総評 ■■□□□□□ 2
シナリオ ■□□□□□□ 1
主人公  □□□□□□□ 0
ヒロイン ■■■■□□□ 4
CG   ■□□□□□□ 1
音楽 ■■□□□□□ 2
声優 ■■■■■□□ 5
演出 ■□□□□□□ 1
2019-06-05 (7)
今まで発売されてきたどのプレカノシリーズよりも心なし宣伝が少なかったようにも感じ、その出来栄え如何せんが不安視されていた本作ですが、実際問題本作品を買ってよかったと思える要素は例の如く『主題歌マキシCD』が付属してくるという一点のみ。作品の尺はヒロインを二人に据え挙げたためやや長いものの、プレイ時間は90分と他メーカーのロープラ作品と比較してもお世辞にも長いとは言えない。そして『先に告白した彼女と隼、そして出遅れた彼女との三角関係』といいつつ、出遅れた彼女(負けヒロイン)はあっさり手をひいて応援する展開しか存在せずとても三角関係と銘打つには心もとなく『雪空のトライアングル』なんてものはこの作品には登場しないといえる。

悪かったところ
『無茶をし続ける主人公』

2019-06-05 (8)
本作品の主人公は『昔陸上競技で靭帯を痛め、その際復帰するため無理な練習を重ねた結果、靭帯に炎症を起こしてしまい走れなくなった』という壮絶な過去を持っているのだが、走ることに対しての未練は未だ捨てきれておらずリハビリ訓練を人知れず続けている。が、現在でも『足は痛むが今日は調子がいい』とか言い出して走り出す始末で反省の欠片も見られない
2019-06-05 (9)
挙句の果てに不安がってるヒロインにいいところを見せようと足がずきずきと痛みを訴えているのに『お前のおかげで50mは走りきれた』と余韻に浸り医者から足は暫く動かすなと注意までされてしまう。『無理な練習』で痛い目にあった主人公が何度も足を治すため『無理な練習』を重ねる姿に呆れの感情がどうしても芽生えてしまいました。

また頭のネジが外れている…とまではいかないがヒロインに対する配慮が欠けている行動が多く存在し、一つ一つは大きく取り立てるような事ではないかもしれませんが積み重なって主人公への好感度は大きく下がり果ててしまいました。
2019-06-05 (3)
2019-06-05 (5)
例えばしづり√にてバレンタインデーチョコレートを彼女から貰い味の感想を聞かれた時『こうすれば、しづりも味がわかるだろ……?』とか言い出して味の感想も言わず突然キスし始めたりとか、小春√でヒロインに許可も取らず無断で『デート中に爆睡する』とかが気に食わない行動としては挙げられます。
2019-06-05
後者の場合『主人公がヒロインの横ですやすや眠っているCGを入れたかった』からこの無断熟睡イベントは入れたのだろうが、もう少し機微に飛んだ展開は作れなかったのだろうか。ヒロインに『私と一緒にいるのつまらなかったのかな…』と不安にさせないようにせめて寝ないように努力したりとか、ヒロインに少し疲れてるんだとか前置き言うとか気遣う発言をちょいでいいから挟んでほしかった。こういう作品自体が生き急いだ短いものであるが故にお話の雑さがどうしても目についてしまいました。とはいえ最後には『最近幸せ過ぎて怖いの』と口ずさむくらいには現状にヒロインがご満悦してくれてるならもはや何も言うまい。