2015年06月

2015年06月29日

これだけ非正規社員が増えて結婚できない若者が増えている現代。
ある意味、さまざまなカテゴリ・ステージで二極化が進んでいる日本。

若いカップルだってそう。

経済的理由で結婚に踏み切れない、という若者が増える一方で、お互いに
正社員同士で結婚、かわいいお子さんも持てているという人たちもいるわけで。

これは能力や意欲の問題だけでなく、いつ学校を出たのか、という運も関係
するという不条理・・。

まずは、今あなたのおかれている幸運を素直に感謝しましょう。

冒頭からお説教ですか とイラっとしたら、ちょっと我慢してくださいね。

モモノリの大きな信念のひとつ。
幸運は自らの意思をもって人を選ぶんです。

それは、その幸運を自分のためだけでなく、世のため、人のため、社会のもとへ
還せ、ということなのです。

是非、あなたには安寧とエリートビジネスマンの妻で人生を終わるのでなく、その
幸運を半径10Mを超えてぜひ役立つものにしてほしいです。

大切なことは、主体的に選ぶことです。



結論から申しますと、海外赴任ついて行こうと行くまいとも、どちらでも良し。

ただ一番最悪は、よくある非主体的海外駐在員妻ですわ。
いろいろなことを振り切って夫の赴任先へついていったけれど、日がな一日、地元の
駐在員妻サークル(フラワーアレンジメントとか、英会話とかいろいろあるらしい)
でお仲間と集い、時間をさらさらと過ごしていくことですわ。

夫との絆を考えて、なんて理由は当初は美しいけれどね。
むこうで、これまでの自分とまったく反対の生産性のない日々を過ごすことになる
と結局行き詰りますから。

もしくは、会社がこういったから、上司がこまるだろうから、等という誰彼のため、と
いった理由でなく、長い自分のキャリアを考えた上での選択、と思えると一層の
飛躍につながるのではないか、と思います。
 

主体的に選ぶ方向性を間違えちゃいけない。


そこで、きっと迷われるのは、日本に残る場合はわかり易いが、夫のためでなく、
主体的に、自分のためにも海外赴任についていく、ってどういうことなのか、と
いう理由でしょうね。

人間、生きていくうちにいろいろな分かれ道に遭遇します。
モモノリもそういうことたくさんありましたよ。

で、その時に、大事にしていたことは、

「お!この道で最善のことって何がある?」
「ひゃっほ~!この選択したら、どんなことが可能になる?」

って常にポジティブに考える癖ですね、うん。
モモノリらしい、っちゃあ、らしいのだけれど、これが意図的でなく、自動的に
そう頭に浮かんでしまうんですわ。

で、そのポジティブシンキングであらたな選択先へ突入していくんですね。
ま、失敗することも大いにあったけれど、悔いは一切なし。

とにかく、せっかく●●までしたんだから、こんなことやっちゃおうぜ、みたいな。
アメリカ留学時代なんて典型的でしたね。

勉強でひぃひぃ言っていたくせに、寝る間を惜しんでハロウィーンパーティ行ったり、
大統領選挙キャンペーンを見に行ったり。
おかげで多角的にアメリカ人社会を考えたり論ずることが出来るようになって、
今はそれがビジネスの戦略でも活きてます。
 

海外赴任同行するならお勧めは・・。


では、具体的にどんな図を思い描けば海外赴任が主体的に、ポジティブに選べる
のか、というと、それはずばり、現地大学への通学ですわ。

べつに正規入学でなくてもよし。
いとつ、ふたつの講座だけとるのでもOK。

今回はタイという途上国への赴任とか。

ベビーシッターやメイドはたぶん採用することが普通の海外赴任であれば、子育て
も両立させながら、英語で講義をしているクラスを選んで是非通うべし。

モモノリの経験的言えば、一年目はチンプンカンプンでも、二年目からはなんとか
耳も慣れ、内容もついていけるようになる人が多い。
単なる英会話学校など行かず、現地日本人コミュニティになど浸っているくらいならば
是非お試しいただきたい。

