2013年06月

2013年06月28日

出張ウィークスでモモノリの出会った忘れがたきひとびとをご紹介する第二弾。

その女(ひと)たちは北の国、函館にいた!


先にエントリでも書きましたが、今回の出張、出張、まだ出張の慌しい日々の
なかで数少ない楽しみといえば、各地各地での美味しい思い出。

そういう思い出で言えば、今回の出張でトップスリーの一角だったのが、、、

函館!


実はモモノリ、旅行へ行って何が楽しみって、食べる、体験する、見る、と
同じ位に、「買う!」なんです。でも、自分用は殆ど買いません。

まずは、留守を預かってくれているモモノリ母。
それから、「出張?お土産は~?」とノー天気なモモノリ息子。
そして妻の出張に合わせて飲み会の予定をルンルンと入れるオット。
(「いやあ、奥さんが出張でいないんでね。〇〇クン、ちょっと飲みに行かない?」
という感じじゃないかなあ、と)

もちろん、留守オフィスを預かってくれているスタッフたち。

そして、このブログでもたびたびご登場いただいている、モモノリファミリー
にとって「安曇野のサポーター」である、ご夫婦。

特に、海なし県である長野県在住で、かつ左党のご主人様のこのご夫婦の
へのお土産探しは本当に楽しみです。
今回だって、思わぬところで思わぬ幻の品が手に入ったり。
(詳細はナイショ)

さて、今回も朝市で有名な函館への出張。

モモノリ母もオットも蟹イーターだし。安曇野のご夫妻が無言で黙々と
かつ、ニコニコと召し上がっている姿が目に浮かぶ、、、

当然「おし!蟹じゃ!」と羽田出発時から心積もりができておりました。

到着早々、仕事も始める前に蟹屋さんへ直行。

あなた、有名な函館の朝市って行った事ありますか?

あれはね、もう、朝市の竹下通りですよ。

函館朝市




















蟹のオレンジだのでっかいイカだの、そして、店頭の一面にずら~っとカラフルな
海鮮丼のサンプルがならぶ丼屋さんの店、店、店、、、、。


函館海鮮丼












で、ひとつ気付いたのは、この朝市、ほんっとうに多くの女性が、それも
とびっきり元気のいい女性(年齢でいうと30代から40代以上かなあ)が
多かった事。びっくりですよ。

海産物が主の市場で、店頭から大きな蟹をよいしょ、と取り上げるような
力作業もあるわけで。

でも、み~んな元気な(あえて言おう)おばちゃん達が大きな声で商売して
いるんですよ。

もう、モモノリまで仕事の本番前にすっかりエネルギー貰っちゃいましたね。

で、モモノリが地元のタクシーの運転手さんからオススメ頂いて下ろして貰った
のはこの方の
お店でした。


函館かに屋さん






















土田水産の専務らしい、通称「みっちゃん」はゴム長の肝っ玉専務でした。

当初、タクシーで店先で下ろされた時、ふたつあった大きな蟹の水槽の
ひとつはからっぽ。

ひとつは毛がに用で、からっぽだった水槽に

「現在たらばは脱皮シーズンにはいったためオススメしません」

との札が!

聞けば、「この時期はね、たらばは美味しい時より身がしまってないの。
今はね、毛がによ、毛がに」

とこの専務、みっちゃんが一刀両断で、すぐにその場で売り物の毛がにの
足を馴れた手つきでさっとカットし、

「ほれ、食べて食べて」と差し出してくれます。

それが、あなた、もうびっくりするくらい味わい深くて美味しいの!

