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  フォトグラムといえばーーー

坂田峰夫さんに講師をお願いしている「フォトグラム」の茶話会とワークショップの開催に向けて、あれやこれやとフォトグラムについて思いを巡らせる。

光源の下に印画紙をセットし、その上に物を置いて露光するという意味では、ネガを印画紙の上に置いて作るコンタクトプリント(ベタ焼き)もフォトグラムと言えるかな。
異なるのはその目的。
ベタ焼きは「撮影済み画像の再現」に重きを置いており、引き伸ばしプリントに至る作業の中継的な役割が強い。一方フォトグラムは、光を当てて処理すれば「そのまま作品として完結」するところかな。
写真黎明期のフォックス・タルボットの「フォトジェニック・ドローイング」も、アンナ・アトキンスの「サイアノタイプ」も、結像させる仕組みはフォトグラムと同じ。というか、モホイ・ナジが名付けたと言われるフォトグラムの原点は、もともとそちらの専売特許。

ということで、今日の写真のバックに写っているのは、ハッセルで撮影した植物のネガフィルムをスキャニングしてデジタルデータに変換し、インクジェットプリンターでデジタルポジを作成、それを引き伸ばし機にかけて湿板アンブロタイプ・グラスプリントにしたもの。
その上にある青いプリントは同じスキャンデータをもとにデジタルネガを作り極薄和紙にサイアノプリントしたもの。
この1枚の写真の中に1940年代のサイアノタイプ、1850年代の湿板写真、、デジタル以前の写真プロセスの主流だった銀塩写真、そこに2000年代の新しいデジタル技術が絡み合って共存しているとところが、なんとも今的で面白い。

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 「フォトグラム」の茶話会とワークショップのご案内

エキスパートをお迎えしてのワークショップ「フォトグラム」坂田峰夫事前茶話会 参加申し込み受付中 2026年5月9日土曜日 15時〜17時
シリーズ エキスパートをお招きしてのワークショップ「フォトグラム」坂田峰夫:近日公開

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<今後に予定しているワークショップ>

シリーズ エキスパートをお招きしてのワークショップ「カーボンプリント」土居慶司                  2026/5/24(日) 9:30〜17:30  参加申し込み受付中 
「サイアノ グラスプリント+トーニング」松井寛泰 :近日公開
「モノクロ銀塩印画紙プリント」プライベートワークショップ :ご希望の日時で随時受け付けています
 いつでもお気軽にお問い合わせください                                               

「久保元幸印画研究室」
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