まだお子さんが2歳という、タイミングならば、まだ学校の心配などもいらないし、
自分自身への投資を考える時間を持つようにしてみてください。

そして、そういう経験を積んで(目に見える成果=学位とかなんとかでなくても)また
日本に帰国の際はめちゃくちゃアドバンテージになりますからね。

あと、できれば、現地のNPOなどでのお手伝いなどでローカルコミュニティと繋がる
のもあなたの長期的価値向上につながります、客観的に見て。
どんなお手伝いでも良いんですよ。

お子さん連れOKのコミュニティでも良し。駐在員妻のコミュニティは評価はされません
からお気をつけてください。

さて、どうですか、棚からボタ餅もそう悪くないと、思えてきましたか。
頑張ってくださいね~
活躍をお祈りしています。



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通訳、ツアーコンダクター、海外コーディネータ、バイリンガル司会・ナレーター、
企業研修・セミナー講師、と様々な経験を経て現在はランゲージスペシャリストの
コーディネーション(零細)会社を経営するモモノリが今年も日本の女性を元気に、
とメッセージをお届けします。

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2015年06月26日

今年ももう少しで半分終わっちゃうじゃないの!
と焦っている1億2千万の皆様。ごきげんよう。

一番焦っているのはモモノリ本人ですが・・。

それはそれとして、世の悩める女性のご相談にまた耳を貸してみましょう。

教育情報サービスで10年目になる女子です。

大学の同好会で先輩だった夫と結婚したのが4年前で、2歳の長女を育てなが
らなんとか育児・家事・仕事の両立を頑張って目指しているところです。

夫は国内大手の総合食品メーカーで順当にキャリアを積んできています。

家庭のことも忙しい中出来る限り分担をしてくれ、多少の不満はあるものの、
概ね働く妻のサポートは良し、と思っています。

さて、その夫の海外赴任が内定しました。
夫の会社は今後縮小する日本市場に見切りをつけ、早い段階から特に
アジア市場に焦点をおいて展開を進めてきたのです。

夫は一応、幹部候補のような扱いらしく、そうなると海外勤務は避けられない、
とかねてから聞いていましたし、もともとその希望があって、この会社に
入社した経緯を私も知っていました。

何度か数週間から数か月の長期出張を経験してきましたが、今度は
本格的にタイの現地オフィスで数年勤務することになったようです。

当然夫は私と娘が一緒に現地に来るものと思っています。

付き合っていた頃や、結婚後当初は私もそうなった場合は帯同するつもり
でおりましたが、このところ状況が変わってきました。

私の会社はもともと女性の割合が多く、かつ、昇進などでも差別がなくて
また、産休・育休・時短勤務も利用しやすい職場です。

教育関連の会社というのもあり、会社全体が働く母たちが活躍できる
仕組みや制度が整っているのです。

私も長女を妊娠する前に自分が立ち上げた企画が軌道にのり、産休・
および育休の間を経て、またチームにもどって時短ながらもサブチーフと
してグループの中心メンバーのひとりになりました。

在宅勤務なども利用できるので、娘が病気などの場合も途切れず仕事
に関われましたし、おかげで、後輩の女性たちからも「先輩みたいな
働く母親を目指します」と言ってもらえてやりがいも一層感じているところ
だったのです。

仕事の面白さ、責任の重さを考えると夫の海外赴任に無条件でついて
いくことに抵抗を感じます。

せっかく築きあげたキャリアをこんな形で中断するなんて、ちょっと不公平
じゃないか、とも思いますし。

幸いなことに、私の実家が近いこともあり、夫が単身赴任で行ったとしても
実家の支援が期待できるとも思っていますし。

モモノリさんだったら、どうしたでしょうか。



拙ブログへお越しくださって、ありがとうございます。

働くママ、頑張っていますね!

