

ⓒ 土居慶司
シリーズ エキスパートをお迎えしてのワークショップ「オイルプリント」:土居慶司
近年新たな支持層を増やしつつあるインクプロセスによる写真プリントのワークショップです。
ノイズを味方につけたインクによる仕上がりは他の写真プロセスとは一味違う表情を醸し出します。
百聞は一見に如かず !! 五感を使って生み出されるちょっと違った見え方のするプリント作りをご堪能ください。
土居さんには4〜5月の予定でカーボンプリントのワークショップの講師もお願いしています。
カーボンプリントはインクに縁のある顔料を使用する印画法です。プラチナプリントにも匹敵すると言われている耐久性と独特のレリーフ状のエンボス効果は見た目もとても魅力的なプロセスです。乞うご期待!!
<ワークショップ概要>
講師:土居慶司
日程:3月2日月曜日
時間:9:30~17:30
定員:5名
参加料金:¥20,000(税別)
場所:ザ プリンツ・浅草橋工房
<当日の作業の流れ>
午前:概要説明、デジタルネガ確認、感光化、支持体の作成(支持体は後日お渡し)
午後:露光、現像、水洗、インキング、乾燥(プリントは後日お渡し)
デジタルネガ用データ事前提出について
・プリントサイズ:8x10インチ
・点数:1点
・お送りいただくデータ
・360dpi
・Adobe RGB
・16ビット
・長辺:10インチ、短辺:成り行き(長辺4000PPI程度)
・送付期限:2月23日 月曜日
・送付先:土居慶司 keijidoiphoto@gmail.com
参加ご希望の方はkubo@theprints.jpに2月20日金曜日までにご連絡ください。
応募内容の詳細をお伝えします。
========================================
オイルプリントの魅力:土居慶司
オイルプリントは、古典写真技法の一分野であるピグメント技法が源流となっていて、19世紀末ころから起こり始めたピクトリアリズム運動の「より絵画的な表現としたい」という求めに応じて生まれた技法である。
オイルプリント作品の制作工程は、前半は紫外線露出、現像、水洗といった暗室工程であるが、仕上げは、明室でインキングと称する、リトグラフ、銅版画、油彩絵の具など様々な顔料インクを用いて、処理済のマッサラな支持体に描画する絵画的工程が用いられる。
このため、オイルプリント作品は、従来の写真作品制作と比較して、絵画作品のごとく、きわめて自由に、加筆、修正が出来るという魅力をもっている。
さらに、オイルプリント作品自体を版画の版のごとく扱い、プレス機により、別の支持体に転写し、版画作品として制作することもできる。(オイルプリントトランスファー)
オイルプリントトランスファーとはなじみのない言葉かもしれませんが、 版の支持体がガラス板ではなく水彩画用紙を使っているという違いはありますが、仕組みは、コロタイプ印刷と同じです。
土居慶司プロフィール
千葉県生まれ、神奈川県在住、早稲田大学理工学部卒業、1990年代半ば頃から、 大判カメラで撮影した、自然、都市景観、静物などを題材にしたモノクローム銀塩プリント作品の展示を始める。2010年代からは、古典写真技法のひとつであるカーボンプリント、カーボンプリントと陶芸を組み合わせたオリジナル技法であるフォトセラミック作品などを発表している。最近では、19世紀末に始まったピクトリアリズム(絵画主義)の潮流の一つである、オイルプリント技法による作品制作を行っている。
個展:
2024: ギャラリー イー・エム西麻布、 東京
2018: ギャラリー イー・エム西麻布、 東京
2016: 吉田町画廊、横浜
2015: ギャラリー イー・エム西麻布、 東京
2014: 吉田町画廊、横浜
2008: 吉田町画廊、横浜
2003: 麹町フォト・ギャラリー、東京
2002: ヴォーパル・ギャラリー、サンフランシスコ、米国
2002: 国際文化会館、東京
2000: カリフォルニア州政府、東京
1998: アンセル・アダムス・ギャラリー、スパニッシュベイ、米国
1998: カルーメット、サンフランシスコ、米国
主なグループ展:
2025/21/19/18: ギャラリー 5610、東京
2025: SKM PHOTO、台北、台湾
2024/23: JCII Club 25、東京
2019: SAKuRA Gallery、東京
2017/12: ギャラリー・カスガ、伊豆高原
2016/15: プロモ・アルテ プロジェクト・ギャラリー、 東京
2016/15/14/13/11/10/09: 吉田町画廊、横浜
2012: 伊豆高原ミュージアム、伊豆高原
2011: 寧波市立美術館、寧波、中国 2011: ランデス・ギャラリー、ブーゲンランド、オーストリア
2009: ギャラリー・フォトス、東京
1997/96: センター・フォー・フォトグラフィック・アート、 カーメル、米国
1997/95: パロアルト・カルチャル・センター、パロアルト、米国