俺の恋天使がポンコツすぎてコワ~い。感想

総評 ■■■■■□□ 5
ナリオ ■■■■□□□ 4 
主人公  ■■■■□□□ 4
ヒロイン ■■■■■■□ 6
CG   ■■■■■■□ 6
音楽 ■■■■■□□ 5
声優 ■■■■■■□ 6
演出 ■■■■■■■ 7

2021-09-25 (22)
アホだからラストシーンでラブミエールが消えるたびに泣きそうになってた。毎回消えるのはわかりきってるんだけど、ED曲“Bleesing Day”にのせた消えるときのCGがあまりにもオシャレすぎる。依鈴・詩あたりのラブミエール成仏シーンは今年のエロゲ演出部門TOP3には間違いなく入ると太鼓判がおせるほど。その目で確かめてほしい。あと無料体験版に触れてもらえばすべてわかるが、いつもに増してエロシーンがエロい。HCGにハーレムシーンが抜かれていたのはややがっかりではありますけど、池上茜様の絵は最高や。

【恋見エイル(ラブミエール)】
2021-09-25 (21)
突然別れを切り出して失踪までする典型的Hulotteシナリオで実家のような安心感だった。厳密に言えば『これは逃亡でも失踪でもありません……。お願いします紡さんっ、わたし、待ってますからっ……!』と本人が主張しているように失踪ではないのであろうが、正直なんで消えたかようわからなかったからただの失踪にしか見えなかった。

だが先述した通り、他ルートでこそ彼女の良さは映えていました。恋天使という他者の恋を叶えれば自分の願いも叶えられるが、同時に恋天使としての記憶が消失してしまうことへの葛藤感がラブミエールからひしひしと伝わってきて別離系シナリオとしてはマイルドではあるがいい味出てました。なまじ恋天使はかつて人間だった時の記憶をほとんど失っているから、恋天使としての記憶の消失≒自己の喪失であるため、今の自分がすべて失われる苦しみとちょっと変わった主人公との交流が消えてしまうのが辛い。だけども主人公の恋路を祝福したいというラブミエールの人の良さも出ていて、そんな最後のラブミエールの表情の移り変わりを見るだけで心にきてしまいました。

【乾依鈴】
2021-09-24 (4)
“彼女は幼馴染の陸上少女” “主人公は元陸上部で足に怪我” “彼が陸上を引退したのは自分のせいだと思っている”この公式ホームページの言葉を羅列しただけで、勘のいい人は気づくでしょう……これまたHulotte十八番の『付き合う資格なんてないから』ヒロインです。ただ主人公の考え方がかなり好印象で『あいつの罪悪感をどうにかしてやりたいとか、あいつを説得してやりたいとか……そんな一方的な考えで依鈴と接していたって、そりゃ伝わらないに決まってる。変わるのは依鈴だけじゃない……俺も変わらないといけないんだ』……まず自分から変わっていこうと行動に移すところが良かった。

【西篠琳果】
2021-09-25 (20)
ただでさえ“V-tuber”“オンラインゲームアバター”の姿があるからエッチシーンの枠がそれに奪われているのに、最後の最後で髪をショートに切ってくるセンスの無さには開いた口が塞がらない。お話も父親が音声付きで恋愛認めないガイジだし、母も一見主人公のことわかってくれるいい人かと思いきや『模試で偏差値65取れれば恋愛を認める』とかいう畜生女だし、主人公も睡眠時間一時間で勉強する効率の悪い行動出るし、あらゆる面でライターの適当さが露見していて残念だった。せめて睡眠時間一時間で主人公倒れる→ヒロインさんが助ける→一緒に頑張るならまだしも、ヒロインさん主人公におっぱい揉ませながら単語覚える手伝いしてただけで、生活面のサポートは皆無だからな。このライターはイチャラブとエッチなシナリオを根本からはき違えているのがよくわかりました。

