手作りジャム通信

 Mrs.Jasmineの新ジャム情報・イベント情報やジャム製作日記

2010年11月

イタリア4日目

 イタリア滞在4日目。

 この日は、宝酒造さんが来られて、テント内が一杯になったので、
Mrs.Jasmineは、野外特設テーブルに移動

PB130110_s 4日目にしてようやく、手作り雑貨「kiitos」さんが、今回の為に夜なべして?つくってくれた布が登場
 なかなかお洒落で素敵なんです

 なぜか私は、播磨の酒組合のはっぴを着せられております

 私、ジャム屋やで、ジャム屋


PB130109s この日、仕事が休みだったMOTOKOちゃんもお手伝いに来てくれました!!
 流暢で、なおかつ押しの強いイタリア語で、完璧なジャムの説明

 おかげで、この日の売れ行きは好調。
 この日から1ユーロ有料試食のお皿を作り販売。これがなかなか好評でした。
 
 
PB130111s イタリア語のPOP。
かなり有効でしたね。
興味深く、じっくりと読んでくれていました。



PB140121s 今回、偶然道で、ばったり5年ぶりに再会したRICAさんも、販売お手伝いに駆けつけてくれました。

 いえ、どちらかというと、私がお二人のお手伝いでしたね(笑)
 
 現地の二人のお友達は、見事なイタリア語で接客してくれ、私は、せっせとパンにジャムを付けて、試食皿を作りました(笑)
 
 友達って、本当にありがたい。 
 
 この日は、友達二人と、樂やさん、龍力さん一家、少々若者チームで、夕食に。
 MOTOKOちゃんも私もお気に入りのレストラン、「イル・ラティーニ」へ。
 地元でも大人気で、OPEN前には、店の前にはお客様で一杯になります。

 イタリアの雰囲気満点の店内と、美味しい料理に感激し、楽しいディナーでした。

イタリア3日目後半(農園訪問)

 午後から、フィレンツェからタクシーで15分ほど行ったところにある
アントニオの農園を訪れました。

 迎えてくれたのは、実がすずなりにぶら下がるオリーブの木。

PB120080s 彼の農園の一部は、バイオダイナミック農法で作られています。

 化学肥料を使わず、付きの満ち欠け、潮の満ちひきによって、種まき、収穫をするという農法。


 牛の糞を発酵させ、エネルギーの象徴でもある牛の角に入れて、土に埋めて熟成。それを粉末にして 肥料にするそうです。
 説明が難しすぎて、ちゃんと理解できているのか心配なので、詳しくは上下のリンクを参照下さい(・◇・)ゞ
 
 


PB120088_s 
ここでは、トマト(もう終了してましたが)、いろいろな葉物、フェンネル、かぼちゃが作られていました。



PB120085s

 そしてにわとりたち




PB130097s ものすごく大きいかぼちゃ。
 食用で販売しているそうです。
 おいしいの?って聞くと、「おいしいよ!」ってアントニオ。
 足の付け根くらいの高さはありました。
 
 あんまり美味しそうには見えないですが。。



 この後、直売店で、彼の作った今年のオリーブオイルを購入。
 帰国してから、わくわくしながら開けました。
 このオイル、香りがフレッシュで最高に美味しかったです
 その他、蜂蜜、トマトソースをもありましたが、重いので断念。

 お忙しいのに、じっくりと農園を案内してくださったアントニオに感謝
 難しい専門用語の通訳、頑張ってくださった現地の若いコックさんにも感謝

  

イタリア2日目

 うっかり2日目を飛ばして3日目の報告をかいてしまいました。
 失礼しました。
 やっぱりぼけてるなあ・・
 
 2日目も、雨が降ったり止んだり晴れたり、変なお天気でした。

PB110074s  朝10時に現地に集合したら、テント内のレイアウトが完成してました。
 岩田さんが、食のブースにはるポスターを筆で書いてくれました。


 日本から、半月近く前に送った、私達の荷物が、イベント直前ギリギリに着いたとか。。。
 リーダー平井さんも、冷や冷やしていました。
 だって、その荷物が着かなければ、誰も何も出来ないのですから。

