珍国際の隠れ家

ア、ア、ア、アイヤー!珍さん2018年3月現在72歳。あと何年生きるか分からないアルが、死ぬまでの暇つぶしにブログを書いているアル。もう直ぐ死にそうなアナタ!死ぬまでの暇つぶしに寄っていくヨロシね。

トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド

ア、ア、ア、アイヤー!珍さん2018年3月現在72歳。 あと何年生きるか分からないアルが、死ぬまでの暇つぶしにブログを書いているアル。 もう直ぐ死にそうなアナタ!死ぬまでの暇つぶしに寄っていくヨロシね。 冥土の土産になるよ!

珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その14)

何の反応も無いまま、ダラダラと連載も14に。今日も反応無ければ連載中止

これからパリニューヨーク経由でメキシコに渡って面白くなるのに・・・



3.レバノンの海は群青色


 ホテルでアメリカン・スタイルの朝食をとった後、珍さん、記者、ガイド、通訳の4人でベイルートの北50KMくらいに位置するビブロスとトリポリに向かった。イスラエルと準戦闘状態が続いているのはベイルートより南の地域で北部は戦闘の跡も見られないのこと。
 途中、ベイルート市内を走る時、頭上を見て驚いた。通りの上にまるで蜘蛛の巣のようにメチャクチャに電線が張り巡らされているある。それも、途中で切られた電線が多数有り、切った先をビニール・テープで巻いてあるだけある。空が見えないくらいと言ってもさほど大袈裟ではないある。よくこれで、感電やショートしないものだと感心させられたある。


 こんな状態あるから、当然、交差点には信号が無いし、街灯も無い。夜になると真っ暗闇の中で車のライトだけが見える。しかも、道路には車線が無い。そこまでの金が無いのだろうと推測するのことよ。ベイルートが完全に復旧するのはいつのことあるか?


 運転手がラジオのスイッチを入れて音楽を聞かせてくれた。何となく、日本の演歌に似たような出だしの曲が多く、最初は必ず、コブシたっぷりでうなり、あとはドンチャカドンチャカと賑やかになり、コーラスが付くのがほとんどある。珍さん、出だしの部分が気に入り、
「珍さん、これ好きある。レバノンの音楽、日本の音楽と近い」
とお世辞を言ったものだから、あとが大変だったある。ずーっと音楽をかけっ放しで、
「この曲は好きか?」
「これもいいだろう」
とせまってくるある。聞いている内に、どれも曲のパターンが一緒で、とっくに飽きてしまっていたあるが、人のいい珍さん、
「もう結構」とも言えず、
「これもいい、「あれもいい」
と誉めまくっていたある。
 その内に、結構本当にいいなと思える曲があったあるから、
「この歌手は誰あるか」と尋ねると、何故か急に日本語で
「何故わからぬ?」
という返事ある。
「ハ?」
と何度も問い返しても毎回、答えは同じで
「何故わからぬ?」
ある。
「珍さん、レバノン来たの生まれて初めてあるよ。たから、レバノンの歌手、一人も知ら ないある。親切に教えて欲しいある」
と頼んでも答えは同じで
「何故わからぬ?」
ある。何度も同じやりとりをしている内に、よくよく聞いてみると、
「ナズワ・カラム」
と言っているらしいある。これがレバノン国内で一番流行っている歌手の名前ある。


 トリポリの町が近づいた時、車の左手に海が見えたある。この海の色はレバノンの海とは比較にならない程の奇麗さある。まるで月とスッポン、吉永小百合と和田アキ子ある。沖縄の海と比べると月とミジンコ、吉永小百合と泉ピン子ある。海岸からの距離によって群青色と水色と緑色に変化しているある。その海に小さな半島が出っ張っており、そこの上に別荘群のオレンジ色の屋根が海の色と際立った対照を見せているある。「これが、まだイスラエルと戦闘状態にある国の海か」と珍さん感慨深いある。


 トリポリの町では城塞を見物したある。城塞のてっぺんに、壁に小さな四角い穴が開いているところが何ヶ所かあったのこと。これは、昔、戦争の時、ここから弓矢を放った場所ある。この穴からトリポリの町を見渡すことができるある。町のあちこちに緑色の丸いドーム屋根が見えるのこと。これ、モスクの教会あるらしい。珍さん、高校で世界史も世界地理も習ってないあるから、あまりその辺のことは良く分からないあるし、何の興味も無いある。


 トリポリからの帰りにビブロスという町に寄ったある。ここにも海岸に城塞の跡が残っているある。かつて、色々な国がここを城にしたらしいあるが、そのことも珍さん、何の興味も無いし、知識も無いからガイドが色々説明してくれたこと全部忘れたある。


 その町で珍さん、ちいとインチキ臭いあると思ったが、レバノンの高さ800メートルの山から出土したという、小さなエイの化石を2万5千円で買ったある。石灰質の石に茶色くエイの化石が入っており、水で濡らすと、そのエイが鮮やかになるある。レバノンは大昔、海の底だったあるから、800メートルの山の上からも化石が出るある。レバノンは800メートル以上も隆起した大地の上にあるあるな。珍さん、こういう科学的な話が大好きあるから、高いなと思いつつも、つい、衝動買いしてしまうある。これ、珍さんの悪い癖あるな。


 ドイツでもアネロイド気圧計と温度計と湿度計が並んだやつを5,000円で衝動買いしてしまったあるよ。これ、日本の丸善で2万5千円していて、珍さんいつも「欲しいなあ」と思っても、高過ぎて手が出なかったあるのと同じ物あるよ。方位磁石、ルーペ、天体望遠鏡、顕微鏡、双眼鏡、ラジコン、小さなパソコン・・・こんな物を見るとついつい欲しくなってしまうあるな。早い話、精神状態がまだ中学生あるな。


 ビブロスでシャワルマという肉料理を食べたある。ブラジルでは似たような料理をシラスコと呼ぶらしいある。直径20センチくらいの肉の塊を、串刺しにして立て、それをゆっくり回転させながら、横からヒーターで熱し続けると、油が下にしたたり落ちて、油が抜けた肉になるある。これをナイフで削った肉のクズのようなものを皿に受けるある。


 食べると油が無いあるからサッパリとして、いくらでも食べられそうあるが、味付けが塩だけあるからあまり旨くはないあるな。しかも、生野菜を食べると完全に下痢になるあるから、肉だけ食べ続けるのは結構つらいものある。珍さん元々、菜食主義に近い人あるから、生野菜は旨そうで、「エイ、ここで下痢したって構わない。下痢で死んだ奴はいない」と、思いっきり生野菜を食べたかったあるが、やっぱり下痢が恐いから食べなかったある。


 翌日はいよいよ、ベイルートより南のサイダ(シドン)、スール(チレル)入りある。もう、殆どレバノン国境で、いつイスラエル軍が侵入してくるか分からないあるから、町は結構緊張しているある。至る所で、検問をしており、道路には戦車が居たりするある。あちこちに要塞があり、その上から機関銃がにらみをきかしているある。双眼鏡で、道路を走る車をチェックしており、まかり間違えばダダダダとやられてしまうある。珍さん、望遠レンズ付きのカメラを必死で隠したあるな。


 シドンには海の中まで続く城壁があり、珍さん、これの写真を海側から撮影する為に、漁船を1隻チャーターして、漁港を出発したあるが、すぐに、岸壁に横付けしたあるよ。そこには、マシンガンを持った兵士が数人居て、ここでパスポートを見せて、港を出る許可を貰ったある。許可を貰って海に出たが、ウネリがきつくて、最大5メートルくらいは船が上下するある。まるで池に浮かぶ木の葉のような状態で、写真を撮るのは大変だったある。


 この城を撮影した後、5キロ位先の海岸に上陸して、貝殻を見つけるつもりだったあるが、とても接岸出来そうも無いので諦めたある。後で考えたら、もしあれで海岸に上陸しているところを、レバノン兵に見られたら、イスラエルのゲリラと間違えられたかも知れないある。そうなると、珍さん、今頃レバノンの海の藻屑になっていたあるな。


 シドンよりもっと南のスールは昔、チレルと呼ばれ、貝紫の英語名、チリアン・パープルの名前の発祥地になっているある。戦争さえなければ、暖かで暮らし易い都市のようあるが、そこら中、爆弾や機関銃の跡だらけで、すさまじい光景だ。スールでも古代都市の遺跡を見たが、相変わらず、珍さん、何にも感じず終いだったある。

4.レバノン脱出

 レバノンでの取材を全て終了し、今回の取材の中ではレバノンが一番難しいと思っていたのに、一番いい写真が撮れて気を良くした珍さん、空港へ向かったあるよ。空港では、ガイドと運転手がなごりを惜しんで、飛行機が見える喫茶店でコーヒーを飲み、
「もう一度レバノンに来てくれるか?」
と質問してきたから
「インシャラー」
と答えた。本当は珍さん、是非もう一度行きたいあるが、なにしろ金が無いあるから、自費で行くことは有り得ないあるし、仕事で行くことは二度とないから、こう答えるしか無かったある。


 いよいよ、別れることになったが、運転手が特になごりを惜しみ、出国審査に向かう珍さんの後ろ姿を背伸びして、首を長くして見送り、手を振り続けているのが印象的だったある。今、気が付いたあるが、ひょっとして、あの運転手、ホモだったあるか?戦争ばかりして荒々しい気性の人間ばかりの国だと決めてかかっていた珍さん、レバノン人に対する認識を改めたあるよ。


 さて、出国審査に向かう迄がこれまた大変だったある。何しろ、合計5回も荷物のX線検査をやられたあるよ。これでもか、これでもかというくらいの執拗な荷物検査で、さすが、戦争当事国あると感心したある。こうなることを予想して、フィルム120本は二重の鉛の袋の中に入れて持ち運んでいたあるが、ここまでやられると、X線による被害が出ているのではないかと心配になってきたある。


 もし、X線にやられたとすると、これまでの苦労がすべて水の泡になるある。すでに10回くらいはX線検査を受けているから、今回の5回を足すと・・・、アイヤー、珍さん頭が痛いあるよ!空港で係官に、「これだけX線を通しても、珍さんのフィルム大丈夫あるか?」と尋ねても、彼の答えは当然のことあるが、「インシャラー」のひとことだったある。


 またもやマシンガンの列の中を恐る恐る乞食の引っ越しをして、やっと飛行機に乗った珍さん、飛行機の窓から外を眺めていたらゾッとしたある。機関銃座の兵士が双眼鏡で、飛行機の窓をひとつひとつチェックしているある。珍さん思わず首を引っ込めたあるよ。


 もし、珍さんの飛行機に怪しい奴が乗っていたら、いったいどうなることやら。飛行機がやっと動き始めた時には、珍さん、恐る恐る首を出して窓の外を見たある。滑走路の両側には戦車、大砲、高射砲、機関銃などが見えたある。スチュワーデスに、

「珍さん、無事にパリにたどり着けるあるか」
と尋ねたら、またもや
「インシャラー」





珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その13)

幾ら書いても何の反応も無い珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド13回やっと半分不評につき、連載中止も考えなくっちゃ・・・




「トラブル・グワイド・イン・ギリシャ」

 珍さん、すんなり、ミラノからギリシャに行けるかと思ったのに、ルフトハンザの機内食で思わぬ手間を食わされたあるよ。手に残った「未経験の娘の放送禁止用語の匂い」に不愉快な思いをしながらも、やっとギリシャのテサロニキ空港についた珍さん、その日、生まれて初めてエーゲ海の夕日を見て、写真を撮りまくったあるよ。エーゲ海の夕日はマイアミの夕日に比べるとオソマツあるが、なにしろ「エーゲ海」というだけで格が上がる感じあるね。世界で一番奇麗な夕日はインド洋で、二番目がマイアミというよ。


 その夜、これまた生まれて初めてシシカバブを食べたあるが、日本の焼き鳥や串刺しのバーベキューの方が数段美味あるね。アメリカの大女優も訪れたというレストランで食べたあるが、肉そのものがまずいし、野菜が付いていないのことあるから、肉が胸につかえるようで、ビールでやっと流し込んだあるよ。


 シシカバブをやっとこさっとこ、胃袋に流し込んだ珍さん、ホテルに戻ってひと風呂浴びようとしたあるが、シャワーのお湯の温度調節がうまくいかなくて、困ったのことよ。ちょっとお湯の栓をひねると、すごく熱いお湯が出てくるし、少し水を足そうとすると、冷水が出て来て、珍さん
「ヒャー、冷たい!」
になってしまうあるよ。


 もの凄く熱いお湯を浴びたり、冷たい水で冷やされたりで、珍さん、洗うどころではなかったよ。すぐに、フロントに電話したあるよ。
「珍さん、鉄じゃないのこと。熱したり、冷ましたり、あんたの風呂で、珍さんを焼き入 れ、焼き戻しするつもりあるか?すぐに修理しないとお前に焼きを入れるある!」


その浴槽がとてつもなく大きくて、珍さん、ウッカリ足を伸ばしたら、頭がお湯の中に潜ってしまってあわや溺れるところだったある。珍さん、カナヅチあるから、この程度の水でも十分、水死出来るあるよ。珍さん、またもやフロントに電話したある。
「お前のホテルはジャイアント馬場専用あるか?『日本人は入浴の際、溺れる危険があり ますから、御注意下さい』と貼り紙をしておくべきある!」
ホテルの返事は
「お前、体が小さい、いけない。文句あったら大きくなれ」


 風呂の巨大さとは裏腹に小便器は極端に小さくて低いある。珍さん、「ギリシャ人は巨大な体にノミのチンチンある。珍さん、小さな体にノミのチンチンある。同じノミのチンチンなら、どちらが優秀かは自明の理ある」と一人喜んだ。それにしても、ギリシャの小便器は何故、あんなに小さくて低いあるか?


