昭和なつかし奇譚クラブ分譲写真 - Japanese Bondage Photos presented by "The KITAN CLUB" in 1951-'75

 昭和のよき時代、奇譚クラブという雑誌がありました。記事に使う目的で撮影した緊縛写真を分譲してくれました。今では滅多にお目にかかれない貴重な品なのですよ。そのオリジナルの緊縛写真のみをアップいたします。 皆様の秘蔵品もよろしければいかがでしょうか・・・。

 偶々手元に置くことになりました約2,000枚に及ぶ、50年代から75年の奇譚クラブの分譲写真を掲載します。

October 2017

163) V組百態 (掘V053〜V076

 155頁にV組をご紹介してから1年以上になります。我ながら気の長い話です。V052までご覧いただきましたので、その後の分をここに掲載いたします。
 実は私、この頃の奇クのプリントは嫌いなんです。特に江口淑子嬢の写真などに顕著なのですが、スキャンのスペクトルで見ますと、白黒両端に片寄っていて、真ん中が欠けている。大切な中間調の階調が希薄で、明暗両端部の情報はベタ黒か白トビしているんです。ネガにはもっと豊富な情報が入っているはずなのに、プリント時に切り捨てられて情緒のない印画紙になっています。
 一つには、トレペやレフを使わない、裸のフラッドランプ照明の所為もあります。女性を撮る照明としては硬過ぎるんです。奇クの写真にはアシスタントを使った形跡がありません。ですから、縄や電線や小物が散らかしっぱなし。それは臨場感があると言うことでごまかせても、せめて障子や襖をレフ代わりにすることは出来なかったのか? と思います。
 でも、多くはDPの問題です。万博でネガカラーの写真が増えたため、1970年以降、黒白DPは安く売ることが第一となり、30切、E版、L版など機械化されて、プリントの質は無視されました。印画紙は2号中心のマルチグレードと言えば聞こえがいいが、実はグレードの変化なんぞ起こりえないような自動露光の設定。フォーカスもいい加減で、ハーフサイズなどネガの種類を変える時だけチェックする程度。EEと言われた当時のカメラが、そこそこの精度で良いネガを作ってくれているのに、DPはそれを生かしていなかったのです。
 奇ク分譲写真の原版は6×6ですし、以前からお付き合いのある写真屋さんでしょうから、いささかはマシだったでしょうが、時代の波だったんでしょうね。

V053 「両手両足開責め」 三浦純子V053 三浦純子c
 

V054 「剃毛責めの結果」 荒尾慶子V054 荒尾慶子c
 俯せの顔が真っ暗でした。それをトーンカーブをいじって出来るだけ描出しましたが、その分肌の質感がヌメッとしてしまいました。

V055 「人の字型羞恥縛」 江口淑子V055 江口淑子c
 

V056 「浴室での浣腸責」 江口淑子V056 江口淑子c
 これも極端に顔が暗い写真。いわゆるイス型のトーンカーブにして顔とわかる程度には再現しましたが、そうでないと単なる真っ黒ののっぺらぼう。
 左下手前にレフ板ぐらいは使って欲しいですが、当時はベニヤ板に模造紙を貼って助手に持たせる程度しかできなかったのかなー。

V057 「股間に喰込む麻」 深田菊子V057 深田菊子c
 スベスベのお尻ですね。これも修整作業のなせる業です。

V058 「浣腸責めのあと」 福井桃子V058 福井桃子c
 このかたの顔も写真写りが悪い。この当時写真電球はブルーフラッドじゃないと思うんですが、まるで昼光色電灯を使ったみたいに、お顔のシミみたいなのが目立っちゃいます。これもカーブをいじって、それらしく修整してみました。
 浣腸の後か先かは分かりませんが、まあ想像力を逞しくした後、ご自身の趣味の問題ですね。

V059 「黒髪前に垂れる」 福井桃子V059 福井桃子c
 これで精一杯です。硬い印画で往生しました。

V060 「スナックで縛る」 福井桃子V060 福井桃子c
 スナックかどうかは、この写真じゃわからないです。実は、どちらが床でどちらが壁かすら分からなかったんですから。

V061 「喰込む股間縄責」 江口淑子V061 江口淑子c


V062 「責めに呻くM女」 高村浩子V062 高村浩子c
 この柱、集成材じゃないですが、敷居との間がずいぶん雑な細工ですね。ラブホテルの内装としても少しお粗末かな?

