PINOとOZ

日産の第三の軽、PINOのスペシャルサイトが上がりました。

企画前にターゲットのインタビューを聞いていて、きっと今回はクルマっぽいものではなく、ケータイ（それもギャルのデコケータイ）みたいな感じにコミュニケーションできればうまく行くのではないかと直感していた。かなりイメージに近いものになったのでは。

ただ、以前のエントリーでは、「ターゲットが自分とは違う価値観を持っているからといってターゲットに考えさせるのはマーケターの想像力の欠如だ」みたいな偉そうなことを言ってたのですが、やっぱり何が「カワイイ」のかオジサンには分からず、チームの若手の女の子に任せっきりでした。

本家のアルトとは随分違うアプローチなので、マーケティングの観点でも面白いケーススタディーになるんじゃないでしょうか。


もう一つ、以前にご紹介したインタラクティブ絵本の第2弾、「オズの魔法使い」もアップ（N-Link会員限定）。原作をちゃんと読んだことのない人も結構いるみたいで、ストーリーが読めない分「ももたろう」よりも楽しめた、という反響。

ただ、通して読む（見る？遊ぶ？）と15分かかる大作なので、ゆとりがある時にどうぞ。（一応、画面下のインジケータが「しおり」の役割も果たしてますが。）


<参考バックナンバー>
Web絵本

Web絵本

Web絵本第1弾「ももたろう」

代理店へのオリエンテーション・シートを見返してみると、日付は2004年秋。つまり、アメリカで過ごした1年を含めて2年越しの企画がようやく日の目を見ました。

コンセプトは、「父親が小さな子供をひざの上に座らせて一緒に楽しむコンテンツ」。クルマの登場の仕方も売り色を抑えつつ、インターネットならではのギミックも盛り込みました。関わったみんなの頑張りで、素敵なコンテンツに仕上がったと思います。

見終わった後には、こんな感じでグリーティングカードとしても使えるスグレモノ。反応を見ながら、バージョンアップさせつつシリーズ展開していきます。