「いえね、たらば蟹のほうが食べやすいって、たらばのお好きなお宅
があるんですよ」

甘みすら感じる毛がにの身をむしゃむしゃ食べながらもモモノリがそう言うと、

「あ、そう。大丈夫、うちで食べやすいようにカットして送ってあげるから」

と長靴で(なぜか函館で)サンバイザーの専務・みっちゃんが事も無げに
言います。

それほどまでに、ということならば、と蟹を注文。

その他母の好物、「つたばあちゃん(この店の看板おばあちゃんらしい)
の松前漬け」だのいくらだのどっさり買ってお土産ミッション、コンプリート。

そして、蟹と丼と函館塩ラーメンと「仕事」も全部制覇し、帰宅数日後。

とうとうお楽しみの蟹が、やってきました。

この長靴のみっちゃん専務のお店では「食べる日に合わせて茹でて
送るからね」と期日指定をします。

この日はモモノリ母も来訪、オットも早めに帰宅。
クール宅急便のスチロールのふたをあけたら、あなた、びっくりです。

それはそれは、上手に蟹が解剖されていて、ちいちゃな脚の先のとりにくい
身もほぐされ、くりぬかれた空の中に全部詰め込んであるんです。

もう、蟹フォークも蟹バサミもいりません。

味は現地の見本で頂いたとおりで期待はずれなし。

なにより、この蟹の身を丁寧にほぐしてくれている姿を想像すると脱帽
です。

ここ最近函館朝市は観光化され、「本当に信頼できる店は減ったねえ」(地元
タクシー運転手さん)とい話しを聞いていて、実は半信半疑だったモモノリ。

でも、ほらね、こういう良い仕事をして人の信頼を勝ち得ているのはやっぱり
働き者の女性だったわね。

美味しい函館の味と温まる思い出を届けてくれた長靴の専務みっちゃんの
話をしてもオットとモモノリ母は毛がにに夢中、、、。

やれやれです。。

*遠く長野へ旅した毛蟹も見事に食べやすく調理されていたとか。
よかった、よかった。


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通訳、ツアーコンダクター、海外コーディネータ、バイリンガル司会・ナレーター、
企業研修・セミナー講師、と様々な経験を経て現在はランゲージスペシャリストの
コーディネーション(零細)会社を経営するモモノリが今年も日本の女性を元気に、
とメッセージをお届けします。

読者の方からのご相談にお答えするエントリも絶好調。
ご相談は
こちらからどうぞ



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2013年06月26日

みなさま:

ここ暫くモモノリさんのブログがしっちゃけめっちゃかじゃないの!

とお叱りを各所方面から頂いております、モモノリです。

はい。その通りで。

このところ、オフィスのデスクトップのPCとモバイルのPCと二台を相互に
補完しつつエントリを書いていると、どちらかで「書きかけ保存」していたものが
別のPCでかってに「投稿!」となってしまったり、「投稿!」したつもりが
「書きかけ」で終わってしまったり。

忙しいからモバイルを使って作業が出来ると喜んでいても、それを使いこなせ
ていないと、そういうトラブルが発生するようで。

とほほ、です。

ま、それはそうとして、ちょっと前のことになりましたが、ここ数週間にわたる
モモノリの出張ウィークスの記憶に残った人々を何回かにわけてご紹介して
行きたいと思います。

その第一回。

標題の通り。

5月末に、サンフランシスコで行なわれたイベントで、弊社担当業務にスタッフ
として参加してくれた女性たちです。

SF_NTT受付嬢

























*イベント終了後のほっとした表情

ちなみに、ピンクは着ていませんが(年に数回程度ですよ)、モモノリ。
その右が一緒にこのプロジェクトの担当をしてくれていた弊社スタッフ、
キョウコさんです。



今回のイベントは日本の大手有力企業が設立させた、米国での本格的
ビジネス拠点の新グループ会社発足パーティでした。

長い歴史と最先端の技術を誇るその会社の様々な海外イベントはこれまで
も数多くお手伝いさせて頂いていますが、そのほとんどが、VIP関連のホス
ピタリティ系と現地スタッフの管理・教育、そして通訳者手配管理です。

今回も上掲写真でモモノリの横で、モモノリ以上にほっとした表情なのがキョウコ
さんで、彼女が本番までの数か月の実務担当および本番での受付マネージャー
となってくれました。

