ち合わせ、参加者の希望に沿った、また交流訪問者規則に則ったトレーニングが実施できるよう、トレーニングプランを企画作成します。

上記のとおり、Essayはインターンシップの目標を明確に示すことによって、具体的にインターンシップの手続き方向性を示す重要なものです。

しかし、更に重要なEssayの働きは、参加者自身の目標達成に向けての意志を確固とするというものです。

良く練れた計画と強い意志はインターンシップを成功させるカギとなります。

職場は日本でも戦場ですが、アメリカの職場も同じです。

インターンシップ中には必ず何らかの障害にぶつかりますが、それを乗り越えるのは「何としてでもやり遂げる」という強い意志です。

Essayを書くことによって、目標を明確にして、やり遂げる意思を固めることができるのです。

以上のことから、エッセーがいかに重要なインターンシップへのスタートラインになるかがお分かりのことと思います。

インターンシップを成功させるためには、その目標、獲得したいスキル、キャリアゴール、具体的なトレーニング内容などについて、できるだけ詳しくかつ簡潔に表現して下さい。

Font Arial、10 points またはTimes New Roman、12 points または10 pointsを使用、A4 1枚程度にまとめます。

インターンシップの第一歩はここから始まります。

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January 07, 2010

MKさんからの近況報告報告

MKさんから年始のご挨拶と近況報告報告が届きましたので報告します。


明けましておめでとうございます。昨年はいろいろとお世話になりました。

去年の2月から始めたインターン先(Washington Performing Arts Society)ではおかげさまでとてもいい経験が出来ました。

こちらでグリーンカードを申請したので、引き続き音楽関係の仕事でやってゆこうと考えています。

今のインターン先は、空いているボジションがないので、他の関連会社の知合いなどに紹介してもらい履歴書を送っているところです。

Training Planは12/31までだったんですが、新しい仕事が決まるまでは、引き続きWashington Performing Arts Society(WPAS)で、インターンを続ける予定です。

あまり音楽関係に興味がある人は少ないかと思いますが、WPASはインターンを随時募集しています。

WPASはコンサートのプレゼンターとしてケネディーセンター、スミソニアン他ワシントンDC近隣の会場を借りてのコンサートを行っています。

日本でインターン先を探している時にはWPASの事は全く知りませんでしたが、音楽関係に興味がある方にはとてもいい環境だと思いました。

今後、音楽を含めたパフォーミングアートに興味がある人がいたら是非オススメしてください。

近日中にWPASでの10ヶ月の体験もまとめて送ります。


MKさんのブログはhttp://jazzyk.blog44.fc2.com/

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January 04, 2010

海外のインターンシップ、本当にやる価値あるの?

Q.大学生です。

 アメリカにインターンシップに行きたいのですが、親の反対にあってどう説得するか思案しています。

 交換留学の時は賛成でしたが、今回は「そこまで時間とお金を使ってやることなのか」「研修先でも相手にされずほっとかれるんじゃないか」と心配しています。

A.親御さんのご心配はごもっともです。

 大学生の場合、東京近郊の方はごお父さんやお母さんと一緒に、時にはご両親とともにカウンセリングに来られる方も多いです。

 私が父親でも「娘がやりたいと言っているんだから何とかしてやりたい」と思いますが、現地の治安はどうか、食事(健康)はどうだ、そもそも斡旋業者は信用できるのか、もちろん根本的な問題として、インターンシップで何を得ることができるのかなどなど、ありとあらゆる親としての心配をすることになると思います。

「そこまで時間とお金を使ってやることなのか」

 大学に進学するときも、交換留学に行くときも、「時間とお金を使ってやることなのか」については一応はお考えになったと思いますが、今回は「(なぜ)そこまで(やるのか?)」が加わった訳です。
 
 大学に行かない人や、ましてや交換留学に行かない人は、世の中にはたくさんいます。

 しかし、知識や見聞を広め、熟考し洞察力を身に付け、多くの多種多様な人たちとの交流し、異なった価値観に触れることが、(愛する娘の)将来のキャリア形成、さらには充実した幸せな人生を送るために必要な投資である、と(これまでご両親は)お考えになったのではないでしょうか。

