若手市役所マン日記

行政×地域×???

2010年11月

渡川の大自然を満喫!

今日は、Mfnetや地域活性化塾どんげネットを一緒にやっている県庁同期の長尾に誘われ、美郷町南郷区上渡川(みさとちょう なんごうく かみどがわ)に行ってきました。長尾はこの渡川地区の出身者で、今年の夏にも誘われて遊びに行きました。(その時のブログ。)
今回は、長尾を始め渡川の若者たちで立ち上げた『渡川ONE(どがわん)』という団体の取り組みの一環で、地域資源である「三方岳(さんぽうだけ)」の登山と「銀水(しらみず)の滝」を見るためにやって来ました。
(渡川ONEについてはこちらをご覧ください。)

まずは三方岳(標高1479m)の登山です。
最初は林道があるので、車で上がれるだけ上がります。その途中「きっちょむ滝」(だったかな?)という大きな岩が張りだしたところがありました。ここではトム・クルーズ並みにロッククライミングができそうです。
車を降りて歩き始めましたが、途中からは正に「道なき道を行く」状態です。かなり息が上がりましたし、筋肉痛間違いなしです(汗)しかし、渡川ONEのメンバーI西くんは地元で山師をしているので、ズンズン登っていきます。
いや〜、心強い。でも、はえ〜。
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やっとのことで山頂に到着。I西くんの奥様が用意してくれていたおにぎりで乾杯!
紅葉の時期には少し遅かったようですが、それでも遠くまで続く山々が見渡せる素晴らしい景色でした。
また、頂上付近は椎葉村との境になっているとのことでした。
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三方岳の行く先々にはスゴイ場所も・・・
なかなかスリリングな登山でした(笑)
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下山しまして、オートキャンプ場で昼食をとりました。
こちらでもI西くんのご両親や奥様が昼食を用意してくださっていました。鶏汁、なば(「しいたけ」のこと)のバター焼き、肉巻きご飯など、たくさん用意していただきました。ありがとうございました。
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昼食をとって元気がでたところで銀水の滝を目指します。
三方岳ほどではありませんが、こちらも山の斜面を歩いていきます。渡川ONEでは滝までの遊歩道の整備を考えているそうです。
また、滝がある森は昔からの森林が残る原生林だそうで、歩いている途中で「みやざきの巨樹百選」に選ばれた木など巨木を何本も見ることができました。
もののけ姫の世界観です。
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そして銀水の滝に到着です。迫力あります。
夏はもっと水量が多くしぶきが飛んでくるそうです。
かなり近くまで近づくことができました。
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というわけで、夏に続いて渡川の大自然の魅力を満喫して帰りました。
地域活性化に興味を持っていると、よく”地域資源”っていう単語を聞きますが体験してみないと分からないものです。きつかったけど(笑)、行ってみてよかったです。
渡川ONEは最近立ちあがったばかりの団体です。自分も直接足を運んだりするなどしながら、外からの視点で何らかの手助けが少しでもできたらと思います。
今後の渡川ONEの活動に注目しましょう!

そして朝から行動を共にした美郷町役場のS村さん、渡川ONEのそんたつさん、北郷区で炭焼きをしているようちゃんさん、お疲れ様でした!
素敵な出会いに感謝です。

責任の改革

宮崎県市長会が主催した地域主権改革をテーマとした講演会に出席してきました。
講師は北川正恭氏(元三重県知事、「せんたく」代表、地域主権戦略会議メンバー、早稲田大学大学院教授)で、自分が卒業した研究科の教授です。

講演は主に首長や議会向けだったかと思いますが、行政マンとして頭に入れておかなければならないこともありました。
気になったところを箇条書きにすると以下のとおりです。

・現在は産業革命と匹敵するくらいの情報革命による激変期である。
・激変期の中では、昨日のしがらみを断ち切らなければならない。
・しかし、不易流行で、変わらないものと変えるものを両方大切にしながら良いものを作らなければならない。
・これからは中央集権から地方分権への逆明治維新である。
・地方はこれまでの国への依存から立ち位置を変えなければならない。
・徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」では、なんでもない葉っぱや地域のおばあちゃんが地域のお宝に。国の方を向かずに地域のお宝に目を向けること。
・脳から汗をかくくらい知恵を絞ること。
・地方分権は補完性の原則、近接性の原理が重要。多様なサービスの提供は基礎自治体や民間など住民に近い主体が行うのがよい。
・二元代表制においては、執行部と競い合う強い議会をつくること。議会基本条例をつくること。
・「政治」主導とは「政治家」主導ではない。政治家を選んだ国民、住民(主権者)も責任を持つことである。
・主権者を育てるためには情報公開、情報共有が必要。
・地域主権改革は「責任の改革」である。地域住民が責任を持って首長や議員を選ぶことが大切。