 日本と同じ感覚でいると、本当に恐ろしい事に・・・。
 だからといって、イライラしても一緒、怒っても一緒・・・
 そう、そうな感じで、あのイタリアという国が出来上がっているんだと思う。。良くも悪くも
 あ、でも怒ると、うっぷんははらせるので、すこしラクになります。

 
 とにかく時間通りには、すすまないのがイタリア。
 進めないのか、進める気がないのかは、未だ不明。多分両方。
 終わる時間が、始まる時間。。。んなアホなあ〜・・・
 
 イタリアではこんな言葉があります。

 
 信じる事はいいことだ。。。。
    信じない事はもっといいことだ。。。
 


 きっと、今回同行した皆が、これに頷くはず。

 これが、私の愛するイタリアなのです


 この日は、着物パレードもあり、多くの人が会場に。
 
 でもこの日、売れ行きはいまいち。
 1日いて、売れたのはジャム7本だけ
 現地に長く住む日本人の方が、すごく喜んでくれて買ってくださったのです。
 嬉しかったです。

 そんなこんなで、無事出店初日を終了。
 写真1枚も撮っていない。。。
  
 その日の夜は、皆でチーロ という、ピザが有名なお店へ。
 ピザだけでなく、そのレストランは、何もかも美味しかったです。

 この夜、みな大満足で帰りました

イタリア3日目(間違えて2日目飛んでしまった・・)

 イタリア3日目。
 食品ブース出店はお休み。
 この日も、雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でした。

 午前中、隣町プラートのチョコラテリア
 Luca mannori を訪れました。当時私がチョコレートの修行をしていたところです。
 フィレンツェから、高速バスで約20分。

3845 この町は、フィレンツェではおなじみの食後のデザート、
ビスコッティ・ディ・プラート
<固焼きクッキー>
の発祥の町でもあります。

 甘いワイン<ビンサント>につけて食べます。
(別名、カントゥッチとも呼ばれています)


 ルカは、世界最高峰のパティシエを決める、「クープ・ドゥ・モンド」で、優勝した事のある、腕のいいパティシエです。
 彼が作る「セッテ・ヴェリ」七つの羽 と言う名前のチョコレートムース。

 このケーキがルカを世界一にしました

 バローナの濃厚ビターチョコを使用したムースのあいだに、七枚のチョコレートの層を作った、かなりリッチなケーキです。
 これはほんとに激うまです。

 ルカには、会えたのですが、お世話になっていた同僚2人は、その日不在で会えませんでした。ほんとにほんとに残念
 時間がなかったので、挨拶だけしてすぐフィレンツェへ戻りました。

○●○●○●○●○

 昼食は、昨日ばったり道で再会した、現地の友達RICAさんと、メルカートチェントラーレー(中央市場)へ。
Lampredotto 中央市場の中にある、ランプレドット屋さんで(牛の胃袋の煮込み)どうしても食べなくてはいけなかったのです


 
ランプレドットは、トスカーナの伝統料理。

 私はいつも ランプレドット・コン・パニーノ(パンでサンドしたもの)を食べます。
<結構グロテスクなので、食べられない人もいますが

 これがまた赤ワインと愛称抜群。
 なみなみのグラスワインと、ランプレドットにかぶりつき、ささやかな今回の目的の一つ達成です
 
 チェントロ(ダウンタウン)でも、ランプレドットを屋台で買う事が出来ますが、この中央市場内の店は、私の中でおいしい店ベスト3に入ってます。

 中央市場の中にも、何軒かありますが、一番列ができているところ。
 行列が目印です
 グリーンソースと、ピリカラソースを掛けてもらってくださいね。
 
 午後2時半に、農場見学のメンバーと駅で待ち合わせ。
 バイオダイナミックスの農園をおとずれました。
 
 その内容は次回につづく・・・・
 

林檎ジャム登場&お歳暮ギフトSTART

 イタリアから帰国して、5日も経つというのに、まだ時差ボケ気味
 ( ̄0 ̄;)
 時差ぼけでなく、ただの疲労!?・・・
 とにかく、眠いのです。。
 
2010111915240002 いつまでもそんな事も言ってられないので、19日、林檎とハイビスカスのジャム」を作るため、りんごを仕入れに、兵庫県波賀町にある、原りんご園さんへ、1年ぶりに訪問。