最後の「不公平」という言葉に今のあなたの心境が垣間見えますね。
確かに、不公平と言えばそうでしょう。

モモノリオットはまったく英語の「エ」もだめなので、海外赴任とかまったく可能性も
なかったですが、(というか、モモノリが海外へ、という可能性はあったかも!?)
自分だったらどうするか、一生懸命考えて次回エントリでお答えいたしましょう。



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2015年06月24日

世界のトヨタ初女性役員があろうことに麻薬密輸の疑いで逮捕されて、本社
がガサ入れされたとの衝撃のニュースが伝わってきました。

クルマのリコール隠しとか、脱税とかいうのでなく春の目玉人事の女性役員が
刑事事件での容疑で逮捕という大スキャンダルに、モモノリが考える問題その2。


成功したアメリカのワーキングマザーというブランドに飛びついた人事?


はじめにここで改めて強調しておきたい。

逮捕されたハンプ常務はまだ起訴前であり、ましてや、裁判で有罪が確定した
わけではなく、そういう意味では「推定無罪」であります。

ですので、彼女が実際にクロかシロかという話ではなく、むしろモモノリの関心は
前回のエントリで取り上げたように、

1. 大きな海外顧客を抱えたTOYOTAという日本企業の優等生がこのスキャンダル
  に関する発信が決してグローバル基準から考えて合格点となったのか

という点と、もうひとつ、

2. ダイバーシティ(多様性)実現のための人事施策が適切だったのか

という点です。

今回彼女がたとえ不起訴となり、法的にシロとなった、としても、広報担当常務と
してはこれだけトヨタブランドが繰り返しネガティブなイメージとともに報じられた
というブラックジョーク的展開には責任を取らざるを得ないでしょう。

とすると、

「そもそもこの登用が適切だったのか?」という疑問がさすがにモモノリの眼にも
浮かぶのです。

先週の豊田社長の情動的なインフォメーション中心だった記者会見内容に加え、
ハンプ容疑者の個人Twitterをたどってみると、ひとつの女性の像がクリアに
見えます。

それは

「典型的な成功したアメリカのワーキングマザー」

という像なのです。

(TOYOTA US の広報担当として、さまざまなイベントの会場のレポートをこまめ
にする一方で、20代初めと思しき二人の娘さんたちの写真を自慢げにアップする
普通のママぶりも見られます)

一部クルマ業界では知られていることですが、トヨタの競合であるGMのCEOに
メアリー・バーラ氏という既婚・2児の母という女性が昨年就任しました。

そして、国内に目をやるとライバル会社、日産はご存じのとおりゴーン社長を
筆頭に社内グローバル化がドンドン進んでおり、事実、こちらも初の女性役員
を誕生させています。ただし、こちらは日本人女性ですが。

性別と国籍、両者のダイバーシティ化で後れをとり、どちらかというと、無骨な
エンジニア集団の最右翼とみられることを恐れた豊田社長ふくむトップたちが
飛びついたのがハンプ常務だった、という図が浮かぶように思います。

とくに、日本で成功したキャリアウーマンで既婚者、それも子どもがいる例は
少数ですが、アメリカで成功しているキャリアウーマンのほとんどが育児経験者
子持ちなのです。この違いは別エントリで論じたいと思います。

そんな好条件の人材の登用にいささか慎重さがかけたのかも知れない、という
推論が働くわけです。

逮捕役員へ「足りなかったサポート」の中身とは?