そして、モモノリとキョウコさんを囲むド迫力の3名の美女が、今回テンポラリで採用
した受付アテンダントの現地女性たち。

事前に日本で彼女達の写真付プロフィールを見た時には「モデルみたいな女性
たちだけど、大丈夫かいな」と少しだけ暗雲がかかっていたのが正直なところ。

というのも、長いお付き合いのこのクライアント企業さま、イベントでも何でも
「品格」「インテリジェント」「完璧さ」を常に求める姿勢で、それをベンダーである
モモノリたち協力会社も一生懸命にこたえてきたからです。

それが、一発勝負の大きなイベントの受付。

最悪のパターンは受付デスクでまごまご対応して、長蛇の列が出来たり、混乱が
生じたり、はたまた誤認による様々なミスの発生。。

どうしても

「ワッタシたちは、陽気なアメリカ~ン

みたいな、見た目はハリウッドなみ、頭は空っぽ、アメリカンガールが来たらどう
しよう、みたいな悪い予想が頭をよぎります。

が!

先の記念写真を見ていただいてもお分かりの通り、イベントは大成功で
みんなニッコニコ

そして、懸案の受付業務もまったく問題はなく、むしろ想像以上にスムースな
流れ。

というのもこのアメリカ人女性三人が驚くほどプロフェショナルだったんです。

彼女たちの集合後すぐにモモノリが行なった業務概要のブリーフィングにも
非常に真摯に参加。熱心にメモを取る姿は年齢も近いモモノリ息子に爪の
垢を煎じて飲ませたかったくらい真剣。

1時間ほどのブリーフィングのあと実際に様々なシチュエーションを想定して
ロールプレイを繰り返すトレーニング。

名刺の預かり方は両手で、お待ちいただく時の丁寧なコメント、お名前がリストに
ない時の丁寧な対応のステップ、、、

モモノリから出す細かな指示を(けっ、日本人はめんどくさいことするなあ)と
思っていたかも知れませんが、まったくそのそぶりもみせず、一生懸命取り組み
ます。

一番驚いたのは、数時間のトレーニング中、モモノリが別件でその場を離れたり
した時も自主的にドンドンと自分の頭でトラブルケースなどを想定してずっと
練習を繰り返していたこと。遠くからその姿を見ていてちょっと驚きました。

う~ん。

日本のこの年齢くらいで、同様の仕事を一日のテンポラリで入った女性が、
ここまでするだろうか、というと正直あやしい。。。。多分NOでしょう。

しかし、彼女達は受付・展示会アテンダントの「プロフェショナル」としての仕事ぶり
を見せてくれました。

ここはとても興味深いところです。

日本でイベントのコンパニオンや受付嬢となると、どこか腰掛け、アルバイト
という意識が雇う側も本人もついてまわります。

そこそこ真面目に仕事はこなしますが、だからといってこのアメリカ人女性たち
のような向上心やガッツのあるタイプはもう化石級。かつてはいたんですけど。

街のコンビニのレジやファーストフードなんかのアルバイトよりは時給も良いもの
の、クオリティはそこそこ程度なんです。

で、アメリカでもスーパーのレジだのファーストフードのカウンターという仕事は
あり、そのクオリティは最悪です。「スマイルゼロ円」て何のことというくらい、
アメリカのこの手のワーカーのモラルはどん底なんです。丁寧な対応なんて
期待するだけ無駄です。

ところが、ちょっと高級とりとなると、そのクオリティがグォ~ン!と良くなるのが
アメリカなんですよ。

つまり、日本は百円ショップと同じで安くてもそこそこのクオリティを保つが、米国
は安い=悪いクオリティ で、良くしてもらうためにはそれなりの対価が必要
なんですよ。

そういえば、今回の女性たちの採用窓口担当氏も「いやあ、結構良い値段する
んですよ、彼女達」と言ってたなあ。

さて、良いサービスは当たり前の日本と、良いサービスが欲しければお金をつみ
なさい、というアメリカ。

サービスを提供する側だったら、あなたはどちらを選ぶ?



