ClickZ:The Coming Year in Online Marketing (December 19, 2005)

ClickZ恒例の、来年のオンライン・マーケティングに関する各業界第一人者からの提言。
長いのでキーポイントだけ抜き出しておくと、こんな感じ。

Creative: John Rich, Interactive Creative Director at TM
・Webページの半分以上がCGMになる。
・消費者とブランドのインタラクションがキー。
・Flash8によるインパクトがでかい。
・DVRにIPアドレスが振られる(これは07か。)

RSS: Dick Costolo, CEO of FeedBurner
・RSS測定・配信・購読ツールが大幅に洗練される。
・RSSがアプリに組み込まれ、ユーザー側のハードルが下がる。
・ポッドキャストの試行が重ねられ、タイムシフト時代を捉えてキャンペーンを大成功させるマーケターが出現する。

ビデオ: Chris Young, Klipmart CEO
・TVからネットへのシフトが進み、マーケティング予算の8%がインタラクティブに割かれる。(2002年:2%、2005年:5%)
・ビデオのオンライン化が加速。ストリーム広告枠の取り合いが起きる。

サーチ: John Lustina, Chairman of IntraPromote
・クリック保障型がさらに浸透。予算獲得時に説明が不要になる。
・スクレーパー・サイトの問題は解決されず、オーガニックな最適化に水を差す。
・地域密着型の広告主の広告予算が電話帳からネットに移行するにはもう少し時間がかかる。

ブランドの誤用: Trevor Hughes, Executive Director of the ESPC
・アフィリエイトの広がりと共に、スパムへの懸念が広がる。
・ブランドがどのように表現されているかという管理にもっと気を配る必要が出てくる。

E-mail: Al DiGuido, CEO of Epsilon Interactive
・COM(Customer Optimization Management)がCRMに取って代わる。
・DBを使った動的なコミュニケーションの最適化が大手から本格的に始まる。
・スパムは「適切でないメッセージ」という意味に再定義される。

Mobile: Nihal Mehta, ipsh! CEO
・他媒体を絡めた「タイム・センシティブ」なキャンペーンが広がる。
・エンタメ業界を中心にダイレクト・レスポンスを取るキャンペーン、携帯クーポンも伸びる。
・中小の携帯マーケティング活用が始まる。
・携帯向けアンチ・スパムの法令など外部要因が成長を阻害する可能性もある。


RSS、ビデオあたりはそろそろ日本でも「なるほど、そう来たか」という目からウロコのキャンペーンが出てきそうな予感もする。

個人的に、日本でも重要になると思う考え方はe-mailかな。
「そのユーザーのオプトインは、ホントにこのメッセージに対するオプトインなのか?」ということを自問自答する時期に来てるんじゃないだろうか。


<参考バックナンバー>
色褪せない言葉
電話しちゃダメリスト
ブランドは死んだ