もうひとつ、モモノリの疑念が浮かぶことがあります。

それは、実はすでに昨年あたりから米国大使館のHPなどで、日本へ渡航する
米国人たちに対して日本では薬物管理が非常に厳しく、アメリカで合法でも日本
では厳しい制限がついたり、携行がゆるされないものが多いなどの告知が盛ん
にされていたことにトヨタ人事が危機意識を持っていたのか、ということです。

これは今年の2月、発達障害を持った米国人女性が20年間服用していた薬物を
オレゴン州で医師をしている母親から送ってもらっていたが、この薬物のなかに
違法成分が入っていたということで逮捕される事件を受けてのことです。
(これは本国の国務省HPでも警告がされています)

記者会見上、豊田社長が、

「彼女はかけがえのない仲間」で

「サポートが足りなかった」と述べましたが、何のサポートなのか?という
疑問を持った記者もいたようでした。

なかには

「一人で異国での重要なポストのキャリアを始めたんだからいろいろ気を使って
やらなきゃいけなかった、っていう優しい気遣いのこと?」

と思うひとがいたのかも知れませんが、モモノリ違うと思います。

正解は

「ジュリー(ハンプ常務のこと)、You はアメリカでよく使っていたクスリとかあった?
このところ、日本でこの関係でアメリカ人のオンナの子が逮捕されたりしててさ、
厳しいんだよね。薬物管理のギャップがあるからね。

見た?アメリカ大使館に出てたそれに関する警告。
逮捕されちゃう、なんてブラックジョークだよね~」

と言うかどうかは別として、この類の警告を会社側もしっかり彼女にするべき
だった、と思います。

もちろん、違法を認識していた彼女はわざわざおもちゃのネックレスに隠して郵送
したのだけれど、それを事前にさりげなく会社側が警告しておくのとしないのでは
抑止の点で違っていただろうと思います。

でもね、きっとできなかったんです。トヨタ本社はTOYOTAじゃなかったから。

「そんなこと、言えないよね~」という日本人独特の欧米外国人への変な遠慮から
だったのかも知れません。

この件では、改めて、トヨタ程の会社でも真のダイバーシティ化、グローバル化が
むつかしいということを知らしめてしまったわけです。


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2015年06月22日

自分の足で立っていきたい、という女性のみなさんを応援するモモノリです、
ごきげんよう。

国会の安保法制や派遣法論議などが大きな扱いで毎日報道されていましたが、
先週最もモモノリが関心を寄せたのがトヨタ初の女性役員逮捕の報道です。

これは逮捕された役員(ジュリー・ハンプ氏)が女性で、かつ、外国人、更にいう
と社内登用でなく、外資でよくある競合他社からの横滑り人事であったことなど
の「調達方法」などなど、モモノリにとってひっかかりポイントが満載の事件だった
から、です。

先週18日に突然飛び込んできたこのニュースはまだ起訴前であり、まだまだ予断
を許さない段階です。それでも、やはり、この被疑者となったジュリー・ハンプ氏が
オトコ社会の牙城と言われていた自動車メーカーそれも日本を代表する企業の
女性進出の象徴人事と呼ばれていたことを考えると、これはモモノリとしても思う
ことを記さねばなりません。

今回を含め2回かに渡ってこのテーマを取り上げていきたいと思います。


そのメッセージで大丈夫なの?トヨタ社長の記者会見をみて


ハンプ常務逮捕の衝撃ニュースの翌日、早速トップが出席する記者会見が開かれ、
ネット中継も行われました。

もちろん、動画ですが、モモノリも30分間、一部始終を視ました。
余談ですが、やっぱりこういうのは全部見なきゃダメですね。
新聞やテレビ、ネットですら本当に一部を切り取って報道しているため、多くの問題
が実は伝わっていないのがよくわかりました、今回も。

さて、今回の豊田社長の会見をみて、モモノリが一番感じたこと。
女性登用云々・・ではなく、

「トヨタ、大丈夫か?そのメッセージの伝え方で!」

という大きな疑問符でした。

今回、トヨタというビッグネーム+初の女性役員という話題満載なのに、フォロー報道
も、ネット炎上もさして起きないのは迅速なトヨタの対応のおかげでしょう。

モモノリ自身、ハラスメントセミナーなどで、ハラスメント問題が発生した場合の
好事例として北米トヨタのスピード対応をよくあげます。(ちなみに、失敗例はMMC
、当時の米国三菱モーターズのセクハラ集団訴訟)