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2013年06月22日

先日はもう何年も教育に関わっている大手通信会社の英語アテンダントたちと
会食。数年ぶりで来日したシンガポール人の旧友も交えて大いに比較文化論や
日本の女性のキャリア論、はたまたモモノリのまだひょっこちゃん時代の暴露話
など大いに盛り上がりました。

タイで大きなファクトリを持つ実質経営者である旧友の彼の視点はモモノリ自身にも
興味ぶかく、ましてや若い3名のアテンダントたちは大いに刺激をうけたよう。

ルーティンワークなものになりがちな彼女たちの日々の仕事に見落としていた
ものを発見し大いに眼を見開かされたようで、会食をコーディネートしたモモノリ
としては「よし!」と軽くガッツポーズ。

本当にひとを育てるって簡単じゃないけれど、こんな異国のビジネスの先輩の
経験談に眼を輝かせる彼女たちを観ていたらほんっとうにやりがいを感じます。

なので、、、、、

ご相談のあなたの女性上司だって部下の成長や生き生きと働く姿をみることは
嬉しいことになる、はずです。
希望をもっていきましょう。

さて、前回はいまのあなたのおかれている状況を打開するための基本的な考え方
をご提案してみました。

で、今回は具体的にどのように実行していくのか、のアドバイスです。


1.価値観は変えられないけれど行動は変わる


多分あなたは女性上司に

「こうして欲しい!」「ああして欲しい!」

という気持ちだったはず。

で、ケースバイケースでこの願いが叶うことがあるんです。

ただし、多くの場合は「変える」のではなく「変わる」ことに注意しましょう。

つまり、究極、相手のひとにとってそれが「メリットがある」「プラスになる」
ことでなければまず殆どの場合実現はされないわけで。

「勉強しなさい!」「お片付けしなさい!!」

といくら母親がどなっても、とりあえず目先だけのことはしてもすぐに
休憩にしちゃって勉強が続かない息子とか、生返事でその場を取り繕う
ふざけた娘とか、、

お子さんのいる親御さんならよ~く分りますよね。(^_^;)
うちもそうでした。。。

なぜか?
それは、彼らにしたら

「勉強して気が済むのは母親」
「自分が片付けるのがいやなので(子どもに)させる母親」→モモノリ息子弁

という図式だから。

つまり、こどもにとって母のいうことは

「I am OK, You are not OK」 「私は〇、あなたは×」 ということだから。

つまり、一方ばかりがOKなんです。
こりゃ、相手は動かない。

大事なのは

「 I am OK, You are OK」 「私は〇、あなたも〇」

というコミュニケーションでアプローチすることです。

これは、あなたと上司とのコミュニケーションも言いえています。

ぶっちゃけて言えば、本当はこういうコミュニケーションアプローチをあなたの
上司が管理職として身につけていて欲しいんですけれど。
ま、それは横において。。。

こどもへの「勉強しなさい!」だって、その発信の仕方やタイミングからしても
相手には一方的に押し付けられているとなると言っていることは正しくても
決して相手の行動を変容させることにはならず。

そのために、別のエントリでも書きましたが、

あなたと相手との間に「明確な目的の共有」があるかどうかがキーポイント。
でなければ、もうあなたの一方通行、片思い(一種の)そして、時に相手には
我がまま、妄言と映るかも。

なので、一度はきちんと話しをした方がいいですし、その際の早い段階で
「あなたも〇、わたしも〇」なんだ、というメッセージを出すとよいです。

【トーク例】


あなた「今日はひとつ御願いごとがあってお話をしたかったんです」

上司 「あら、何かしら」

あなた「まず、前提として是非ご理解いただきたいのは、私にとって『この
     会社で働く』ということは単に自分がお給料を貰えればそれでいい、
     ということではないんです。」

    「会社がより良い経営が出来て、そしてお客さまにも必要な存在と思って
     貰えるよう、自分も貢献したい、という考えなんです」

上司 「ほう。」

あなた「〇〇(上司)さんにとってこの会社で働くとはなんですか?

