(前回からの続き・・・・・)
中宮温泉から、料金所までは目と鼻の先。
しかも、現在キャンペーン中で周辺の協賛宿泊施設に宿泊すれば片道料金が無料なのもありがたい話です(これは毎年期間限定で実施している模様。通行料金自体も割引期間があります)。
実際に白山スーパー林道を走ってみると、実に爽快・豪快な山岳路ですね。
1年の半分以上が雪に閉ざされてしまう道路ということで、ある程度の路面の荒れなどは覚悟していたのですが、路面状況もキレイなものでした。なかなか関西圏ではお目にかかれない風景です。
いろいろ見どころも多く、クルマをとめては撮影を繰り返します。
「しりたか滝」
「岩底の滝」
「かもしか滝」
なにしろ、こちら石川県側はとにかく滝が多いですね。
そして白山スーパー林道の途中には、「姥が滝」を目の前に望める「親谷の湯」という野天風呂があるのですが、
残念ながら源泉の湧出量がすくなくなったため現在は閉鎖されてしまっているとのこと(これは事前のリサーチで判明していたのでショックは受けなかった)。
それでも滝は見てみたいので遊歩道を歩いてみることにします。
足湯すら閉鎖されているということは本当に出なくなってしまったんでしょうか・・・・
遊歩道を歩くこと約20分ほど、
「親谷の湯」に到着しました。
あれ?
湯がたまってる・・・・・?
これは予想外。
手を入れてみると、ほのかに暖かい。
ぬるいけど36度ぐらいはありそう。
本来はこの竹筒を伝って湯船に大量にお湯がかけ流されていたようです。
現在も全く止まってしまったわけではなく、ちょろちょろと流れ込んでいます。
ということで、
ゲリラ入浴決行!
ぬるいですが、夏ですし平気です。
とはいえ、多分少量の温泉と雨水がたまっているだけなのでとても快適とは言い難い・・・・
しかし、温泉から見える「姥が滝」は絶景です。
本来の親谷の湯であれば、それはそれはタマランであったことと思います。
長湯は無用とさっさと上がったのですが、上がった後に湯船の底に毛虫の死骸を多数発見・・・・
・・・・・知らないほうがよかった・・・・・
ちなみに足湯のほうはこんな感じ。
やっぱりたまり水があるだけで使用できる状態ではありません。
この説明にあるとおり、川底から源泉が噴出している場所が近くにあります。
ここと、
ここの2カ所発見。
写真では見えないですが、実際にピューという感じ(水鉄砲程度)で吹き出ています。
姥が滝は目の前の河原まで下りて行けました。
まさに天然クーラー。寒いぐらいです。
20分かけてきた道をまた戻り(今更ながら、この遊歩道、毛虫だらけやった・・・・)、スーパー林道を先に進みます。
どんどん標高をあげてゆきます。
本当に、バイクで走れないのが悔しい絶景ロードです。
そもそもなんで2輪の通行が禁止なのか、理由を誰かに聞いてみたいです。
このルートが通れれば、岐阜・富山・福井・石川あたりのルーティングが全然変わってくるのに。
「ふくべ大滝」
途中で見つけた水場。
「体感!」
とか張り紙してありますが、本当にものっすごい冷たい!
大体山清水ってのはひんやり冷たいものですが、これはレベルが段違い!
飲用不可の張り紙を無視してゴクゴク飲む。
ペットボトルに入れた水も、長いこと冷たいままでした。
「とがの木台駐車場」
遠く雪をかぶった白山が見えます。
この後は、県境を越え岐阜側に入ります。
岐阜側には、石川側にあるようなビューポイントは少ないですが、快走ロードであることに違いはありませんでした。
やがて、下方にに白川郷が見えてくるとやがてこの白山スーパー林道ともお別れです。
長年の課題であった白山スーパー林道の旅が無事おわりました。
返す返すも、バイクで通れないのが惜しいルートですが、1年の半分しか通行できないこの道、秋には紅葉が大変に美しいそうです。
皆様も是非一度、クルマで通ってみてください!
