2015年06月29日

これだけ非正規社員が増えて結婚できない若者が増えている現代。
ある意味、さまざまなカテゴリ・ステージで二極化が進んでいる日本。

若いカップルだってそう。

経済的理由で結婚に踏み切れない、という若者が増える一方で、お互いに
正社員同士で結婚、かわいいお子さんも持てているという人たちもいるわけで。

これは能力や意欲の問題だけでなく、いつ学校を出たのか、という運も関係
するという不条理・・。

まずは、今あなたのおかれている幸運を素直に感謝しましょう。

冒頭からお説教ですか とイラっとしたら、ちょっと我慢してくださいね。

モモノリの大きな信念のひとつ。
幸運は自らの意思をもって人を選ぶんです。

それは、その幸運を自分のためだけでなく、世のため、人のため、社会のもとへ
還せ、ということなのです。

是非、あなたには安寧とエリートビジネスマンの妻で人生を終わるのでなく、その
幸運を半径10Mを超えてぜひ役立つものにしてほしいです。

大切なことは、主体的に選ぶことです。



結論から申しますと、海外赴任ついて行こうと行くまいとも、どちらでも良し。

ただ一番最悪は、よくある非主体的海外駐在員妻ですわ。
いろいろなことを振り切って夫の赴任先へついていったけれど、日がな一日、地元の
駐在員妻サークル(フラワーアレンジメントとか、英会話とかいろいろあるらしい)
でお仲間と集い、時間をさらさらと過ごしていくことですわ。

夫との絆を考えて、なんて理由は当初は美しいけれどね。
むこうで、これまでの自分とまったく反対の生産性のない日々を過ごすことになる
と結局行き詰りますから。

もしくは、会社がこういったから、上司がこまるだろうから、等という誰彼のため、と
いった理由でなく、長い自分のキャリアを考えた上での選択、と思えると一層の
飛躍につながるのではないか、と思います。
 

主体的に選ぶ方向性を間違えちゃいけない。


そこで、きっと迷われるのは、日本に残る場合はわかり易いが、夫のためでなく、
主体的に、自分のためにも海外赴任についていく、ってどういうことなのか、と
いう理由でしょうね。

人間、生きていくうちにいろいろな分かれ道に遭遇します。
モモノリもそういうことたくさんありましたよ。

で、その時に、大事にしていたことは、

「お!この道で最善のことって何がある?」
「ひゃっほ~!この選択したら、どんなことが可能になる?」

って常にポジティブに考える癖ですね、うん。
モモノリらしい、っちゃあ、らしいのだけれど、これが意図的でなく、自動的に
そう頭に浮かんでしまうんですわ。

で、そのポジティブシンキングであらたな選択先へ突入していくんですね。
ま、失敗することも大いにあったけれど、悔いは一切なし。

とにかく、せっかく●●までしたんだから、こんなことやっちゃおうぜ、みたいな。
アメリカ留学時代なんて典型的でしたね。

勉強でひぃひぃ言っていたくせに、寝る間を惜しんでハロウィーンパーティ行ったり、
大統領選挙キャンペーンを見に行ったり。
おかげで多角的にアメリカ人社会を考えたり論ずることが出来るようになって、
今はそれがビジネスの戦略でも活きてます。
 

海外赴任同行するならお勧めは・・。


では、具体的にどんな図を思い描けば海外赴任が主体的に、ポジティブに選べる
のか、というと、それはずばり、現地大学への通学ですわ。

べつに正規入学でなくてもよし。
いとつ、ふたつの講座だけとるのでもOK。

今回はタイという途上国への赴任とか。

ベビーシッターやメイドはたぶん採用することが普通の海外赴任であれば、子育て
も両立させながら、英語で講義をしているクラスを選んで是非通うべし。

モモノリの経験的言えば、一年目はチンプンカンプンでも、二年目からはなんとか
耳も慣れ、内容もついていけるようになる人が多い。
単なる英会話学校など行かず、現地日本人コミュニティになど浸っているくらいならば
是非お試しいただきたい。

まだお子さんが2歳という、タイミングならば、まだ学校の心配などもいらないし、
自分自身への投資を考える時間を持つようにしてみてください。

そして、そういう経験を積んで(目に見える成果=学位とかなんとかでなくても)また
日本に帰国の際はめちゃくちゃアドバンテージになりますからね。

あと、できれば、現地のNPOなどでのお手伝いなどでローカルコミュニティと繋がる
のもあなたの長期的価値向上につながります、客観的に見て。
どんなお手伝いでも良いんですよ。

お子さん連れOKのコミュニティでも良し。駐在員妻のコミュニティは評価はされません
からお気をつけてください。

さて、どうですか、棚からボタ餅もそう悪くないと、思えてきましたか。
頑張ってくださいね~
活躍をお祈りしています。



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通訳、ツアーコンダクター、海外コーディネータ、バイリンガル司会・ナレーター、
企業研修・セミナー講師、と様々な経験を経て現在はランゲージスペシャリストの
コーディネーション(零細)会社を経営するモモノリが今年も日本の女性を元気に、
とメッセージをお届けします。

読者の方からのご相談にお答えするエントリも絶好調。
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モモノリmpinet at 08:00│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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