2013年04月15日

一週間のごぶさた、でございます、、、。

実はモモノリ、ただいま海外におります。
オットがこの春までつとめていた役員会の最後の行事がハワイであるため、
今回は夫婦同伴の参加となったしだいです。

まあ、ハワイ、すてきね、というあなた。
いえいえ。
時差もものともせず、どんどん仕事は追いかけてまいります。
おかげさまでホテルは無線LANも完備、オットのスケジュールよりモモノリのそれ
はゆるいので、しっかり対応できている自分がちょっと怖い、、

さて、ちょっと空いてしまったあなたへの回答の続きで最後のアドバイス。

海外志向のあるあなたが、不本意な総務系の仕事になった、という悩み。

ふむふむ。

前回のエントリでも言いましたが、会社は残念ながら第一義的には、あなたの
したいことをする場所ではなく、利益をあげるための集合体だ、という原則が
あります。

なので、あなたが「●●をしたい」という希望は優先順位が下がるのですが、実は
ここにあなたの希望のタネが隠れているんですよ。

キーワードは

「ブルーオーシャンを探せ!」

これはマーケティング用語で、あらたな顧客層やビジネスのたねを見つけるとき、
の方法論としての考え方です。

まだ誰の手も付いていない、誰も手がけていないk、もしくは
気付いていない分野やサービスを探し出し、その解決となる商品やサービスを
提供することで先行者利益を見込むという方法です。

これは他の分野でも大いに役に立ちます。

たとえば、職場で誰もが嫌がっているとか、担当できる適当な人がいない業務など
に手をあげると、会社からや他のメンバーからの評価があがったり、あなた自身の
価値が高まるのです。

たとえば、会社の社内イベント(歓送迎会の幹事や早朝会議の準備)や難しい
クライアントへの対応などは「社内のブルーオーシャン」となる可能性があります。

おもしろそうだからやってみよう、というのはよくある話。
だれもやらないからやってみよう、というのはあなたの価値をあげる方策。

あなたの言っていた海外の旅行や観光情報提供の仕事はブルーオーシャンで
なかったため、競争が高かったのでしょうね、たぶん。

ここは発想の転換を。

まず、ありがたいことに、日本では業界、職種を問わずグローバル化の波は驚く
ほどのスピードで進んでいます。

しかし、一方で、日本人社員の語学能力自体は今一歩そのスピードについていって
いません。

*
ちなみに、現在文部科学省の一部で大学入学/卒業にTOEFLの一定の点数を
義務付ける議論がされていますが、これは効果としてはナンセンスですね。本当に。
偏差値だのTOEICが高くても本当にリアルに英語を武器にしている人は思いのほか
少ないのに。

ですので、今日あしたの段階で今あなたに英語をつかったり海外とのコミュニケーション
を求めることはないとしても遅かれ、早かれどこかで出番が回ってくると思います。

そのために必要なことは

「私は英語対応可能です」
「私はやる気があります」

というフラッグをふたつとも立てておくことだわね。

しばらくはボランティアベースになることも良しとするならば可能性は高いです。

社内旅行でシンガポールへ行く時の上司の世話役は進んでする、とか

外国からの来客の世話役のヘルプに手をあげるとか、、

こんなのも立派なブルーオーシャンなんですよ。

総務だから、と引かずにどんどん手を上げておいてあなたが英語が出来て
やる気がある、ということを今から刷り込んでおきましょう。

会社って、イザ!という時にすぐ必要な人材がいるとたすかるもんです。

さあ頑張りましょう。

GOOD LUCK!



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通訳、ツアーコンダクター、海外コーディネータ、バイリンガル司会・ナレーター、
企業研修・セミナー講師、と様々な経験を経て現在はランゲージスペシャリストの
コーディネーション(零細)会社を経営するモモノリが今年も日本の女性を元気に、
とメッセージをお届けします。

読者の方からのご相談にお答えするエントリも絶好調。
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モモノリmpinet at 12:22│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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