上司 「う~ん、そりゃ、お給料ももらうことは勿論だけど、やっぱりお客さまの
     役に立って、喜んでもらいたいしね」

あなた「そうですよね!」→( You are OK, I am OK )

あなた「そこで、このところのコスト管理の流れからちょっと私の方で簡単な
     各プロジェクトごとの稼動とその成果を一覧にしてみたんです」

上司 「あら、凄いじゃない!」(結構、この手のビジュアル的な提示は効果的)

あなた「いえ、大したことはないんですが。そこで、これらで特に稼動のわりに 
     効果や成果が低かったものを取り上げて、傾向を分析したんです」

上司 「へえ~」

あなた「で、分ったことなんですが、とくに成果と稼動が見合わなかったもの
     を抽出してその共通項をみてみたら、〇〇さんのご指示を頂きながら
     稼動したケースなんです」

上司 「で?(ちょっとムカッ)」

あなた「他のケースは比較的問題ないので、同様なケースがまた出る場合
     対策をとっておくことはコスト管理やお客さまにとっても良いことだと
     思うんです(上司の反応はあえて無視)」

     「余計な稼動が増えているのはこれとあれなどで、何度も何度も
      〇〇さんに指示と確認・修正を頂き、やり直しがあったところでした」


     「こう考えると〇〇さんも同じだけ何度も時間がとられてますよね」

     「私以上に責任のあるポジションにいらっしゃる〇〇さんですから、私以上
      に時間の価値が重く、もったいなかったですよね」

上司 「いやあ、そりゃ、まあね」

あなた「ですので、最低でも〇〇さんと私との間の指示確認をもう少し無駄の
     ないようにするための対策を是非一緒に考えていただきたくて。
     それが御願いなんです」


以上


まとめてみましょう。

① これから話すことは双方にとっての共有の目的として叶うとはっきり告げる

② 相手の(本人は意図していないだろうけれど)挑発、不快そうな表情等、を
      無視し、できるだけ合理的に論理的に話すよう心がける
  *相手の挑発に乗るとリズムが崩れる事が多いので
   「え~、そんなこと思ってたのぉ?」「そんな事いうなんてがっかりよ!」

③ マンツーマンの面談であっても可視化をさせるのは効果的(資料など)
   ただし、グラフや図など。文章など文字は話しのリズムを崩す

④ 効果的な質問を【必ず】差し挟んで自分だけがボールをホールドしている
  状態にしないこと

⑤ 双方に良い結果をもたらす対策をどうしたら良いか、ともに考えて貰うよう
  協力を仰ぐ方向で話し、できれば具体的に「なにを」「どうするか」について
  言質をひきだしたい→行動が「変わる」ことの端緒へ

⑥ 最後は話し合いの機会を貰えたことを感謝し、クローズする


これらポイントを粛々とまもって、過度に言葉が過ぎることなく(「感情的な
表現を排除して/例:がっかりです、ついて行けません等)過不足ない
やり取りを心がけるようにしていきましょう。

そのために、あらかじめ言いたいことはメモにしておき、それ以外は言わ
ない、事前に練習をしておく、などは有効です。

しっかりとした準備と心構えで相手の「行動の変容」を呼びこんでいきましょう。


2. もし、組織のガバナンスがまずいなあ~、と思ったら


これは選択は2つです。

・組織を見限って退職をする

・長いスパンで改善を期待し、自力をつけ、「そのとき」を待つ

もちどん、退職は大きな選択です。
正社員であれば余計です。
いまのご時勢ではモモノリも積極的に推奨できません。

と、すると「そのとき」に向けて腐らず、愚直に、真摯に仕事に向うこと。
これが基本になるでしょう。

そのうえで、「そのとき」、つまり適切な組織変化の時が突然やってきて
も、先の1、のところで提示したコミュニケーション技法を使って「しかるべき」
人たちへ改善のアイディアを広めていきましょう。

適切な人事評価とそれを報いる報奨のシステムはイチ社員では果たせること
も限りがあります。

できるだけ、考えを共有できるひとたちのネットワークを広げることは肝要
でしょう。

そのために、できればあなたと同じような条件(女性・残業ができないなど)の
ひとたちだけでなく、もっと幅の広い共感を呼べるネットワークになっておく
ことが大事ですからね。覚えておいて下さい。


最後に、イチ経営者だからこそ、の視点でいくつか。

① この困った上司の部下はどの人も漏れなく、あなたと同じように潰され
  そうになったのでしょうか?