 珍さんの推理としては、ギリシャは冬期に、アイヤー、当機に、アイヤー、党紀に、アイヤー、騰貴に、アイヤー、投棄に、アイヤー、冬季に、アイヤー、投機に、アイヤー、登記に、アイヤー、当期に、アイヤー、トウキいう言葉随分多いのことあるな、陶器に使う土が極端に少ないために、小さな陶器の便器しか作れないあるね。


 だが、あの低さはどうしてなのかは、まったく理由が分からない。ひょっとすると、ギリシャ人はひざまづいて小便するあるな。いくら小さな珍さんでも、ひざまづくと丁度良い高さあるよ。絶対にそうあるよ。珍さんの結論は、「ギリシャ人はひざまづいて小便する」。誰か本当の理由を教えて欲しいある。


 翌日、テサロニキ郊外のアレキサンダー大王の父親、フィリポス2世とやらの墓を取材したあとアテネに飛んだあるよ。いかにもミーハーらしく、アテネではパルテノン神殿を見たあるが、あまり轢死、アイヤー、歴史に興味の無い珍さん、特に何も感じなかったある。それよりもパルテノン宮殿を見終って、山を降りる時にキリギリスが鳴いているのに、珍さんいたく感激したある。ギリシャのキリギリスはどんな鳴き声あるかって?「グリース、グリース」に決まっているある。


 ギリシャでエーゲ海を見て、ほんの少しだけ感激した珍さん、次にレバノンのベイルートに行くあるが、何が起きても不思議は無いレバノン入りかと思うと、「ひょっとして、珍さん、これがこの世の見納め」という考えが頭から離れない。レバノンもベイルートだけならまだましあるが、スールとシドンという、外務省の「渡航自粛地域」に入る予定あるから、命の保証は無いある。外務省に問い合わせたところ、「死にたきゃ勝手に行けばいい。万一死んでも日本国はいっさい関知しない。生きて帰ったらまた会いましょう」という返事だったある。



「トラブル・グワイド・イン・レバノン」

1.いまだ戦闘態勢

 外務省にも見捨てられ、会社に正式に報告すれば、出張禁止になることが分かり切っている珍さん、会社にも殆ど内緒でギリシャからレバノンのベイルート行きの飛行機に乗ったある。


 ギリシャからベイルートに向かう途中、気の小さな珍さんは、ずーっと飛行機の両側を気にしていたあるよ。万が一、珍さんの乗った飛行機を追いかけて来る飛行機がいたら、大至急、珍さんの飛行機の運転手かスッチーのネーチャンに、
「あんたら、イスラエルのジェット戦闘機に追尾されているのを知ってはりまんのんか? 飛行機にはバック・ミラーが無いさかいによって、しっかり後ろを注意しとかな、あき まへんでえ、なあ、スッチーのネーチャンよ」
と注意しなければ命が無いある。


 行く手の左側では、イラクのフセインちゃんが、ミサイルをブッ放してくるかも知れないし、リビアのカダフィー大佐が戦闘機で飛んでくるかも知れないし、アラファト君だって何をするか分からないある。

イスラエルとは銭湯上体、アイヤー、これじゃ、風呂の中の上半身になってしまうある、戦闘状態あるし、いつラビンちゃんが操縦する爆撃機でやられないとも限らないある。あるいは、この飛行機に爆弾が仕掛けられていたり、ハイジャックされる可能性だって十分にあるある。何しろ、レバノンから生きて出国出来るかどうかは、そのときになってみないと分からないある。


 珍さん、眠い目をこすりながら飛行機の前後左右を監視していたあるが、幸い、敵機の姿もミサイルも見なかったある。アテネ空港を飛び立って2時間でベイルートの上空に到達したあるが、空から見てもはっきりと町が廃墟だらけになっているのが分かったある。町全体が茶色っぽく見え、穴の開いたビルがそこら中に見えたあるよ。珍さん、今度はレバノンのミサイル基地からミサイルが飛んでこないかと下ばかり見つめていたある。


 どうやら、今日はミサイル基地が休みか、ミサイルの故障か、ミサイル不足らしく、ミサイルは一発も飛んで来ないうちに、ベイルート空港に着陸したある。着陸したのは良いあるが、滑走路の両側には、戦車や機関銃がズラリと並んでいたある。アイヤー、恐ろしい所に着陸してしまったある。珍さん、無事に入国させて貰えるあるか?それとも「怪しい日本人だ。逮捕して銃殺にする」などと言われないあるかと心配になってきたある。


 飛行機のタラップを降りると、タラップからターミナル・ビルまでは手にマシンガンを持った兵士が、ビッシリと並んでいるある。珍さん、山のような荷物を引きずっているから、怪しまれはしないかと気が気ではなかったのこと。たとえ珍さんが何もしなくても、もし、珍さんの前後に不審な奴がいたら、すぐに無数の銃弾が飛んで来て、珍さん、蜂の巣状態になるのこと。


 ビクビクしながら入国審査に行ったあるが、洋服の胸ポケットから、パスポートを取り出すと、拳銃を取り出すのと間違われる恐れがあるから、珍さん、腹巻きの中にパスポートを入れておいたある。だから入国審査の場所で腹巻きをガサゴソと探っている珍さん、結構怪しかったあるね。


 入国審査、税関とも、日本のレバノン大使館から「I(アイ)ビザ」という、報道人用のビザを貰っていたあるからスンナリいったある。もしこれが無ければ、とても、これだけの器材を持っては入国出来なかったある。


 ターミナル・ビルを出た途端、珍さん、ビックリしたのことよ。あれだけ厳重な警戒だから、ターミナルの外は兵士だらけだろうと思っていたあるに、空港の外は出迎えの人でゴッタ返していたある。確かに兵士もいるが、一般人の方が遥かに多いある。その中に、珍さんたちのガイドも混じっていて、珍さん達の名前を書いたプラカードを持ったレバノン人が、日本人と見て珍さん達の方に駆け寄って来たある。いかにも人の良さそうな女性ガイドと、目が顔の上の方にあり、髭を生やした特徴的な顔をした運転手の男ある。


 さっそく、その男の運転でベイルート市内のホテルへ向かったある。町の中は飛行機から見たよりも遥かに破壊されていたのことある。ビルはみな蜂の巣になっており、そこら中に大破した車が放置されている。町中の店の前は裸足の人がうろうろしており、ジプシーのスラム街は人心が乱れきっているのが手に取るように分かるのことある。こんな場所を30分も走っているから、珍さん、「とんでもない町に来てしまったある。いったい、こんな町にホテルなんぞあるのか。あったとしても、スラムのようなホテルだろう。やっぱり来るんじゃなかったある」と後悔したある。


 スラム街を通過する時には、
「絶対に横を見るな。彼らと目を合せるな」
と注意されたある。また、そこら中で肩にマシンガンをかけた兵士が車の検問をしているある。イスラエル軍が紛れ込んでいないかをチェックしているというが、もし、検問所に気付かずにそこを走り過ぎようとしたら、射殺されるに違いないある。無事、ホテルにたどり着けるかどうかは運転手次第ある。その運転手に、
「珍さん、検問所を通る時に絶対にカメラを見られてはいけない。カメラを向ければ直ち に撃って来るから」
と注意され、「レバノンの決死的写真ルポ」を目指していた珍さんは、あっけなくその野望を捨て去ってしまったある。スラム街やガレキの山の間を通り過ぎ、海岸に出た所に、珍さん達のホテルがあったある。

2.ホテルの中は別世界

 「このホテルの玄関は爆撃されていないあるな」と思いながらチェックインし、部屋に向かった。部屋にたどり着くまでが大変で、20回近く廊下の角で曲がったある。何でこんなに曲がるのだろうと思いながら歩き続け、フロントを出てから5分程で部屋に着いたある。


 部屋をあけてビックリ仰天!中は素晴らしいの一言に尽きるある。今まで珍さんが泊まったホテルの中では最良ある。そして、部屋のカーテンを開けて二度ビックリ。目の下には真っ青な色が目にも鮮やかな50メートル・プール。その右には今までみたこともない程奇麗な海が広がっているある。この海に比べれば沖縄の海など、月とスッポン、吉永小百合と和田アキ子ある。「世の中にこんな奇麗なホテルが存在するあるか。しかも、あの廃墟とスラムのすぐそばに!」と珍さん、驚くことしきり。


 プールでは白人達が優雅に泳ぎを楽しみ、その周囲で真っ黒に日焼けしたレバノン人が汗まみれで掃除をしているある。「これが貧富の差というものか」と珍さんシンミリ。そんなホテルに珍さん泊まっても良いのことか考えさせられたある。日本人が海外で嫌われるのは当たり前ある。いくら金が有るからといって、白人と同じ様にこんな豪華なホテルに泊まって、レバノン人を小銭でこき使って良いものあるか・・・珍さん、悩んだある。


 思いおこせば50年前、あのにっくきアメリカに負けた時、マッカーサーが引き連れて来た駐留軍どもに、「ギブミー・チョコレート」と叫びながら、たったひとつのチョコレートを貰う為に必死で走ったのは夢だったのあるか。「ギブミー・チューインガム」と言って駐留軍に風船ガムを恵んでもらったのは幻あるか。それが今、白人と同じホテルに泊まり、100円のチップで重い荷物を持たせて、フンゾリ返りながら歩いている珍さんはいったい何サマあるか。さっき見たスラムの少年たちも50年経つと珍さんみたいにフンゾリ返って歩くようになるあるか。・・・珍さん、ニワカ社会派になったある。


 そんなことを考えながら歩いていたから、部屋に着いて荷物を運んでくれた50歳くらいのボーイにチップをやるのを忘れそうになったある。珍さん、慌ててポケットから2,000レバノン・ポンド(LBP)を出してボーイに手渡したのこと。実を言えば、レバノンのチップの相場を知らないから、円換算で200円相当を渡したつもりある。今後のこともあるからと、
「レバノンのチップの相場はいくらあるか。今渡した額は多いあるか、少ないあるか」
と尋ねたら、
「チップというのはお客様が決めるもの。お客様が満足されたなら多く出せばいいし、不 満なら少なくても結構。すべてお客様の意志次第です」
という返事。珍さん
「なるほどなあ。チップってそういうもんだよな。尋ねたことが恥ずかしい」
と反省してしまった。


 ボーイが帰ったあと、空港で両替したばかりの、生まれて初めて見るレバノンの色々な紙幣を取り出して眺めていた珍さん、
「アイヤー、さっきボーイに渡したのは2,000LBPではなくて、20,000LBPある。大変なことある。どおりで、『お客様の意志次第』と言ったわけだ。あの野郎 今頃笑っているあるな」
と悔しがったある。レバノンでは、
「明日の天気はどうですか」
などと質問すると
「インシャラー(神のみぞ知る)」
と答える習わしがあるが、これでは「紙のみぞ知る」ある。 この後、ちょっと珍さんを見掛けると、あのボーイがすっ飛んできて、
「何か御用でっか、だんはん」
と声を掛けてくるある。
「キミー、タクシーを呼んでくれたまえ」
と頼むと、嬉しそうに
「タクシーでっか。すぐに呼びまっさ。ちーとばかり、待ってておくれやっしゃ、社長は ん」
と言って、大声でタクシーを呼んで来たある。タクシーに乗る瞬間、チップを渡すと、嬉しそうにドアを閉め、珍さんが横目で観察していたら、そのボーイが掌を開いてチップを確認しているのが見えたある。ザマー見ろ、今度はしっかり2,000LBPを渡してやったある。そのボーイ、その後は二度と珍さんのそばに来なかったある。


 今、チップを間違えた話をしたあるが、これもやむを得ないことで、なにしろ、1カ月で10カ国を周るから、貨幣の換算だけで頭がゴチャゴチャある。ホテル、タクシー、レストランのチップや買い物、食事のときなど、「えーと、今日はどこの国にいるあるか。ホテルのボーイにはいくら渡せば・・・」と、為替レート一覧表と首っぴきある。この後も、メキシコで、為替レートの暗記違いをして、お土産を買い過ぎて、日本に帰ってからギャッということになったあるよ。


 ホテルのプールに感激した珍さん、部屋の風呂に入ったあるが、なにしろ、水の出が悪い上にぬるくて、バスタブ一杯にするのは相当な時間を要するある。その上、せっかく出た水も茶色く濁っていて、とても入れたものではないのこと。あのプールに入っている水はいったいどこから来ているあるか。海水を使っているのかも知れないあるが、ひょっとすると真水かも知れないあるな。珍さん、泳げないから確かめる事は出来なかったある。


 風呂水の汚さに困った珍さん、翌朝、歯を磨こうとして驚いた。なんと、洗面所に2リットル入りのミネラル・ウォーターが置いてあるではないかのことある。歯を磨くのにこのミネラル・ウォーターを使えということある。恐らく、ホテルの外の住民はあの水を飲んでいるし、歯を磨いているあるなと思うと、つくづく、日本の水の豊富さに感謝、感謝ある。


 そのホテルでは毎晩のように、プールの周りでパーティーをやっていてドンチャン騒ぎある。食い物は食べ放題、残し放題あるし、バーには奇麗なネーチャンのコンパニオンが溢れているある。外では戦災孤児や乞食がウロウロしているあるに、一歩、ホテルの中に入るとこの有り様ある。どこか、今の日本に似ているような・・・



珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その12)



8.イタリアの「5」は危険な香り

 ところで、イタリアの小便器は日本と同じくらいの高さで珍さんも、劣等感に襲われることなく小便が出来たのは、イタリアで唯一の救いだったある。しかし、空港でトイレの場所を尋ねた時は、傑作だったのこと。


 珍さんが、空港の売店のオバチャンに
「トイレはどこあるか?」
と尋ねたら、何と
「チンコ見ーたー!」
と言って右の方を指差したあるから、珍さん思わず吹き出したある。それに珍さん、まだ小便していないから、チンチンが見える筈が無いある。このオバチャン、頭がおかしいのではないかと思ったが、珍さん、もう一度尋ねると、またもや
「チンコ見ーたー!」
「オバチャン、変態あるか?」
と言ったが、
「チンコ見ーたー」
と繰り返すばかりある。


