ホラー&不快指数100%映画マニアック

ホラー&恐怖&不快な映画のレヴュー、解説、感想、予告、情報を提供しています^^

質問・感想・要望など、ドシドシお寄せ下さい。また、同じ趣味の人と語り合える場にもしたいです^^遠慮なく声掛けて下さい。また、自運営他ブログに「YouTube動画ホラーチャンネル」http://movincinema.blog69.fc2.com/もありますので併せてご覧下さい。

何故か堂々とパート2を名乗らない【Grizzly グリズリー】予告

grizzly



















2013年 アメリカ

監督:デヴィッド・ハックル
脚本:ガイ・モシェ J.R.レハー
製作:タイ・ダンカン ハディール・レダ ポール・シッフ
出演:ジェームズ・マーズデン ビリー・ボブ・ソーントン トーマス・ジェン ピッパー・ぺラボ スコット・グレン


アラスカでキャンプをしていた兄妹が遭遇したのは、地元の人々から「レッド・マシーン」と呼ばれて恐れられる人喰い熊だった!

と言う訳で、みんな大好き動物パニックもの。
しかし、この手のプロットにしては、恐ろしいほどの豪華なキャスティングである。
「スーパーマン」、「Xメン」のジェームズ・マーズデン、「アルマゲドン」、「元アンジェリーナ・ジョリーの彼氏w」ビリー・ボブ・ソーントン、「ミスト」、「ドリーム・キャッチャー」スティーブン・キングの申し子トーマス・ジェン、挙句に「羊たちの沈黙」のスコット・グレンである。

何故、たかが熊もの動物パニック映画にこれほどのキャストが集結したのかは謎だが、それもこれも本作が70年代「ジョーズ」に次ぐ動物パニックものの「グリズリー」のパート2だからなのかは定かではない。

因みに、タイトルは当初「Red Mchine」、次に「Endangered(危険に晒される)」から現在の「Grizzly」になったようだが、何故かパート2は付けない様だ。海外サイトでは、管理者が勝手に”2”を付けている様だが、製作側はどう思っているのだろうか。

監督は「SAW」シリーズのデヴィッド・ハックル。
予算と面子はスーパーA級のこの映画、さて、どうなることやら楽しみである。

  

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2004-10-22


進化した海外版着信アリ?【Cyber Natural サイバー・ナチュラル】予告

cybernatural
















2014年 カナダ

製作:ティムール・ベクマンベトフ
監督:レヴェン・ガブリアゼ
脚本:ネルソン・グレーブス
出演:シェリー・ヘニング レネ・オルステッド ジャコブ・ワイソッキ ウィリアム・ペルツ コートーニー・ヘルヴァーソン 


人類の進歩は凄いですな。
色々な通信メディアが発達する度、それらを利用したホラーが作られる。
良いのか、悪いのかは観客の皆さんに委ねるとして・・・・。

本作はSkypを利用したホラーである。

一年前に自殺した女子高生から6人の同級生のもとにスカイプを通したメッセージが届く。
彼らはただのイタズラだと考えるが…。

「アポロ18号(決して13号ではない)」、「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフが
製作、長編は2作目となるレベン・ガブリアゼが監督を務める「Cyber Natural」の予告。

タイトルは、邦題なみの陳腐さだが、例のTVシリーズとは無関係であるw



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サイバーセキュリティ
エヌティティ出版
2014-03-13

そりゃ打ち切られる筈【THE EVENT イベント】今更テレビシリーズレヴュー

Theevent


















2010年 アメリカ

制作総指揮:エヴァン・カッツ スティーヴン・スターク ジェフリー・ライナー
制作:ニック・ウォーターズ
出演:ジェイソン・リッター サラ・ローマー ローラ・イネス イアン・アンソニー・デイル スコット・パターソン

まあ、今更ながらの海外ドラマレヴューなのだが、昨今はスマホで気軽に
映画や海外ドラマを観られるようになったので、海外ドラマ以外にも国産
ドラマなども、新旧取り混ぜてレヴューや情報提供していきたいと思う。