  数は少なくても、なんとか上手く対応できたひともいたかも知れません。

  以前のエントリでも告白しましたが、モモノリも諸事情から部下に仕事を 
  細かく指示する事ができないか、していないか、とにかく、緻密になんて
  指示をおろしていません。

  その代わり、権限委譲はどんどんしています。
  「あなたに任せるから」 これです。

  そのため、うちのスタッフからは「何をしたら良いですか」の質問は
  ありません。

  「こうこうしていく予定です。いいでしょうか」
  「かくかくしてみました、いかがでしょうか」

  まず、やってみる、ということがうちのスタッフたちの仕事流儀で。

  ま、時に「ありゃりゃ」ということも多いにありますが、それはそれ、です。

  なので、あなたもまったく分らないなりにも「こういう上司だから」と
  自律型で動きつつ、報告を小出ししていくようにしてみるのはどうでしょう。

  
② >ワーキングマザーで残業したくない人(略)を昇格させません。

  これ、

  ●残業したくなくて、結果仕事の結果が他の人より少ない

   のか

  ●残業していなくても、他のことで結果を出し、総合的には他のひとより
   見落とりしていない


  なのか、は客観的に考えてみましょう。


もし、成果を多元的に図るような人事システムなのに、単純に稼動時間だけ
を唯一の評価基準としている上司で、かつそれを許している組織ならそれは
組織の欠点です。

逆に、せっかく多元的に評価している人事システムなのに、稼動時間が少なく
かつ他の点でフォローアップもしていない/出来ない というのなら、これは昇格が
ないのは当然ですよね。

むしろ、子育てがほぼ終わり、息子ケアからかなり開放された今のモモノリから
したら、そんなに常に昇格一直線でなくてもいいんじゃないの?とも思います
けどね。

モモノリ自身も、今振り返ると、起業前の息子の小さかった頃はスローのとき、
ギアの入るとき、まだらのキャリアアップだったなあ、と。

さてさて、長きわたったモモノリの渾身のアドバイス。

ちょっとモモノリさん、長すぎ~、という声がしてきそうですが。。

がんばれ~ \(^o^)/


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2013年06月18日

なが~く続いた「出張と研修本番のパッケージ」の日々、、、

思えば沖縄から始まったその目まぐるしい出張、出張、そして海外出張、出張、
は函館、新潟・上越、先週の豊橋など生まれて初めて足を踏み入れる地も多く、
いろいろと学ぶことも多かった旅でした。

それも先週末で終わり、終り、やった~!
と開放感にちょっとだけひたっております。

で、お待たせしまた

「自分の保身ばかりに熱心で部下管理のいい加減な上司」

のもとで働き、疲弊しているあなたへのお返事です。

第一弾 今回のご相談の考え方について


提案。

目の前におきている状況を

与件(与えられている条件)』と『問題(合理的な対策が
存在している課題)
』にわけて考えてみましょう。

困った上司がいるお陰で毎日が憂鬱だ、いなくなればいいのに。
そう思っても普通は簡単にそんな上司がいなくなることはありません。
つまり、これは与えられた条件なのです。

一方、ことの本質を見極め、その対策が合理的な実行可能なものであれば、
それは「問題」と呼ばれるものなのです。

大切なパーティに雨が降ってせっかくの晴れ着が濡れそう。
この場合の「雨=与件」であり、雨を止めることはできません。

ただし、この場合、晴れ着が雨で濡れることが問題なのです。
ですから、その「濡れること」を防ぐことがことの本質であり、そのために
たとえばタクシーで自宅から会場まで移動すれば濡れません。
おカネはかかるけど。

どうでしょう。ご理解いただけましたか?

