狼と香辛料06

「狼と無言の別れ」とはなんとも不安の募るサブタイトル。
前回逃走のため地下道に降り立ったロレンスとホロだけど、それがまさかこうもアッサリと追っ手に見付かってしまうとはね。
その不安が大きくなるシーンがいきなり遣って来たわけですな。
ミローネ商会の不手際だそうだが、呆気なく追い詰められたロレンスとホロ。そのさいに、ロレンスは追っ手に刺されかなりの深手を被っている様子。
そんな絶体絶命のピンチに、ホロは再びロレンスを守るため巨大な狼の姿に変わる決意をするわけですが、変身するさいにロレンスの血を吸っていたようだけど、ホロもそう簡単に狼の姿に変身できるわけでもないんですね。元は狼なのだから、元に戻るくらい造作もない事だと思っていたのですが……これは儀式のようなもので、野生の資質を取り戻すために血の味を求めたのだろうか。

ともあれ、巨大な狼にその姿を変えたホロ。恐れおののき逃げ惑う追っ手に、そして一緒に旅をしてきたロレンスも震え上がっている。
なぜホロだとわかるのにそこまで怖がるんだよと。ホロが悲しむではないかと。ロレンスにそういう態度を取られるのがいやだからこそ、危険な場面でも狼に変身しなかったわけで、今回はそんなホロの思を察して、構えて見守って欲しかった思いですが、とはいえ分かっていても怖い物は怖く、人間としての本能がそうさせるのだろうなと。
それにロレンスまで恐怖でおののくのは、それだけホロから発せられるプレッシャーが凄いのでしょうね。ロレンスも所詮は人間。その恐怖は賢狼ホロの崇高さの表れでもあると。
それに可憐でいじらしい女性から誰が見ても恐怖の象徴のような巨大な狼へ、そのギャップがまた恐怖を煽る結果となっているのかもしれませんね。

次々に追っ手をなぎ倒し追い払い、のこるはここまでロレンスや自分を陥れたクロエのみに。正直な事をいうと、ホロに対して酷い事をしたクロエは食われてしまえ、なんて思ったものですw
でも良く考えればクロエの考えかたも間違ってはいないのかなと。何時までも神に頼っていては村の本当の発展はのぞめないだろうし、そのためホロを教会に差し出す事により、完全に村の慣わしを完全に断ち切ろうとしたのでしょう。クロエなりに村を案じての事だったわけですね。

結果は格好だけで害を与えることもなく恐怖を与えるだけに留めてしまう……これまた正直何故なんだと思いましたが、これは自分に気付いてくれた事に対する感謝でもあり情けでもあり……て事なのかなと。孤独で生きてきたホロにとって、自分の存在を理解し認識してくれた事に付いては、相手がどういう思いであれ嬉しかったようだし。なにはともあれ、賢狼さまのお情けで今回クロエは助かったのでしょうか。
さてこの後クロエはどう動くのでしょうか。それとも権利は手に入るようなので、恐怖体験もしたわけだしもうこれで終わりかな?

追っ手を追い払った後のホロは、ロレンスをミローネ商会へと運び何も言わずに去っていく……やはりロレンスのあの態度にショックだったのか、見られたくない姿を晒してしまったからなのか。ホロも何だかんだ言っても女の子だしね、色々と複雑な思いが込み上げてきたのでしょうか。

これで本当に分かれなのかと思っていたところに、一通の手紙、てか請求書? ローブに絹の腰帯、靴に鼈甲のくし。そして大量のリンゴ……どうやらロレンスの最後の言葉がホロに届いた様子w
ロレンスの金で勝手に買い物をして請求書を送りつけ、一緒に旅を続ける意思を間接的に伝える、なんとも迷惑極まりないやり方だけど、ホロらしい少し子悪魔的意地悪なやり方w
ロレンスもこれまでと変わりなくホロと旅が出来るという事で、損害は多大だがwそれでも何とも言え無い心地好さはあるのだろうなと、想像してしまいますw
それにしてもあのリンゴの山、買いすぎだよなぁw いくらホロでも腐る前に食べられるのかな?w 

そして今回香辛料の意味も判明。今まで狼と香辛料の香辛料とは何だろうと不思議に思っていたけど、ロレンスの事だったんですね。ただ香辛料に例えられるには、まだ力不足な感じですけどw

2人ともまた元に戻り次回から新展開。予告では頬を染めてるホロが映ってましたが、さてどのような状況なのかな?w




ブログランキングバナーいい感じで折り返し 新展開も期待できそうですね