こばと。 第21話「…春の足音。」

黒幕と思われていたイケメンさんは、親父さんの豪腕な手法から清花先生や子供達を守るために、わざと憎まれ役を演じ、緩やかに保育園立ち退きの件に対応していたと言うわけですか。

まぁ話自体は悪くないとは思うけど、沖浦の葛藤ってのがこれまで殆ど描かれていないから、今回の小鳩の熱意だけで内に秘めていたものをさらけ出してしまう展開が、沖浦のこれまでの決意や苦悩を台無しにしている感じがして、ちょっと安直すぎる展開じゃないかと思ってしまうんです。

出番が少なかったというのもあるけど、沖浦には敵役としてのオーラが殆ど感じられない。敵としての認識が薄いので本音を語られても「やっぱりそうか･･････」とは思わなかったけどｗ　意外性は感じなかったし、驚きもないんですよね。



実はいい人でした展開自体は別にいいんだけど、せめて憎まれ役として確りとキャラを確立させて欲しかったです。例えて言うなら、「デュラララ！！」の折原くらい皮肉たっぷりで危なさひしひしと、存在しているだけでプレッシャーを感じるくらいのキャラ。どれだけ憎まれ役として演じられるか、それが彼の決意の強さにも繋がるんじゃないんですかね。

藤本の方がまだ憎まれ役として確りしてましたよ･･････意味合いは違うけどｗ

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