2012年08月

2012年08月29日

苦しい就活戦線。
苦肉の策ですがりつこうとした大企業への「新卒派遣」と転がりこんだ
中小企業の「正社員」の道。

ご自分のお嬢さんにどちらを勧めるべきか、悩むあなた へモモノリから少々
もの申します。

まず、そもそもあなたのスタンスをクリアにしたい。

あなたが娘さんにアドバイスをするのは何故かしら?

え?もちろん、「娘の幸せを祈ってるから」ですって?

そうでしょう、そうでしょう。
それ、それ、そのスタンス絶対忘れないでくださいね。

決して「自分の満足や安心」じゃないよね、と常に自分に言い聞かせながら
考えてください。

なので、「そんな名前聞いた事ない会社なんて恥ずかしいわよ」とか
「ああ、その会社の商品だったら、毎日イトーヨーカドーで見てるから安心」
なんて、言葉はでてきませんよね。

幸い、あなたは名より実よ、と正社員の中小企業に心が傾いているようで
すが、でも、それもホントに「お嬢さんの幸せ」を祈っているのか、どうか。

もしかして、

「こんな雇用環境だからいつ契約がきられちゃう派遣より正社員のほうが母親
としては安心。人に聞かれても、『〇通で派遣社員なんです』と言うより『そんな
に大きい会社じゃないんですけどね、広告関係の会社でなんとか正社員で入れ
ました』とご近所の事情通のおばはんに言えるかも」

とどこかで思っていたらそれはあなたの安心のため、ですから。

念のため。

そうだとしたら、じゃあ、どういう立場でアドバイスすればいいんですか?
という声が聞こえてきそうです。

そりゃあ、シンプルです。

「娘さんの幸せを祈る」母であり、女性の先輩としての立場ですよ。

まあ、大学4年生くらいなんて、知りえている世の中なんてとっても狭い。
そのうえ、表面的。

決定的なのは長期的な視点が持てないこと、とほほです。


これからの女性は多分本人が望むかどうかに関わらず一生安泰が保証
されるケースは極レアケース。

今の時代は正社員至上主義ですが、その会社だっていつまでもあると思うな、
でしょ?

モモノリの個人的観察として、女性の境涯の大きな不幸や困難、壁などが
出現し始めるのは大よそ30代終~40代くらいのように思います。

あなたも、そういえば、と思うでしょ?

ご主人のリストラ、自身の体の不調、人間関係、教育(子育て)、自身の仕事、
早いひとは介護、、、

ここらでやってくる大波を乗り越えられず沈没していく女性が多いなあ、と
しみじみ思うこのごろのモモノリです。

なんでだろ、と考えると、結局女性のほうが、卒業というポイントからそんな
先まで実は自分の人生は一本の線で繋がっている、ってだれも教えてくれて
ないんじゃないかしら。線は多くの場合波線や曲線ですけど。

目先ばっかりか、あまりにノー天気な助言だったり。

なので、目先の選択を考える際に、女性の先輩として絶対にやってくる大波
でお嬢さんが沈没しない発想を一緒にしてあげて欲しいな、と思います。

で、具体的なアドバイスを次回エントリでさせてくださいね。

PS 
【業務連絡】
およねさん、頂いたコメントのせいで、随分慎重かつ力(りき)いれてエントリ書いてしまい、
二部構成になってしまいました!


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あなたはもう覗いてくださいましたか?

もうひとつのモモノリも戻ってきましたよ。
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モモノリ!一刀両断! 」(産経新聞Web版)  

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2012年08月27日

モモノリさん

もうすぐ夏休みも終わりだというのに、いつまでも暑いですね。
我が家の息子は中学生ですが、そろそろ夏休みの宿題に焦っているようです。
母親の私がいくら言ってもずっとサボっていたツケですよね。