 確かに指差す方を見たらトイレらしき場所があり、男が小便をしているらしいが、何も見えない。ひょっとして、
「あの男のチンチンが見えた」
と言っているのかと思ったあるが、何も見えないから、珍さん
「チンコ見えない」
と言ったある。それでも
「チンコ見ーたー!」
としつこく言うから、その男の股ぐらを覗き込んだら立派なチンチンが見えたから
「チンコが見えた」
と言ったある。なるほど、トイレの場所を教えるのに「チンチンが見える場所」というのはイタリアらしくて面白いと思ったある。
 珍さん、さっそく、得意げに通訳にこの話をしたら、
「それは『チンコ・ミーター』でイタリア語で5メートルのことだ」
と言われてしまったある。


 チンコは5でミーターはメートルだったある。要するに「5メートル先に便所がある」と教えていたのことね。イタリア人の会話を聞いていると、やたらに「チンコ」という言葉が多いある。「チンコ・チンコ」で55だったあるかな。ある時は「チンコ食えんと」と言う言葉を聞いたある。「チンコ・クエント」でこれも、どんな意味だったかは忘れたあるが、本当の話あるよ。「チンコ・ミル」というのもあったある。これも意味は不明ある。

9.ファッショナブル・ミラノ

 ベニスからミストレ駅経由でミラノ駅に向かった珍さん、その電車の中で妙なマークを見たのこと。電車の窓ガラスに、「ビンに斜めの線を引いたマーク」が描いてアリ、「タバコに斜めの線」を引くと禁煙マークだから、これは「禁酒」か「禁ジュース」のマークだと思ったあるよ。通訳に尋ねると、なんと、「窓からビンを捨てるな」という意味あるよ。日本で、窓からビンを投げ棄てる奴は今まで一度も見たこと無いあるが、イタリアでは当たり前らしいある。やっぱり、ここは大阪ある。


 ミラノに着いた珍さん、ミラノ駅で泡や、アイヤー、粟屋、アイヤー、安和屋、アイヤー、阿波や、アイヤー、あわや大惨事をおこしそうになったあるよ。珍さん、20キログラムくらいもあるカメラ・バッグ、Lサイズのスーツ・ケース、Sサイズのスーツ・ケース、ビデオ・カメラ一式入りのバッグなど合計50キログラム以上の荷物を、フィルム200本入りのケースが付いた特殊なキャリアーの上に載せて運んでいたあるよ。珍さん、駅から外に出る為に4階分くらいの落差が有るエスカレーターに乗ったある。


 これだけの荷物を一人で運ばなければならないあるから、治安の悪い国では大変ある。治安が良ければ、先にエスカレーターで重い荷物を下に運んでおいて、もう一回、エスカレーターで軽い荷物を運べばいいだけのことある。イタリア辺りでそんなことをしようものなら、上に戻ってみれば上に残した軽い荷物は無くなっており、下に降りれば先に降ろした重い荷物も無くなっているということになりかねないある。


 仕方が無いから、Lサイズのスーツ・ケース以外をキャリアーに載せ、それを左手で引っ張りながら、Lサイズのスーツ・ケースを右手で引っ張ってエスカレーターに乗ったあるよ。うまくエスカレーターに乗れたあるから、スーツ・ケースをエスカレーターの段に載せて、手を離した瞬間、その約30キロはあるスーツ・ケースがドドドドドと音を立ててエスカレーターを滑り落ちていったあるよ。


 アイヤー、エスカレーターの下の方の段に二人乗っているあるよ!このままだとスーツ・ケースが二人をなぎ倒して、大変な事故になることよ。珍さん、思わず
「ギャー、アブねえぞー!」
と叫んだのこと。


 下に居た二人は一瞬何が起きたか分からなかったが、とっさに一人が、自分のスーツ・ケースで珍さんのスーツ・ケースを止めたのことね。幸いそれでうまく止まったあるが、あれで、珍さんのスーツ・ケースがもっと重たかったり、とっさにスーツ・ケースで押さえなければ間違いなく二人は大怪我していたのことね。その一人は珍さんの相棒だったから、事なきを得たあるが、これが他人だったら、あるいはイタリア人だったらと思うとゾッとするある。


 もし、イタリア人だったらさぞかし大騒ぎになったあるだろうな。まったく無傷だとしても
「コンニャーロ、アブネーノ、キヲツケローノ、ドコーニ、メヲツケテヤガンデーノ、ハ ジメーテ、エスカレーターニ、ノッタワーケジャ、アルマーニ」

と怒鳴っただろうのこと。


珍さん、今のイタリア人の会話の最後でミラノを表現したあるが、読者諸氏は気付いたあるか?本当なら「アルマイーニ」となるところを「アルマーニ」として、ファッションの町ミラノを想像させたかったわけあるね。駄洒落を解説するあたりが、珍さんのA型、3月生まれ魚座の性格を示しているあるな。


 ミラノの町は確かにブティックが並んでいて、日本人観光客が目の色を変えて、洋服を買いまくっているあるよ。どいつもこいつも、グッチだの、ヴァレンチノだの、ルイ・ヴィトンだの、エルメスだの、ヘルペスだの、シャネルだの、トーチャンネルだのと五月蝿くてかなわないある。


 パリの町でもそうだったあるが、外国で日本人同士が顔を合わせると、お互いに不愉快な顔をするのは何故あるかね?お互いに
「この馬鹿タレめ、貧乏人が海外に来やがって」
とか
「テメーが海外勤務するツラかよ。東北でブタでも飼ってろ」
とか
「何が『ハンドバッグはシャネルよね』だ。シャネルってのは持ち主の顔を選ぶんだぞ。 オメーがシャネル持つタマかよ。シャネルに持たれてんじゃねーか」

と思って相手を見るから不愉快になるあるのかね?などと言いつつ、珍さんも買いまくったね。


ミラノを出る時には、スーツ・ケースを追加しなければならない程の、お土産だらけになっていたあるよ。どうみても、「乞食の引っ越し」状態だったあるのことよ。どういう意味かって?「いつも全財産を持ち歩いているってことあるね。


 ミラノの町の中はどこを見てもカラフルで、特にオレンジと赤、黒、黄色の組み合わせが目立ったのことあるな。地下鉄の構内もかなり奇麗で、珍さん、「さっすがー!」と驚嘆することしきり。パリはピンクが目立ったが、ミラノの方が洗練されているように思ったあるよ。


 ミラノであわや大惨事を起こしそうになったものの、何とかうまく切り抜けた珍さん、飛行機でミラノからミュンヘンでトランジットしてギリシャのテサロニキに向かうことになったあるよ。珍さん、ミラノから取り敢えずミュンヘンに向かう飛行機に乗ったあるが、ミュンヘン空港でハプニングが起きたある。なんと、ミュンヘン空港に着陸して乗客が全員降りたのも知らずに、珍さん、客席で眠り込んでいたあるよ。


 「モシモシ」とイタリア語でいったかどうかは知らないあるが、スチュワーデスのネーチャンに肩を揺すられたある。珍さん、熟睡していたあるから、急に起こされても寝ぼけまなこで、「ここは誰?、あたしは何処?」状態。アイヤー、珍さん、本当に寝ぼけていたあるなあ、それも言うなら「ここは何処?、あたしは誰?」あるよ。珍さん、顔から火が出そうだったあるね。なにしろ、周りには誰も乗っておらず、珍さん一人が機内で夢を見ていたあるよ。


 珍さん、今はJRの中央線の終点、高尾駅近くに住んでいて、たまに、東京駅から乗った電車で熟睡して、高尾駅で目が覚めずに、また東京駅に戻ってしまったり、ひどい時は中央本線の特急で、山梨県の大月駅近くまで乗り越したこともあるあるが、飛行機で乗り越しそうになったのは生まれて初めてのことあるよ。あのまま眠っていたら、アフリカくらいまで行ったあるかね?それとも、ミラノに戻ったあるか?

トラブル・グワイド・オン・ルフトハンザ

 ミュンヘンで乗り越しそうになった珍さん、やっと飛行機を降りて、今度はドイツのルフトハンザ機でギリシャのテサロニキに向かった、というよりは向かおうとしたある。ルフトハンザ機に乗り込んで、ほっとしたのも束の間、何だか分からないまま1時間も待たされたのことあるよ。その間、機長からは何のアナウンスも無いある。1時間経ってやっと、
「車輪の脚の油圧が上がらないから、この飛行機は飛ぶわけにいかない。従って、機体を 交換するから、乗客は別の飛行機に乗り換えてくれ」
という。


 乗客はみんなブツブツ言いながらも乗り換えたあるね。これがもし、イタリア人でいっぱいの飛行機だったら大騒ぎになったあるが、ミュンヘン発テサロニキ行きだから静かなものあるね。でも、珍さん、1時間も待たされた挙げ句に、別の機体に移れと言われたので頭に来て、スッチーに文句を言ったあるよ。

「ドイツの飛行機だと思うから、安心して乗ったのにこれは何だ。社名をルフトハンザか らアリタリアに変えろ!」


 乗り換えた飛行機の機内食のチーズがすごかった。臭いのなんの、あの臭さを正確に表現する為には放送禁止用語を使わなければならないあるから、珍さん、ここでは詳しく説明しないあるが、要するに、○○○○の匂いを強烈にしたようなある。珍さん、あまりの臭さに耐えられず、スッチーに
「こんなアブナイ匂いのするチーズを出してはいけないある。何故、こんな臭いものを機 内食にするあるか。今度、お前らがJALに乗ったら、機内食をクサヤにして仕返しをしてやる。クサヤだって未経験で洗ったことが無い娘の放送禁止用語の匂いにそっくりある。食えるものなら食ってみるよろし」
と文句を言ったある。


 すると、スッチーが
「珍さん、未経験の娘の放送禁止用語の匂いを嗅いだことがあるのか」
と言い返してきた。
「ア、ア、ア、アイヤー、珍さん、残念ながら生まれて一度も未経験の娘の放送禁止用語 の匂いを嗅いだことは無いある。イ、イ、イ、一度でいいから未経験の娘の放送禁止用 語の匂いを嗅いでみたいある。人の噂でクサヤの匂いと未経験の娘の放送禁止用語の匂いは同じだと知っただけある。偉そうに言ってゴメン」
と謝ったあるな。


 ところで珍さん、何度も「未経験の娘の放送禁止用語の匂い」という文字を繰り返しているあるが、よほど「未経験の娘の放送禁止用語の匂い」に飢えているのこと。いくら、ワープロの複写機能の使い方を覚えたばかりとは言え、「未経験の娘の放送禁止用語の匂い」という文字をこんなに繰り返さなくてもいいのことよ。しかしながら、珍さんも男と生まれたからには、一生に一度でいいから「未経験の娘の放送禁止用語の匂い」を嗅いでみたいのことある。この、ささやかな望みがかなえられないのなら、珍さんクサヤの匂いで窒息死してやる!


 珍さん、チーズの卑猥な匂いにも驚いたあるが、機内食にクロワッサンとチーズとハムとキウイとパイナップルにナイフ2本、フォーク2本に、スプーン2本が出たのには困ったのことよ。ナイフとフォークまでは何とか理解出来るあるが、たかが、クロワッサンとチーズとハムとキウイとパイナップルを食べるのに、スプーン2本を、どう使うあるか?これ、「食べ終わったらスプーンを投げろ」という意味あるか?つまり「使い方が分からなくて匙を投げた」ということの意味あるか?それにしても、箸は便利ある。これだけで、どんな物でも食べられるある。たかがクロワッサンとハムとチーズとキウイとパイナップルを食べるのに、あれだけの重装備をしなければならないとは。



珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その10)

4.ナポリ、ローマ、大阪

 ナポリ、ローマ、大阪、この3都市の共通点を述べよ・・・こんな試験問題が出たら、どうするあるか?答えは簡単。「ゼニに汚い人種がはびこる、なにもかにもがデタラメの無法地帯」と書けば100点満点あるね。


 それにしても、ナポリの交通マナーの悪さはすさまじい。中央分離帯のない道路で、中央寄りの車線を、ヘルメットをかぶらない2人乗りのスクーターが次から次に猛スピードで走ってくるのこと。赤信号で止まろうものなら、後ろから猛烈なクラクション。「何で、赤信号で止まるんや!このボケ!」・・・確かに大阪で何回も聞いたセリフあるね。


 クソ暑いから車の窓を開けていたら、運転手から、
「ダンハン、信号で止まった時は窓を閉めなはれ。サイフ盗られまっせ。それに、ビデオ カメラの紐は首からブラ下げなアカン。ひったくられまっせ。ナポリは危険な町でんが な。どこに悪いヤローが居るか分かりまへんがな。気ィつけとくれやっしゃ」

と注意されたある。


このタクシーでナポリからポンペイを往復したあるが、何故か、このタクシー、トランクに葡萄をギッシリ積んでいて、信号で止まる度に、

「ダンハン、この葡萄旨いでっせ。ほんまなら、イタリア・ワインにする最高級の葡萄で んねん。ダンハン、日本人やから、サービスしまっさ。どないや、旨いでっしゃろ。いくらでも、ありまっさかい、どんどん食べておくんなはれ」
と言って、葡萄を押しつけてくる。案の定、この葡萄代もしっかり請求されたのことあるよ。

5.ラベンナ、ミストレ
 

 交通マナーの悪さ、金に対する汚さ、治安の悪さなどなど、色々な点で大阪そっくりのナポリでの仕事を無事に終えた珍さん、またもやアリタリアでベネチア(ベニス)空港に向かったのことよ。


ベネチア空港に近づくと、海の中にすごく小さい島が無数に浮かんでいるのが見えたある。浮かんでいると言うより、沈みつつあると言う方が多分、正確あると思う。地球の温暖化によって海水が増え、陸地がどんどん侵食され、島が水没する様子が良く分かるのことね。