そうスピード対応はトヨタのお家芸なのです。さすがF1レースに参戦する企業です。

しかし、その内容がよくない。
数多くの企業海外広報のケースをウォッチングしてきたモモノリとしては合格をさし
あげられないのです。

その理由を挙げていきます。


一貫した合理性に欠けて情感のインフォメーションだけだった内容


記者会見に限らず広報で大事なことは「誰に」メッセージを届けたいのか、という
ことです。

これが、ぺヤングのゴキブリ混入事件の記者会見だったら、たぶん99%が日本
国消費者であるわけです。ですから、真実を伝える機会といいつつ、その中に
「情感」的な真実もあってよいでしょう、多少演出はあるとしても。
(あ、このぺヤングの製造元、まるか食品は記者会見開いてませんでしたw)

しかし、ぺヤングじゃありません。
日本経済の浮沈にもかかわろうかという、世界のTOYOTAです。
そして米国出身の役員ですから。

現に記者会見にはウォールストリートジャーナルなど有力海外メディア記者を含む
200名超が集まったとか。

そうです。

今回の記者会見はグローバル企業を標榜するTOYOTAならば、海外、とくに
主力マーケットである欧米のコミュニケーションスタイルを念頭に発信しなければ
いけなかったのです。

しかし、その点において、モモノリは残念ながら合格点を差し上げられません
でした。

むしろ、既述のとおり、トヨタの海外発信力は大丈夫なのか、と疑問を持った
のですが、その一番大きな理由は、豊田社長が繰り返し、

「ハンプ氏の役員登用の理由は、一言でいえば人柄。現場を任せられる人という
のが、重要なポイントでした」

「ニュースリリースを発表するとき、客にどう理解されるか、海外でどう受け止めら
れるかなどアドバイスをしてくれていました。当事者意識は相当ありました」

「法を犯す意図がなかったと信じている」と訴えたところ。


そんな「法を犯す意図がなかった」人物が、どうして、処方箋と許可証をもった本人
携行しか許されない薬物を品名を明かさず国際郵便で送付するのか。

そして、それが「海外でどう受け止められるかをアドバイスする当事者意識の持ち主」
という矛盾。

もうこれはダメです。

この一貫性のなさは合理性を価値の高いところに置く欧米人にとってもう???の
企業メッセージとなるのです。

それなのに、記者会見のかなりの時間、彼女がいかに良き上司だったか、とか
大切な仲間だったかを説く社長は日本の消費者のほうだけに顔を向けていると
言わざるを得ません。

日本的発信アプローチが変わっていなかったTOYOTA


2010年に豊田社長はアメリカでのリコール問題でワシントンでの公聴会に呼ばれ
議員たちの厳しいヒアリングを受けました。
その時の拙ブログ記事はこちら

その時に繰り返し日本のTVメディアに取り上げられたのは公聴会議長から

「ブレーキシステムを全車につけるつもりはないのか?」と問われ、

既存の車種についているシステムの安全性の話や仕組みなどを説明をながなが
と社長がしたため、

「時間がないのだ。Yes なのか、 No なのか」と議長の語気を荒げさせ窮地に
おちる場面でした。

これなども、結論を先に述べねばならない、という欧米型のコミュニケーションの
スタイルでは完全にアウトの典型例です。

トヨタほどの会社がなぜ???
その時モモノリの頭に浮かんだこのフレーズがまた今回の記者会見で露呈した
わけです。

次回エントリでは、役員逮捕で女性躍進戦略の落とし穴と上記疑問の答え
(のヒント)を書いていきたいと思います。

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企業研修・セミナー講師、と様々な経験を経て現在はランゲージスペシャリストの
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2015年06月19日