【佐久間詩】
2021-09-25 (19)
ダークホース。ノリと突っ込みのテンポ感が良く、彼女の“オナ兄”を始めとした謎ボキャブラリ-も併せて、特段特別なことをしたかと言われれば何もしていないのだが、それ故に我らがGOD“月野きいろ”ボイスを堪能できたという感じである。あとウエディングドレスがむちゃくちゃ可愛い。私はウエディングドレスは端的に申し上げて絵師が結婚したことないのまるわかりなダサいデザインだらけで、こんなことに貴重なCG枠を一枚使うのは馬鹿だと思っている普通の一般人なのだが、このウエディングドレスは池上茜様のシンプルながらも温かみのあるファッションセンスが存分に発揮されてて絶賛の域。

【峰越琴雛】
2021-09-25 (17)
主人公が車に轢かれそうになった先生をそのまま押し倒して告白しだすスタートから嫌な予感はしていたが主人公が狂人すぎてついていけない。先述した依鈴√と同様『付き合う資格なんてないから』ヒロインなのだが、彼女とは異なり主人公の長々しい押しつけがましい説教言葉の数々で、人のデリケートなところに土足で踏み込んでいくような態度が気に食わなかった。CGはありえんエッチだからそれでギリギリイーブンといったところ。

【幸咲来瑠】
2021-09-25
くすはらゆいさんの“照れボイス”がたんまり盛り込んであって、幸せ、麻薬。くすはらゆい好きなのにこの√に触れたことない人は人生の3割くらい損してるよ。しかしながら手のバランスがおかしい、首の長さが変…といったCG面の乱れが目立ったのがやや残念ではある。

追記ではありますが一言添えておきたいことがありまして、それはユーザーがエロゲメーカーに直接送った感想文の内容は次回作品に存外反映されやすいのではないか…ということを本作品に触れて再度実感してことです。今まではブログで述べる程度でメーカーに直接送ったことはありませんでしたが、前作俺不可視にてチトセちゃんの愛をぶつけた感想を送りつけたんですよね。すると心なしか(自意識過剰と言われればそれまでですが)自分の意見が通っていたような気がします。一例をあげると【処女血はいらない】【俺不可視のチトセちゃんみたいなハイテンションでちょっぴりうざかわいいキャラがもっと見たい】【サブルートをもっと充実させてほしい】【某ラーターを使わないでほしい】【チトセラストシーンみたいに二人並んで歩いてるCGもっと増やしてほしい】等を送ったような気がしますが8割は通ったような気がしますね。皆も送ろう、脅迫文感想文!

月の少女 -美娼女学園2-/聖の少女 -美娼女学園3- 感想

総評 ■■■■■□□ 5
ナリオ ■■■■■■□ 6 
主人公  ■■■■■□□ 5
ヒロイン ■■■■■■□ 6
CG   ■■■■■■■ 6
音楽 ■■■□□□□ 3
声優 ■■■■■□□ 5
演出 ■■■■■■□ 6

2021-04-04 (4)
一作目の空の少女で怪物が出現するようなダークな世界観を見せつけ、二作目である月の少女で主人公の正体など数々の疑問をなげかけ、三作目の聖の少女で全ての謎を解明する集大成の物語を繰り広げる三弾構成で、MOONSTONE系列だからこそできる御話がそこにはありました。奇怪な怪物だけでなく平然と流血、胎児、焼死体が次から次へと現れ、思わず息をのんでしまう瞬間が数多くありました。其れにもかかわらずエッチシーンが手抜きというわけでは全くなく、むしろヒロイン視点から自らの体を開発されていく様子を赤裸々に述べるため、背徳感を強く感じさせ実用性は相応でした。

しかしながら良くも悪くも“ロープラ”なので話の展開はやや性急ですし、敵こんなにあっさり退場するの…?え?と感じてしまう瞬間は三作全部で存在していました。あくまでもエッチシーンが主体で、その間に細々と小難しい話が進んでいく構成なので、シナリオに過大な期待はしてはまずいかもという。ですが話の切り口はかなり斬新で、最終作である聖の少女は過去にトラウマを持つ非処女ヒロインだからこそできるお話だったので一見の価値ありで是非とも触れてみてほしい作品ですね。