 空港のロビーのすぐ脇に船の発着場があって、モーターボートが忙しなく行き来しているのこと。行き先札にはホテルの名前が書いてあるから、豪華なホテルに行くには多分、あのボートに乗るある。珍さん達は貧乏旅行あるから、レンタカーでエッチラオッチラ、ラベンナという町までドライブのことね。


 ラベンナは小さな町あるが奇麗で、人間ものんびりというか、悪い奴は一人もいそうもないあるね。ここで、いくつかの教会を見て歩いたあるが、教会が集まっている辺りは、石畳の路地ばかりで、車は通行禁止ある。この路地にレストランが店を出していて、テント張りのカフェテラスのような店が多いある。


 そんな店のひとつで、教会の鐘の音を聞きながらビールを飲んで、昼飯を食っていると最高あるね。2,000円も出すと、ビールやうまいイタリア料理を腹いっぱい食べられるある。だけど、あまり記憶に残ることは何も無い町あるね。平々凡々、静かな田舎町という感じーーィ?でも、珍さん、この町は気に入ったある。


 ラベンナの次はミストレという町へ車で移動。ここも何も記憶に残らない町あるね。ひとつだけ覚えているのは、イタリア料理が旨かったこと。あと、可笑しかったのは、ホテルで朝食を食べた時のこと。


庭がものすごく広いホテルで、商社、勝者、照射、小社、症者、小者、商者、省者、賞者、妾者、証社、象者・・・アイヤー、この辞書パカあるね、ナンデモカンデモ変換すりゃあいいってもんじゃないあるよ。「ちょっと贅沢で、こぎれいでシャレタ」というような意味のあの「ショウシャ」という漢字が出てこないあるよ・・・ショウシャなホテルあるが、朝食はお粗末で、コーヒーにチーズ一切れとクロワッサンとジュースだけある。もういい加減食い飽きた、あの、卵2個の料理とベーコンの切れッ端と、甘いジャムは、どこにも見当たらないある。


 この貧しい朝食を珍さん、ひとりで食べていたあるが、そこに若いアベックが入って来たあるよ。客は、珍さんとアベックの3人だけ。勿論、珍さんは一人あるから、静かに食べていたあるが、驚いたのは、このアベック、まったく喋らないあるよ。

珍さんの想像では、昨夜が初夜で、お互いに恥ずかしくて口をきけないあるね。十人も入ればいっぱいになってしまうようなレストランあるから、そこで聞こえる音といえば、アベックの女がクロワッサンを食べる音だけある。


 静かだから、クロワッサンを食べる「パリパリ」という音が、異常に反響している。珍さん、このシラケた雰囲気と、クロワッサンの音と、そして、突如、「突然変異で生まれた静かなイタリア人」という言葉が頭をよぎった瞬間、可笑しさを堪え切れなくなって、下を向いて、口を押さえて、吹き出してしまったのことよ。


「ワタシ、静かなイタリア人見た事も聞いたことも無いある。君達を、世界で2人だけの静かなイタリア人として、ギネス・ブックに推薦したいある」・・・なんて言葉が頭にちらついて、珍さん、もう、限界!慌ててレストランを飛び出したのこと。

やはり、イタリア人は五月蝿い(これでウルサイと読むのことね。五月のハエは確かにうるさいある。しかし、これからは『イタリア人』と書いて『ウルサイ』とか『信用出来ない』と読ませるといいある)方が自然ある。


 珍さん、よっぽどナポリで献血してやろうかと思ったのことよ。そうすれば、その血を輸血された奴の子孫は静かなイタリア人になるあるね。何千年も経てばイタリア人は全員静かになるあるよ。 


珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その8)

「トラブル・グワイド・イン・ウイーン」

 もう少しで膀胱炎になりそうだった珍さん、今度は久々の飛行機でウイーンへ。毎朝、6時、7時発で次の目的地に行き、現地で仕事をし、夜遅くホテルにチェック・インし、また翌早朝スタートというスケジュールで各国を周っていた珍さん、今日も、夜の11時半にやっとの思いで、ウイーンのホテルにたどり着いたのこと。


 それなのにホテルのフロント・ガールが冷たかったのことあるね。
「あなた、ホテル到着、遅すぎた。もう、あなたの部屋、他の人に貸してしまった。タク シー代恵んでやるから、他のホテルへ行け」


珍さん、夜中に、また他のホテルまでタクシーで行ったのことよ。日本のJTB(ジャパン・トラベラーズ・ビューロー)何してるあるか。なんで遅く着くからと連絡して無いのことか。これでは、ジャパン・トラブル・ビューローあるのこと。


 しかし、朝起きて窓の外を見ると、このホテルは結構しゃれていて、8階建てくらいだが、全ての部屋には小さな出窓があり、そこに赤いインパチェンスのプランターを置いてあるのことね。最近のバカ・ネーチャンの口癖を借りれば、「ウッソー、カッワイー、シンジラレナーイ」というようなホテルあるね。「信じられないのはお前の顔と脳味噌あるよ」と言いたいようなバカ・ネーチャンでもいいから、一緒に泊まりたいようなホテルあるよ。


ところで、インパチェンスってどう言う意味あるか知ってるのことか?これ、英語で書くとIMPATIENCE(耐え難い)あるね。なるほど、夜中に代わらされたホテルあるからというシャレあるかな?


 ウイーンは1泊だけあるから、どこにも行けず、それでも、クリムトの美術館だけ行ったあるよ。珍さん、クリムトの絵が好きで、家の玄関にも小さい絵を1枚掛けてあるのことね。あの金色の感じと、少しアブナイ感じが珍さんの感性にマッチするのことね。


 そのついでに、宮殿にも寄ったあるが、宮殿の周りには観光用の馬車が何十台も並んでいて、壮観だったのことね。けっこうシャレ者の御者が多くて、見ているだけでも楽しいのことね。


 珍さん、馬車に見とれていたら、足元で何やらグニャという感じ。
「アイヤー、この感触、どこかで、経験があるのこと。アイヤー、何だっけ?アイヤー、 これ、パリで味わった感触ある。アイヤー、何だっけ?」
と思い乍ら、恐る恐る下を見ると、「アイヤー!」。珍さん、馬糞を踏んづけていたのことね。珍さん思わず叫んだのこと。「クッソー!」。良く見ると、周りは馬糞だらけ。道理でさっきから、妙な臭いがする思ったのことね。

「トラブル・グワイド・イン・イタリア」

1.アリタリア航空は恐ろしいのこと

 馬糞を踏んづけた臭い靴を引きずりながら、珍さん、ウイーンの空港へ向かったのこと。いよいよ、これから、スリ、置き引き、カッパライの巣窟、イタリアに行くと思うと、身が引き締まるのことね。


「イタ公には1リラもやらんぞ。盗れるものなら盗ってみやがれ、トラバトーレ、トルナラ トッテ ミーヨ。このスパゲッティ野郎目!」と心に言いきかせつつ、ウイーンの空港でアリタリア航空のカウンターに並んだある。いかにも手際の悪いアリタリア航空らしく、カウンターの前には数十人の行列。「アイヤー、これ、いつになったら飛行機に乗れることやら」と諦め顔で珍さん、並んでたのこと。


 そこへ、突然、珍さんの前に
「ドチャメンテ、コチャメンテ、ウナソーレ、ウナサーレ、イタリアーノ、ジカンガナイ ーノ、ヒコーキーノ、トンデッテシマーウノ」
と、イタリア語をまくしたてながら、イタリア人のおばちゃんが、割り込んだのことね。どうやら、飛行機に間に合わないから、割り込ませてくれと言っているらしいのことあるが、何か嘘くさいあるね。言葉が分からないから仕方無く、入れてやったあるよ。


 そこへ、突然、珍さんの前に
「ドチャメンテ、コチャメンテ、ウナソーレ、ウナサーレ、イタリアーノ、ジカンガナイ ーノ、ヒコーキーノ、トンデッテシマーウノ」
と、イタリア語をまくしたてながら、イタリア人のおばちゃんが、割り込んだのことね。どうやら、飛行機に間に合わないから、割り込ませてくれと言っているらしいのことあるが、何か嘘くさいあるね。言葉が分からないから仕方無く、入れてやったあるよ。


 そこへ、突然、珍さんの前に
「ドチャメンテ、コチャメンテ、ウナソーレ、ウナサーレ、イタリアーノ、ジカンガナイ ーノ、ヒコーキーノ、トンデッテシマーウノ」
と、イタリア語をまくしたてながら、イタリア人のおばちゃんが、割り込んだのことね。どうやら、飛行機に間に合わないから、割り込ませてくれと言っているらしいのことあるが、何か嘘くさいあるね。言葉が分からないから仕方無く、入れてやったあるよ。


 そこへ、突然、珍さんの前に
「ドチャメンテ、コチャメンテ、ウナソーレ、ウナサーレ、イタリアーノ、ジカンガナイ ーノ、ヒコーキーノ、トンデッテシマーウノ」

と、イタリア語をまくしたてながら、イタリア人のおばちゃんが、割り込んだのことね。どうやら、飛行機に間に合わないから、割り込ませてくれと言っているらしいのことあるが、何か嘘くさいあるね。言葉が分からないから仕方無く、入れてやったあるよ。


 そこへ、突然、珍さんの前に
「ドチャメンテ、コチャメンテ、ウナソーレ、ウナサーレ、イタリアーノ、ジカンガナイ ーノ、ヒコーキーノ、トンデッテシマーウノ」

と、イタリア語をまくしたてながら、イタリア人のおばちゃんが、割り込んだのことね。どうやら、飛行機に間に合わないから、割り込ませてくれと言っているらしいのことあるが、何か嘘くさいあるね。言葉が分からないから仕方無く、入れてやったあるよ。


 同じ文章が何回も繰り返している。珍さん、文章コピーのミスしているぞ!・・・と怒るのは気が早いあるね。要するに、一人割り込ませてやったら、後から後から、
「時間が無い」
と言って割り込むイタ公が続出したことを言いたいあるね。


「アイヤー、これがイタリア方式か!ここはまだ、ウイーンあるよ。今からこれじゃ、この先、本場に行ったらどうなるあるか?」
と珍さん、呆れるぱかりね。


 やっとの思いで飛行機に乗り込んだ珍さん、ほっとしたのも束の間、アイヤー、イタリア人のマナーの悪いこと悪いこと。着席したらシートベルトをして、静かに離陸を待つのが日本の常識あるが、イタリアでは、着席をしないで、お互い見ず知らずの人間同士が、100年も前からの知り合いのように、喋り続けるのが常識あるらしいある。しかも制服を着たスッチーやパーサーまで加わって大声で喋り続けているのこと。

「あそこのスパゲッテー・ナポリタンは旨かったでんなあ」
「いや、あっちのスパゲッテー・アンポンタンの方が旨いでっせ」
「スパゲッテーやら、大人の食うもんやあらへん。男なら黙ってグラタンでっせ」
「食い物やら、どないでも、よろしいでんがな。それより、女や、女や。ベニスの女はえ えでっせ」
「ベニスの女は水臭うていかん。女ならポンペイでんがな。ダンハン、ポンペイの連れ込 みホテル行きましたかいな。ホテル・ポンペイの火山ベッドは最高でっせ。思わず、ワ テも爆発してしまいましたがな」
「ホォ、火山ベッド言うたらどないなもんでっか。下から何か突き上げてくるんでっかい な」
「そないなもん、金が掛かってしょうがおまへん。ただ、上から灰が降ってくるだけでっ せ」
「それでナンボでっか」
「50万リラや」
「そら、エロー、タコーおまんな」
などと言っているかどうかはまったく分からないあるが、とにかくうるさい。


 しかも落ち着きが無くて、飛行機の中で立ったまま話し続けているのこと。全員総立ち状態で、珍さん、ひょっとするとアリタリア航空には自由席航空券があって、場合によっては立ち席もあるんじゃないかと思ったのことよ。珍さん、日本に帰ったら、「アリタリア航空の機内には吊革がブラ下がっていた」と言うことにしたある。


 機内がウワーンという音に包まれていてスッチーのネーチャンが何を言っても聞こえないし、誰が客で誰がスッチーで誰がパーサーか分からないのことね。珍さん、あと5分もこの状態が続いたら発狂するかと思ったのことね。


 やっとのことで、全員が着席したある。しかも、スッチーが珍さんの隣の席に座ったのことよ。アリタリア航空は相当な儲け主義の会社のようで、スッチー専用の椅子のスペースがもったいないから、そこにも乗客用のシートを置き、スッチーも、一般客のシートに座らせるらしいある。


日本のサラリーマンなんぞ、知ったかぶりをした奴は、ジャンボに乗る時、「33のAかB」と指定して、スッチーの向かいに座って喜んでいるが、向かいどころではないある。隣にスッチー、それも天然の金髪ネーチャンが座ったあるから、ここで珍さん、大和魂を発揮しなければいけないある。珍さん、話のきっかけをつかもうとしてスッチーに尋ねたあるね。「どこまで行くんですか?」。


 「やっと、出発するのことか」と思った途端、何やら男の声でアナウンス。最初はイタリア語だったから、チンプンカンプンあるが、英語のアナウンスによれば、何等かの「技術的トラブル」が発生したらしいある。珍さん、窓の外を見ていたら、黄色い旗をなびかせたジープがこちらにスッ飛んできたある。


 車を飛び降りてタラップを掛け上がり、機内に飛び込んだのは、どうやら整備士あるらしい。ところがこのオッサン、何をするかと見ていたら飛行機の入り口に備え付けの鏡でネクタイを直してタラップを掛け降りていったあるよ。17時30分発の予定だったが、結局飛び立ったのは18時26分。何の故障だったが分からないあるが、珍さん「こんな時に墜落するあるな」と思い、着陸までを細かくメモにしたあるよ。以下はその時のメモを元にしたものある。

18:02 「何かのシステムをチェックしている」という機長のアナウンス。お揃いの       真っ赤なセーターを着た禿頭のパーサーとスッチーが飲み物のサービス開       始。「お茶でっか、コーヒーでっか?」・・・そんなもんいらん、早く飛ぶのことね!