特に最後の「責任の改革」というのが印象的でした。
北川教授は地域住民の責任について述べられていましたが、地方の行政マンにも責任の改革は必要です。

地域主権改革が進んだとしても、行政マンが権限と責任に耐えうるようになっていなければ住民が満足するサービスを提供することはできません。
立ち位置を変え、意識を変え、地域で汗を流し、さらなる努力をしていこうと思います。

天国をつくる男

延岡で活動している団体『地域をわくわく元気にする会 プロシード』がさくら園の35周年記念事業として、てんつくマンをお呼びした講演会と、てんつくマンが監督の映画の上映会をしました。

プロシードには自分は今年の5月から参加していますが、立ち上げられたのは昨年です。そのきっかけとなったのは、延岡で開催したてんつくマンの映画の上映会だったそうです。上映会のメンバーが「何かできないか」と集まり立ち上げたのだそうです。プロシード立ち上げのきっかけとなったのがてんつくマンということで、どんな方なのかなと、今回の講演会は楽しみにしていました。

映画も初めて見ましたが、非常に前向きに元気になる内容です。
余命宣告をされた方、生まれつき体が不自由な方、そういった方達が挑戦者となりマラソンに挑戦したり中国で植林活動をしたりして、自分の殻を限界を破っていく物語でした。

そしててんつくマン本人の登場。
本人も熱いですねー!
元芸人(当時の相方は山崎邦正)というだけあってしゃべりもスゴイ。

映画の中国の植林活動の話しがありましたが、あれはジェット機をチャーターして大人数で行ったとのこと。
チャーターって2000万円かかるそうです(汗)
当然そんなお金はないので、銀行で借りたり、ブログで呼びかけたりして集めたそうです。

その時に感じたのは「腹をくくる」大切さ。
人間、腹をくくれば、本気でやれば何でもできるし、賛同してくれる人いる。
腹をくくる場面ってそうそうないですが、小さな決断からでも実践していきたいですね。


講演後にてんつくマンから書き下ろしをいただきました。

『久知が 宮崎のすばらしさを
 えがおで 千語れる人になる時
 宮崎はどんどん 元気になってゆく』

自分の郷土をのすばらしさを語れるよう一歩一歩頑張っていきます。
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遠見山ウォーキング

先日の日曜日(11/14)、県庁の同期の誘いで、門川町の庵川(いおりがわ)地区の農業者団体が主催する『遠見山ウォーキング』に参加してきました。
この庵川地区は宮崎県のいきいき集落に認定されていて、ウォーキング以外にもやなぎもちづくり体験会などのプログラムを実施し、門川町のPRを行っているそうです。

参加者は70名程度だったそうで、子供からおじいちゃん・おばあちゃん(言いすぎ?)まで参加されていました。
コースは遠見半島から太平洋を望む約14キロ。けっこう長い上り坂が続いたりもしまいたが、いい汗かきました(⌒∇⌒)

出発は9時半。
参加者全員で準備運動をしてからスタートしました。

DVC00433最初のイベントはみかん狩りです。
みかん好きの自分としてはこれを一番楽しみに参加しました(笑)
ネットを一人一枚ずつ配られ、いっぱいになるまでとりました。
2、3日では食べきれないほど収穫し、今も自宅で美味しく頂いています。






DVC00436遠見山の山頂に到着すると、そこにはお昼御飯が用意されていました。
地元の加工グループが早朝から準備した猪汁、団子汁、おにぎり、イモ団子をいただきました。
猪を始め、材料は地元で獲れたものばかりだそうです!
門川の農業作物の豊かさを感じました。






DVC00437そして終盤に差し掛かると、最後のイベントのコスモス狩りです。
事前に、無制限に持ち帰りOKというこという説明を受けていましたが、おっしゃる通りで、畑一面にたくさんのコスモスが咲いていました。
このコスモスは主催団体の皆さんが植えたものだそうです。
終盤の疲れた体に心癒される風景でした。



