2014年04月
2014年04月30日
アクト・オブ・キリング
こんばんは。
こうんです。
昔、怪我をして整形外科に通っている頃に、待合室でとある老婦人と仲良くなりまして。ま、話すのは大抵おばあちゃんの昔話なのですが、ある時に戦時中の話に踏み込んだら、満面の笑顔で「戦争ね、楽しかったのよ〜」と言われたのです。
「え?ええ?」と軽いパニックに陥りました。
「アクト・オブ・キリング」(2012)
60年代、秘密裏に100万人規模の大虐殺を行っていた実行者は、現在でも国民的英雄として暮らしている。その事実を取材していた米テキサス出身の映像作家ジョシュア・オッペンハイマー監督は、当局から被害者への接触を禁止されたことをきっかけに、取材対象を加害者側に切り替えた。映画製作に喜ぶ加害者は、オッペンハイマー監督の「カメラの前で自ら演じてみないか」という提案に応じ、意気揚々と過去の行為を再現していく。やがて、過去を演じることを通じて、加害者たちに変化が訪れる。
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2014年04月24日
アデル、ブルーは熱い色
こんばんは。
こうんです。
アカデミックなふりをして原典のわからない引用をしておきます。
"To be is to do" – Socrates
"To do is to be" – Sartre
"Do be do be do" – Sinatra
・・・出来たらシナトラのような感じで生きたいものですが、なかなかムツカシーのです。
「アデル、ブルーは熱い色」(2013)
デートへ向かう途中、街中ですれ違った青い髪の女性エマに周囲の人とは違う何かを感じる女子高生のアデル。その後、バーでエマと再会。エマは画家で、アデルは彼女が持つ独特の感性や大人っぽい雰囲気、知性の高さに惹かれていく。やがて二人の間の友情は愛情へと発展。アデルはエマにのめり込んでいく。
☟予告編は限りなく透明に近いブルーなの・・・
2014年04月16日
LEGO(R)ムービー
こんばんは。
こうんです。
せんせい、あのね。
きのう、おとうととおにごっこをしました。そしたらソファからとびおりたおとうとがきゅうになきはじめました。なにかとおもったら、レゴをおもいきりふんづけたみたいでした。あとでおかあさんが、かかとのほねにひびがはいったとゆっていました。とてもいたそうで、かわいそうでした。それから、レゴはがんじょうだなぁとおもいました。
(BASED ON TRUE STORY)
「LEGO(R)ムービー」(2014)
特徴もなく、ただマニュアル通りの日常を繰り返すことになんの疑問も抱いていない平凡なLEGOフィギュアの作業員エメットは、ひょんなことから世界を救う「選ばれし者」と間違われてしまい、LEGOワールドを思うがままに支配しようと企むおしごと大王の野望を阻止する冒険に出るはめに。ヒーローになる覚悟も自覚もないエメットだったが、世界を救うため個性的な仲間や人気ヒーローたちと悪に立ち向かっていく。
☟予告編はすべてが最高〜!
2014年04月14日
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
こんばんは。
こうんです。
ぼくは時々サッカーくじの「BIG」を小口で買ったりします。
今までに十数回は購入していると思いますが、当たった金額は総計1,710円です。
赤字です。それでも懲りずに「6億当たったらどうしよ〜ヽ(・∀・)ノ♪」とホクホクしながらまた買ってしまうのです…。
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」(2013)
モンタナ州に暮らす大酒飲みで頑固な老人ウディのもとに、100万ドルを贈呈するという明らかに胡散臭い手紙が届く。すっかり信じ込んでしまったウディは、妻や周囲の声にも耳を貸さず、歩いてでも賞金をもらいにいくと言って聞かない。そんな父を見かねた息子のデイビッドは、無駄骨と分かりつつも父を車に乗せてネブラスカ州を目指すが、途中で立ち寄ったウディの故郷で両親の意外な過去を知る。
☟予告編が当たるかもしれないし、当たらないかもしれない…
2014年04月10日
祖谷物語-おくのひと-
こんばんは。
こうんです。
時折この大東京の暮らしに疲れて、北海道の山奥で炭焼きしながら時々羆と戯れたい…などと寝ぼけた夢想をしたりしますが、映画館がいっぱいある東京を離れる気は今のところおきません。シネシティTOKYO万歳!
「祖谷物語-おくのひと-」(2014)
自然豊かな山里《祖谷》。ある夏の日、ボンネットバスに乗って東京から青年・工藤がやってくる。彼はこの地で自給自足生活を始めようとしていたが、一見平和な村では、地元の土建業者と自然保護団体との対立や、鹿・猪といった害獣から畑を守ろうとする人々と獣の戦いなど、様々な問題が起こっていた。そんな中、工藤は人里離れた山奥でひっそりと暮らすお爺と春菜に出会う。電気もガスもなく、物もほとんどない質素なこの家の生活は、時間が止まったかのようにゆったりとしていた。お爺は毎朝、山の神様が祀ってある社まで山を登り、お神酒を奉納する。春菜は一時間かけて山を下って学校に通い、放課後はお爺の畑仕事を手伝う。効率とは無縁の二人の生活は、工藤の心をゆっくりと浄化していくのだった。だが、季節が巡るにつれ、お爺と春菜の生活にも変化が起こり始める。
☟予告編を貼るだでよぅ。