また、このときに大切なのは「鳥の目、虫の目」の複眼でアプローチして
みるということです。。

鳥の目~高いところから目的地を目指しつつ森全体を俯瞰する目

虫の目~森の中、木々の根元や幹に生息して目の前の課題を見つめる目


1.「状況を鳥の目で考える/何が与件なのか」

 数多くの失敗も含む長い経験からモモノリの言えること。

ひとの価値観なんて他人がそうそう変えられない。以上。


ましてや相手は50年近くも生きてきた、それも上司ですから。
それなのに、その上司の言動ひとつひとつに反応して心を乱すのはその
エネルギーがもったいない。

自分の保身が高い優先順位という彼女の価値観自体は変わらないから
です。与件です

一方で、他人の価値観は変えられなくてもその行動は変えられます。
これこそ、「(合理的対策のある)問題」なのです。


例. 結婚したら夫はご飯は勝手に食べ始めるひとだった。作って貰った
    がわの人間が先にとっとと食べ始めるのはどうよ!と抗議


例の場合、作る側の奥様はきっと「ご飯は家族そろっていただきますを
して食べるもの」という家庭環境で育った価値観で、ご主人は「冷めない
うちに/熱いうちに先に美味しくたべて」というキッチンに最後までず~っと
お母さんがいらしたご家庭なんでしょうね。

これはもうどちらの側も理があるので、価値観なんて変わりませんよ。

でもね、

「私の家庭は絶対ご飯は一緒にそろって『いただきます』をして食べ始め
る食卓にする!」

と奥さんが主張して、ご主人もそれに同意すれば、ご主人の価値観は
関係なく、きっと奥さんが食卓につくまで食事に箸をつけずまっていること
でしょう。(ちっ、しょうがないなあ)と内心では思いつつ。

行動が変わったケースです。

さて、あなたのご相談をみてみましょう。

「具体的に何からすればよいのでしょうか」と尋ねたら

「どうしてわからないのかしらね」と半ば呆れた表情をされた

というあたり。

あなたにとってこの上司の

自分より周囲、とりわけ部下を大事にし、自分の評価がどうあっても部下の
仕事優先で対応しようという部下思いの女性でない、

というところに憤りややり切れなさを感じているのではないでしょうか。

きっとあなた自身優しい方で、周囲に気を遣うタイプでしょう。
だからその真反対のような価値観の上司、それも同性となると心にさざ波
が立つのだと思います。
そして、これは「虫の目」で見ているんです。

でもね、先に書いたとおり、価値観はそうそう変わらないんです。
与件ですから、そのことにあれこれ心を乱すのは無駄です。
雨を恨んでも何にもならないように。


ただしね、行動を変えることは可能なんですねえ。
その具体的方策は次回のエントリ、「技術編」で提案しましょう。


2. ことの本質はどこなのか、を考える (ふたたび鳥
の目で)


実はこのご相談を頂いた時、あなたの置かれたシビアな状況に想いをはせ、
本当にしんどいでしょうに、と胸が痛くなると同時に、零細企業社長としては

「ああ、なんて貧弱なガバナンスなんだろう」

と天を仰ぎたくなりました。

余所の第3者委員のような目であなたの置かれている状況を眺めたら、
少なくとも部下の「気分財(やる気、意欲など)」が下がっているという弱い
チームとなっており、いささか軋みがでているわけで。

それをそのまま放置していたり、是正されていない仕組みや統治の仕組み
自体が問題。

部下のあなたからしたら目の前のこまった上司のこまった行動だけがク
ローズアップされますが、よしんば幸運なことにこの上司が職場を離れたと
しても、この組織のシステムでは第2、第3のこまった上司が生息しはじめる
ことになるでしょう。

なので、しょっちゅう風邪をひいたり体調を壊すひとがその都度ルルゴールド
を服用するより、日常生活から気をつけて基礎体力をつけるようにしたほう
が良いのと一緒です。