さて、今日は息子でなく、その姉である、大学生の長女のことでご相談です。

娘は現在大学4年。就職活動もいよいよ終盤になりました。

大学では文化人類学を専攻していましたが、広報や広告、それも海外向けの
ものを仕事で携わりたい、と就活していました。

数多くの会社にエントリーし、その数約50社。

中には上手く面接まで行ったものもあったようですが、結局、どれも今のところ
駄目でした。

一時とても落ち込んでいたのですが、友人に勧められて人材派遣の「新卒派遣」
という制度を通し、超大手広告代理店で働く可能性がでてきたようなのです。

すると、偶然に、それまで結果待ちだった社史は長いけれど、中小規模の出版
広告会社から正社員採用の知らせも来たようです。

娘は、誰でも知っているその超大手広告代理店のおしゃれなビルで、希望の
海外広報関連部署で働く姿を想像して喜んでいます。

しかし、親としては、大会社とはいえ、不安定な派遣社員よりも、少々レトロで、
あまり女性も多くはないらしいが正社員採用という中小企業の方がいいのでは、
とも思うのです。

いろいろな場面で、特に女性の採用などに立ちあわれてきたモモノリさん。
どう思いますか?



ほお。

興味深いご相談ですねえ、個人的に。

現在モモノリ家のonly kid (ひとりっこ) であるモモノリ息子は大学受験生。
彼の当面の目標はすぐやってくる模試の志望校の合格ラインにどれだけ近づけるか、
ということです。

でも、大学に入ったら次は就職の悩みですかあ、やれやれです。

ま、わが子のことはさて置いて、特に昨今の急変する社会情勢なども鑑みて、お母
さんがすべきこと、をモモノリなりにアドバイスいたします。

次回エントリでお会いしましょう。

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2012年08月24日

ちょっと驚いて、ちょっとがっくり、でちょっと考えた最近のニュース。

つい一週間ほど前、急に飛び込んできた

「老舗女性向けサイト、カフェグローブ破産 負債1億900万」

あああ、大変だろうなあ、今ごろ。
すぐに、それを思いました。

カフェグローブが創立されたのは1999年。実は弊社の設立年と一緒でした。
今年で14期目。

報道によると、2006年ごろには7億を超えていた売り上げが昨今は3億5000万
まで落ち込んでいたそうで、負債額が1億900万!とのこと。

いやあ、この数字を見てちょっと驚きましたよ。

このカフェグローブ ドットコム の社長、矢野貴久子さんはニュートレンドの若手
(そして美形)経営者のはしり、で積極的に当時まだはしりだったブログなどを
通して積極的に私生活なども発信。キャリアも恋愛も結婚も、そして子どもも、と
いう若い女性のトレンドリーダー的なかたでした。

誤解をおそれず言えば、それぐらい影響力のあった方の会社の売り上げがその
ていどの数字だったんだなあ、と。

ネットや女性向け、ITといったタグでくくられる、女性向けマーケティング
会社「トレンダーズ」(経沢香保社長)、「イー・ウーマン」(佐々木かをり社長)
などとならび、三羽がらすのように語られることも多かった会社、社長でした。

モモノリにとっても同じ時期に設立された会社だけに、なんだか社歴の背景が
とてもよくわかる気がします。もちろん、規模も華麗な人脈もモモノリとはまったく
別世界でしたが、勝手に親近感を感じていたんです。

これらの三羽がらすに留まらず、もっと小規模な会社もふくめ、これら「女性くくり」
の会社に共通項がありました。

それは、女性経営者、であるということでスタートの段階から下駄をはかせて貰った
ということでしょう。

とくに、2000年前後のITバブルのころの創業で、女性というキーワード、そして美形
華麗なキャリア。マスコミもほおっておかず、特に女性向け雑誌などのメディアで発言
がとりあげられ続けていました。

もちろん、それがカフェグローブの何よりの広告となり、本人のプライベートライフも
含めて最大の広報活動だったはずです。

それを期待して、大手企業が競って発注や投資していたのも本当で、ここ最近の不
況で潮が引くように引き上げていったとも聞きました。

たしかに、正直、モモノリ自身も「女性」であることで得したことがありました。

たとえば、気の進まない、男性が大多数のぐだぐだの飲み会はそもそも誘われない。
女性スタッフの会社であることで、ことさら宣伝しなくても、弊社の誠実さを理解して
いただきやすい。
通訳・翻訳という女性が多い分野でそれぞれの特性にあったコーディネートがしや
すい、などなど。

でも、それは入り口だけ。
ビジネスの現実はとってもシビアです。

出て行くお金より入るお金が少なくなれば、会社が潰れる、という原則は「男・女」
関係なく、一緒。

同級生(と勝ってに思っている)のハードランディングに今一度自らの姿勢を省み
ております。

かつて、モモノリ自身、小学生時代に父親の倒産を2度経験。
頭に血が昇った債権者たちが家に押し寄せてきたり、追いつめられた両親達の
姿を見たことなど今でも憶えています。

