総評 ■■■■□□□ 4
シナリオ ■■■■■□□ 5
主人公       ■■■□□□□ 3
ヒロイン ■■■■□□□ 4
CG   ■■■■■■□ 6
音楽 ■■■■■□□ 5
声優 ■■■■■□□ 5
演出 ■■■■■■□ 6

2019-08-27 (18)
とにもかくにも『小町谷菜砂』ちゃんがこの作品の醍醐味すぎる。暴力的やろ…こんなおっぱいはっ…!。菜砂ちゃんが『兄貴』呼びから『お兄ちゃん』と不意討ちで呼称を変える場面で胸を撃ち抜かれた人は自分以外にもきっといるはず。逆に言えば小町谷菜砂ちゃんのおかげで自分は共通終盤が爆発的に面白く感じることが出来たのだが、その反動で絶望的に他ヒロインの個別範囲が今年ワーストレベルに退屈に感じたのも事実(特に綾森リールゥ・神代澄香√)しかしながら他の人の感想をTwitterで拝見したところ自分とは真逆の感想を抱いた人も少なくなくやはりエロゲは誰推しかで評価が一変すると感じた瞬間でもありました。

良かったところ
1.小町谷菜砂(個別)

2019-08-27 (16)
『複数ライター』制度は纏まりのないシナリオ展開から一部の層では忌み嫌われ懐疑的にも扱われる。この作品も五人のライターを併用した弊害から個別は『主人公のヒロインお悩み相談室』というマギアと無関係な√から『マギア戦闘バトル&主人公死にかけ蘇生処置』というゴリゴリに異能力な√まで存在する。しかしながらそうした『複数ライター』制度にも恋愛ゲームとしての側面でしっかりと強みがあると考えていてそれは何かといえば『共通と個別でヒロインの性格が変わったように思える』ことだ。
2019-08-27 (17)
『複数ライターの採用で共通と個別でヒロインの性格が変わったように思える』は勿論のこと悪い面も内包しているのだがそれは綾森リールゥ√で後述しよう。前置きが長くなってしまったが小町谷菜砂ちゃんについて言及した話を語らせてもらうと、彼女は主人公の妹でありながら主人公が『マギアの覚醒に二年間を要してしまった』ことにより、彼の上級生として、また学年の最強の能力者として学園で才色兼備な人物として君臨していた。しかし昔ながらのお兄ちゃん子の性格はそう簡単には変わらず『甘えたい』その気持ちは心に押し殺したまま燻ってもいた。共通での彼女は『二年間寝たままだった主人公から身を離してしまった負い目』もあり素直になれず『甘える』なんて言葉とは無縁の人物だったように思えた。
2019-08-27 (13)
しかしながら個別では彼女は滑稽さをある種滲ませるほどの『馬鹿甘え状態』に変貌を遂げてしまう。主人公のオナニーした後の黄ばんだ匂いティッシュくんくんするし。ほりゃほりゃほりゃ~~~って一緒に登校しながらくすぐり合戦しだすし。妹オナホ使い放題だね♪とかエッチシーン中頭悪いセリフ吐きまくるし。共通の彼女と同一人物とは思えない。こういう個別でライターを変更した場合はヒロインの性格が崩れ出すことは少なくなく、そして真面目モード→バカップルモードへ恋人に特化した性格のすれが起きた場合に限りその破壊力は絶大なものとなると思うのだ。この√での一つのコンセプトは『甘える』ことにあるのだが個別と落差が巧みに作られているように思えた。
2019-08-27 (12)
またお話に関してもマギア所持者と非マギア所持者という異なる存在の『共生』を実現せんとする内容ではあるが、ここにも彼女の主人公に『甘える』行為を通して育まれた人間味のある成長部分がひしひしと感じられ相応に余韻に浸ることが出来た。例えば彼女は学園のみんなの『共生』を実現するには『共に生きるには、まずお互いを知る必要がある』と豪語するのだが、ここには主人公との同棲生活の中で『2年間のブランクがある中でお互いの距離感を掴みながら甘えてみることを実現しよう』と試みた経験が生きているように感じる。こうした彼女の心理的問題と学園の問題を上手く絡め深いところまで落とし込んだ点で良いお話だったように思えます。

2.水着回

2019-08-27 (11)
腰から顔まで画面がスクロールしてヒロインの水着姿を堪能できる演出は他作品でも少なくないが、この作品ではそのスクロール画面でClochetteの溢れんばかりの水着おっぱいを楽しませようとせん意図がひしひしと伝わる大変良きものであった。全身をねっとりと観察できる程度には『遅く』、そしてわずか数クリックで次の画面に飛んでしまようなことはないほどに『長い』。わかってるやん…舐めまわしたいんだよ、俺たちはっ…!

悪かったところ
綾森リールゥ(個別)

2019-08-27 (20)
『複数ライターの採用で共通と個別でヒロインの性格が変わったように思える』その悪い点が凝縮されたような今年ワーストクラスの出来と言って差し支えがないお話でした。CV野々原まどかさんは好きな声優さんでリールゥちゃんもそのおっぱいのバランスから推しキャラの一人だったが故素直に残念でした。一言でこの作品の悪い点を述べれば『ヒロインとの距離があまりに遠くなった』のである。
2019-08-27 (10)
共通水着回で『スケベ~♪』言ってた元気溌剌活発娘が個別に入ってからは『マギアの力で皆に笑顔を…』突然言い出して奉仕活動に専念しだすの新興宗教に勧誘されたみたいで物凄く不気味に感じたのが率直な印象。それを除いたとしても以前のような快活さは彼女の抱える心理的問題の下りから影を潜めてしまい恋愛関係を楽しむことは叶えられかった。
2019-08-27 (19)
また本筋のお話は彼女の持つ『刹那主義』について論じられており、ずっと手元に何かを持ち続けるのは苦手というネコさながらの性質をただ淡々と追うものとなっている。これもライター側の意図としては『主人公とリールゥとの一見幸せな恋愛関係も決して安泰ではない』という意図を明示したかったのかもしれないが、リールゥちゃんはつむりとずっと友達してるし、その上の関係を構築できている主人公との恋愛関係を更に続けることが出来るのは可能なのは明らかで論破だろこんなん。