 しかし、今回のインターンシップは、更なる追加投資ということですから、目的を一層明確で具体的なものにする必要があります。

 分かりやすく言いますと、インターンシップ終了時にどのような成果物を手に入れているかを明確にする必要があります。

 (いくら払って何を手に入れるか)それでEssayにインターンシップの目標を書いていただいた訳ですが、できれば目標値(具体的な値を入れて目標を立てる)を設定するのがよいと思います。

 例えば、インターンシップ終了時のToeic960点、キャリアゴール(どんな専門分野でやってゆくか、どんな会社でどんな仕事をしたいか、できればその道筋をつける)の決定、専門分野の人的ネットワーク(外国人を含む同業種で働く仲間)を作る、などなどです。

 これが明確になれば、投資効果がある程度読めるのではないかと思います。

 一方「そうはいっても女の子だから、いつ嫁に行くかもしれないし」という思いもあると思いますが、海外インターンシップのような並々ならぬ忍耐力を要する経験を、しかも自分からイニシアチブをとってやり遂げたならば、ご主人との関係も、育児においても、きっとうまくやって行け、立派な家庭を築くことができると思うのです。

「研修先でも相手にされずほっとかれるんじゃないか」

 実際、過去にもそのような例はありました。

 もともとアメリカには大学生をサマーインターンとして受け入れる文化的な背景があります。

 これは「自由と独立を国是とするアメリカにおいて、経済的自立がその前提」という意味で、国を挙げて、また企業の社会貢献の一環として盛んに行われています。

 一方、そのような文化的背景の中、外国人インターンを受け入れるアメリカ人の気持ちは「仕事は教えるけれど、職場は英語を勉強する所じゃないよ」というものです。

 日本人参加者の多くは、自分では英語がかなりできる(Toeic800〜900くらい?)という自信を持っていますが、実際アメリカの職場でコミュニケーションの問題なく仕事ができる人は少ないです。

 特にToeic500〜600くらいの方が、インターンシップに入った場合、上司や同僚と十分なコミュニケーションがとれず、忙しさに忙殺されてほったらかしにされてしまい、中にはホストカンパニーから返されてしまうといったケースも実際ありました。

 これについては、きちんとした英語レベルチェックを受け、もし職場でやって行けるだけの英語力がないと判定された場合には、事前に十分な英語研修を受けてからプログラムに参加することが成功への近道だと思います。

 また、アメリカではイニシアティブということが大変重要な行動原理となっています。
 
 自分から挑戦する人、自律的に行動できる人(Self-starter)、トラブルシューティングできる人(自分で問題を探して自分で解決できる人)が、社会から尊敬され、サポートされます。

 日本人のように、黙って相手の出方を待っているといったやり方は社会から無視されます。

 放っておかれたら、これはどうしたらいいか、あれはどうだ、これはどうだと聞きまくる、あの仕事もやってみたい、これもやらしてくれ、会議や取引先の訪問など断られてもついてゆく、くらいのことを自分から仕掛けてゆかないと成功はおぼつかないというのがアメリカインターンシップの実態です。

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January 01, 2010

渡航までの期間

Q. 渡航までの期間は 最短でどれくらいかかるのでしょうか?

A. アメリカでのインターンシップに参加するためには、大きく分けて二つのハードルをクリアする必要があります。

一つ目はホストカンパニーを確保することです。

これには学歴・職歴、また、どのような職種・職務を経験したいか、どのようなスキルを身につけたいのか、有給か無給か、希望都市、希望期間といったことを明確にしたうえ、これらの条件を全て満たすホストカンパニーを見つけなければなりません。

