レザークラフト

2016年09月11日

【IZU-DOG】スマートキーケース

趣味のレザークラフトで以前作ったスマートキーケースが雨や、サーフィンあがりの濡れた手で使っていたことで革がゴチゴチになってしまったので新調です。

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まず、同じオーストリッチタイプのものを、以前と同じように作りました。

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それから古くなったウェットスーツから綺麗なところを切り出してネオプレーンバージョンも作りました。

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で、一緒に写っているのが新たなレザークラフトのMBのキーにあわせたレザーケース。

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厚紙で型をつくって、革を切り出して例によって手縫い。

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以上、とりあえずVWとMBのケースを新調したという話でした。


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2016年04月03日

【IZU-DOG】カピタンが遊びに来てくれた!(IZU-DOG BeltChoker WN3 Size:S)

お久しぶりのIZU-DOG(首輪)ネタでございます。

この週末、清水から伊豆まで友達(withミニピンのカピタン君)が遊びにきてくれまして、あ、それじゃあ!ってことで、

IZU-DOG首輪ラインナップの中でも一番小さいモデルを出してきてみました。

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詳しくはこちら


じゃーん。

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ピッタリ!

しかも似合う!

白ヌメが日焼けして、明るいキャメルカラーになってきたのがしっくりマッチです。

カピタン君の耳センサーもピコーン!!!

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黒の毛艶に、パールのアクセントが光ります。


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やはり首輪はわんちゃんに装着された姿が一番素敵。

既にLVモデルを使ってもらっているカピタン君ですが、気分転換でこちらの首輪も使ってね~。



そんなお話でした。






mr_rainman at 12:55|Permalink

2016年01月24日

【IZU-DOG】ルイ・ヴィトンiPhoneケース(首輪職人を目指して第59話)

LVリメイクが続きます。

今回はアウタージッパーが壊れてしまった長財布を解体して、iPhoneケースにリメイクしました。

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まず用意するのはハードケースと、型紙。

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型紙は実物をおいて適当なサイズで書きました。

財布を解体。

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型紙をあてて切り出して、残っている接着剤をボロ布でこすって落とします。

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ハギレからバンド部分の内張りを切り出し。

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更に財布のインナー革から、iPhoneケースのインナーを切り出し。

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本体側のホックをカシメ。

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インナーのバンド側の辺のみこの時点で一度菱目打ち。

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内側を塗装して、アウターに接着。

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乾燥したら外周に菱目を打って、バンド部はパンチが入らないので予めインナーだけに打っておいた目にあわせて単発で打ち込んで、ステッチを縫います。

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だいぶ形になってきました。

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バンド部にもステッチを入れて、コバ塗装。

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コバ塗装は磨きを繰り返して3回。

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ハードケースを重ねてカメラ穴の場所をマークして、切り抜いて断面処理。

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ハードケースを接着。

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バンド部にホックをかしめて完成!

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壊れた財布が素敵なiPhoneケースに返信しました♪

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2016年01月12日

【IZU-DOG】スマフォケース/AQUOSフォン302SH(首輪職人を目指して第58話)

久しぶりのLVリメイクです。

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LVリメイクはIZU-DOGホームページ開設時に連作していましたが、素材が無くなりとんとご無沙汰でした。

今回は過去にリメイクしたブックカバーを再リメイクです。

手帳カバーなら丁度良いのですが、文庫本のブックカバーにするにはLV革は固すぎて不向きで使っていなかったからです。

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今回はスマートフォン用のカバーです。

まずブックカバーを解体。

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型紙をあててかたどり。

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パーツの切り出し。

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切り出したパーツは縦辺だけヘリを落としてクリアでコバ処理。

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ハギレでテストしてから、本体側のホック打ち。
(バンド側のホックはステッチ後に打ちます)

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この金具を隠すように本体革板を貼り付け。

バンド内側に来る部分は事前にコバを塗装しておきます。

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フチはクリップで固定してビタっとつけます。

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周囲をカッターで整えてからヘリを落として焦げ茶でコバ処理、塗装磨きを2回。

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ステッチを入れます。

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カメラや照度センサー用の穴を開けて、断面をコバ処理。

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この状態ではまだ多少毛羽立つので、完全乾燥させてからペーパーで研磨。

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最後にもういちどコバ塗装と磨きをかけます。

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バンド部にホックを打って完成!

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今回は遠方の親族へのプレゼントなのでケースに入れて発送です。

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こういう時は厚み2cmまでポスト投函できるスマートレターが便利ですね。

首輪の発送リクエスト用にストックしてあるスマートレターがあったので、完成即日に発送できました。


mr_rainman at 07:00|Permalink

2016年01月06日

【IZU-DOG】スマフォケース(首輪職人を目指して第57話)

身内のリクエストで、iPod touch用のケースを作りました。

調度手持ちにあったB5サイズのハギレ牛革カラーレザー1.3mmで制作。

今回はこれまでのiPhone用で作ってきた手帳タイプではなく、ポケットタイプです。

本体1cmがはみ出るようなポケットに、そのはみ出た部分を覆うように蓋部分がかぶさるように縫合。

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この蓋部分がストッパーの役目をして、ひっくりかえしても飛び出すことが無いようにしました。

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採寸して折りしろと厚み計算したので、ジャストサイズ!