18:05 今度は整備士が「皆様の、より安全の為にチェックをしております」とアナ      ウンス。・・・本気なら、ドイツの整備士を呼ぶある!

18:11 スッチーが操縦席を覗きこむ・・・オメーに飛行機が分かるのか、早く代わ      りの飛行機持ってくるよろし!

18:17 「間もなく離陸でんがな」と機長。・・・オメー、自信あんのかよ。無理す      ることないあるのことよ!

18:18 車輪止めをはずした。消防車が待機している・・・オイオイ、本当に大丈夫      あるか。

18:19 エンジン添加、アイヤー、エンジン点火。整備士が機体から離れる。スッチ      ーがまたも操縦席を覗き込む。・・・本当はオメーも心配なんだろう!

18:21 滑走路へ向けてタキシング(移動)開始。

18:25 滑走路の端の離陸開始地点に到着。

18:26 エンジン前回、アイヤー、全壊、アイヤー、全快、アイヤー、前会、アイヤ      ー、全開。離陸開始。・・・皆様サヨウナラ・・・

18:27 禁煙解除

18:32 ほぼ水平飛行に。軽い揺れあり。操縦席のドアは開けっ放し。・・・エ?こ      れでも国際線あるか?まさか運チャン、ワイン飲んでんじゃねーだろーな。      アイヤー、珍さん、東京弁になっているあるよ。

18:35 隣のイタ公が香りのきついタバコを吸い始めた。オッサンも緊張しているら      しい。

18:41 右のすぐ上に、同じ方向に飛ぶ飛行機あり。もし、この機体がいかれたらす      ぐに空中で乗り換えられるようになっているらしい・・・そんなわけ無いな      だろ。

18:42 機内食サービス開始。今日のメイン・ディッシュは七面鳥だとさ。今日はクリスマスか?そんなもの珍さん食えるかよ!サシミ持って来い、サシミを!珍さん、こう見えてもれっきとした日本人ある。大和魂持ってるのことよ。七面鳥なんぞ、食うわけ無いだろ。フンドシして七面鳥食う姿、想像したことあるのかよ。サシミの他に生野菜をタップリ頼むぜネーチャン!だいたいやね、毛唐は肉ばかり食ってるから大腸癌になるんだよ。手足の有る物を食うから罰が当たるんだ。魚を食え、野菜を食え!それにしても、オソマツな奇態だ、アイヤー、期待だ、アイヤー、気体だ、アイヤー、機体だ。ビジネス・クラスと言っても、シートはエコノミーとまったく同じあるな。エコノミーとの違いは2人で3ツのシートを使うだけある。灰皿は煙草の吸い殻2本しか入らないし、ヘッドホンも無けりゃ、暇潰し用の雑誌も無いのこと。座席が高いから足は宙に浮いたままある。

18:59 雲の中を飛び始めたら揺れがひどくなった。高度を下げるんじゃねえよ、運      ちゃん!燃料バンバン使ってもっと高度を上げろ!

19:01 もっと揺れる。スッチーがミネラル・ウォーターをつごうとしても、つげない程の揺れだ。イタリアのミネラル・ウォーターは炭酸ガス入りだから、この揺れのせいで泡がすごい。水だかビールだか分からない。相変わらず操縦席のドアは開きっ放しで、中でスッチーが笑い転げているのが見える。ヨー、ヨー、運ちゃんヨー、ちゃんと前見て運転してんだろうなあ。わき見運転はアブネーゾー!

19:07 「ベルト着用」のサイン。ひどい揺れだ。早く高度を上げろ!石炭ジャンジャンくべろ!。テーブルの上のビンとグラスがぶつかり合ってガチャガチャいいだした。禿パーサーがオロオロしている。

19:14 激しい揺れ。オーイ、誰か早く、JALかANAかJASあたりの運チャン連れて来い!このヘタクソ目!ザマー見ろ!身長2メートルのパーサーが天井に頭をぶつけてムチ打ち症になりやがった。

19:17 隣の席に座っていたイタ公のアベックの女が、ショーベンに立つ前に禿た彼氏と濃厚なキス。オイオイ、たった今、七面鳥食ったばっかりだろ、オメーちゃんと、歯糞は取ったのかよ。歯の隙間に七面鳥の肉が挟まったまんまだろうが、汚ねえヤツラだ。だいたい、キスしねーと、ショーベンも出ねえのかよイタリア人は。ショーベンですらキスしねえと出来ねえんなら、大便の前にはセックスでもしねえとなんねえのか?第一、ショーベンする間も離れられない程の美男美女かよ。これじゃあ、イタリアで、サンスターやライオンは売れねえな。お互いに歯糞の取りッこしてるんだもんな。パリでは犬の糞、ウイーンでは馬の糞、そして、イタリアでは歯糞だ!

19:23 イタ公女め、ショーベンから戻った途端にまたキスを始めた。オメー、飛行機の便所のドアって、自動じゃねえーだろーが。いっくら中で手を洗ってきたって、あのドアのノブはいつも湿っていて、何となくベタつくだろうが。珍さん、飛行機の便所のドアは蹴っ飛ばして閉めるぞ。オイオイ、汚ったねーな。その手で野郎の手を握るんじゃねえよ。大腸菌がうつるじゃねえか。


19:24 スッチーが訳の分からんアナウンス。大急ぎでメモを取ったら以下のような      単語だった。さて、何を言っているのやら。

 コントラーレ、ディスカーレ、チントゥーラ、ラチャータ、チーボレ、デノスエーレ、グラーチェ、ドントヤーレ、ハヤクヤーレ、チャントヤーレ、サッサトオリーロ、ションベンターレ、クソッターレ、ハナッターレ・・・・

19:27 校歌開始、アイヤー、効果開始、アイヤー、高架開始、アイヤー、硬貨開始、アイヤー、硬化開始、アイヤー、高価開始、アイヤー、工科開始、アイヤー、やっとのことで降下開始したのことよ。イタ公スッチーのアナウンス「早く席を戻せーの、テーブルを直せーの、ベルト閉めろーの」

19:28 イタ公の女、男の耳にキス。オイオイ、歯糞を取り終わったら、今度は耳糞取りかよ。最後は目糞、鼻糞でも取る気かよ。それにしても、このイタ公アベック、飛行機に乗った時からひとことも喋らない。テメー達、会話の無さをキスで胡麻化すんじゃねえよ。しかし、珍さんも暇だねえ。この飛行機が落ちるかも知れない時に他人のキスまでメモするとは。


  それでも金髪のイタ公同士だから我慢もするが、最近の日本の電車とかホームで、じっと見つめ合ったり、キスし続けている若者は不愉快極まりないのことね。恐らく、二人で見た映画のヒーローとヒロインの真似をしているつもりだろが、実に、サマにならないある。大概、こういう奴は美男美女ではなく、不男不女のアベックあるね。お互いに「こいつを逃したら、自分にはもう2度とキスの相手は現れない」と本能的に察知しているんだろうとしか思えないあるね。冷静になったら「良くもまあ、あんなバケ物と付き合ったもんだ」とすぐに分かるだろうに、「恋は盲目」とは良く言ったものある。


19:30 右手に大きい湖あり。そこで左折。

19:34 右にもう一つの大きい湖。そこを右折。湖の上空で右端をかすめ、湖が終わ      る所で左折。

19:40 「陶器は、アイヤー、登記は、アイヤー、投機は、アイヤー、冬季は、アイヤー、投棄は、アイヤー、冬期は、アイヤー、騰貴は、アイヤー、党紀は、アイヤー、当機は30分遅れでナポリ空港に着陸でんがな」のアナウンス。・・・嘘つき!一時間遅れで出発しておいて、何が30分遅れだ。

19:44 着陸成功!・・・この瞬間に、300人程乗っていたイタ公の乗客達、「ブラボー!」とかなんとか言いながら、全員で拍手と口笛で大騒ぎある。ナーンダ!この陽気なイタ公達も、内心は不安でいっぱいだったあるね。それにしても、あの着陸前30分はひどかったある。まるで戦闘機の急降下爆撃のように一気に高度を下げるから、あんなに揺れたあるよ。日本の飛行機では考えられないのことね。恐らく、空軍上がりのパイロットに違いないある。


 やっとの思いでタラップを降りた珍さん、信じられない後継を、アイヤー、口径を、アイヤー、光景を見たのことよ。タラップを降りた途端にイタ公どもが、いっせいにタバコに火をつけたあるよ。飛行場の中で、それもジャンボの脇で火を使うとは!


しかも、空港職員が制止すると「オイラーガ、ドコデタバコスオート、オイラーノ、カッテデネーカ。オメーラーノ、サシズーハ、ウケネーラ」と逆に食ってかかる始末ある。飛行機の脇ですらこれあるから、バゲッジ・クレームや税関、イミグレ、至るところでスパスパ、スパスパある。珍さん思わず、「ここは大阪あるか?」と空港職員に尋ねたのことよ。



珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その7)


トラブル・グワイド・イン・ジャーマニー

1.汽車に乗る時はギックリ腰に注意



 ベルギーで目一杯、ムール貝を食べた珍さん、またも、汽車に乗って今度はケルンへ。TGVの時はそうでもなかったが、ヨーロッパで汽車に乗るのはひと苦労あるね。日本のようにプラット・ホームが無いあるね。ほとんどのホームが線路と同じくらいの高さしかないある。たから、珍さんみたいに50Kgもある荷物を持って歩く旅行者は大変ある。


 珍さん、20年前にギックリのひどいやつにかかり、一度手術をしているのこと。その時は腰骨の上から4番目と5番目の間の左側の軟骨を除去する手術したあるが、それから20年も経ったあるから、いつの間にか、同じ所の右側の軟骨がかなり飛び出してしまっているのことよ。


大阪の病院でMRIという精密検査をして、写真を見ながら医者が言ったあるよ。「ダンハンのは中の上でんがな、手術でんなあ」。珍さん、「ワテ、生きて東京に帰りたいあるからナニワの医者の手術は受けん!」と言って、大阪の医者の手術を拒否し、東京の医者で再度精密検査をしたら、今度は5番目と6番目の左側も要手術だというあるね。


 珍さん、もう二度と腰の手術を受けるのはイヤあるから、何とかだましだまし日常生活を送っているのことよ。そんな体で、50kgもの荷物を高さ1メートル以上も担ぎ上げなければならないある。珍さん、出国前に、自宅で何度もリハーサルしたのことよ。


だけど、本番になると、発車のベルで焦ったり、後ろの客にせかされたりで、なかなか練習通りにはいかないのことね。必死の思いで荷物を担ぎ上げたあるね。そんな夜はいつも、珍さん、腰に湿布をして寝たのことよ。


 日本を出発するときは、「フランスでパリジェンヌと国際交流、ベルギー女と腰をブルブルッセル、ドイツ女と日独友好同盟締結、イタリア女とペニス見物、オーストリア女とウイーン!ギリシャ女とまたアッテネ』、レバノン女とシシカバブー、アメリカ女と入浴、メキシコ女とアシタマタアウナ』」などと、夢イッパイだったあるが、腰に湿布じゃ色気も何も無いのことね。毎晩、珍さん、膝小僧を抱いて一人寝あるよ。可哀想なのは珍さんのショーベン小僧あるね。

2.ドイツ人のフロントは威勢がいい

 ケルンの大聖堂から車で10分程の場所にあるホテルのフロントマンが典型的なドイツ人で、74歳だというが、ベートーベンのようなモジャモジャ頭に、縁の太い眼鏡、話す時にはこぶしを振り振り、ホッペタがブルブル震えるジイサンあったのことよ。チェック・インをしている間中、ヒットラーの演説を聞いているような気分がしたあるね。

 アイン、ツバイ、ドライクリーニング、イッヒ カンテ ニヒト シュピーレン ドイッチェン アイネ クライネ アカルイネ ナハト ムジーク ゲガンゲンハッテ。バス イスト ダス。ダス イストバスト ゲーヘン ガング。イッヒ フンバルト エクソダス。ダス イスト デタラーメ ドイツゴ デンガナ。

 珍さん、大学でドイツ語を2年間、勉強したあるが、今は何にも分からないあるね。ただ、ドイツ語にはガギグゲゴダヂヅデドの濁音が多い印象だけ残っているのことね。まるで、鉄の棒をガリガリ噛んでいるような感じで、フランス語のフワフワッとした感じやイタリア語の軽やかな感じとは全然違うのことね。


 このホテルのフロントの女性はみーんな、かわいかったあるね。同じドイツ語を喋っているあるが、まるでこのオッサンとは別の言語を聞いている感じしたね。珍さん、「ヨーシ、今夜はこのドイツ娘と第三次世界大戦をやるある!」と密かに決心したあるが、次の瞬間、宣戦布告は中止したのことよ。


 珍さん、いけないモノを見てしまったのことね。その美人フロントがキーを渡してくれる時、半袖のブラウスの袖の奥、つまり、脇の下に真っ黒な毛がモジャモジャと生えていたあるね。


珍さん、これを見て「アイヤー、第三次世界大戦しなくて良かった。もしこれ開戦していたら大惨事世界大戦なってたあるのこと」と胸をなでおろしたのことね。ドイツ女がみんな、脇の下の毛を剃らないのかどうかは、確認するチャンスが無かったあるが、ドイツに行けば黒木ナニガシなんていう、脇毛タレントは成立しないのことね。


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 珍さん、脇毛に驚いたのも束の間、今度は、74歳オヤジのスネを見てまたも仰天。このオッサンのスネには毛が1本も無いあるよ。いったい、この国はドイツもこいつも、どないなってまんねん。女には脇毛がモジャモジャ、男のスネはツルツル。モジャモジャ、ツルツル、モジャツル、モジャツル、ナンマイダ、ナンマイダ。

3.ドイツのパンは血の匂い


 このホテルのキーも巨大だったのこと。鍵の根元が直径5センチくらいの黄銅製の球で出来ていて、重いのなんの。へたにズボンのポケットに入れておくと、この球が珍さんのキャン玉に当たり、痛いのなんの、珍さん、歩き乍ら飛び上がってないと、気絶しそうだったあるね。あのホテルに1週間泊まったら、ズボンのポケットに直径5センチの穴が開くこと保証するのことね。


 夜になって、勿論、このキーをフロントに預けてから、ホテルの近くのレストランでステーキを食べたのことよ。このステーキは結構旨くて、パリのステーキより数段美味だったのこと。しかし、一緒に食べたパンは硬くて不味かった。不味いと言うより、正確に言えば、血生臭くてとても食べられなかったあるよ。


 ステーキはそれ程、生焼きではないから、血がしたたることもないあるし、不思議なのは、食べ始めは、そんなに血生臭くなかったあるに、食べれば食べるほど、口の中が血生臭くなり、あまり血生臭いから、珍さん、食べるの止めたのことね。珍さん、ドイツのパンには牛とか馬とかウサギとか犬とか、いずれにしろ何かの動物の血が混ざっているに違いないと思ったのことよ。


 ドイツ・ビールはさすがに美味で、珍さん、ガブガブ飲んだのことよ。大ジョッキ4、5杯は飲んだあるね。当然、珍さん、ショーベン小僧に会いに行ったね。トイレの鏡を見て珍さんビックリのことよ。珍さんの口の周り、真っ赤のことね。アイヤー、パンが血生臭いの当たり前のことね。パンがあまりに硬くて、珍さん、口の中、傷だらけになってたのことよ。これ本当の話あるよ。

4.ドイツには公衆便所が無い?