V063 「片足挙げ開股縛」 江口淑子V063 江口淑子c
 ちょっと軟調にしすぎたか? 加減の難しいところです。

V064 「菱縄悲し女泣く」 江口淑子V064 江口淑子c
 これはまあ、無難な写真です。エッ、猿轡があるからですって? 失礼な!





V065 「M女を責め尽す」 前田真知子V065 前田真知子c
 顔はピンボケですが、アレッ? どこにもピントは合っていませんね。



V066 「引回される全裸」 江口淑子V066 江口淑子c
 いいピントで階調もそこそこなのですが、何故かお口の周りにヒゲがあるように思えて・・・

V067 「尻立蝋燭悦虐責」 福井桃子V067 福井桃子c
 足の間に挟んでいるのが蝋燭ですか? 曲がっていませんか? 何に使ったんでしょうか? オケケ隠しならもう少しマシな方法がありそうですが・・・

V068 「羞恥責を待つ女」 深田菊子V068 深田菊子c
 袋に組番号が記されていなかったら絶対に特定できないような題名ですね。顔をかなり明るくしました。

V069 「凌辱に捧げる体」 高村浩子V069 高村浩子c


V070 「剃毛の女体展開」 荒尾慶子V070 荒尾慶子c


V071 「被縛者のマダム」 江口淑子V071 江口淑子c


V072 「縄の山と浣腸器」 福井桃子
 写真抜けてます。

V073 「強制足挙臀部晒」 高村浩子V073 高村浩子c


V074 「厳重菱縄緊縛責」 江口淑子V074 江口淑子c


V075 「両手両足吊り責」 江口淑子V075 江口淑子c


V076 「白肌に喰込む縄」 荒尾慶子V076 荒尾慶子c
 すっきりした美しい写真なのですが、1灯ライティングで顔が暗いです。カーブをいじって影の部分を相当に描出しました。レフ版である程度は直ったと思います。また後ろの縄束は片づけておきたいところです。
 この頃ですとアマチュアながら私も相当に写真を撮っていましたので、ご一報いただければ助手を務めさせていただきましたのに・・・。
 これにて、この頁はおしまい。



 

162) 四馬孝 倒錯美絵画集 (しえ)(えほ)(えは)

 東京へお移りになった美濃村晃氏に関連するとIMG_0411b思われる写真アルバムの中に、15枚だけ奇クの分譲写真がございました。それが四馬孝氏の絵を写真複写した大キャビネ版のものでしたので、ご覧いただきたいと存じます。
 最初に四馬氏の絵に接したのは、もちろん奇ク誌上でしたが、ゴムや革の質感が良くて、すぐにハマってしまいました。たしかネットで、絵物語のようなものもあって、ダウンロードしたと思います。
 しかし絵そのものは、心理分析に使う絵のような気持ち悪い目つきに感じられて、あまり好きではなかったですね。その後多摩敏郎などのペンネームで他誌にもお描きになられましたが、少しずつ目つきがマイルドになります。今回掲載した時期では、すでに柔らかくなってきております。

162-01) しえー1 「踊り子の浣腸」162-01 司馬孝しえ1 踊股の浣腸 c
 1964年5月号でアナウンスされました(しえ)の1枚目です。解説は「両手と片足を天井から吊られて奇妙な格好のままイルリガートルから浣腸される踊り子。」となっております。



162-02) しえー2 「ヒマシ油」
162-02 司馬孝しえ2 ヒマシ油 c
 「足をバタつかせても縛られた上にヒマシ油を無理に飲まされて、このあとに来るものが恐ろしい。」



162-03) しえー3 「迸しる浣腸液」
162-03 司馬孝しえ3 迸る浣腸液 c
 「ガラスポンプからグリセリンの原液が腸内へ送り込まれると激しい便意が身をさいなむ。」




162-04) しえー4 「浣腸用責衣」
162-04 司馬孝しえ4 浣腸用責衣 c
 「お尻のところだけが、ぽっかりと口の開いた奇妙な責衣。液を流しつつゴムが尻に近づく。




162-05) しえー5 「両足吊り浣腸」
162-05 司馬孝しえ5 両足吊り浣腸 c
 「このポーズだったら、イルリガートルの液は、もういくらでも体内に流れ込むだろう。」