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イメージ通りに出来ました。

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2015年12月31日

【IZU-DOG】カーブシザー用シザーケース(首輪職人を目指して第56話)

今年の最後はレザークラフト記事でしめくくります(^^)


今回プレゼント用にカーブシザーを手配した際に、メーカーでハサミへ刻印をしてもらったので、
せっかくなのでケースにもオリジナル感を出したいなってことで1丁収納のハサミケースの検討を開始。

カーブシザー(Rシザー)は刃が曲線に加工されているため、刃をフラットなポケットに挿入するタイプのケースでの

収納ができません。

実務時には革の輪に通して刃は遊ばせた状態で収納するベルトケースに入れることは出来ても、
バッグ等に入れて持ち運ぶ時にはクッション材のケースを使う人が多いと思うわけです。

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あれこれ検討した結果、購入時にメーカーからついてくるクッション材ごと、そのまま収納するものが良いだろうって

結論に。


早速A3サイズの裁断革(牛カラーヌメ)1.8mm厚を購入。

型紙を起こして、それを基に切り出します。

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トコ処理。

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コバ処理をしてステッチ溝を入れたあと1辺のみ併せて菱目を入れてステッチング。

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箱型を閉じる部分のジャンパーホックのうち、本体側のみを入れます。

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続いて各部の折り目つけ。

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しっかりした革を使っているのでこれが結構苦労しました。

折り目を付けているうちに、インナーも革で作ります。

各部を計測して型紙を作って、キャメルカラーの牛カラーヌメ2.3mmを切だし。

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ヘリ落とし&コバ処理をして装飾金具をかしめます。

そこにITA-WORKSと、ちょっとしたメッセージを刻印。

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焼き印でガッツリ入れるか迷いましたが、あまり人様にアピールするような内容でもないのでさりげなく入れました。

インナーはこれで完成。

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本体作業に戻り、残りの1辺をボンドで借り止めしてズレないようにして菱目を打ってステッチングしてから、蓋部分にジャンパーホックをカシメ。

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合わせた辺をダークブラウンで塗装してコバ磨きして完成!

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ピッタリです。

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うん、イメージ通り。



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2015年11月07日

【IZU-DOG】ユーザーわんこ紹介:スカルバッヂ・ハーフチョーク首輪(首輪職人を目指して第56話)

今回はIZU-DOG首輪のお渡し日記と、数本の首輪を試着してもらって、自由の象徴であるスカルのバッヂをあしらったハーフチョーカーのユーザーになってもらえることになったMダックスのセブン君のご紹介です。


今回、初対面でしたがとても人懐っこいセブン君、歓迎してくれました^^

そして、首輪を出すと、興味津々でなになに?と来てくれました。

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決定前に3本を試着してもらったのですが、革のカラーは、本命のチョコ以外にも、白ヌメ、キャメルも良く似合いました。

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レッド系の毛色に同系のキャメルカラーの革にターコイズっていうのもオシャレで良いですね。

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ふわふわの毛に隠れたターコイズ、非常にオシャレ!

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そして、ヤンチャざかりの男の子のセブン君は、こちらのハーフチョークに決定。

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普段はハーネスでのお散歩ですので、このハーフチョークは臨時用で通常はネックレスとして身に着けてもらう感じになりそうです。

アメリカンな革でゴツい系のこの首輪、ヤンチャなセブン君にとっても良く似合っていました!



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2015年09月28日

【IZU-DOG】本革製慶事袱紗 タイプ2(首輪職人を目指して第55話)

前回に続いてITA-WORKS(我流レザークラフト)ネタで、袱紗の第二弾ですが、今度はカジュアルタイプです。

既にInstagramに投稿済みですが、こちらは袱紗というより、レザー祝儀袋ケースとして当初発想したのですが、検討段階で、使い捨てではもったいないので、その後、袱紗、カードケース、札入れとして使用できるようにという訳です。

(受け取る方がレザークラフトをするなら、解体して、メモパッドケースやノートカバーにリメイクもできますしね!)

と言う訳で「明るく元気に!」をイメージした革を仕入れて、自作の型にあわせて切り出し。

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ヘリ落とし。

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トコ&コバ処理。

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折り目付け。

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折り返しを伸ばしてゴムバンド取り付け穴を開けて、トコノールで穴の断面処理。

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ゴムバンドはコブを床革を挟んで取り付けることで本体の革にダメージだ出ないようできるかな?
って考えて、ハギレでテスト。

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良い感じです。

ゴムバンドの終端はライターで処理。

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blogには書いてませんが、InstagramにUPしておいたこのライターケースも自作(^^)

折り返しを伸ばしたついでにステッチ溝を入れて。

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折り返しを戻して、菱目打ち。

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ステッチ。

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重石をのせて蓋側の折り目つけて、本体が完成!

