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今回も電脳コイルはいったい何度最終回をやるのだ!と思わせるくらい
見る者を惹き付けさせる濃密な内容に構成に展開で、特にラスト
カンナとハラケン・ヤサコの対面時の盛り上がりに気持ちの高揚感は凄かった!
このテンションを後6話も味わえるのかと思うと、毎週が楽しみでしょうがない。

前回謎のイリーガルに囲まれたヤサコとフミエの2人。
そのピンチに颯爽と駆けつけたのは、メガばあと玉子。
危機的状況はサッチーの活躍もあり、イリーガルを撃退し回避するのだけど
子供達からは畏怖な存在として君臨していたサッチーが
今回はヤサコ達をイリーガルから守護する立場として描かれているこの現状は
異様で切迫した状況とも言えるけど、散々苦しまされてきた相手だけに
味方だとわかるだけでも安心感や頼もしさを覚えるのだから、大きな存在です。

面白かったのが、気絶していたヤサコを見守っていたサッチーの姿。
実際見守っていたわけではないのだろうけど、気絶から回復したヤサコを見て
安心したかのように去っていくその姿は愛嬌たっぷりで、ちょっと微笑ましいw
このシーンだけではなく妙に人間味溢れる姿が、サッチーの魅力の1つなのでしょうね。
サッチーのデザインに設定は本当によく出来ている・・・おかげで憎めない存在になってますw

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今回のサブタイトルは「カンナとヤサコ」だけどその前に「タマコとヤサコ」

特に感情を表に出してなかったけれど、玉子は実際いうほど歳も違わない子供達に
「おばちゃん」と言われる気分はどうなのだろうか・・・。
少し気になったけど、まぁそれはいいとしようw

ハラケンを追う玉子に、一緒に連れていって欲しいと頼むヤサコ。
その時おそらく玉子は、ヤサコが始めに語った理由で納得していたのでしょうが
ハラケンを溺愛している玉子なので、同じ気持ちの持ち主であるヤサコの気持ちには
それとなく気づいていたのでしょうね。
そこでちょっと意地悪をしたくなったのか、ハッキリと気持ちを知りたくなったのか
でも最後まで言わせない辺りは、玉子の可愛い対抗心の表れなのかもしれないw

そしてついに語られる4年前の出来事、玉子の忌まわしい過去にもなるのか。
次々と判明する様々な事実・・・『電脳コイル』『NULL』『コイルドメイン』
そして4年前の出来事、その原因は自分、玉子にある事もわかり、決意の程もヒシヒシと。
今まで謎だった部分が玉子を通じて語られ明かされていくこのシーンは
語られる事実の重要さ、その場を盛り上げるBGM、この相乗効果が抜群にいい!
まだ20話の半ばだと言うのに自分の高揚感は絶頂にw見入ってしまいましたね。

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でも最高の盛り上がりを見せたのが、カンナとヤサコ・ハラケンが対峙するシーンでしょう。
3人の思いが交錯するこのシーンは、各キャラの心情を考えると実に切ない。

ハラケンは喧嘩別れのままである状態、原因を作ってしまった自責の念と後悔から解放されたいがため。
カンナは言えなかった自分の気持ち、そして過去に縛られているハラケンを解放させたいがため。
お互い言いたい事伝えたい事、求め合う2人の気持ちがコイルドメインで引き合う結果となったのか。

「研一と喧嘩して悲しかった」
「褒めてもらえて嬉しかった」
「一緒にいて楽しかった」
「研一の事が・・・」

今となってはどう足掻いても経験する事のできない思い出。
カンナの言葉は、かった・・・かった・・・と全てが過去形なのが悲しみを誘う。
周りのイリーガルと同化せず僅かながらも自我を保っていたのは、この思いを言うまでは、
その強い気持ちが影響していたのか・・・イリーガルの謎はまだまだ深いです。

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でも今回ここで1番つらいのは、ヤサコなんでしょうね。
上手く思いを伝えられないカンナに代わり、ヤサコを通して思いをハラケンに伝える。
言い変えれば、自分を通じて2人の思いを繋げているようなものですから・・・。
カンナとハラケン共通の思い、そして2人の絆がどれだけ強いのかを思い知ることになるわけです。

特にカンナの「研一の事が好きだった」その思いを伝えるときの複雑な表情。
ヤサコがハラケンに対して特別な気持ちを持っている事はよく解るので
さぞかし複雑な気持ちだったのではないのでしょうか・・・
研一ではなくハラケンと言ったのは、ちょっとした嫉妬がそうさせたのかな?

そしてラスト突然の告白は対抗心?言えなくなるかもしれないから?
見返りを求めてないのはたしかだし、それは雰囲気から強く感じるのでおそらく
カンナに縛られていたハラケンを、確実に解放するために放った一言なのではないのかな。
それにカンナのヤサコやハラケンに対しての告白も、強く後押ししたのかもしれません。

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ハラケン関連のエピソードはこれで終りでしょうかね。
カンナでありカンナではない、虚像のような存在を追い求めるあまり
あっちの世界へ連れていかれ帰って来れなくなる、そのような結末も予想していたので
カンナとハラケンのわだかまりを解消し、ハラケンに後を引かせない気持ちの切り替えをさせる切っ掛けを与え
その上新しい展開へと繋げていく流れは、実に巧く綺麗で何よりも感慨深い終り方は見事の一言。

次回は「黒いオートマトン」
サッチーがパワーアップするのかかなと思っていたけど
どうやらテトリスのブロックのような物体がそれのようw
愛嬌のあるサッチーとくらべて、ただ無機質で温かみも感じられないバージョン2.0は
どのような存在なのかわからないけど、ヤサコ達にとって本当にただの恐ろしい存在になりそうな予感。
そして、猫目の後ろに居る黒幕?と世界の崩壊・・・世界の崩壊は電脳の世界の事でしょうね。
気が付けばあと6話ですし、今まで以上の濃密で濃厚、かつ怒涛な展開が期待でそうで楽しみです。





ブログランキングバナーコイルは毎回いいけど、今回はヒゲに次ぐ良い内容だったかもしれませんね