162-06) えほー1 「弓吊りローソク責め」
162-06 司馬孝えほ1 弓吊りローソク責めc
 1965年1月号誌上で紹介されました、「女体吊責め特集」(えほ)大中判5枚組の最初です。
 「両手と両足をそれぞれ左右に振り分けて弓なりに反るようにつられた女体の背中には、数本の火のついた蝋燭が立てられている。」と解説されています。写真もこれくらい丁寧にご説明いただければ、もっと自信をもって特定できるのですが。

162-07) えほー2 「エビ縛りの吊り」
162-07 司馬孝えほ2 エビ縛りの吊り c
 「揃えて括られた両足首が顎につくほど折り曲がったエビ縛りのまま背中と鼻の先とで宙高く吊り下げられた女性の嗜虐的な美しさ。」


162-08) えほー3 「股間縛り吊り」
162-08 司馬孝えほ3 股間縛りの吊りc
 「一本の棒のように頭から足首までガンジガラメに縛られた女体のタテに掛った股間縛りの縄で高々と吊り上げた素晴らしい吊責め。」
 このあたり、複写したカメラのせいでしょうか、少しピンボケです。

162-09) えほー4 「下の先吊り」
162-09 司馬孝えほ4 舌の先吊り c
 「炭火がカンカンにおこった石油缶の上に両手を吊られた美女の舌の先を挟んでじりじりと吊り上げてゆく。上と下が同時に責められて、尚美しさを失わぬ女性。」
 何やら力学的に無理のあるポーズですね。


162-10) えほー5 「鼻孔吊り」
162-10 司馬孝えほ5 鼻孔吊り c
 「太いシュロ縄で後手首縄股間縛りで吊られた美女の鼻孔に通した鐶を吊って、女の顔を上へ向かせる素晴らしいシーン」


162-11) えはー1 「鼻をなぶる」
162-11 司馬孝えは1 鼻をなぶる c
 同じく1965年1月号で発表された(えは)です。次の2月号を最後に奇クからグラビアが消えるんですね。
 解説は「いい格好の鼻だなあ、と両手の自由のきかない美女の顔を左手で抱え込んで、右手の指で女の鼻を粘土細工のように弄ぶ。」
 前の持ち主は鼻フェチだったんでしょうか?


162-12) えはー2 「鼻毛を抜く」
162-12 司馬孝えは2 鼻毛を抜く c
 「美しい女の鼻の穴を上に向けさせて一本一本楽しみながら、ゆっくり鼻毛を抜いてゆく。これで五本だなあ、あと何本抜けるか。」

162-13) えはー3 「口中をほじくる」
162-13 司馬孝えは3 口中をほじくる c
 「可愛いい子だ、おとなしくしているんだよ。禿頭の男は棒の先で美女の口中をさぐる。可愛いい舌に真白い歯。咽喉の奥まで老人の触手は隈なく腔中をほじくる。」って、これは本当の変態だ。

162-14) えはー4 「泥絵具の顔」
162-14 司馬孝えは4 泥絵具の顔 c
 「お前の美しい顔は、俺のカンバスだ。白いすべすべした女の命である顔面に、男の手にしたチューブから赤い泥絵具がべっとりとつけられる。鼻から口にかけて。」

162-15) えはー5 「ラーメンを食わす」
162-15 司馬孝えは5 ラーメンを食わす c
 「仰向けに縛られた美女の顔の上に、男は箸に挟んだラーメンをのせる。口から溢れて鼻の穴へまで入りこんでゆく。」
 以上、15枚を終えます。

 もう一言。私、奇クのモデル撮影の分譲写真はデータベースにしておりますが、絵画の分譲写真は飛ばしておりました。今回整備し始めましたが、バックナンバーをよく見ておいたものだと思っております。
 入手時から組名をスタンプした茶封筒に5枚ずつ入っておりましたので、それが正しいものだと思い込んでスキャンしておりました。ところが、封筒がズレて納められていたんですね。組名を取り違えるところでした。組さえ間違わなかったら、1枚1枚の写真の題名は詳しくアナウンスされていますので、矛盾なく同定できます。でも、組名を取り違えていたら、ずいぶん悩んだろうと思います。何事も急がば回れですね。

お役立ちリンク

1.昭和なつかし緊縛写真
 http://blog.livedoor.jp/mrkinbakusyashin/ 
2.昭和なつかし生理帯・月経帯
 http://blog.livedoor.jp/dannamurakami/ 
3.懐かしき奇譚クラブ
 http://nawa-art.com/index.html 
4.SMペディア
 http://smpedia.com/ 
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