【月の少女】
2021-04-04
枕営業を拒否し続けてるせいで歌を歌いたい、アイドルになる夢を閉ざされてしまった話。タイトルの“月”は他人を輝かせるためだけに生まれてきた彼女を揶揄するものであるが、そこから彼との出会いをきっかけに我が道を行くように意思表明する姿がかっこよかったです。また若干の希望を残した空の少女の終わり方と比較して、最後の最後では???と思わず叫んでしまうほどの悲惨な主人公BADの終わり方で一気に持っていかれました。これで次作買わないやついないだろ。

【聖の少女】
2021-04-04 (2)
グロの本領発揮。【ここから重大なネタバレあり】主人公が月の満ち欠けのリズムで起きたり眠ったりするその理由はここまで散々ぼかされてきたが、その理由は実のところ主人公の命はあまりに短く、主人公がその都度亡くなってしまうから…という何とも衝撃的な事実を知らされる。ホラーCGが幾度となく連発することも含めて、この生命の儚さは『消えて世界と月と少女』を彷彿とさせました。主人公は爬虫類とシスターから呼ばれることもありましたが、人間と比較してあまりの寿命の短さをほのめかすものでもあったのかもしれませんね。

2021-04-03
最終局面の主人公覚醒場面はやや描写不足で主人公に眠っていた力が如何様なものであったかは説明してほしかったところ。戻ってきた前作までの二人も足手まといと言わんばかりに見せ場らしい見せ場もなくやや残念でしたね。三作でボリュームををある程度統一しようとしたときに、説明する必要がどうしても沢山存在してしまう最終作で語りたかったことを語る時間がなかったのかな…と邪推してしまいました。

ちんかもツインズ2! ~夏だ!海だ!ふたごの妹おっぱい対決だ! 感想

総評 ■■■■□□□ 4
ナリオ ■■■□□□□ 3
主人公  ■■■■□□□ 4
ヒロイン ■■■■■□□ 5
CG   ■■■■□□□ 4
音楽 ■■■□□□□ 3
声優 ■■■■□□□ 4
演出 ■■■■□□□ 4

2021-03-27 (8)
安定のアミューズクラフトクオリティ
でした。左綾と右綾の主人公お構いなく自由気ままに暴走する様子を楽しみながら、卓球・バレー・花火・対戦ゲームetc等ロープラ作品では考えられないほど豊富に用意されたイベントたちを満喫することが出来ました。Wヒロイン体制を取っているが故に、“3P”シチュエーションも準備されており、複数エッチが好きな人には堪らない作品なのではないでしょうか。

2021-03-27 (9)
惜しまれるのは、右綾の声優の柊 紗夜子さんが療養のため一度声優活動を休止なさるみたいで、続編の期待値がやや薄いところ。これは誰にも解決できない致し方ないことなのは重々理解はしていますけども…。最後の場面で『彼女たちの好きなゲーム・スポーツは苦手としてる勉強と共通点があるんだよ』という、先の進歩が期待できる発言も飛び出したので、一層三作目でどういうお話が繰り広げられるか期待大だったんですよね…。見たかった…。

2021-03-27 (7)
好きな場面は左綾がホテルのゲームセンターで子供と仲良く遊んでるところ。旅行前に左綾の友達少ない発言が飛び出して、少々痛ましかったけれども、ゲームを媒介にさえすれば主人公の目の前以外でもワイワイコミュニケーションできることがわかって、保護者的な目線でじーんっときましたね。

その語旅行から帰宅した後で近所のゲームセンターのイベントも結構お気に入りで、左綾の成長をじっかんし場面でもありました。前作の左綾はどこかお兄ちゃんとの密接な関係を築こうとするあまりに性急な手段に走ることも多く、やや不快に感じる行動も中にはありました。しかし本作では強引な時もありますがお兄ちゃんとの時間を大切にしたいという気持ちが伝わってきましたし、ゲームセンターで自分の連勝記録更新という目標を捨ててお兄ちゃんの言うことに従ったりと自分勝手さがいい意味で消えてくれて、精神的な育みを実感することが出来ました。

【前作感想】





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