映画紹介倉庫

2012年8月11日より評価方法を変更しました。
1~10までの小数点を含む数字で総合評価します。すべてDVD鑑賞で、ジャンルにこだわりません。
設定しておきながら1と10が付くことはまずありませんm( __ __ )m

2016年10月

ロブスター

ロブスター
原題  The Lobster



「7.2」
期間内にパートナーを見つけなければ任意の動物に変えられてしまうという、奇想天外な物語を軸に不可思議な世界で展開されるラブストーリー。

パートナーの存在が何より重要視される世界で、シングルでいることは即ち否定を意味する。

とにかく奇妙な光景が次々と映し出される。

事態は非常に深刻で時にサディスティックであるにもかかわらず、シュールな笑いがそこかしこに散らばっている。

他人の脳の中にそのまま入り込んだような非現実感がある。

好奇心を満たすという、映画が持つ魅力の一面がより強く表された作品といえる。 

ルーム

ルーム
原題  Room

ルーム [Blu-ray]
ブリー・ラーソン
Happinet
2016-09-16


「8.4」
一つの部屋で生活する5歳の少年とその母親。

1人の男によって管理下に置かれたその部屋からの脱出。

自由の無い小さな部屋で起きる喜びと苦しみ、自由な外の世界で起きる喜びと苦しみ。

父、母、娘、子供それぞれの立場で、生まれる感情はまったく異なり、そのどれにも共感を覚える。

感情の振れ幅がジェットコースター並みに激しく、その浮き沈みにこちらも揺さぶられるため、ゆえに感動も大きくなってゆく。

登場人物たちのその後にはまた別の喜びと苦しみがあるのだろうと想像させる。

少年の思春期には特別な出会いやまた大きな壁がきっと立ちふさがるだろう。

などと、つい妄想を膨らませてしまう。

X-コンタクト

X-コンタクト
原題  Harbinger Down

X-コンタクト [DVD]
ランス・ヘンリクセン
TCエンタテインメント
2016-10-21


「3.1」
かつて北極圏に墜落した月面着陸船が、氷河の減少によって調査チームに発見され、引き上げられるが、その中にはなぞの生命体が入り込んでいた。

モンスターパニックとしてもSFスリラーとしても、面白い作品は他にもっとたくさんある。

まるで20年前のような作風のこの映画をなぜ今作る必要があったのか。

あらゆる面で力不足でB級映画に成り下がっている。

予告編がもっともよくできている。

シビル・ウォー/キャプテンアメリカ

シビル・ウォー/キャプテンアメリカ
原題  CivilWar CaptainAmerica



「7.3」
世界を救う過程のその裏側で犠牲になる人々も多くいるという、無視されがちのその一面に正面から向き合うことは、誠実であると同時にヒーローにとって避けられない展開なのかもしれない。 

名立たるキャラクターを一堂に会してそれぞれに見せ場を保持しつつもストーリー上無理なく成立させている。 

毎回当然のようにやっているこの仕事には改めて驚かされる。 

キャラクターが増えるに従って層に厚みがもたらされている。 

ボーダーライン

ボーダーライン
原題  Sicario



「7.8」
FBIで麻薬カルテルのアジトへの突入任務についていた主人公が、メキシコの麻薬カルテルのボスを叩こうとする特殊作戦部隊に入り、過酷な現実を目の当たりにしてゆく姿を描く。

主人公のガイドに沿ってゆけば正義が悪を裁く物語になっていきそうだが、けしてそうはならない。

観客は主人公と同様に過酷な現実を目の当たりにすることになる。

特徴的な音楽が緊張と重圧を極限まで高める。

劇中で何度も強調される登場人物たちの家族の存在が、本当の犠牲者は誰かを物語っている。 
採点を参考にする指標として

10・・・絶頂
9・・・AllTimeBest
8・・・傑作
7・・・おすすめ
6・・・まあまあ
5・・・普通
4・・・いまひとつ
3・・・つまらない
2・・・観る価値なし
1・・・映画でない
採点不能(すべきでない)

2012年度オススメ映画 (9)
2013年度オススメ映画 (14)
2014年度オススメ映画 (15)
2015年度オススメ映画(16)
2016年度オススメ映画(25)
2017年度オススメ映画(28)
2018年度オススメ映画(23)
採点不能映画(24)

2014年映画 MY BEST10
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