いい汗をかいていい運動になったウォーキングでしたが、それ以上に、自分が住んでいる市の隣町の門川町の魅力再発見の一日でした。
また、主催者の方達の手づくり感があるというか、身近で参加しやすいイベントだったなという印象がありました。参加されている人達も日常の延長のような、子供だったら遊びの延長、大人だったら普段の立ち話の延長みたいな雰囲気だったように感じました。(地元の方が多かったからでしょうか。)

地域の資源や農を活用したイベントに参加して、自分もいろいろと考えさせられた一日でした。
(ちなみに今日も足の筋肉痛が続いています(T_T))

高い志と郷土愛と気概を

前回のブログに続いて10/28(木)に開催された『自治振興セミナー in 宮崎』の話題を。
島根県海士町(あまちょう)の山内道雄町長が「離島発!地域再生への挑戦〜最後尾から最先端へ〜」と題して講演されました。

演題にもあるように海士町は島根県の離島です。過疎化や財政悪化の中、合併を選ばず単独町制を選択。「海士自立促進プラン」(H16.3)を策定し、徹底した行財政改革と地域資源を活かした産業振興を図っています。

印象に残ったお話は、まず、職員の意識改革についてです。
役場を「住民総合サービス株式会社」と位置づけ、『やってやる行政』から『やらせていただく行政』へと意識を変えました。そして現場第一主義として組織再編を行い、座して待つのではなく出向く組織へと変わりました。

続いて行財政改革についてです。
当初、三役のみの給料カットを行ったところ、職員からも申し出があり給料をカットしたそうです。このように役所が身を切ったことで住民の意識も変わり、老人クラブからバス料金値上げや補助金の返還などの申し出があったり、住民たちから自分たちにできることはないか等の声が上がるようになってきたそうです。また、給料をカットしただけでなく、カットした分を子育て支援に活用しました。
危機的な現状を打破し、未来に向けた投資をしたことで住民との意識の共有ができたのではないかと思います。

最後に、農商工連携の中に「行」も加えるべきという話です。
行政が地域振興のステージづくりをするべきという内容でした。
経済規模の小さな地域では民の仕事を官がやるくらいの意気込みが大切であると話され、現に海士町では第3セクターが地場産品の商品化などを行っています。特に海士町のような地域においては、3セクは活性化に寄与するために一定の役割があると思います。

これらの取り組み紹介の終わりに、資料に以下の言葉がありました。
「『地域の未来は自ら切り拓く』という職員と住民の『高い志』と『熱い郷土愛』と『気概』が自治の原点である。」

「職員が変われば役場が変わり、役場が変われば住民が変わり、住民が変われば地域が変わる。」


小規模自治体であるからこそできる面もあるかと思いますが、危機感を持ちそれを住民と乗り越えようとする行動は非常に参考になりました。
今後も常に高い志と郷土愛と気概を持ち活動していきたいと思います。

地方分権の実感を

先週の話になりますが、10/28(木)に『自治振興セミナー in 宮崎』に出席してきました。
お目当ては財団法人東京市政調査会理事長である西尾勝氏の講演です。

西尾氏は「地域の事情に即した地方分権の推進」と題して、これまでの地方分権改革の成果を自治体がどのように活かすべきかを述べられました。

特に印象に残っているのが、レジュメにある「新たに獲得する自由度の拡大を自治体がどこまで活用できるかが、これから問われるのである。この自由度の拡大を活用しなければ、地方分権改革の成果が住民には全く還元されないことになってしまう」という言葉です。

これは地方公務員にとって重要なことだと思います。確かに住民にとっては、行政サービスを国・都道府県・市町村のどの機関が提供するかは関係がないことです。
自治体が従来とは異なる政策を打ち出し、住民が地方分権による効果を実感できなければ地方分権の意味はないとも言えるのです。

ただ、西尾氏は触れていませんでしたが「地方分権の効果」はプラスばかりではありません。
財政的に厳しい自治体では良い面ばかりを住民に説明していくことはできませんし、そういった自治体の方が全国的に多くなる可能性もあります。

こういう状況で必要になってくるのは、自治体職員の能力はもちろんのこと、住民が自らの自治体や地域にどれほど関心を持っているかだと思います。最悪の場合は自分の自治体だけが増税になることだってあるかもしれません。それを受け入れられるようになるためには、いかに自治体の状況について自発的に考え、地方分権による変化のプロセスに住民が関わっていくかだと思います。

そして、自分たち地方公務員の役割として必要となるのは、住民の自発性を高めていくことです。
11/27(土)に開催するMfnetもその機会になると思います。
こういう機会を利用しながら、そして自らも地域に出て行きながら、多くの人達が主体的に動く地域づくりをしていきたいと思います。

未来を変えるために

今日は児童養護施設「さくら学園」の運動会に参加してきました。
さくら学園には毎年クリスマス会で県庁のボランティアメンバーで子供たちにプレゼントを配る活動を続けてきており、その関係で運動会にも招待していただいています。
自分はクリスマス会にはこれまで3回参加していましたが、運動会には初参加となりました。

今日は天気が良く秋晴れとなりましたが、子供たちはみんな全力で走ったり楽しくダンスをしたり、こちら側も楽しく見させていただきました。
また、自分たちも玉転がしやダンスなど一緒に参加するプログラムもあり、子供たちと交流することができました。
子供たちを始め、招待していただいた学園の職員の方々には楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。



秋の運動会が終わると冬がやってきて、クリスマスモードに突入してきます。
今年も県庁職員に呼びかけてカンパを集めさくら学園とカリタスの園のクリスマス会で配布するプレゼントの準備をする予定です。

去年のクリスマス会に参加した時のブログにも書きましたが、去年は別の意味でうれしいことがありました。
それは、2人の高校3年生の言葉です。

さくら学園でボランティアでマリンバを演奏してくれた高校3年生(当時)の女の子は4月から東京の音大に進学するそうで、「大学に行ってもボランティアで演奏したい」と言ってくれました。
またカリタスの園の高校3年生(当時)の男の子は4月から就職するそうなのですが、「自分も社会人になったらカリタスの園の子供たちにプレゼントしたい」と感想を話してくれました。

自分は県庁に入るまでこういった施設でのボランティアに参加したことはありませんでしたが、自分が一歩踏み出して参加した活動が、高校生の心にも届いたことを実感できた言葉でした。

「大人が変われば子供が変わる。子供が変われば未来が変わる。」という言葉があります。
今日の子供たちのはつらつとした姿を見て、子供たちが創る未来のために自分も責任ある一人の大人として今後もこういった活動に関わっていきたいと改めて感じました。

『地方分権後の宮崎づくり』

第25回Mfnet&第33回みらいフォーラム
(↑クリックすると拡大されます。)

第25回を迎えたMfnet(宮崎県内行政マン自主勉強会)。今回はみやざきみらいフォーラム(第33回)との共催です。

講師はMfnetのメンバーでもあり、みやざきみらいフォーラムの代表でもある崎田恭平さんにお願いし、『地方分権』『みやざきわけもんフォーラム』について講演していただきます。
崎田さんは昨年度一年間、厚生労働省に派遣され霞が関の中央集権を肌で感じ、またプライベートでも東京の人材を宮崎に向けることを目的とした『みやざきわけもんフォーラム』の立ち上げに関わりました。

地方分権というと、地方に権限が下され地方の特性に合った行政サービスが提供できるようになり、地方にとってバラ色の未来があるように思えてきます。しかし権限を持てば責任も伴います。そして、その権限と責任を持つだけの覚悟が必要です。また地方分権は行政だけの問題ではなく地域住民にも関わる問題で、自ら関わっていかなければならない問題です。

分権後の宮崎は、私たちの生活は、地域は、地方公務員の役割はどう変化するのか。
講演と併せて行うワークショップで議論していけたらと思います。
奮ってご参加ください。


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  地方分権後の宮崎づくり
  〜霞が関とみやざきわけもんフォーラムから見えたこと〜
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■日時:2010年11月27日(土)※受付15:00〜

■タイムライン:     
     15:30〜 崎田恭平 講演
     17:10〜 ワークショップ
     18:10  終了
     19:00〜 懇親会(会場は当日連絡)

■会場:宮崎県婦人会館3階大会議室「さくら」
    (宮崎県庁7号館(環境森林部)横)
 
■参加費:無料 ※懇親会は自己負担となります

■参加対象者:公務員に限らずどなたでも参加できます。
       
■申込方法:miyazakifun@yahoo.co.jpまで氏名・所属等をメールしてください。

■詳細:Mfnetホームページをご覧ください。↓
    http://www.geocities.jp/miyazakifun/yotei.html
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