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昨日のエメット・ゴーウインのオンライントークを視聴していて彼の作品に出会った時の思いがいろいろと蘇ってきた。

まず思い出したのはこの2枚の写真。右は最初に出会った1976年発刊の Alfred A. Knopf 版「EMMET GOWIN PHOTOGRAPHS」、そして左が1983年発行のワシントンD.C.の Corcoran Gallery of Artでの展示の際のカタログ「emet gowin」。どちらもイタリアのシエナの風景写真で同じ場所を3年の時を隔ててアングルを変えて撮影している。

Corcoran Gallery of Art のカタログはニス掛けした印刷が独特のテカリ感と温かみを感じさせて大変素晴らしく、当時プリント技術が未熟だった私はプリントのクオリティも含めてこのカタログから学んだ部分はとても大きかった。写真集や展覧会のカタログからしかオリジナルプリントのクオリティを想像するしかなかった40年程前の話。

「EMMET GOWIN PHOTOGRAPHS」は家族とその生活の記録。写っている被写体・アングル・時間は違っていてもこれは一人の人間が成し得た素晴らしい人生の定点観測、生きた証。