例えば職種・職務については条件が狭ければ狭いほど職場を見つけるのは難しくなります。

また、都市を限定すれば当然チャンスは減ることになります。

したがって、一概に言うことはできませんが、幸運にも全ての条件がうまくいったとして最短でも2カ月程度はかかると考えた方がよいと思います。

二つ目は、ビザ取得のための事務手続き期間ですが、アメリカ大使館にJ-1ビザを申請するためには、DS2019ならびにDS7002という二つの書類が必要となります。

DS2019は、ビザスポンサー団体が、プログラム参加希望者からの申請を受け、審査したのち発行する「J-1ビザ申請有資格証明書」です。

DS7002は「トレーニングプラン」と呼ばれ、参加者希望者とビザスポンサー団体とホストカンパニーの三者でサインするトレーニングの内容詳細が記載された書類です。

ホストカンパニーの対応にもよりますが、これも2か月程度は見て置く必要があるでしょう。

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October 06, 2009

カバーレターについて

Q. 自力でホストカンパニーを探そうとしています。

Cover Letterを作成していますが、どの程度詳しく書けばよいでしょうか。

インターンシップに応募した理由、どのような環境でトレーニングを受けたいか、何を得たいかなど、Resumeとかぶってしまうのですが。

A. Cover Letterは、アメリカでの求職活動では必須のアイテムなのですが、その意味合いについては、アメリカの専門家の間でも様々な議論があります。

そもそもアメリカと日本の雇用制度には根本的に大きな違いがあります。

日本は今でも終身雇用制度が機能していて、従業員を解雇するためには厳しい法律要件を満たさなければなりません。

一方、アメリカの雇用契約では理念として「契約自由の原則」が根底にあり、合法的に従業員を解雇することが可能です。

したがって、アメリカの雇用マーケットの特徴として以下のような点が上げられます。

1)企業サイドは事業運営に必要な人材を必要な時に採用し、必要がなくなった時点で解雇できる。(日本の人事部のように、採用の専門家は必要ない。)

2)労働者は、いつ解雇されて良いように、常に専門的スキルを磨かき続けなければならないと同時に恒常的に求職活動を行う必要がある。

3)したがって、賃金はマーケットの需給によって決定されるということになる。

4)したがって、産業構造の変化への対応が容易となる。(新しい産業が興り、人材に対する需要が高まれば、供給過剰な古い産業からの労働力の転換が速やかに行われる)

では、Cover Letterが実際どのように使われているか具体的に説明します。

例えば、ワシントンポスト紙に求人の1行広告を掲載すれば、千や二千のResumeが集まります。

そこでどうやってその中から1名を採用するかということになりますが、企業の担当者は先ずCover Letterをパーっと見て目につくもの、すなわち、見た目きれい(フォントや配置、きちんとしている)、シンプル(長過ぎない)、力強い言葉(魅力)を、50〜100くらいに絞り込みます。

そして初めてResumeに目を通して、更に5〜10に絞り込みます。

この人たちを面接し、最終的に一人の採用者を決定します。

一方、何らかの伝手があって、企業担当者に直接Resumeを渡せるような場合にはCover Letterは不要です。

このことから、Cover Letterの役割は「Resumeを見てね、ゴミ箱に捨てないでね。」といったものだと考えられます。

ですから、多くの企業にResumeをぶつけて行くような場合、採用担当者のポジションも名前もわかりませんが、To whom it may concernとか、Dear Sir or MadamとしてCover Letterを添付するわけです。

応募ポジションが明確でない場合でも、一見してぼやけていて、何だかわからないようなものは、はじかれてしまうことは言うまでもありません。

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May 13, 2009

ホストカンパニーを変更したいと思っています。

Q. ホストカンパニーを変更したいと思っています。エージェントに問い合わせたところ「NPO団体がホストカンパニーの変更とDS延長に関しては、非常に厳しくチェックするそうで、特に2009年に入ってから厳しいようだ。現状、よほど特別な理由がない場合、企業の変更は認められない可能性が高い。」という回答を得ました。ホストカンパニーの変更は不可能なのでしょうか?


A.先ず、基本的なことの確認ですが、J-1ビザによるインターンシップは国務省の管轄するExchange Visitor Program規則により運営されています。

この法律の下では、参加者の取り扱いは、国務省の認可を受けたビザスポンサー団体の管理の下で、OJTによる専門的職業トレーニングを受ける、ということになります。

したがって、エージェントはアメリカでは法律上何の意味も力もありません。

また、ホストカンパニーは、あくまでトレーニングの場を提供するだけの(ほとんど責任のないボランティア的にインターンを受け入れる)第三者という位置づけとなります。

さて、J-1ビザが発給された理由を良く考えると、「アメリカで専門的なトレーニングを受ける」というところにあるので、その部分に変更がない限りホストカンパニーというのはどこでも良いわけです。

手続きとしては、契約の相手方であるビザスポンサー団体が、ホストカンパニーの変更を認め、DS2019とDS7002(Training Plan)を変更し、国務省に申請して許可を取る、という流れになります。

したがって、「専門的なトレーニングを受ける」という目的を達成するためにホストカンパニーを変更する必要があるというロジックがきちんと組みたたれば、ホストカンパニーの変更は法律上何ら問題はありませんし、手続き自体も面倒臭いですが、許可を取るのが難しいというものではありません。

