Christina Z. Anderson オルタナティブプロセス用の膨大な紙のチャート:ALTERNATIVEPHOTOGRAPHY.COM

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Christina Z. Anderson は、手に入るあらゆる紙で数え切れないほどのテストを行い、その結果を無料版で惜しみなく公開しています。

ⓒALTERNATIVEPHOTOGRAPHY.COM  オルタナティブプロセス用の膨大な紙のチャート

FACTUM arte:Manuel Frankero and Lucida 3D scanner

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FACTUM arte : Newsletter | June 2024

湿板アンブロタイプ:コロジオン

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今日はテスト用のコロジオンを溶解
左は溶いて1時間経過した液の状態
右は前回溶いた時から1ヶ月が経過したコロジオン
今回は硫酸銅、硝酸カリウム、、硝酸バリウム、硝酸銀、、ギ酸、などいろいろなレシピの現像液をテストする予定
 

向暑の候

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太陽の高度が高くなり天窓から差し込む陽光も長くなってきた
これから夏至までの1ヶ月、紫外線量もどんどん増えてくる

湿板アンブロタイプ:硝酸銀溶液 日光浴

IMG_3772梅雨前のひととき
今日は絶好のサニング日和
手持ちの全硝酸銀溶液を日光浴中
見た目は同じようにクリアになっていて綺麗にみえても、紫外線に当てると個々のボトルの内容物に大きな違いがあるのがわかる
目視による判断も大事だがその美しさだけに惑わされてはいけない、人の世もーーー
今回はそんなに多くのプレートを処理していないので、重曹やカオリンは使用せず所謂ライトメンテナンスとしてサニングと濾過の繰り返しで液を復帰させる 
液中に溶け込んだアルコールやエーテルの溶媒は、液を沸騰させずに長めの日光浴でとばす
以下が今回の工程、必要であればこの繰り返しで対処する
使用済み液→日光浴→上澄液を濾過→硝酸と精製水と硝酸銀でPHとSGを調整→日光浴→上澄液を濾過→PHとSGをチェック→再利用

湿板アンブロタイプ:硝酸銀溶液 日光浴:太陽の恵み

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紫外線量たくさんの日
ストックしていた硝酸銀溶液のボトルの上澄液を取り、底の部分に残した少量の液を集めてサニング
サニングを始めて5分後くらいから徐々に赤茶色に変色し(右)20分後にはもとの透明度にもどる(左)。
メンテナンス中に起こる乳白や赤茶の色の変化には最初はびっくりして液の廃棄も覚悟したが回復できることがわかってひと安心。理屈ではわかっているつもりだが、液の中で実際何が起きているのか液中に飛び込んで見てみたい(笑)
これから2週間ほどサニングして様子を見る
今日はトップフロアのベランダでサニングをしながら同時進行で地下でサニング済みの液を濾過
螺旋階段の上り下りで下半身を鍛錬中

湿板アンブロタイプ:硝酸銀溶液 今日も日光浴

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この他にあと6リットルの使用済み硝酸銀溶液をサニングに加えて50リットルを一気にメンテナンスするつもり

ボトルによってはボイルをしないといけないので、使えるようになるまで長丁場の作業になるな
梅雨になるまでに全て終えたい

湿板アンブロタイプ:硝酸銀溶液 日光浴

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良い天気 !!
20x24インチアンブログラスプリントの制作が終了し次のプロジェクトに向けて硝酸銀溶液をサニング中。

湿板アンブロタイプ:20x24インチ フォトグラム x モノタイプ テスト

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20x24インチ 湿板アンブロタイプ:硝酸銀W感作

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20x24インチのアンブログラスププレートを感作中

露光時間が120秒と長いのでそのための施策が必要になる
今回は硝酸銀溶液のダブル漬け
ダブルといえば、以前分厚い立体感のあるアンブロタイプを作りたくてコロジオンのW塗布というのをやったことがある
W塗布といえばプラチナプリントも感光液をWコーティングして黒の締まりの良い力強いプリントを作ることができる
Wコーティングは手間がひとつ増えるのでいろいろと問題も起きやすいが、うまく行った時はシングルコーティングでは得られない魅力的な仕上がりになるのでいつもその誘惑に駆られる

魅力的な仕上がりといえば、オルタナティブプロセス愛好家の多くはそれぞれの印画法を極めようと、ムラのない美しい工芸品のようなプリントを目指しているように思える時がある
それはそれで素晴らしいことだが、オルタナティブプロセスの魅力は、たとえムラが出ようともそこに何かグッとくるものが生まれる可能性のあるところだ
制作上不確定要素が多い湿板写真は特にそういえる

ということで今回はメタリックシルバーに輝く、グッとくる(笑) 20x24インチのアンブロタイプに挑戦中
メンテナンスした硝酸銀、コロジオンのエージングなど、今のところ薬品全般のご機嫌は良さそうだ
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