オマケ。
今回の旅のお土産をいくつか。
「固とうふ」
白山麓に古くから伝わるこの固豆腐。普通の豆腐の数倍の大豆の量を使用し、また固く水切りしてあるこの豆腐は縄でしばって運べるほど固い、とか躓いて生爪はがした、とかいろいろいわれますが実際に手でもってみてもずっしり重い。
大豆のうまみ成分が凝縮しているといった感じ。
はるか昔に大陸から伝わってきた豆腐の原型の製法が、いまもこの山間部に残っているのだといいます。
後日ゴーヤチャンプルーで食べましたが美味しかった!
そういえば昔五箇山で買ったスモーク固豆腐もチーズみたいで美味かった。
「明方(みょうがた)ハム」
よく似たもので「明宝(めいほう)ハム」なるものと、「明方(みょうがた)ハム」の2つがありますが、もとは同じものであったそうですが、現在は製作販売元がわかれています。「メイホウ」のほうは全国展開しており、デパートのお中元なんかでも見かけますが、いっぽうこの「みょうがた」のほうはほとんど岐阜県内でしか流通していないそうです。
これも後日焼いて食べましたが、ビールが止まらないうまさでした。
「塩いか」
岐阜や長野のスーパーでは必ず見かけるこの塩いか。
昔冷蔵技術が発達していなかったころ、山間部で重宝されたこの塩いか。
生の魚介類が豊富に入手できるようになった現在でも根強い人気があります。
塩蔵しているため、余計な水分が抜けうまみが凝縮しており、いわゆるイカの生臭さがありません。
しっかり塩抜きしないと恐ろしくしょっぱいです。
あとは、越前大野で購入したワンカップ。
地元大野の「真名鶴酒造 山廃仕込み純米」
これもまた、地元大野の「南部酒造 花垣純米」
越前大野は一度、ゆっくり宿泊して散策したいなと考えています。
有名な「七間朝市」も見てみたいし、酒蔵ものぞいてみたい。
なにより大野は「ホルモン」が美味い土地だそうで(美味しい水でホルモンを洗うからだという説あり。なるほど)。
これは飲まずにはいられないので、日帰りは無理。やっぱり泊まりがけになりますね。
それと最後に「けいちゃん」。
道の駅なんかでも勿論かえますが、地元スーパーに行けばいろんなメーカーさんのが並んでます。
美味しく頂きました。
それではまた。
中宮温泉から、料金所までは目と鼻の先。
しかも、現在キャンペーン中で周辺の協賛宿泊施設に宿泊すれば片道料金が無料なのもありがたい話です(これは毎年期間限定で実施している模様。通行料金自体も割引期間があります)。
実際に白山スーパー林道を走ってみると、実に爽快・豪快な山岳路ですね。
1年の半分以上が雪に閉ざされてしまう道路ということで、ある程度の路面の荒れなどは覚悟していたのですが、路面状況もキレイなものでした。なかなか関西圏ではお目にかかれない風景です。
いろいろ見どころも多く、クルマをとめては撮影を繰り返します。
「しりたか滝」
「岩底の滝」
「かもしか滝」
なにしろ、こちら石川県側はとにかく滝が多いですね。
そして白山スーパー林道の途中には、「姥が滝」を目の前に望める「親谷の湯」という野天風呂があるのですが、
残念ながら源泉の湧出量がすくなくなったため現在は閉鎖されてしまっているとのこと(これは事前のリサーチで判明していたのでショックは受けなかった)。
それでも滝は見てみたいので遊歩道を歩いてみることにします。
足湯すら閉鎖されているということは本当に出なくなってしまったんでしょうか・・・・
遊歩道を歩くこと約20分ほど、
「親谷の湯」に到着しました。
あれ?
湯がたまってる・・・・・?
これは予想外。
手を入れてみると、ほのかに暖かい。
ぬるいけど36度ぐらいはありそう。
本来はこの竹筒を伝って湯船に大量にお湯がかけ流されていたようです。
現在も全く止まってしまったわけではなく、ちょろちょろと流れ込んでいます。
ということで、
ゲリラ入浴決行!
