mrswashingtondc

ワシントンDCパーティーガール社長日記

女性起業家

12 4月

アメリカでの歯科治療

アメリカの医療費については日本でもいろいろと報道されているので、この国に国民皆保険の制度がないことはご存知の方も多くいらっしゃることと思います。個人でそれぞれ保険に加入するわけですが、大問題は歯医者さんなのです。歯科用の保険もあるのですが、ほとんどの手の込んだ治療は対象外という全く使えない代物です。
先週の終わり頃からちょっと奥歯が痛くなって、週末にはズキズキになって、いやあな予感がしてかかりつけの歯医者さんに電話したら、「Root Canal」だからすぐに専門医へ行くようにと言われました。そうです、この国では歯医者さんもお医者さんのように専門で細かく分かれているのです。Root Canalルートカナルは根幹治療のことで、いわゆる虫歯でだめになった神経を抜く治療のことです。
Root Canal の専門医はEndodontistエンドドンティストと言われます。一応保険証は見せましたが、一銭の補助も出ないことは明白です。約2時間後に治療が終わってアイスパックを頬にあてたままで会計に行ったのですが、ここで危うくアイスパックを落としそうになりました。だって請求額がなんと$2000! しかもその場での明朗会計一括払い。クレジットカードを持っていたからいいようなものの、もし払えない場合は一体どうなったのでしょうか?
ルートカナルは神経で、しかも歯は頭にとっても近いから、その痛みときたら我慢の限界を超えるものです。払えない人はどうするのでしょうか?それが子供の場合は本当に大問題となります。
ワシントンDCにあるジョージタウン大学の側にはいつでもマクドナルドのマークのついた車が止まっているのですが、治療費を払えない低所得者層の子供の病気治療全般を無料で行っているということです。こういった素晴らしいチャリティーでアメリカは少しずつ回っていくのだなあ、と思います。
それにしても$2000は高すぎます。歯の治療はくれぐれも日本で完了してから渡米したほうがよろしいかと思います。
それでももしEndodontistに行くようにと言われたら、その分で航空券を買ってすぐ日本に行くのもいいかもしれませんね。国民皆保険での治療と一時帰国と両方いっぺんに出来ますしね。

人気ブログランキングへ
7 4月

パワフルなレディースランチ

英語にはLadies Who Lunchという表現があります。「ウィークデイのお昼に着飾ってランチに集う有閑マダム」、というイメージですよね。そのイメージ通りにLadies Who Lunch はどちらかというとパステル系のコンサーバティブな装いが中心で、パールのイヤリングやネックレスが定番です。靴は圧倒的に控えめなブラニクが一番人気でしょう。
ランチの場所は大抵レストランか、婦人専用の社交クラブ、またはデパートのブティックの中で、ということもあります。
こういうと、「なあんだ、結局有閑マダムの暇つぶしじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ところが、彼女たちの現実はとっても違うのです。確かにシャンペンを頂きながらサラダを突いたりはしているのですが、多くのLadies Who Lunchにはミッションがあります。私のように仕事の合間に参加する人も増えてきています。
今日参加したランチは「低所得者層の子供がアートを体験できるように寄付金を募るにはどうしたらいいか」、を相談する会でした。アメリカの公立校はどんどんアート教育の助成金が削られていて、DCの学校でもアートの時間が持てない低所得層の学校が増えています。格差社会アメリカの大問題なのです。
私の専門はアートなので、未来ある子供たちのために微力ながら出来ることがあればと思って参加しました。
ところでランチの場を提供してくれたのは高級デパートのニーマンマーカス。シャンペンでよい気分になってランチの後はショッピング、では元も
子もないので、ショッピングの代わりに寄付金活動に行ってきます!Apr7fashionshow 001

プロフィール

Mrs. WashingtonDC

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