 こんなオブジェ、前からあったのかなあ〜?なかなかいいなあ〜この巨大りんご りんご園入り口にあります。
 丁度、紅葉も美しく、写真を撮りました。

 今年は、猛暑のせいで、粒が小さいとのこと。そのうえ、カメムシの大量発生で、収穫量が、ずいぶん落ちてしまったそうです
 天候不順。影響があちこち出ています。
 でも味は変わらずおいしいよ!って。あ〜よかったです

ぶじこ2010 一番心配していた、超メタボの「ふじこちゃん」。りんご園のわんちゃん
 今年も元気に生きていました。相変わらずデブです。たぶん更に太ってたな。
 去年は、その巨体をどっすどすといわせながら、走りよって来てくれたのに、すこし年をとったようで、落ち着いていました。
 でも、元気でほっとしました。また来年も元気に会いたいです。

 そんなこんなで、あまずっぱい

 林檎とハイビスカスのジャム 

 できました!販売開始です。

 ☆★☆★☆★☆★ お歳暮ギフト2010 ☆★☆★☆★☆★

 お歳暮ギフト、予約受付開始いたしました!!
 発送は12/1 START です!!
 
今年も、お歳暮限定セット登場です

? おやつの時間「樂や」さんが作ってくれる、ジャスミンティーを練りこんだ
 香りのクッキー入りギフト

? 当店のジャムを練りこんだ、ジャムパウンドのセット。
  林檎とハイビスカス & ゆず林檎 の2種類

お歳暮2008gift_set_pound 




 詳しくは、HPをご覧下さいね。

 

イタリア1日目

 11月9日、正午日本を出発。
 オランダ、アムステルダム経由で、フィレンツェへ。

 飛行機は予定通り到着し、他の皆さんが宿泊するホテル
クローチェディマルタ
<サンタマリアノベッラ教会のすぐ近く>に夜10時半到着。
すでに、現地の友人MOTOKOちゃんが迎えに来てくれていました。
 
 私は、彼女の家に居候させて頂きました。
 中心地からすこし外れた、とてものどかな一軒家。
   PB110068_sいえのまわりはこんな景色。
あ〜トスカーナ・・・
これがトスカーナ・・・

チェントロ(ダウンタウン)までは、バイクで15分、バスだと約30分。



レスタウロ(古い家具の修復)の仕事を、イタリア人と共同経営しているMOTOちゃん。
<彼女の紹介は後日ゆっくりと。。

イタリア1日目
会場設営をたのまれていた為、全員集合して会場
サントステファノ教会へ。

到着して、びっくり  Σ('◇'*)!?・・

PB100057_s

 テーブル準備って・・・
 い・い・板からですか・・・・




 いっぷくせんべい(煎餅や)さん、龍力(酒蔵)さん、梅沢米穀(豆屋さん)の腕利きの大工さん?を残し、役に立ちそうにない私達は、その場を離れプチ観光へ。
 その日から、梅沢さんの名前は、棟梁に・・


 その後、大工チームと観光チームは、昼食には集まり、滞在初のイタリアンレストラン「チェレスティーノ」へ。

PB100052_s
ポンテベッキョ南にあるこのお店は、姫路にあるイタリアン「ボーナフォルケッタ」さんが修行されたところだとか。

 

 昼食後、現場に戻り、設営再開。


PB100062s会場には、版画家岩田さんの作品を飾るテントが1つ用意されており、その中にL字にはるベニヤ板に土台を打ち付けているところです。
口に釘をくわえながら、棟梁たちは、手際よくどんどん仕上げていかれました。