 
「おおっ!」

ここ最近の朝日新聞の方向性でびっくりすることが度々おきます。
いえ、慰安婦報道の話じゃなくてさ。

言わば、世間のタブーを堂々とぶち破る特集を正面から真面目にとりあげて
いるんですけれど、今回の記事はガツンと来たので、長めですが、ぜひシェア
させて頂きたい。

夫婦間のセックスレスにここまで正面から取り組むとは・・


一か月に一度程度の企画ものですが、「オトナの保健室」。
大阪本社で企画しているようで、やっぱり東京テイストより断然おもろしい。
生理のトラブルやお肌、冷え症など女性の体にまつわる問題をしっかりと一面
で取り上げています。

それが、今連載中なのが夫婦のセックスレスの問題。
ここまで本音を、女性週刊誌でなく、一般紙でしっかり取り上げるとは。
あっぱれ、だと思う。

寄せられている証言をいくつかご紹介。

 


◇イヤイヤ応じて… 
■8歳と5歳の子どもがいる36歳の女性。長女を産んだ後、生理的にセックス
を受け付けなくなった。夫に伝えたが、頻繁に求めてくる。

 何が原因か、自分でもわかりません。出産した後、突然、セックスが苦痛
以外の何ものでもなくなりました。でも、夫は週に1度は求めてくる。拒み続け
るとイライラして、物にあたったり悪態をついたり。「家から出て行け」とまで言
われました。

 仕方なく、いまは月に1、2度、イヤイヤ応じています。している最中は嫌悪
感しかない。実際はこんなものではすまないのでしょうが、レイプされている
気分に陥ります。屈辱と無力感でいっぱいに。ひたすら早くこの時間が過ぎて
ほしいと祈りながら、終わるのを待ちます。

 最中に「愛してる」とささやかれたときは、叫びたいのを必死で抑えました。
本当に愛しているなら、相手が心底嫌がることは絶対にしないはずでしょう。

 「そんなに嫌だったら、我慢するね」。そんな風に歩み寄ってくれたら、私か
ら「しようか」と言う気持ちになるかもしれない。でも夫はといえば、「本当は
3日に1度したいけど、お前が嫌がるから我慢してやってる」。

 こんな状態で夫婦の仲がうまくいくわけはないですよね。ほかにも色々と
ゆがみが出てきて、しょっちゅうぶつかって言い争いになります。

 子どものために、いまは夫と暮らす努力をしています。でも子どもの手が
離れたら離婚したい。その日に向けて、資格取得などの準備をしようと考え
ています。

 
>


■ウィメンズカウンセリング京都・周藤由美子さん

 性暴力もDV(ドメスティックバイオレンス)の一つです。
夫婦の関係についての
内閣府の調査では、「いやがっているのに性的な行為
を強要する」ことを「暴力にあたる」と認識している男女は8割近くいました。
また6割は、「避妊に協力しない」ことも「暴力にあたる」と認識していました。

 身体的暴力や「お前はクズだ」などと暴言を受けているのに、夜になるとセッ
クスを要求されることが耐え難かったという相談を受けたことがあります。相手
は愛情表現のつもりでも、気持ちを尊重されないままでは性的な暴力といえ
ます。その意識のギャップは深刻です。

 パートナーとの関係を根底から見直さないと、セックスだけ仲良くはできま
せん。暴力や、仕方なく応じる関係がすでに固定化してしまっている場合、関係
性を変えるのは簡単ではありません。一人で抱えこまず、まずは身近な女性
センターなどに相談してください。

 その気にならない時には遠慮せず断っていい。我慢し続けると、自分が大切
な存在だという感覚が希薄になります。自分の心や体をもっと大切にしてあげ
ましょう。

     *

 すとうゆみこ 1963年生まれ。フェミニストカウンセラー。「性暴力禁止法を
つくろうネットワーク」共同代表。

 ■読者のモヤモヤ

 ・育児でへとへとなのに断るといじけたり、やけ酒を飲んだり、壁に生卵を
ぶつけたり。普段温厚な夫だけに、変貌(へんぼう)ぶりが心の傷になってい
ます。家事を頑張り、夫に合わせて生活しても、気持ちが伝わらないんだと思
うと空しくて。こじれるのが面倒で我慢して応じています。男性雑誌に生涯現役
なんて書いてあると、ぞっとします。(49歳 パート)