また、ビザスポンサー団体インターンシップに入った後も、継続的にトレーニングの実施状況をモニタリングしてゆくことが義務付けられています。

インターンシップの目的達成のために、ホストカンパニーを変更したり、期間を延長することが必要であれば、そうすることがプログラムの趣旨に合致するわけです。

ホストカンパニーの変更については、ビザスポンサーと直接交渉する必要があるわけですが、NPO団体と言っても、利益の配当ができないというだけで、やっていることは通常の会社と何ら変わりがありませんから、面倒くさい、儲からないことはやりたがらないのが普通です。

ビザスポンサーが相手にしてくれない場合には、残念ながら国務省の窓口(http://exchanges.state.gov/jexchanges/index.html)に直接相談してみるしか方法はありません。

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March 26, 2009

2度目のJ-1ビザ申請

Q. 私は2006年に交換留学でJ1ビザを取得しました。Jビザを一度取得した人はもう取得できないと耳にしましたが大丈夫なのでしょうか?

A.Jビザを一度取得した人はもう取得できないというのは、半分当たり、半分ハズレです。

J-1ビザは以下のカテゴリーに分類されており、同じカテゴリーでは一度しかビザは発給されません。

一方、別のカテゴリーであれば再度ビザを申請することができるという規則になっています。

前回は交換留学ということですから、3)Collage and University studentsでビザを取ったと思いますが、今度は7)のTraineeで申請しますから問題はありません。

ただし、本当にJ-1プログラムに参加する資格があるかどうか、国務省認可のビザスポンサー団体にビザページのコピーを送り、確認してもらう必要があります。

私どものパートナーは、ビザスポンサー団体そのものなので

Academic and Government programs大学や政府機関の交流訪問者用
1)Professor and Research scholars
2)Short-term Scholars
3)Collage and University students
4)Specialist
5)International Visitors
6)Government Visitors
Private Sector Programs個人部門での交流訪問者用
7)Trainees
8)Teachers
9)Secondary School students
10)Alien physicians
11)Camp counselors
12)Au pairs
13)Summer work travel


(株)USインターンシップ
キャリアプラニングアドバイザー
小出もとむ

www.career-assistance.com


December 01, 2008

体験談のご紹介

先日プログラムを終了して帰国された方からのレポートをご紹介します。

ご無沙汰しています。XXXXです。

無事インターンを終えて、先週帰国しました。色々とお世話になりました。

皆様のサポートを受けて、充実したインターン生活を送ることができました。ありがとうございました。

インターン先では、彼らのビジネスに貢献できて非常に満足しています。

最終日にボスからは、私の売上への貢献と、新ビジネスのヒントをくれて有難う、という言葉をいただきました。

来週からYYYYさんがそこでインターンを始めます。

彼女はスキルが高いので、期待は相当なものになりそうです。

アメリカへ来る前、私はいつか自分のビジネスを始めたかったので、それに役立つインターンを探していました。

法律事務所がベンチャーをサポートするビジネスを始めるとのことで、運よくそこでのインターンの機会を得ることができました。

しかし、サブプライムの影響か、数ヶ月でそのビジネスはなくなり、半月ほど何もすることなくオフィスいることになりました。

暇そうな私を見た別のパートナーが、法律関係の仕事を与えてくれて、結果としてはそれが私にとって貴重な知識と経験になりました。

そのパートナーと新規クライアント開拓を始め、期間中4件の獲得につながり、会社にとって大きな売上につながりました。

この経験は、英語力向上以上に私の自信につながりました。

さて英語力の方ですが、インターン先でスピーキングの機会が少なかったのを言い訳にしますが、こちらは自分の満足するレベルにはないと思います。

それでも、小出さんがおっしゃったとおり、TOEIC800点は超えることができました。当初が500点台だったので、それからすれば、すごいことだと思います。

これも言い訳ですが、しかも、テスト対策は一切無しのぶっつけ本番。

テストがあまりにも簡単に思えて、リーディングは満点とってやろうとするあまり、文法問題をゆっくり読みすぎて、最後に10問残しての結果です。

後から友人から聞いたのですが、リーディングは後ろからやった方がいいとのことでした。そうしていれば、900点台も可能だったかなと思います。

最後に、本当に有難うございました。

(株)USインターンシップ
キャリアプラニングアドバイザー
小出もとむ

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