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ⓒ 土居慶司 オイルプリント・インキング途中

今日は3月2日に開催予定のワークショップ「オイルプリント」の講師、土居慶司さんと一緒に本番に向けたテスト刷りをやりました。
ワークショップの会場となる浅草橋の作業スペースの環境に合わせる形で調整を繰り返し先ほど無事終了しました。写真はインキング途中のテストプリントです。

今回は土居さん常用の「SWALLOW:Litho Black No.23」のリトグラフ用の黒インクを使用しましたが、途中でインクを「SHARBONNEL:ENCRE TAILLE DOUCE ETCHING INK 55985」のエッチング用のインクに変えて濃度・コントラスト、紙へのインクの乗り具合などの違いをテストしました
エッチング用のインクの方がリトグラフ用に比べて柔らかく、その分コントラストも柔らかくなるようです。
うーんこれはまた奥が深いぞーーー。
このように黒インクと一口で言っても用途別のインクによって、あるいは同じインクでも硬さ柔らかさでこれほどまでに変化するとは初体験ながら驚きです。
またインキングの際のローラーの圧の掛け方でもコントラストが大きく変わったりと、実際に体験してみるとまさに目から鱗状態で、想像していた以上にいろいろなことができるのでやっていてとても面白かったです。

さらに今日は、出来立てほやほやのオイルプリントを版として、今月23日のポリマーフォトグラヴュールのワークショップで使用予定のプレス機を使い、薄い雁皮紙に転写してみました。オイルプリントトランスファーです。
土居さんによるとオイルプリントトランスファーは版の支持体がガラス板ではなく水彩画用紙を使っているという違いはありますが、仕組みは、コロタイプ印刷と同じだそうです。
雁皮紙の持つ独特なテカリ感と転写されたインクのマット感が相まってとても良い感じです。
オイルプリントの制作は想像を遥かに越えた楽しさがあるので是非みなさんにも体験してほしいですね。 
とにかく楽しい!!

<ワークショップ概要>
シリーズ エキスパートをお招きしてのワークショップ「オイルプリント」土居慶司                  3月2日 月曜日開催 残席1名です

完成プリント部分拡大
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ⓒ 土居慶司