ぬるいですが、夏ですし平気です。
とはいえ、多分少量の温泉と雨水がたまっているだけなのでとても快適とは言い難い・・・・
しかし、温泉から見える「姥が滝」は絶景です。
本来の親谷の湯であれば、それはそれはタマランであったことと思います。
長湯は無用とさっさと上がったのですが、上がった後に湯船の底に毛虫の死骸を多数発見・・・・
・・・・・知らないほうがよかった・・・・・
ちなみに足湯のほうはこんな感じ。
やっぱりたまり水があるだけで使用できる状態ではありません。
この説明にあるとおり、川底から源泉が噴出している場所が近くにあります。
ここと、
ここの2カ所発見。
写真では見えないですが、実際にピューという感じ(水鉄砲程度)で吹き出ています。
姥が滝は目の前の河原まで下りて行けました。
まさに天然クーラー。寒いぐらいです。
20分かけてきた道をまた戻り(今更ながら、この遊歩道、毛虫だらけやった・・・・)、スーパー林道を先に進みます。
どんどん標高をあげてゆきます。
本当に、バイクで走れないのが悔しい絶景ロードです。
そもそもなんで2輪の通行が禁止なのか、理由を誰かに聞いてみたいです。
このルートが通れれば、岐阜・富山・福井・石川あたりのルーティングが全然変わってくるのに。
「ふくべ大滝」
途中で見つけた水場。
「体感!」
とか張り紙してありますが、本当にものっすごい冷たい!
大体山清水ってのはひんやり冷たいものですが、これはレベルが段違い!
飲用不可の張り紙を無視してゴクゴク飲む。
ペットボトルに入れた水も、長いこと冷たいままでした。
「とがの木台駐車場」
遠く雪をかぶった白山が見えます。
この後は、県境を越え岐阜側に入ります。
岐阜側には、石川側にあるようなビューポイントは少ないですが、快走ロードであることに違いはありませんでした。
やがて、下方にに白川郷が見えてくるとやがてこの白山スーパー林道ともお別れです。
長年の課題であった白山スーパー林道の旅が無事おわりました。
返す返すも、バイクで通れないのが惜しいルートですが、1年の半分しか通行できないこの道、秋には紅葉が大変に美しいそうです。
皆様も是非一度、クルマで通ってみてください!
オマケ。
今回の旅のお土産をいくつか。
「固とうふ」
白山麓に古くから伝わるこの固豆腐。普通の豆腐の数倍の大豆の量を使用し、また固く水切りしてあるこの豆腐は縄でしばって運べるほど固い、とか躓いて生爪はがした、とかいろいろいわれますが実際に手でもってみてもずっしり重い。
大豆のうまみ成分が凝縮しているといった感じ。
はるか昔に大陸から伝わってきた豆腐の原型の製法が、いまもこの山間部に残っているのだといいます。
後日ゴーヤチャンプルーで食べましたが美味しかった!
そういえば昔五箇山で買ったスモーク固豆腐もチーズみたいで美味かった。
「明方(みょうがた)ハム」
よく似たもので「明宝(めいほう)ハム」なるものと、「明方(みょうがた)ハム」の2つがありますが、もとは同じものであったそうですが、現在は製作販売元がわかれています。「メイホウ」のほうは全国展開しており、デパートのお中元なんかでも見かけますが、いっぽうこの「みょうがた」のほうはほとんど岐阜県内でしか流通していないそうです。
これも後日焼いて食べましたが、ビールが止まらないうまさでした。
「塩いか」
岐阜や長野のスーパーでは必ず見かけるこの塩いか。
昔冷蔵技術が発達していなかったころ、山間部で重宝されたこの塩いか。
生の魚介類が豊富に入手できるようになった現在でも根強い人気があります。
塩蔵しているため、余計な水分が抜けうまみが凝縮しており、いわゆるイカの生臭さがありません。
しっかり塩抜きしないと恐ろしくしょっぱいです。
あとは、越前大野で購入したワンカップ。
地元大野の「真名鶴酒造 山廃仕込み純米」
これもまた、地元大野の「南部酒造 花垣純米」
越前大野は一度、ゆっくり宿泊して散策したいなと考えています。
有名な「七間朝市」も見てみたいし、酒蔵ものぞいてみたい。
なにより大野は「ホルモン」が美味い土地だそうで(美味しい水でホルモンを洗うからだという説あり。なるほど)。
これは飲まずにはいられないので、日帰りは無理。やっぱり泊まりがけになりますね。
それと最後に「けいちゃん」。
道の駅なんかでも勿論かえますが、地元スーパーに行けばいろんなメーカーさんのが並んでます。
美味しく頂きました。
それではまた。