つまり、ガバナンスの改善を求めることこそ合理的な解決なんですよ。
本当は。

私のようなワーキングマザーで残業したくない人や時短勤務者を昇格さ
せません。加えて、評価がアップしたのに賃金を勝手に据え置きにする

こんな人事評価がそのまま通るのは普通の会社だったらもう大騒動になって
いるんですけれど。

もし、「いや、うちの職場はかくかくしかじかの特別な事情がありまして」という
ことをあなたも上司も思っていたらそれは組織ぐるみの思い込みですからね。

ただただ、チームの弱体化していくのを喜ぶ組織なんてあり得ませんから。


さてさて、あなたからのご相談を勝ってに整理させていただきました今回の
エントリ。

次回はこれらの考えに基づき、具体的なアクションへ繋がるヒントを。




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2013年06月13日

は~るばる来たぜ

はこだて~ ♪

函館1






















*函館港を望む基坂


そうです。
今週のモモノリは北は北海道、函館へ行って月曜最終便で帰ってまいりました~

そして、今日は愛知県・豊橋。
われながら、この移動によくついて言ってるわ、と思ってます。

いえね、別にNHKののど自慢じゃないんだから、そうそう毎回出張先を報告しなくて
も、とも思うんですけれどもね。

ま、そのあたりの詳しいことは別途のちにご報告するとして。

暫くぶりのご相談にお答えしましょう。


モモノリさん:

いつも経営者目線でズバリと断言されるブログが心地よく、また一児の
働く母として、お会いしたことがないのに同志のような気持ちでおります。

本日は私の上司(50代女性・部長兼執行役員)についてのご相談をさせ
てください。

私は立場上この女性に評価(査定)をうけているのですが、この評価基準が理解
不能で、「これこれの業務をしてもらいたいけれど、負荷が多いなら減らしても
良いのよ」と、まるで可変式基準。

その一方で、私があらたに引き継いだ業務についてはまとまったメモなどもなく、
ぱぱっと口頭で伝えてきて、「じゃ、お願いね。何かあったら聞いて」でおしまい。

初めての業務ゆえ、それだけでは何をどうしていいのかはっきり判らなくて

「で、具体的に何をしたらよいですか?」とたずねると

「どうしてわからないのかしらね」と半ば呆れた表情をされます。

わたしが理解できないのが問題なのか、と一瞬考えましたが、でもすぐに
こんな初めての業務にあたる部下への配慮がないとは、つまり、関心も
ないんだ、と判り、がっくり来ました。

3ヶ月近くかけてやってきた作業を外部の専門家にチェックをお願いしたところ、
この上司の指示が間違っていたことが判明し、そもそもその作業は不要だった
ことがわかった時も業務手順の見直しをするでもなく、ムダな作業を放置した
まま。

ご本人がムダな仕事のやり方を続けている一方で、私のようなワーキングマザー
で残業したくない人や時短勤務者を昇格させません。加えて、評価がアップした
のに賃金を勝手に据え置きにする、など、部下や従業員の気持ちには目もくれ
ず上へのアピールに余念がありません。

ここ最近、職場でさかんに「コストカット、コスト削減」が叫ばれることもあり、そう
いうなかで、結果的に、部下を踏み台にして自分の評価をあげているように
思えます。

こういう人に評価されると、本当にやる気がそがれます。

仕事は仕事できっちりこなし、できるだけ意見をいわず、表面上は聞いている
ふりをしていますが、本当に心が病みそうです。

心を保つアイデアがありましたらアドバイスいただけると嬉しいです。



ああ、大変ですねえ。

働く母が正社員で働くだけでもメチャメチャご苦労でしょうに。
そのうえ、上司がアフォ~では。
せめて、職場だけでも波風たたせてもらいたくない、という気持ちよ~く理解できます。

それなのに、「こころを保つアイディア」でいいんですか?

「こころを保つ」だけでいいなら、丑三つ時にわら人形に釘をうつのもありかも、、
なんちゃって、ふふふ。

どうせならもう少し地に足のついた提案をしてみましょう。

まずは、基本の考え方を次回エントリで。

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通訳、ツアーコンダクター、海外コーディネータ、バイリンガル司会・ナレーター、
企業研修・セミナー講師、と様々な経験を経て現在はランゲージスペシャリストの
コーディネーション(零細)会社を経営するモモノリが今年も日本の女性を元気に、
とメッセージをお届けします。

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モモノリmpinet at 08:00│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote