1956年 99分 監督 ダグラス・サーク
出演者 ロック・ハドソン、ロバート・スタック、ドロシー・マローン、ローレン・バコール

石油会社社員ミッチと、若社長カイルは幼なじみの大親友だった。
2人は系列会社の秘書ルーシーに恋心を抱くが、ルーシーが結婚相手に選んだのはカイルだった。
だがルーシーの不妊からカイルはまた酒浸りの生活を送るようになる。
さらにミッチに叶わぬ思いを寄せるカイルの妹マリリーの告げ口で、ミッチとカイルの友情にヒビが入ってしまう・・・。

ダグラス・サーク監督は、こう言うメロドラマを得意した監督だそうで、ロック・ハドソンが主演ながら少し引いた演技で、役柄共々好印象でした。
ストーリーもメロドラマとしては良く作られていて結構、楽しめました。
ビクター・ヤング作曲の主題歌も映画の雰囲気にとても合っています。

ロバート・スタックは、1959年にはじまったTVシリーズ「アンタッチャブル」のネス役で大人気を博した俳優です。
アカデミー助演女優賞を授賞したドロシー・マローンは、屈折した役柄にキャラがピッタリ合っていました。
ローレン・バコールがちょっと意外な役どころでしたが・・・。

ただこの年のアカデミー賞に物議が・・・ドロシー・マローンは主演級の出演だったのですが、ユニバーサルが何とか彼女に賞を取らせたいと強敵の多い主演女優賞を避けて助演女優賞の方で申請したそうです。
それが問題となって、これ以後は主演か助演かの格付けをスタジオ任せにせずにアカデミーが最終決定することにしたそうです。
アカデミー賞も過去にはいろいろあったようです。

第29回アカデミー賞で、助演男優賞(ロバート・スタック)、助演女優賞(ドロシー・マローン)、主題歌賞(Written on the Wind)の3部門にノミネートされ、助演女優賞を授賞しました。

(Written on the Wind)