2012年01月28日
ドル下落:米第4四半期GDP、予想を下回る+2.8%
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Carrieも参加中の兵ブロガーによる週間予想は→ 外為オンライン
27日の為替相場は、ギリシャPSI交渉が合意に達するとの楽観的な見方を背景にユーロが上昇しました。
EURUSDは一時1.32329まで上昇し、1.32265で引け、EURJPYは一時101.56円まで上昇しましたが、前日高値 の102.20円に達することなく反落し、101.41円で引けました。
ギリシャのベニゼロス財務相が1000億EURの債務減免交渉が間もなく合意に至るとの見方を示しました。
格付け会社のフィッチ・レーティングスは、イタリア、スペイン、ベルギー、キプロス、スロベニアの国 債格付けを引き下げたことを発表しました。
イタリアは2ノッチ引き下げ「A-」とし、最上位のAAAの格付けを持つフランスやドイツの見直しは対象に 入りませんでした。 また、1月13日に米格付け会社のS&Pがジャンク級に格下げしたポルトガルですが、ギリシャの次はポルト ガルのデフォルトが視野に入りつつあります。
このことは、ユーロの重しになったものの、ギリシャのPSI交渉が合意に近いことへの楽観的な見方が優 勢となり、ユーロを下支えました。
米第4四半期GDP・速報値は、予想された前期比年率+3.0%を下回るものの、第3四半期の同+1.8%を上 回る結果となり、この2年半余りで最も加速した結果となりました。
米1月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値は、予想された74.0を上回る75.0となりました。
ただ、米第4四半期GDPが予想を下回ったことは、今年から来年にかけて米経済成長率は減速することへの 警戒感を強めました。
また、米第4四半期個人消費は、前年同期比+2.0%となり、前回の同+1.7%を上回ったものの、予想された同+2.4%を下回りました。
インフレ調整後の可処分所得は年率+0.8%となり、前回の-1.9%から回復したものの、貯蓄率は+3.7%となり、前回の+3.9%から減少していることから、消費者は貯蓄を切り崩して消費に充てていることが見込まれます。
一方、政府支出はー4.6%となり、5四半期連続の削減となり、また、1971年以来最も大幅な支出削減となりました。
25日のFOMCで、異例の低金利を少なくとも2014年終盤まで据え置く見通しが示さ、インフレ・ターゲット を2.0%とすることを発表し、QE3実施の可能性を排除しなかったことから、弱い米第4四半期GDPは、FRB の更なる緩和政策実施観測を強めます。 来週は、米1月雇用統計が発表され注目が集まります。
因みに、こちらは、25日にFRBが発表した経済成長率、インフレ率見通しです。 ![]()
ドルインデックスは、22日配信のメルマガでも書かせていただきました日足50MAの位置する79.45のサポ ート・ラインをブレイクし、前日比0.62%安の78.90で引けました。
一方、CHFは、EURに対して昨年9月以来最も上昇した1.2060に達し、SNBが設定するEURCHFの下限ターゲッ トである1.2000にあと一歩と言う形になったことから、SNBの為替介入への警戒感が強まりました。
米株式相場は、米第4四半期GDP・速報値が予想を下回ったことを受けて軟調に推移しました。
NYダウは、前日比0.58%安の12660.46、S&P500は同0.16%安の1316.33、ナスダック総合株価指数は同0.4%高の2816.55で引けました。
米国債券相場は、米第4四半期GDPの予想を下回る結果を受けて堅調に推移しました。
米10年債利回りは、前日比0.03ポイント安の1.93%で引けました。 

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