八丁堀のギャラリー「アートスペースモーター」に須田一政さんの写真展のオープニングに行った。

展示作品は1960年代後半から1970年中頃にかけて今は亡きカメラ雑誌「カメラ毎日」に掲載された写真群。当時私は大学の写真同好会に所属していてリアルタイムでこれら掲載された写真を誌上で見ていた。それが30年以上の月日を経てオリジナルヴィンテージプリントの形で拝見できるとは何か不思議な感じ。展示されている全ての写真を覚えていたわけではないけれど何点かははっきりと脳裏にしみ込んでいて「アーとても懐かしい」。印画紙も今では出せないトーンの感じ、フェロ掛けされたプリントもありその光沢感にまたまた懐かし感倍増。アグファのブロビラ?それとも富士ブロマイド:薄手の光沢?などなど想像を働かせてみた。ただしその答えを知ってしまうことは何故か懐かしい思い出まで白日の下にさらしてしまうような気がして敢えてお聞きすることを控えることにした。

須田さんにはThe Printsがプリントを担当する現在進行形のプロジェクト「Modern Masters of Photography-Japan」(日本を代表する現代写真家のデジタルプリントによるポートフォリオ)で作品を提供して頂いているのでお礼のご挨拶をして退出。

八丁堀の駅までの道すがら頭の中を走馬灯のように過ぎ去って行ったこと。「山岸章二さん」「写真研究部での部活」「大学生活」「当時のガールフレンド」などなど。

ーーー『写真は思い出のたくさんつまった玉手箱』ーーー