ほんとにマルチな人たちだ・・・
すばらしい・・


PB100061sこられた方にくばる、冊子を準備。岩田さんが今回の為に作られたものです。



そして、明日からの準備は完了し、オープニングセレモニー。
そのあと、オープニングディナーに、一緒に来た全員13人が出席。
このディナーに関しては、んんん・・・ノーコメントかな。。

 こういうイベントは、沢山の人間が、いろいろな思いを持って参加していると思います。
 その全てが、実ることなんて不可能なのですが、常識的な範囲で、最低限の人の誠意をくみ取るようお互い努力することが、ゼロを、1にも2にもするような気がします。
 ただそれは、人によって価値観が大きく違っていて、コミュニケーションなしでは、絶対に無理なんですよね。
 同じ言葉を話して同じ文化で育っていても、そこを怠慢にすると、残念な時間になるということを実感した1日でした。

1日遅れの帰国

 ただいま 無事イタリアから帰国しました。
 
 本来なら、昨日帰国予定でした。
 イタリアフィレンツェからの飛行機が、霧のため4時間遅れで出発。
 オランダ アムステルダム空港での乗り継ぎが、うまくいかず、アムスでもう1泊。
 今朝、パリ経由で関空に戻ってまいりました。

 へとへとです。


 取り急ぎご報告まで。

 とにかく無事で帰りましたーーーー

 ではおやすみなさい。

 詳細、また後日。。。

今日は食地の座の定例会でした

ご存知の方も多いかと思いますが、姫路・播磨周辺の、食に関わる人たちが、約50社集まって作られた食のグループが、
食地の座」です。


 豆腐屋、魚屋、お菓子屋、農家、牧場、水産業、うどん屋、酒屋、酒蔵、味噌屋、せんべい屋、ソバ屋、練り物屋、金物屋、旅館、
 そしてジャム屋

 約5年前に、版画家の岩田健三郎さんが、座長として作り上げた食のグループです。

 logo 
 「屋」の付くお店をもっと元気したい!

 地の者が地のモノを地の人へ届けたい


 を、スローガンにかかげ、地産地消の商品開発に取り組んでいます。

 月に1回、メンバーが集まり、情報交換、意見交換、イベント打ち合わせをする例会があり、メンバーがコンビを組んで例会の準備・進行を行います。

 今月1は、私と お米農家の東郷さんが取り仕切りの当番。

 毎月、ご案内を頂き、特に何も思うことなく参加させて頂いていました。
 この例会の段取り・・・・・
 やらせて頂いて、初めて分かる当番の方のご苦労
 50社近くもなりますと、食事手配の為の出欠の確認もすっとはいきません。
 何事も経験で、やってみないとわからないことばかりですね。
 東郷さんと役割分担し、皆様のご協力のもと、無事本日定例会を終了

 例会終了後に、ねぎらいのお言葉をくださったのは、既に当番を終えられた方ばかりだったような。。(笑)
 きっと私もそうなるはず・・(⌒-⌒)
 
 さて、この食地の座の商品新作発表を兼ねたイベントが、毎年1月に行われる「味覚の展示場
 メンバーでもあります、灘菊酒造さんで毎年開催。今年で5回目 その開催まで2ヶ月あまり。
 各社が、新作の経過状況を発表。
 当店は、さきほど頭の中で、ようやく完成しました
 イタリアから戻ったら、試作に入ります。

 前売りチケット等、詳しい内容決まりましたら、すぐご案内いたします!!
 
 1週間後にイタリアへ出発です。
 出発直前に、もう完治するかと思われた背中がまた不調。。痛いです・・・
 連日の仕込のせいかな。。。
 出発までおとなしくしておこう。。。 
 
 
Profile
MAKI
  ケーキ職人として神戸,大阪のケーキ店にて修行。
 2002年イタリアへ行く。
 半年のつもりが,2年半、ケーキ店とレストランに勤務。
 腕を少しと根性をたっぷり磨いてまいりました。
  2006年11月
フレッシュジャムMrs. Jasmine
     START。

↑写真はイタリアのレストランのスタッフ達
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