大道芸人の「オマールえび」さんと「くす田くす博」さんの紹介で、
気仙沼へ大道芸のボランティアに行って来ました。
行った所は、船が打ち上げられた映像をご覧になった事があると思いますが、
気仙沼市鹿折地区の仮設商店街(鹿折復幸マルシェ)です。
こども達を楽しませるイベントをしたいという事で呼び掛けがあったのですが、
平日に行ける人がなく、大道芸人は私一人で出掛けて来ました。
運転助手に息子を連れて行きました。
前日の午後１時にひるがのを出て、ひたすら走り続け、仙台に夜１１時頃に着きました。
翌日、仙台を出て、気仙沼に向かいました。
仙台から３時間ほど掛かりました。
他のボランティアとして、浜松からミニチュア鉄道のボランティアグループの方が来てらっしゃいました。
ドクターイエローが走っていました。
このグループは被災地各地を巡回されているそうです。
(これから風船を食べる所です。)
(これから箒に乗る所です。)
平日の暑い昼間だったので、人出は限られていましたが、
お客さんがそこそこ揃ったところで大道芸を始めました。
３回演じました。
(学童のこども達が一緒に写真を撮ってくれました。)
３回目には学童保育のこども達が揃って来たくれたので、頑張ってやりました。
絵本もやりました。
「勝手にしやがれ」「時代」もやりました。
終わった後で、「だじゃれの絵本がおもしろかった。」と言ってくれて嬉しかったです。
昼食を食べに食堂に入ったら、ご主人から「食べた風船どうしたの?」と声を掛けられました。
仕事の合間に見て下さっていて、嬉しかったです。
帰りがけにお土産を買おうとお店に入ったら、お店の女性の方達が、
「勝手にしやがれ、面白かったよ。暑いから中で見てた。」と声を掛けて下さり、
大人の方達も喜んで下さって嬉しかったです。
商店街の関係者の方がずっとそばで見ていて下さって、芸の内容や道具に関心をもたれて、
色々と興味深く話し掛けて頂き、感謝の言葉も頂き、大変嬉しかったです。
私のような大道芸でも少しはお役に立ったでしょうか。
現地に居たのは、１１時から４時頃までの５時間くらいで、ほとんど芸をしていたので、
じっくりと気仙沼の様子を見たり、話を聞いたりする事ができなかったのが、残念でした。
できれば、今後もまた訪れてみたいです。
その夜は福島市まで来て泊まりました。
そして、居酒屋に入って、気仙沼名物の「ハーモニカ焼き」を食べました。
実は気仙沼の仮設商店街にそれが売ってあって、気になってたのですが、
たまたま入った福島の居酒屋にあったので、食べてみました。
美味しかったです。
カジキマグロのスペアリブでした。
食べ終わって残った骨をしゃぶる姿がハーモニカを吹いているように見えるのです。
食べてみて、「ハーモニカ」という名前を納得しました。
福島で「ハーモニカ」を出している店はほとんどなく、たまたま女将さんの好みで入れていたそうです。
翌日は９時間掛けて家に到着。
全行程、約１６００㎞の長距離走行。
疲れましたが、無事に役目を果たせて良かったです。
こういう機会を与えて下さった気仙沼の皆さん、オマールえびさん、くすだくすひろさん。
大変ありがとうございました。
そして、こんなおやじに付き合ってくれた息子にも感謝です。