 このトイレでは珍さん、少し安心のことね。ドイツの朝顔、ベルギーほど、高くないあるね。珍さんでも、チャーンと大人用で出来たのことね。これ、感激あったのこと、さすが、第2次世界大戦を一緒に戦った国だけのことはある・・・と珍さん、妙な感心したのこと。


 翌日、ケルンの繁華街を数時間ウロウロしたあるが、珍さん、またもや、トイレに行きたくなって、近くのデパートに駆け込んだあるよ。ところが、どこにも、トイレの標識が無いのことよ。珍さん、漏れそうになって慌てて、上へ下へ、エスカレーターでウロウロしたものの、どこにもトイレは無いのこと。


 しばらくして、店の隅に、箱に男女が入っているマークを見つけた珍さん、
アイヤー、漏らさないで済んだ。助かったー!
と思ったのも束の間、実はこれ、エレベーターのマークだったのこと。なんで、エレベーターに男と女の絵を描く必要あるのか?それも、男が青色で、女が赤 色で描いてあるのことね。どうみても、これ、日本のトイレのマークそっくりあるよ。


 悲しいかな、珍さん、ドイツ語まったく分からないあるから、店員に尋ねることも出来ないあるよ。「イッヒ ショーベン オオイソギ」では通じないし、もう、限界を過ぎているあるし、珍さん、真っ青あるね。内股になって必死に歩いたあるが、ついに珍さん、トイレを見つけること出来なかったある。もはや、これまで。もし警察官に捕まったら、「イッヒ、ショーベン、ゲンカイ、ムカシ、イッショニ、タタカッタナカ、モウイチド、 イッショニ、アメリカト、タタカオウ。ハイル・ヒットラー

と胡麻化すつもりで立ちショーベンしたあるよ。


多分、ドイツには公衆便所が無いか、ドイツ人はショーベンしないかのどちらかあるね。珍さん、これでも男あるから、なんとかなったあるが、ドイツ語知らない女性は、気を付けるのことね。



珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その6)


3.ムール貝を一人で1KG

 記者と晩飯を食いに行くことになって、ムール貝の料理を出すレストランに行ったのことよ。レストランと言っても狭い路地に椅子とテーブルをゴチャゴチャと並べただけの店あるね。こんな店がギッシリと詰まっている路地は、そこら中、海産物の匂いで溢れ返っていて、珍さん、思わずオエッとなるのを我慢しながら目的の店に着いたのことよ。


 目的の店言っても、何かで調べたわけでないあるね。たまたま、道ですれちがったベルギー人に
ムール貝のおいしい店トコあるか?
と尋ねたら、そのベルギー人、わざわざ、連れに
ここで、しばらく待っているよろし
と言い残して、
ムール貝なら俺の知ってる店ナンバー・ワンある。俺、案内する。ついて来るよろし」と、その場所から500メートルくらい離れた店まで案内してくれたのことよ。
このオッサン、店の従業員かいな。それとも、変な所に案内して、いきなりホールド・ アップとくるんとちゃうか
などと思いながらついていくと、ある店の前で
ここや、ここや、ここでんがな。この店のムール貝は最高でっせ。これ食べたら、他の 店のムール貝は食べられへん。ほなサイナラ
とあっさり引き返して行った。
 店の椅子に座ると、
ムール貝でっか。今日のは旨いでっせ。伊勢のムール貝でんがな。もちろん産地偽装でっせ。ホンマは中国産。何キログラムにしはりまっか?
と太ったオヤジ。
え?何キログラム。いや、一人分ずつでいいある
そないなケチ臭い。男ならバーッと行きまひょ。バーッと。何キロでっか?
男ならという言葉に滅法弱い珍さん、
ほな、おいしいとこ1キログラム頼んまっさ

と言ってしまった。

1キログラムのムール貝と言えば、ある程度は凄い量だろうと想像していた珍さん、出て来たムール貝をみてビックリ。バケツの中に殻付きのムール貝が山盛りになっていたあるね。

 さっそく食べてみたが、けっこう旨い。但し、あの店が旨いとか、この店が最高というような代物ではなかったあるよ。単に、ゆでたムール貝にレモンをかけただけのものだから、どこで食べても同じだろうと思ったあるよ。それでも、ビールに合うし、結局、もう1キログラム追加してしまったある。だけどもう、当分の間はムール貝をムール、アイヤー、ミル貝、アイヤー、見るのもイヤあるのこと。



珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その5)


「トラブル・グワイド・イン・ベルギー」

1.ショーベン小僧にがっかり

 珍さん、幸い妊娠もしないで、ベルギーのブリュッセル駅に着いたね。ブリュッセルは小さな町だけど、古い町並みが残っていて、好感の持てる町あるよ。中でもブラバン公爵の家があった辺りの建物は奇麗あるね。十数棟の建物が取り囲む広場は色々なイベントをするようになっていて、面白そうあるね。


 そのすぐ近くに、かの有名な「小便小僧」の碑があるというので珍さん、わざわざタクシーで行ったのことよ。現場に着いて、運転手が
あれがそうだ
と言う方角を見ても、珍さんには何も見えないのことよ。
トコ、トコにある?
と尋ねると「あそこに有りまんがな。ダンハン、目が悪いんとちゃいまっか」ときた。
珍さん、目悪いのことない。悪いの口と頭や。息子も最近、元気ない。サイフは重病あ る。でも、何も見えないね。トコ、トコにションベンコゾーがおるんかいな
あれでんがな、あそこの台の上でんがな
アイヤー、あれかいな。あないな小さい銅像でっか。あれじゃ、見えへんなあ
という会話が成立しそうなくらい、小さな小さな銅像があったのことよ。あんなもん見にわざわざタクシーで行く、損するあるね。


 がっかりしていると、
ダンハン、小便小娘もありまっせ。これがまたエロー、エロチックで、リアルでっせ。 イッヒッヒ。一度行ってみまっか?イッヒッヒ
とタクシー運転手。
珍さん、ロリコンとちゃいまっせ。そないな小娘の見たってショームナイ。大人のは無いんでっか?ショーベン・オトメとか、ショーベン女子高生ショーベン女子大生ショーベン新妻ショーベン後家ショーベンOLとか、ショーベン・スチュワーデスショーベン看護婦ショーベン婦人警官ショーベン・デパート・ガールショーベン・キャスターなんちゅう気の利いたもんは、おまへんか?
珍さん、エロー並べはりましたなあ。欲求不満とちゃいまっか。大体、下品なことを言う時は大阪弁になってはりまっせ
ゴホンと言えば龍角散、下品と言えば大阪弁
珍さんうまいこと言いまんな。この作者、なかなかのモンでっせ。こういうセリフは、 ワープロを打っていると自然に出てくるっちゅう話でっせ
イヤ、この作者、ネタに困ると、こういう遊びでごまかすっちゅう噂でっせ
・・・というような会話はまったく無かったのことあるが、小便小娘は本当に存在するあるね。それにしても「デパート・ガール」っちゅう表現も古いあるな。
 
2.ショーベンで日本人を思い知る

 珍さん、ショーベン小僧を見てから、近くの公衆便所に入って、自分のショーベン小僧を引き出し、ショーベンをしようとして愕然としたある。な、な、な、なんと、事もあろうに、珍さんのショーベン小僧が便器に届かないある。男性用の小便器いわゆる朝顔が、高さ1メートルくらいの所に設置してあるのことよ。


 珍さんのマタ下は69センチで、ショーベン小僧は平常時で7、8センチ、臨戦体勢でも15センチしかないあるから、足しても84センチにしかならないある。どうしても20センチくらい届かないある。ベルトの位置に朝顔があるから、珍さん、いくら背伸びしてもショーベン小僧は朝顔の下で悲しそうにうつむくだけある。もたもたしていると、ショーベン小僧が涙を流し始めそうなので、珍さん、仕方なく子供用の朝顔に水をまいたのことよ。


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 ベルギー人を見てもそんなに背が高いとは思わないあるが、何故、ベルギーの便器はあんなに高い位置に付いているあるか。イギリスの男は平均でも190センチくらいありそうだが、珍さん、イギリスでもちゃんと届いたあるね。アメリカでもギリギリだったあるが、何とか用をたすことができたあるよ。ベルギー人だけ特に足が長いはずも無いし、ショーベン小僧の銅像を見ても、特に彼のショーベン小僧が長くもなかったあるね。


 ひょっとしてベルギーの男は見栄っ張りあるかね?これ、他の便所でも同じだったのことね。これからベルギーに行く日本人男性諸君、必ず、継ぎ足し用の最低でも長さ20センチ、直径2センチ、アイヤー、これ、自分を基準にしたある、直径3センチ以上のホースを持って行くことを薦めるのことね。


 女性用あるいは男性の大便用、つまり、洋式便器も巨大ある。腰を掛けると、珍さん、足が宙に浮いてしまうのことよ。フタの穴も大きいから、ウッカリ後ろに体重を掛け過ぎると、便器にはまってしまうのことよ。もし、お尻がはまったら、糞闘、アイヤー、奮闘するあるね。足が浮いてしまうと、糞ばり、アイヤー、また遊んでしまったのこと、踏ん張りが利かないあるね。

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 ベルギーに長く居過ぎると便秘になるのことよ。適当に糞切り、アイヤー、踏ん切りを付けて他の国に行くこと良いのことね。どうしてもベルギーに長く滞在しなければならない人は、浮き袋持って行くよろしね。それでもダメな時はどうしたらいいかって?知ったことか、フン。


珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その4)


4.フランスの列車の乗り方

 さんざんな目に遭って、ほうほうのていでパリを逃げ出す珍さん、パリ北駅からベルギーのブリュッセル行きの列車に乗ることになった。TGVといって、日本の新幹線のような高速列車だが、在来線の線路を電車ではなく、機関車で客車を引っ張る形式のものあるよ。

電車は16両編成の場合、5、6両の、あるいはもう少し多いかも知れないあるが、客車にはモーターが付いているのことね。ところが、TGVは時速300キロも出すのに、先頭の機関車だけにしかモーターが付いていないある。相当巨大なモーターが付いているあると思うあるが、ひょっとして、機関車の中で瀬古と有吉と宗兄弟が全力で走っているかも知れないあるよ。


 車内はかなり落ち着いたインテリアで統一されているのことね。2人ずつ向かいあわせの4人掛けの席と、1人ずつ向かい合わせの2人掛けの席が並んでいるね。それぞれの席には結構大きなテーブルがあり、その上にはオレンジ色のフードが付いたしゃれた電気スタンドが乗っていて、「これぞファッションの国、おフランスの電車だぞ!」という感じあるのことね。こんな車両に美人のパリジェンヌが乗っているのを見るだけで珍さん、「生きてて良かった!」と思うのことよ。もし、そのパリジェンヌとの同伴旅行なら、珍さん「死んでもいい!」あるよ。


 欧州で汽車に乗る時は要注意あるね。駅には改札員が居ないあるから、改札しないで乗ると、
アンサン!、キップ、また使うつもりでんな。キップ二度使用罪で逮捕でっせ。それが イヤなら罰金シュルブプレ
と車掌に脅かされることになるのことね。そうならない為には、駅にオレンジ色の機械がボーッと立っているあるから、そこにキップを挟んでガチャンとやると
このキップは一度使用しましたでぇ。もう二度と使うことは出来まへんでぇ

という印が書かれるのことね。


 フランス人の車掌は、みんな絵になる顔をしてるのことね。アラン・ドロンが・・・珍さんの歳がバレるあるな。あ、そうか、さっき50歳って言ってしまったあるな。例えが古過ぎるあるな・・・アラン・ドロンが車掌をやってると思えばいいのことあるな。その顔で、鼻にかかった声でフランス語を喋るから、何ともカッコイイあるね。珍さん、もし女だったら、TGVに乗る度に妊娠してしまうのことあるよ。
 

珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その3)



3.パリに泊まるなら4つ星以上


 その夜、泊まったホテルがひどかった。サント・ノーレ通りに面しているホテルで、まるで岩手県の場末に行った感じで、「憧れのパリで泊まるぞ!それも星が3つもあるホテルに!今夜はパリジェンヌとフカフカのベッドで国際交流だぁ!」と張り切っていた珍さん、ガックリのことね。

ホテルのフロントには誰も居なくて、ラジカセが侘しく鳴っているだけ。ベルをチーンと押すと、岩手県の山奥から出てきたばかりみたいなアンチャンが出て来て、無愛想にチェックインの手続きをしてくれた。