 
                         オトナの保健室「セックスレス編 無理強いしないで」(記事はこちら

いやはや。

ここまで正々堂々と、取り上げるのは凄いわね。
なにせ、朝日新聞、中学受験用に愛読する小学生もいるのにね。^_^;
あわてて、良い子が読む前にこの一面を隠す教育ママたちの姿が想像できるわね。


パートナーとのつながり方、日本の男子たちは・・


この記事で、最もモモノリが着目したのは、

身体的暴力や「お前はクズだ」などと暴言を受けているのに、夜になると
セックスを要求されることが耐え難かったという相談を受けたことがあります。
相手は愛情表現のつもりでも、気持ちを尊重されないままでは性的な暴力と
いえます。その意識のギャップは深刻です。

という専門家の分析です。

いや、暴力でなくても、例えば、赤ちゃんが生まれたばかり、へとへとの新米
ワーキングマザー。

朝の保育園の送りは夫でも、夕方は周囲に気を使いながら時短勤務であがり、
ダッシュで保育園にお迎え。

ぐずぐずする子どもをせかしながらママチャリにのせ、スーパーで速攻で買い物。
家に戻っても朝のドタバタのまま。

夕飯を慌ただしく作りながら洗濯機を回し、お風呂の用意をし、子どもが牛乳でも
こぼしたり、ご飯で遊んだりしたら、激怒して・・・

夫は何事もないかのように、嵐が過ぎたころ帰宅。
当たり前のように出来上がった夕飯をたべ、そのままごろっと居間のソファで横に
なって、お笑い番組で「ガハハ」とひとしきり笑っている。せいぜいするのは
妻に促されて子どもをお風呂に入れるけれど、その間夕食の片付け、翌朝の
朝食の下準備、保育園からの連絡ノートを読んで。。

ママは帰宅後座ったのは自分の夕飯の20分程度、あと数時間はずっと立ちっぱ
なし。

「ああ、今日も仕事途中で仲間に投げてきちゃったなあ。もう私のキャリアなんて
おわりだろうか」

そんな不安がよぎる・・

しかし、夫はまったくそんなことに気付く様子もない。
どうみても圧倒的に体力的には妻の私のほうが多いのに。

そのうえ、夜まで「おい、今度は俺の番だよ」みたいで相手をさせられるのは
虫が良すぎない?!

みたいなストーリーがいっぱい日本にはありそうです。
そう、第一子の出産を期にセックスレスになる夫婦が多いそうですが、こういう
夫側の「自分もケアされて当たり前」の幼稚さの延長に愛情の形としてのセックス
があるわけありません。拒みたくなる、うん、わかる。



パートナーとのつながり方、フランスの男子たちは・・


ここで、真反対の例をあげましょう。

フランスです。(他の欧米系も多かれ少なかれ)

あなた、フランスでご結婚されたら、毎日、

「僕の可愛いさくらんぼちゃん」
「愛しいひとよ」

と呼ばれます。おい、とか、ねえ、とかはありません。
ましてや、「うちのおかめ(!)」とかありえません。

夜の銀座でもないのに、普通のレストランでご飯を食べているとよくバラを
売りに来るひとがいて、結構、奥さん?恋人に買ってあげる男性います。

とにかく優しい。
昼間これだけ優しく常に愛をささやかれたら、そのまま夜になってもすんなり、
夜の夫婦生活になるわね、普通。

政府がさまざまな施策を施してやっと出生率が回復した欧州の優良国、フランス。
日本でもこういう成功例を参考にしろ、という声がありますが、こういう男性側の
行動パターンの違いも大きな差になっていること、忘れないでほしい、と
思うモモノリでありました。

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