放映当時はそれ程興味がわかずに未見であったが、スマホで全編観る
機会を得たので、ぶっ通しで鑑賞した。
その後、シーズン2の噂が出ている事と、国内のレヴューでの評価が軒
並み高い事を受けてレヴューする気になった。

端的に言うと評価が高い理由が判らない。
打ち切られて当然と言ったレベルだ。

中身は単なる侵略もの。
そこへ異星人も含め、人間ドラマを織り交ぜて、人物の背景を描く事で、
それぞれの行動原理を説明しようとしているが、ほぼ失敗していると言
って良い。

とにかく、全員が人間的に薄っぺらい。
役者の選択も間違っている。

同じ侵略打ち切り組でも、まだ「V」の方が数段マシである。

例えば、主役のショーン・ウォーカーだが、巻き込まれる理由が弱い。
確かに彼女を救う為と理由があり、彼女がハイブリッドである為、渦中
に追い込まれるのは理解出来るが、世界を3000年も守護してきた人間
側の番人である超大富豪がショーンに世界を救わせる為に簡単に自殺
する理由が全く判らない。それほどの人物でもなければ、それだけの志
もない。彼女を救う一点のみで巻き込まれているに過ぎないだけで、多少
正義感が強いって程度の人物に地球の未来を背負わせるのは無理が
あり過ぎる。

また、若い頃から超天才で、17歳で有名なハッカーとして逮捕までされて
いると言う設定の割に、頭の悪さ全開の役者を使い、頭の良さの片鱗を
感じる事が出来ない演出しかしていないってあり得ない話だ。

次に異星人側のリーダー、ソフィアである。
正直魅力ゼロの只のババァである。
理性的で平和的な人物設定にしている割には、後半にいくにつれ、感情
的、直情的な性格になる。侵略する事は不本意だと言いながら、主義に
反すると言いながら、結構嬉々として人殺しを推し進める。別段殺す必要
もない人物を殺したり、殺すべき相手を放置したりとリーダー的資質から
は著しく逸脱した人物だ。
演じるローラ・イネスにも全く魅力を感じない。
寧ろ、イライラさせられる程である。

そして、最重要人物のアメリカ大統領イーリアス・マルティネスである。
こいつには大統領の資質はゼロである。
いや、市長や町長ですらまともに出来ないだろう。
一番大きな問題場面は、地球人に紛れ込んでいる異星人を探る為に、
全国民のDNA検査を強制的に義務付けた政策を行う際に、その政策に
強く反発した自分の妻だけにはDNA検査を行わないと言う愚行に出た
ところである。

公平、平等の名の下に国民を司るべき最重要人物が、不公平の極みで
ある言動をする訳である。実行する議員から進言されても「妻のイデオロ
ギーに反するから」と強く突っぱねる。じゃあ、主義主張に合わなければ
他の国民も拒否出来るのかって話である。しかし、それは許さない訳だ。
それに輪をかけて、苦言を呈した議員が食い下がると、「私と戦うつもり
なのか?だとしたら全力でぶっ潰す」と脅しまでかける始末だ。
これまでも、お粗末な脚本で薄っぺらいSF、ディザスタ作品は山程あるが
ここまでどうしようもない脚本も珍しい。通常はそういった政策を行う場合
苦渋の決断で思い悩み、それでもしなければ仕方がないと言う状況下で
自分や自身の家族をまず進んでやってくれと犠牲精神を見せるのが当た
り前な筈。つまり、このドラマの大統領は、映画史上、ドラマ史上、最低最
悪の屑大統領なのである。

更には、夢で弱腰だと批判されると、急に必要以上に強気になって間違っ
た政策を推進し出す。個人の夢に左右される国民や他の議員は気の毒
である。
とにかく、一事が万事、自分が気に入るか、気にいらないかが彼の行動
原理の全てで、敵対関係にあった人物でも、更なる敵が現れると、それま
での態度が嘘の様に一変する。全く以て都合の良い性格である。

異星人の管理は60年間ずっとCIAの管轄で、歴代大統領は関わってお
らず、充分静かに上手く事が運んでいたものを、自分が蚊帳の外でいるの
が嫌だと言う事と、好奇心を満たす為だけに無理やり介入して、起きずに
済んだ問題を自分で掘り起こした訳である。

更に寝た子を起こすだけでは飽き足らず、歴史に名を残したいのか、世界
中に異星人を監禁していた事を発表し、共存すると発表しようとする。
その席で、自分が攻撃され、怒り心頭で監禁継続の上に、戦争だ!と喚き
散らす薄っぺらさである。

攻撃された事だけが戦争状態の理由ではない、ソフィアが真実を話してい
ないからだと主張するが、真実を話してなくても全てを発表して共存する気
だったのは一体何だったのって話だwバカの極みである。

副大統領に毒を盛られ、立場をはく奪されるが、解毒剤を投与後、復活し
副大統領と対決する。勝利を治め、大統領に返り咲くのだが、依然人類全
体が危機にある中、側近に副大統領ジャービスの処分について聞かれ、
「ジャービスって誰だ?」と小学生みたいな返しで笑い合うシーンにはほ
とほと呆れた。

そして、異星人の人類抹殺の兵器である。
惑星ごとワープさせるテクノロジーがありながら、人類抹殺の兵器は何と
スペイン風邪のウィルスである。正直笑った。
しかも、20%程の空きを作るところ、結局制御出来ず実行すれば98%も
の人類が死滅するらしい。何故98%なのか全く理解出来ないし、中途半
端な数値である。

最終話で、結局ソフィア達の星は星ごとワープしてくるのだが、地球並みの
大きさの惑星が、月と地球の中間値に突然現れたにも関わらず、天変地異
がどちらの惑星にも起こらない始末である。んじゃ、地球に空きなんていらな
いじゃんwそもそも、ソフィア達の星の移住計画はその惑星系にある太陽が
超爆発を起こす事が一番の要因らしい。なら、惑星ごと移動出来るなら、近
辺に何もないところへ移動して、人口太陽でも作りゃ済む話だろう。資源が
枯渇していたって、惑星ワープ出来るテクノロジーがあるなら永久機関位作
れって話だ。

そして、最後にソフィアが大統領に「君達の負けだ」と言われて反論する。
「スペイン風邪の計画は寧ろ温情だったのよ。もうこうなってしまったら、残酷
な結果は避けようがない。ごめんなさい。」と。思わせ振りにw
しかし、1週間も持たずに、内臓ドロドロで血を吹き出して、全人類の98%が
死滅する結果より悲惨な結果って何だ?

と言う訳で、話が進むのに比例して視聴率ガタ落ちで打ち切りを止められなか
ったドラマだが、こんな内容じゃ当然と言えば当然である。
NBCは、当然次シーズンは作らない方針で、違う局に制作側が企画を持ち込
んだ様だが、却下のご様子。しかし、こんなお粗末な話では続編を作るのも中
々難しいだろうから、実際のところ却下されて製作者もホッとしてるんじゃない
だろうか。


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2014-11-05


ルチオ・フルチじゃない地獄の門ネタ【Nothing Left To Fear】予告

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2013年アメリカ

監督:アンソニー・レオナルディⅢ
脚本:ジョナサン・W・C・ミルズ
製作アリソン・バーマー・バーク トッド・ダグラス ロブ・エリック スラッシュ マイケル・ウィリアムズ
出演:アン・ヘシュ ジェームズ・タッバー イーサン・べック リベカ・ブランデス クランシー・ブラウン

元ガンズのスラッシュことソール・ハドソンが製作に名を連ねた
ホラー。
ロブ・ゾンビと言い、このスラッシュと言い、メタル系の奴は何故
ホラー好きなのだろうw

まあ、ロブ・ゾンビとは違い、スラッシュは製作の1人ってだけな
ので、商売が先に立ってるのかもしれないが。

さて、本作は地獄の門がテーマになっている模様。
地獄の門なんてルチオ・フルチ映画以外では、精々「9th Gate」
で観た以来だろうか。

と言いながら、本当はこう言うテーマは大好きでワクワクしてし
まうw

主人公一家が、地獄の門の7つの内の1つがあると言われてい
るカンザス州のある町に越してくる。
住民達は大歓迎で、主人公達を快く受け入れてくれるが、それ
もこれも、主人公一家の娘を地獄の門への生贄にする為だった
と言うお話。

まあ、プロット自体は珍しくも何ともないのだが、やはり食指が動
くのは「地獄の門」と言うキーワードのせい。
バリバリのCG特殊効果で、悪霊に憑かれた様も実にありがちな
造形だが、「地獄の門」と言うテーマに恥じないストーリー展開が
あれば、まあ許そうと思う次第だw


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地獄の門
原 民喜
2013-10-22

やさぐれ神父が何の役にも立たない【デビル・インサイド The Devil Inside】レヴュー

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2012年アメリカ

監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:ウィリアム・ブレント・ベル マシュー・ピーターマン
製作:マシュー・ピーターマン モリス・ポールソン
製作総指揮:ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ スティーブン・シュナイダー マーク・ヴァーラディアン エリク・ハウサム
出演:フェルナンダ・アンドラーデ サイモン・クォーターマン エヴァン・ヘルムス スーザン・クロウリー


さて、みんな大好き悪魔祓いものである。

うーん、どうなんだろ?

エクソシストの25周年やら30周年とやらで再燃した悪魔ものだが、
お!これはと言う作品が無かった様な気がする。

正直なところ、本作に関してはあまり情報が無い時点での予告を
見て、お!となったし、かなり期待はしていた。

プロットはそんなに悪くないし、悪魔の凶悪さもいい。

では、何が悪いのか?

考えてみた。

そうか!神父がヘナチョコ過ぎるのか!

エクソシストは純粋に悪と善も戦いを描き、根底にあるのは紛れ
もなき信仰心だった。信仰心故に迷う部分もあるが、最後はちゃ
んと信仰心故にリーガンを救えた。

パート2にしても、評判は悪くカルト化しているものの、やはりきち
んと善悪の戦いと信仰心を描いている。

パート3も同様だ。

しかし、後発の同系の作品には、強い信仰心を持ち、かと言って
現実的な考えも持ち合わせた正しい信者が登場しない。

エクソシズムに関する文献を見ると、バチカンのお膝元イタリアで
数多の悪魔祓いを行っているベテランエクソシストは悪魔祓いを
こう位置付けている。

「施術者には何の力もない。信仰心と普段の信仰心による生活で
キチンと心身を浄め、それによって神の命令を悪魔に伝える代弁
者になるに過ぎない。悪魔を祓うのは我々ではなく、イエス・キリス
トその人だからである」と。

即ち、悪魔祓いとは、キリスト教における神父、牧師が行う場合、
基本的にその方程式から外れる事はあり得ないと言う事である。

本作に登場する神父は、やさぐれて、何やら信仰心が著しく低い。
しかも、悪魔祓いを科学的アプローチで行うと言うアホな二人であ
る。科学的悪魔祓いなら、信仰者である神父が行う必要性が全く
ない。

当然の如く、最初の想定通り、この二人の悪魔祓いは何の効力も
発揮しない。

これって結局悪魔祓いものと言うよりは単なるゴーストハントもの
で良いのではなかろうか。

エクソシスト後に作られたこの手の作品群は、得てして善側が何
の抵抗も出来ないパターンが多いのだ。

要は、ひたすら取り憑かれている様子が延々と垂れ流しになって
いるだけと言う体なのである。そこにドラマは発生しない。

まあ、観るべきところはあまり無い映画になっているが、悪魔に憑
かれた主人公の母ちゃんの不気味さは群を抜いており観る価値は
ある。

やっぱり素で不気味で気持ち悪い出演者がいると、ホラー系の映
画やテレビは救れると言う良い見本かも知れない。キャリー然り、
エミリーローズ然りである(双方とも出演者が不気味じゃなくても成
立しているが)。

只、後発エクソシストものとしては、取り憑かれた状態の新設定も
あり、全く観る価値が無いかと言えば、そうとも言えない。

お暇な時に気が向いたらご覧になるのも一興であろう。


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