 「この荷物、部屋まで運んでシュルブプレ
と頼んだら、
ウチラ、ボーイみたいなもん、おらへんがな。自分のことは自分でせんかいシュルブプレ
ときた。
食事のルーム・サービスは何時まで?
と尋ねると、
ルーム・サービスやら気の利いたもん、おまっかい。レストランすら無いのに、なんで ルーム・サービスできまっかいな。アンサン、そないなこと言うんやったら、あと5千円出して他のホテルに泊まるよろし、この貧乏人めが
と言いながらやたら大きなキー・ホルダーの付いた鍵をくれたのこと。
うちら、このでかくて重たいキー・ホルダーが自慢でんねん。これやったら、誰も持ち 逃げせんやろ
とでも言いたそうだったのことある。


 珍さん仕方なく、その鍵を持って、大きな荷物を引きずりながらエレベーターに乗ろうとしたがハタと困ったのことよ。いくら待ってもエレベーターのドア開かないのことね。まさかと思ったが、アイヤー、珍さん驚いた。このホテルのエレベーターは手動ドアあるのことよ。しかもドアを手前に引いて開けるのことね。


 珍さん恐る恐るドアを開いたが、中は二人乗るには抱き合っていないと乗れないほど狭いあるよ。あれでは、エレベーターに乗る度に子供が出来てしまうある。こんな原始的なエレベーターのドアを開けっ放しにして、大きな荷物を運び込むのは恐怖あるよ。ひょっとして、珍さんが、片足をエレベーターに踏み込んだ瞬間にエレベーターがストンと落ちたら、珍さんのカラダ、右と左に泣き別れになってしまうのことよ。


 自分だけなら両足同時にピョンと飛び乗ればいいあるが、荷物があるとそうは行かないのことね。恐る恐る、ドアが閉まらないようにスーツケースでドアにつっかえをし、他の小さい荷物を運び入れ、それから自分が乗って最後にスーツケースを引き入れたあるよ。


 それでドアが閉まったけど、全然動く気配が無いのこと。珍さんエレベーターに閉じ込められたと真っ青のことね。アイヤー、珍さん、恐怖心の余り、行き先階のボタンを押していなかったのことね。ボタンを押したらこれがまた恐怖。フランスのエレベーター、自分が乗っている箱にはドアが無いあるね。各階ごとに建物側にドアがあるだけで、自分の乗っている箱の前は開いているから、へたに首を出すとチョン切られるのことね。箱から突き出たもの全てチョンあるね。


 珍さん、自分の息子に十分言い聞かせたのことね。
ここで絶対に興奮してはいけないのことある。余計なことは考えるな。パリジャンの裸なんぞ想像したら、俺とお前は泣き別れあるよ。そしたら、一番ガッカリするの、世の女性たちある。オチツケ、オチツケ
エ?一番ガッカリするの珍さんのカミサンじゃないのかって?珍さんをパカにするな!珍さん、カミサンとセックスするほど、スケベじゃないあるよ!


 エ? 珍さん、いつから息子と一緒に旅をしているかって?珍さんの息子、本当の息子と違うあるよ。これ、珍さんのチンチンのことあるね。珍さんのチンチンだから、略して珍チンのこと。珍さんが息子や娘を創る時に3分間だけ必要な、あの長さ15センチ、太さ5センチの部品のことあるよ。アイヤー、日本人のチンチンは平均17センチだって?珍さん、そのこと言われるイチバンつらいのことね。


 何故、日本人のチンチンの長さが17センチか知ってるのことあるか?これ、覚えとくよろしね。日本人の女性の膣の入り口から子宮口までの距離が、平均で18センチあるから、男は17センチあるね。


どうして18センチでないかって?あとの1センチを何億匹ものオタマジャクシが一生懸命に競争しながら泳いで行くのことね。そうして、一番早く子宮口にたどり着いた、たった1匹のオタマジャクシだけが卵子と結び付くことが出来るあるね。優秀な子孫を残すのに元気なオタマジャクシを選ぶうまいシステムになっているあるね。


もし男も18センチだったら、一度に数億匹のオタマジャクシが卵子に入ってしまうのこと。そうしたら、一卵性双生児どころか、一卵性一億生児になってしまい、誰かがセックスする度に日本の人口が倍になってしまうあるよ。


 珍さんのオタマジャクシ、3センチも泳がなければいけないある。大変、大変あるね。だから、珍さんのオタマジャクシ、皆、途中で疲れてしまい、卵子の所まで行き着かないあるね。だから、珍さん、安全のことあるね。珍さんのチンチン本当は12センチだろうって?アイヤー、珍さん3センチ、サバ読んでたのことあるね。太さも3センチもごまかしてたのことある。珍さんのチンチン、すなわち、珍チンのあだ名を知ってるかい?「親指トム」あるね。しかも3分間で子供創るあるから、珍さんの精子は「インスタント・ザーメン」あるね。


 珍さん、息子と離れ離れにならないように、体をエレベーターの奥の壁にピッタリとくっつけて、やっとの思いで目的の5階に着いたのことよ。ドアを手で開けたらビックリのことね。目の前真っ暗ある。珍さん、いったい何が起きたのか分からなかったのことね。アイヤー、5階の廊下の電気が消えているのことある。チ、チ、チ、珍さん、恐ろしくなって、慌てて、1階に戻ったのことよ。


フロントに行って、

ここの5階、停電中ある。何かあったのことか?
と尋ねると
節電してまんがな。ワテラのホテル、そないに、ようけ、客、入らんさかい、無駄な電 気消しとりまんがな。今、係りの者、一緒に行くさかい、もう一度上がってシュルブプレ
と平気な顔でっせ。珍さん、頭に来てしまいよったがな。アイヤー、珍さん、フランス人の関西弁、うつってしもたがな。


 もう一度5階まで行って、ボーイが廊下に出てスイッチを押すと、裸電球が1個灯ったのことよ。裸電球があれほど頼もしく思えたことは珍さんの50年の人生で初めてのことある。5階には5、6部屋あるみたいあるが、その全ての部屋に行く廊下に裸電球1個しか無いあるよ。


 部屋に入って、珍さん、また驚いた。珍さんの部屋、屋根裏部屋あるね。天井が斜めになっていて、カーテンも上から窓に向かって斜めにブラ下がっているのことね。窓の外を見ようとすると、カーテンが珍さんの禿頭こするのことよ。窓から下を見ようとしても、窓ガラスの上部が手前に開く窓で、目一杯ガラスを手前に引いても窓枠から20センチしか手前にこないから、珍さん、その隙間に顔を突っ込んでも、真下の方しか見えないのことあるね。


 トイレ行ったらまた驚いた。下水道の配管がすべてむき出しのことある。これじゃ珍さん、刑務所の囚人あるね。珍さん、気持ち悪くて風呂には入らなかったのことある。トイレの便器も不潔そうで、とてもフタを手で触る気はしない。しゃくにさわるから珍さん、ビデに小便してやったのこと。次に入るパリジェンヌは災難あるね。


 パリはホテル代高いのことね。さっき昼飯で恥をかいたホテルは、堂々として中々立派な構えだし、ドアボーイもいて、一泊2万5千円くらいの「四つ星」ホテルあるね。だけど珍さんが泊まったのは、ボーイはゼロで、手動式エレベーターで、廊下の電気も消えている。それで1泊1万2千円も取りやがるのことある。こんなホテルで星が3個の、いわゆる「三つ星ホテル」あるよ。珍さん、チェックアウトの時にフロントで言ってやったのことよ。「お前のホテルは三つ星じゃなくて黒星三つある!



 珍さん恐る恐るドアを開いたが、中は二人乗るには抱き合っていないと乗れないほど狭いあるよ。あれでは、エレベーターに乗る度に子供が出来てしまうある。こんな原始的なエレベーターのドアを開けっ放しにして、大きな荷物を運び込むのは恐怖あるよ。ひょっとして、珍さんが、片足をエレベーターに踏み込んだ瞬間にエレベーターがストンと落ちたら、珍さんのカラダ、右と左に泣き別れになってしまうのことよ。



珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールドについて

珍さん、既に

珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その7)

までを予約投稿済みアルが、殆どツアー・ガイドには成っていないアル。それもその筈、

30日間で世界11カ国15都市

を回ったアルから、殆どが

1都市1泊2日

の超・強行軍だったアル。


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これでは、観光している暇は殆ど無かったアル。


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このオバハンなんざ、ただ飛行機に乗って世界一周旅行をしただけで、一生、飯を食えているアルが、珍さん、世界一周しながら仕事をして来たアルに、全く無名。

世の中、どうなってんだ!o_pun

珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その2)

2.珍さん、四つ星レストランへ行く

 食べ物の話で思い出したのことあるが、珍さん、パリのレストランで大恥かいたのことね。

パリに着いて2日目の昼に、支局の女性と同行記者の3人で食事をすることになったあるね。記者が「おいしいものを食べたい」言うから、支局の女性がレストランに案内してくれたよ。

珍さん、昼飯だから油断してたのこと。食事の後、町中をウロウロして撮影する予定あったから、釣りの時に着るようなポケットが10以上も付いたアメリカのバナナ・リパブリックというブランドのカメラマン・ジャケットにTシャツ着てたのことね。

 珍さん、自律神経失調症で体温調節がうまくいかないあるから、スゴク汗をかくね。たから、パリジャンはコートを着ているのに、珍さん、Tシャツ着てたジャン、たから、すごく異常に見えるあるな。それにアメリカ製のジャケットはSSサイズなのに、まるでオーバーみたいに長いのこと。

 そのレストランのあるホテルはあのダイアナ妃が最後に寄ったという有名なホテルで、レストランは4ツ星あるね。珍さん、そんなレストラン生まれて一度も入ったこと無いあるね。

珍さん、入り口で「アイヤー、シマッタのこと」と思ったが時すでに遅しのことね。気取ったボーイのニーチャンが、何となく軽蔑した顔をしながら、

ムッシュ、こちらへ、シュルブプレ(どうぞ)」
とか何とか言ったので、珍さん
メルシー・ボク、嬉しー僕
と言って席に座ったのことよ。
 3人の中で珍さんが一番、年上あるし、肩書きも一番上あるから、上座に座るハメになったのことよ。珍さん、フランス料理など気取ったメシ大嫌いあるから食べたことも無いし、ワインなど「あんなジュースみたいな甘い物、男の飲む酒じゃない」と思っているから、ワイン・リスト見せられても、ナーンモ分からんのことね。
 上座の珍さんの所へ真っ先にボーイが来て、
何食いまんねん、ムッシュ
言うから
無いとは思うが、万が一有ったら、旨い料理とワイン、シュルブプレ
と言うと、
ケスクセ?
とボーイ。珍さん
シッケイな!珍さん昨日、風呂に入ったある。日本男児をパカにするな!
と言ったが、またも
ケスクセ?
珍さん、
匂いかいだことあるのか?
と言うと、相変わらず
ケスクセ?
珍さん、怒って
珍さんのケツ臭くない!

と怒鳴ったのこと・・・これも作り話ある。

話がまたまた横にそれるあるが、昔、「サルの惑星」という映画があったのことね。これ読み方気をつけるね。決して「サルのはクセー」と読まないことある。

 珍さん、料理が出てくるまで神妙に待っていたら、何やら奥の方でボーイどもがこちらを見てヒソヒソ話をしてるのこと。珍さん、ボーイどもが「あの、かっこいい日本人誰あるか、サイン貰いに行くか」などと噂をしているものとばかり思っていたら、ボーイの一人がやって来て、
ここ、星が四つもついた一流の高級レストランある。あなたのスタイル三流ある。従っ て、そのままでは当店に居てもらっては困るのことある。店出て行くか、それとも、こ の服着るあるか、どちらにするか、シュルブプレ?
と言って差し出したのはボーイの制服。
 珍さん、
何言うあるか。これ、日本の新聞社のカメラマン、みな着てるのことある。ニポンチン パカニスルノコト、ユルサナイノコト。ナゼ、お客がボーイの格好する必要あるか、ボ ーイはお前ある!ワタシ、金払う人、あなた金貰う人、一緒にするの良くないある
と言いたかったけど
メルシー・ボク、嬉しー僕
と言って、Tシャツの上から黒い制服を着たのことね。
 これが、フランス人用あるから大きいのことね。珍さん、制服から手が出ないある。しかも、ノー・ネクタイで、首の周りのだらしないこと。まるで禿たスッポンあるよ。アイヤー、若いスッポンには毛が有ったあるか?

 このスタイルで、「これが鴨のシャンパーニュ風マリネ」だの「トリフのドリフターズ風」だの「フォアグラの股ぐら焼き」だの食べさせられても、まーるで、上の空あるね。いったい何を食べたかナーンモ覚えてないのこと。

ひたすら周囲の客やボーイの視線ばかり気にしてたのことね。やっとの思いで、まずいフランス料理を食べ終わり、金を払ったらボーイがうやうやしく

メルシー・ボク
珍さん

嬉しく無いボク


珍国際の「トラブル・ガイド・アラウンド・ザ・ワールド(その1)

ア、ア、ア、アイヤー、珍さん、17年前に
30日間で、世界11カ国、15都市
へ官費大名旅行、ア、ア、ア、アイヤー、決死の取材に行ったアルよ。その際、移動しながらパームトップ・パソコン、ヒューレット・パッカード社の「HP200LX」で文章にしたものを掲載する事にしたアル。

なにしろ、全く文字だけのテキスト・ファイルで143Kbも有り、日本語は2バイトで1文字になるアルから、単純に考えても7万文字(原稿用紙175枚分も有り、数十回に分けて連載することにするアル。

本当は出版したかったアルが、なにしろ1000部で100万円、125ニコヨンも掛かるアルから、出版を断念したアル。

なお、決死の取材を観光・・・馬鹿な変換するな!・・・敢行しながらアルから、誤字・脱痔などが多数有るアルが、今更手直しする気力も無いアルから、そのまま掲載するのこと。

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珍さんの30日間世界一周
1996.10



 アイヤー、チンサン、コノマエ、ホンコンイタトオモタラ、マタ、30ニチカン、セカイイッシューノタビニ、デルコトニ、ナテシマタノコトアルヨ。チンサン、コノマエノ「トラブル・グワイド・イン・ホンコン」ガ、コウヒョウタッタカラ、チョーシニノッテ「チンサンノ・トラブル・グワイド・アラウンド・ザ・ワールド」カクコトニシタアルヨ。タケト、コノマエノハ、カタカナパカリテ、ヒョーバンガワルカッタアルヨ。タカラ、チンサン、セカイニタピタツマエニ、ニホンゴガッコウ、イッタネ。タカラ、コレカラハ、カンチト、ヒラカナテ、カクアルヨ。トコロテ、コレカラカクコト、カナラズ、コエヲダシテ、ヨムノコトネ。ソウシナイト、オモシロクナイアルヨ。ソレテハ、ボンボヤージュ!