カフェグローブ社長の矢野さん、ブログなどでもよく写真つきで紹介されていた
喘息もちの幼いおぼっちゃんがどんな気持ちで今いるのか。。。

でも、この同級生社長に言いたい。

大丈夫、どこかで人生帳尻があうんです。
いま、一気にこれまでの運を放出したんだから、これからまた蓄えられるわ、と。

がんばれ~\(^o^)/

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2012年08月22日

ここ最近、適齢期の男性側のほうが「結婚後も、君、働くよね」と婚約者の女性に
確認するケースが増えているそうです。

そりゃあ、そうだわね。

どんな大企業だって、定年までの30年近く絶対安泰がない時代。
今日だって、さんざんシャープ大丈夫か?!という報道を奥様方向けの情報番組
ですらやってましたからね。

ひとりで、家のローンだの、教育費だのを背負っていくのはしんどい。
それが本音らしい。

さて、あなたは、ちょっと違う事情のようですが、とにかく、家庭も仕事も両立させたい
という奥さまを応援したいのね。猛烈に忙しいけれど。

よすよす、その心意気。
まず、モチベーションが大事なので、最初のチェックポイントはクリア。

で、両立したい妻をもった夫にとり、基本スキルで、それでいて超多忙なひとでも身
につけられるスキル。それは、、、

スルー力(りょく)

なのです。

あ、誤解ないように。

「ねえ、ちょっとお鍋の火を止めてきて。私いまオムツ変えてるから。
・・・・聞こえてるの!
もう!テレビゲームばっかりやってないで少しは手伝ってよ!」

というような場面で使われているのは「無視」

これはスルー力ではありません。

あなたから頂いたメールから推察するにあたって、あなたの奥さまはモチベーション
の高そうで多分能力もあるような方なんでしょう。

こういう女性があぶない。

なにが危ないって、燃え尽きちゃうんですよ。
仕事も家庭もちゃんとやってこそ、「両立」っていうんだ、っていう価値観で。

産休、育休あけで職場に戻ってきたけれど、しょっちゅうお子さんが熱を出したとか
で保育園へ急なお迎えにいくため早退とか、大きな会議準備で皆が忙しいときに
こそっと定時で帰らなきゃいけない、、、

あああ、私ってみんなに迷惑かけてる「だめな子?」_| ̄|○

もしくは、、、

保育園にお迎えに行ってその帰りにぐずる赤ちゃんを騙し騙し買い物を速攻で
して、家に辿り着くと、朝慌てて飛び出したため、リビングは散らかったまま、
キッチンは朝食の食器がシンクに積んであるそばを蝿がぶんぶん、、、

あああ、こんなゴミタメみたいな家は妻としてゆるされない!

基本、女子は学校時代から「きちんとしている」ことがとっても重要なアイデンティティ
だったりするため、「駄目な子」「駄目な妻」という自分が受け入れられないケース
が多いですねえ。

「皆さんに迷惑をかけて申し訳ないので、、、」

こういう言葉を残して辞める育休あけ社員が多いですけど、そうやって穴をあけ
られるほうがよっぽど迷惑なんですよ。だから、この「皆さんに。。」は皆さんの
ために身を引きます、という言外の自己満足なんだけどな。

で、子どもさんが小さいうちは戦力として100%戻るのは無理。
むしろ、量でなく、質で仕事に貢献する、という発想が本人も周囲も大事ですけど。

ただ、それをだらだら、幼稚園まで、小学校までといわず、どこかで線を引くのも
大事ですけどね。あげく、中学受験のために会社を辞めるとか、あまりにリスクの
高い判断をしちゃうのが母親だったりする。。

さて、あなたのご相談の答え。
スルー力(りょく)の話。そういうわけで、特に小さな子どもを持って働く母は結構
パツパツです。

それは、時間だけでなく、自分のなかにある「アイデンティティ」との葛藤という意味
でも。

しかし、絶対、と言っていいくらい、いくらか家事パフォーマンスは落ちます。

いつも冷蔵庫にあった牛乳が切れていたり、ふっと見た階段の隅にほこりの塊が
ひゅ~っとぐるぐる回っていたり、以前はいつもアイロンがかかっていたハンカチ
が干してとりこんだままであったり、、、、