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続いて、本作は先輩夫婦への出産祝いですので、メッセージカードを革で制作します。

コテで描くのと、刻印の両方をハギレ革で簡単に試してみて、より感じの良かった刻印の方を採用。

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メッセージカードと、ブランドタグ、あとそれをかける紐を同じ革で作りました。

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これをゴムバンドに掛けるようにセット。

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これをつければ、袱紗から、レザー祝儀袋に変身完了です!(^^)

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中には従来の祝儀袋を収納。


と、こんな感じに仕上がったご祝儀セット、自己満足の押し付けになってしまうとあれですが、レザーの雰囲気を楽しんでもらえれば幸いなのであります。




mr_rainman at 19:04|Permalink

2015年09月18日

【IZU-DOG】本革製慶事袱紗 タイプ1(首輪職人を目指して第54話)

今回はITA-WORKS(我流レザークラフト)ネタです。

私も祝儀や香典をポケットからひょいっと出せる歳でもなくなったので、袱紗を使う訳ですが、布のものはどうもしっくりこない。。。

と言っている時点で、歳の割にまだ大人になれていないわけですが、、、^^;

この際、本革で自作することにしました。

弔事での革はご法度(とはいえ、実際には喪服には革靴って人は多いよね。合皮ならいいって話もあるらしいけど。。。)なので、慶事用のみ制作します。


今回はフォーマルなものなので、質感重視でA3裁断革を仕入れました。

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やはりハギレやアウトレットと違って、ピカピカ、綺麗です。

自分の設計にあわせ革を切り出し。

ヘリ落とし。

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トコ&コバ処理。

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折り目付け。

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折り返しを伸ばしてホック取り付け穴を開けて。

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折り返しを伸ばしたついでにステッチ溝を入れて。

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本体側のホックだけカシメ。

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折り返しを戻して、菱目打ち。

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ステッチ。

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蓋側ホックをカシメ。

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重石をのせて蓋側の折り目つけ。

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完成!

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これは袱紗としてはもちろん、札入れ、カード入れにも使えますね。


mr_rainman at 21:33|Permalink

2015年08月06日

【IZU-DOG】A5メモ&ノートカバー 第二弾(首輪職人を目指して第53話)

前回に続いて、A5メモ(ロディアNo.16))カバーです。


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今回は若干の仕様変更をしたものを試します。

基本構造は同じで、ソフトシープレザーに牛ヌメの床革を貼りあわせて本体にして、本体ポケットは床革を塗装研磨したもの。

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ステッチも同じものを使用しました。

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メイン収納も同じで、右側にはA5メモパッド、レポート用紙がセットできるデザインです。


仕様変更箇所は、ペンホルダーと、カットしたメモホルダーの追加です。


ペンホルダーはシープレザーにはデザイン上あわなくて美しくないので、前回はつけませんでしたが、

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とりあえず実際に「ペンホルダー付」の仕上がりを確認したかったことと、材質の強度をモニターしたいので今回は目をつぶり追加したという経緯。

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最初床革で試してみると、同一素材なので開いた状態でみると違和感はありません。

が、ノートが収納されればこの一体感もほとんど無効になります^^;

また、銀面が無いので、曲げ部分にどうしても亀裂が入ってくるのでダメですね、更にペンクリップですぐにボロボロになりそうです、はい、使えません。


というわけで、1.5mmのハギレのサドルレザーを使いました。

本体と質感が違うし、分厚くて、格好悪い^^;

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やはりシープレザーを使う場合、ペンホルダーはモレスキンなど各社より市販されている別体クリップ式にした方がよさそうですね。


今回はあくまでも、これがポケット側およびシープレザーの裏に貼りあわせた床革に対して、どの程度使えるのかをモニターするための追加です。

縫い合わせている部分が、ちぎれずに使い続けることができるのか?を今後評価したいと思っています。


そして、左側ポケット(ノート挿込口)の内側はステッチを入れて塞ぎ強度を上げて、そこにメモホルダーを追加しました。

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(上が初版、下が今回のものです)

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ポケット部のレザーはペンホルダーと同じ牛革・サドルレザーです。

実運用中、ノートの内側になりますが、そこに右側のメモパッドから切り取ったページを挟んでおけるようにしました。

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これは結構つかえるんじゃないかな?

と思っています。


コバの処理や、ステッチで毛羽立った床革の再塗装を施して、完成です。

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床革を材料に使うと色々な不備がでてきてその対応でかなりの工数を費やすことになるので、これはプロ(商売人)の仕事ではないですね。

静岡県の最低賃金の時給765円でも、工賃2万弱、材料費あわせると2万数千円になっちゃう計算です。
だったら床革じゃなくて、銀面のものを買うよね^^;

まぁ、私の床革活用は完全に趣味なので、これも経験!

とはいえ、外装はシープを使っているので、質感は良いですよー。

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ペンホルダー使用時の様子はこんな感じで、左から普段使いの万年筆カラーペンペチット(太いのでクリップを通す)、モンブランのボールペン(回転式のボールペンサイズ)、シャーボ(クリック式シャープやボールペンの一般的なサイズ)。

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厚めのサドルレザーにしたのが幸いして、しっかりホールドされて良い感じです。



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こちらのモデル、自分でモニターするか、希望者にお願いするか検討中でございます。




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