初めに自己紹介

 チンサン、本名は珍さんあるよ。仕事で世界中を駆け回っている国際派カメラマンたから、名字は国際ある。だからフルネームは珍国際あるね。かみさんは万国際いうよ。もう一度言うのことね。フルネームは珍国際あるね。かみさんは万国際いうよ。アイヤー!あなた、顔、赤くなたのことよ。
まだ、ワカラナイの人いるあるか?分からなケレパ、分かるまで声を出して読むのことよ。でも、決して、周りに人が居る所で読まないのことね。 もう一度言うのことよ。私の名前は珍国際あるね。かみさんは万国際あるよ。珍国際、珍国際、珍国際、珍国際、珍国際、珍国際、珍国際、珍国際、珍国際、万国際、万国際、万国際、万国際、万国際、万国際、万国際・・・分かったのことか?もう、声を出して読まなくてもいいのことね。

 え?まだ分からない人もいるあるか?随分鈍い人あるな。仕方が無いある。片仮名でかくあるよ。珍さんはチンコクサイ、かみさんはマンコクサイあるよ。この文字をずーっと眺めていれば分かるはずよ。それでも分からない人は、この先、読んでも多分、ちいとも面白いと思わない、感受性の低い人あるから、ここでサヨウナラ。
 珍さん、ホンコン生まれ、ホンコン育ち、日本在住のホンコン系不良日本人あるね。珍さん、最近、日本語を習たぱかりあるから、日本語、上手じゃないあるが、決して、誤字脱痔はしないから、この文章の通りに読むのことね。「習た」は「習った」のことで、「ならた」読むのことね。香港チン、これ、香港人のことあるが、香港チン、濁音や促音、言えないあるね。「ぱ」は「ば」のことあるね。

 珍さん、やぱり、カタカナの方が漢字が、アイヤー、間違えた、幹事が、アイヤー、また間違えた、感じが出るあるが、読み易さ優先で、感じで、アイヤー間違えた、幹事で、アイヤー、また間違えた、漢字で書くのことよ。日本語、書くの難しいのことあるな!

世界一周の始まり始まり

 珍さん、1996年9月4日に成田空港から取り敢えず、おフランスはパリのドゴール空港に向けて旅立ったのことよ。それから、たたの30日間で、ドイツのケルン、オーストリアのウイーン、ベルギーのブリュッセル、イタリアのナポリ、ポンペイ、ベニス、ラベンナ、ミストレ、ミラノ、ギリシャのアテネ、テサロニキ、レバノンのベイルート、スール、シドン、トリポリ、そしてまたもや、おフランスはパリ、メキシコのメキシコ・シティ、プエルト・エスコンディード、ファトゥルコ、ピノテパ、ドン・ルイス、オアハカ・シテイ、もう一度メキシコ・シティ、ニューヨーク、そしてオマケにカナダのバンクーバーをまわて来たのことよ。

 カメラ3台、レンズ5本、ストロボ3台、フィルム120本、大型三脚1本、下着シャツ30枚、パンツ15枚、靴下20足、洗剤少々、カップラーメン2個、蚊取り線香10巻、虫除けスプレー、日焼け止めローション、目を冷やすパック少々、17徳ナイフ、HP200LXという小さなパソコン2台、モデム2台、ビデオカメラを1セット、泥水を飲めるようにする薬、断熱材で出来たペットボトル用の袋、腰痛対策用の座薬30個、マラリア予防の薬他、薬多数、サングラス、帽子、ゴム草履、スーツ1着、ポロシャツ3枚に、長袖シャツ2枚などなど。Lサイズのスーツケースの他に、バッグ2個をフィルム120本が入るボックス付きの大型キャリアーに載せて、引きずって行くのことね。

 その他に腹巻きの中のサイフに現金とトラベラーズ・チェック合せて1万5千ドル(180万円)も入っているある。JTBのネーチャンがアホで、普通なら100ドルや500ドルを多くするあるに、10ドルや20ドルのトラベラーズ・チェックばかりで、サイフの厚さが5センチにもなったのことよ。10ドルのトラベラーズ・チェックなんぞ、何処で使えというつもりあるかね。

 泥水を飲んだり、マラリアになたりすることになりそうなのは、メキシコあるね。ほとんど、日本人が行たことないジャングルの先にある村に行くのことよ。現地人の女の人、まだ、上半身、スッポンポンあるよ。下半身、布切れ、巻いただけあるね。風吹くと大変あるな。蚊取り線香10巻、虫除けスプレー、17徳ナイフもメキシコ用ある。

 サングラス、帽子、日焼け止めローションはレバノン用ある。「地球の歩き方」を読むと、この時期でも気温が40度から50度となっているある。気温50度というのがどんなものか想像もつかないあるが、本当にそんな場所に人間が住めるあるかな?

 今度の仕事は「貝紫のルーツを行く」というような企画あるね。「アクキ属」の貝、例えば、アカニシ貝、イボニシ貝、レイシ貝、ホントウ貝、モーイイ貝、マーダダ貝、イマワシアワセ貝などの、「パープル腺」という器官を潰して、白い布に塗ておくと、すごく奇麗な紫色になるのことよ。たけど、ひとつの貝から0.1ミリグラムしか取れないから、洋服1着作るのに1万7千個もの貝が必要あるね。たから、アレキサンダー大王とか、クレオパトラとか、卑弥呼みたいな人間じゃないと着れないのことね。そこで、彼らが住んでいた、ギリシャとかレバノンとか、何故か吉野ケ里などに、珍さん行ったあるね。

 レバノン、まだ、ドンパチやてるのところ、アプナイ、アプナイの場所ね。珍さん恐い恐いのことよ。メキシコはバス強盗やゲリラが出没する田舎に行くね。これも珍さん恐い恐いのことよ。ニューヨーク、尻愛、アイヤー、それイケナイのこと、まだ、単なる知り合いの美人カメラマンと会うのことよ。でも、珍さん、夜が恐い恐いのことよ。

 珍さん、一応、部長待遇窓際族あるから、ビジネス・クラスで行くあるが、相棒は、次長待遇たから、エコノミーしか乗れないあるよ。相棒、
これ、不公平のことある。同じ人間なのに、なぜ、差別するあるか!
言うあるよ。珍さん、相棒に言ったのことね。
悔しかたら、偉くなれ
 でも、珍さん、アプナイ、アプナイところぱかり行くから、帰りは白木の箱に入って黒猫大和の宅急便で帰るかも知れないのことね。

 珍さん、これから、各国を周りながら「トラブル・グワイド・世界一周編」を書くつもりあるが、以前にパリとニューヨークに行た時のこと思い出したあるから、「トラブル・グワイド・パリ編とニューヨーク編」を日本に居る間に書いておくのことよ。・・・と思っていたらもう帰国してしまたのことよ。たから、時制がメチャクチャあるが我慢して欲しいのことある。現在形、未来形、過去形、過去完了形、四角形、三角関係、円形脱毛症とあれこれゴチャまぜあるね。

 ところで、珍さん、十数時間も飛行機に乗って、パリに着いたあるが、何日経っても、時差ボケが直らなくて困ったのことね。いつも何か忘れたり、眠くなったり、眠れなかったりあるよ。アイヤー、珍さん、しばらくして分かったのことよ。これ時差ボケ違うのことね。単に老化現象でボケているだけあったね。これ何て言うか知ってるのことか?これ「ジイサン・ボケ」言うね。時差ボケが8時間と、ジイサン・ボケが4時間で、合計12時間のボケあるね。完全に日本と昼夜が正反対になっているのことあるね。

トラブル・グワイド・イン・パリ

1.「犬じゅうパリだらけ」、アイヤー、間違えた、「パリじゅう犬だらけ」
 ジイサン・ボケした珍さんが真っ先に気になったのは、フランス人は何故か犬が好きあるということあるね。これ20年前の冬、パリに行った時の経験あるが、フランス人、どこに行くにも犬を連れて行くある。昔、犬を海水欲情、アイヤー、これじゃ、水中ファックになるあるね、海水浴場に「犬禁止」の立て札を立てたくらい、どこにでも犬を連れて行くのこと。レストランにまで犬を連れて入るから、不潔極まり無いのこと。

 タクシーの助手席に大きな犬を乗せているのもザラある。スピッツやコリーくらいならまだしも、タクシーの助手席からドーベルマンとシェパードが吠え合っているのを見たこともあるよ。珍さん、犬、大嫌いだから、パリではタクシーに乗れないアルね。

 一度なんか、相棒とタクシーに乗って、しばらく話をしていたら、突然、相棒が「ギャー」と大声を上げたのこと。珍さんピックリして「何したあるか」尋ねたね。相棒が言うには「頭の後ろで手を組んでたある。そしたら、犬の縫いぐるみ思てたのが、本物の犬で動いたあるよ」。何故、タクシーの助手席に犬がいるかて?助手席にへんな客を乗せて、タクシー強盗されるの恐がってるのことよ。

 珍さん、扁桃腺がすごく弱いのことね。11月のパリは寒い寒いのこと。雪が降るし、道路は凍り付いて冷えきってるね。雨が降っても、パリジャンは傘をささないジャン、だから珍さんもカッコ付けて傘無しで歩いたら、すぐに扁桃腺が腫れて熱が出るある。扁桃腺が腫れると息苦しくなり、しょっちゅう、「オエッ」とやりながら、町をうろつくね。ある日、市場に行ったら、ウサギの皮をむしったやつが、そこら中にぶら下がっていて、あれ見たら、余計に「オエッ、オエッ」なったのこと。道を歩いていたら、そこら中に犬の糞だらけ。それを見てまた「オエッ、オエッ」。 

 夜になって、珍さん、シャンゼリゼを歩いていたら、いきなり、ツルーッと滑ったのことよ。ななな、なんと、犬の糞を糞づけた、アイヤー、また、ワープロ遊びしてしまたのこと、犬の糞を踏んづけたあるね。あの何とも言えない足の裏の嫌な感触は、珍さん一生忘れないのことね。東京に帰ってさっそく「糞にまみれてシャンゼリゼ」というエッセーを書いたのことよ。

 珍さん、タバコ大好きあるが、飛行機やレストランで「禁煙」のサイン多くなって珍さん困ってるのことよ。何故か、タバコを吸わない人の方が威張っているけど、珍さんに言わせりゃ、タバコを吸わないのは偉い人と女子供と老人だけある。つまり、ロクにストレスの無い立場に居る人だけある。タバコ吸わないヤツはロクに働いてないヤツある。最高の証拠は偉い人ほどタバコ吸わないよ。アレ、部下をいじめているからストレス無いし、大事な仕事は部下がやってくれるからあるね。

 「それじゃ、珍さん、すごく仕事してるあるかって?」、アイヤー、珍さん、それ言われる一番困るのこと。珍さん、仕事が無いのがストレスよ。珍さん、若い奴に良く言うのことね。「ニンゲン、仕事が有る内が華あるよ。珍さん、金も、名誉も、女もいらない。誰か珍さんに仕事恵んでくれー!」。

 珍さん話が横にそれたあるね。珍さん「嫌煙権」の話をしようと思ったのこと。ナゼ、タバコ吸う人、肩身の狭い思いしなければならないあるか。タバコ嫌いな人が「嫌煙権」主張するなら、珍さんみたいに、犬嫌いな人は「嫌犬権」主張する権利有るのことね。これなんと読むか?「ケンケンケン」あるね。珍さん、このひとこと言いたいだけで、こんなに長い文章書いたのことね。

 でも、珍さん、今度行ってみて驚いたのことね。20年前にあんなに町中にいっぱい居た犬がほとんど居なくなってしまたのことね。あの犬、どこに行ったあるか?フランスと中国、仲がいいから、みんな、中国に寄付したあるか?中国、食べ物不足してるし、犬食べる大好きあるよ。アイヤー、そう言えば、この前ホンコン行った時、レストランに「中国復帰直前の今がラスト・チャンス!フランス産プードルのステーキ食べ放題。中国に復帰すると人口がどっと増えるから品不足になるよ。今ならワインもサービスするのこと。また、フランスはコニャック地方特産のダックス・フンドの生き作り・・・時価」という看板見たのことね。もちろん、これ珍さんの作り話あるね。

 でもおかしいあるな。チューコクチン、赤犬しか食べないはずあるよ。そうなると、あの犬達はフランス人に食べられたかも知れないある。そう言えばパリで食べたステーキ、何となくシャネルの香水の匂いしたあるね。どこかのセレブの家で飼われていた犬かも知れないあるな。牛肉なら牧草の匂いするあるが、絶対に香水の匂いはしない筈あるのことよ。これも作り話あるのこと。珍さん、時々、話をデッチ上げるから気をつけるのことヨロシ。

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 珍国際アルヨ!

タワシ、ア、ア、ア、アイヤー、ワタシ、ホンコン生まれ鹿児島育ちの怪しげな日本人アルよ。
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酒は出ないが、ウーロン茶でも飲んで行くアルか?

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