そういうことをスルーして欲しいんです。

「あれ?牛乳きれてんじゃん。飲みたかったな」とか「お~い、階段の掃除って
いつしたの?」とか、はたまた「おい、せめてハンカチはアイロンなくても、たたんで
しまっておいてよ」とか文句を言わない。

これ、ある意味で、働く妻・母を支える基礎スキルですから。

それが出来た上で、是非お金を合理的に前向きに使うことを「男性」側から
提案して欲しい。

「ねえ、うちの上司の家で月に一度のハウスクリーニング来てもらって
随分たすかってるらしいよ」

「アイロン掛けのいるワイシャツはもうみんなクリーニング屋さんでいいじゃん」

いちおう家計を預かっている、と自認している奥さんは自分が「すべきこと」にお金を
使う事に抵抗を感じる人が多いから。

でもね、「お金で時間を買う。お金で精神的ゆとりを買う」という発想は大事だもの。
そういうことを男性側こそ提案してあげて。

そして、最後。

赤ちゃんと離れる時間を一週間に何時間でもいいから作ってあげて。
週末はパパ&ベビータイムだ、って。

週末も三人でずっと過ごす、というのも素敵だけど、ほんの少しの時間でいいから
ひとりで過ごす時間をとってあげて欲しい。

パパ&ベビーで散歩行っている間にママは掃除や布団干し。
洗面所の片付け。

美容院へ行ったり、マッサージもいいかも。
こういうことができないんですから、普通。


そして、そのうちあなたも自分のキャリアをマネジメントして、是非イクメン
にシフトしていってくださいね~

がんばれ~



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2012年08月20日

モモノリさま

こんにちは。暑い毎日ですね。

今日はひとつ僕の家庭のことを相談させてください。

僕の妻は、中堅の産業機械メーカーの管理部門で働く28歳で、僕はIT系コンサ
ルティング会社のコンサルタントで31歳です。

僕たちは大学時代に知り合い、お互いに価値観が近くて、友人に近い心地
よい夫婦関係だと思っています。

ただ、僕の仕事がとても忙しく、連日深夜の帰宅になり、なかなか平日は
ゆっくり二人で話す時間もない生活です。

そんな中、妻が現在妊娠4ヶ月となりました。

妊娠がわかった時には飛び上がりそうになるくらい嬉しかったです。

妻が学生時代からずっと仕事を続けたい、と願っていたのはよく知っています
し、僕もこれからの日本では女性がともに働いて社会に繋がっていく事の重要
性も理解しています。ですから、出産後も仕事したい、という妻の考えは支持し
ています。

ただ、問題は、ただでさえ現在僕が平日は寝に帰るだけのような生活のなか
で、僕がどれほど家事や育児に参加できるのだろうか、と案じています。

僕だって自分の子どもの成長を見届けたい、と思いつつ、現在プロジェクトメン
バーとして関わっている大型案件は後輩や部下などもいて、そう簡単に家庭シ
フトに切り替えられない、という問題があります。

妻もその事情はよくわかっている様なのですが、ただでさえ初めての出産で不
安があるのに、そういう条件下で僕のできることはなんでしょうか?

週末の買い出し?朝の保育園送り?
それともしっかり稼ぐことなのでしょうか?




暑い中、お盆シーズンが終わりましたねえ。
モモノリ家は、すでに以前のエントリでも書きました通り受験生家族。
せいぜい、テレビの前でオリンピックだのプロ野球だのの応援をして終わってしまった、、

ぐすん。(そのうえ、応援している千葉ロッテマリーンズがBクラスへ急降下。弱り目に
祟り目です、とほほ)

そんななか、素敵なご報告ですね!

赤ちゃん!!!

ああ、なんて甘美な響き~。。。。

おめでとうございます!× 10

政治の閉塞感や不安定な外交、解決の見えない原発問題とか、ネガティブな空気
の日本でもひとつの小さな命の誕生ほど周囲の人を幸せにし、勇気付けるものは
ないです。

で?悩む?

ああ、そうなんですねえ、今の男性は。

ふむ。では、出産も子育ても(ほぼ)終えつつ、ずっと仕事をしてきたモモノリの立場
から実感をこめた具体的アドバイスを次回エントリで。


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