総評 ■■■■■■□ 6
シナリオ ■■■■■■□ 6
ヒロイン ■■■■■■□ 6
CG       ■■■■■■□ 6
音楽 ■■■■■□□ 5
声優 ■■■■■■■ 7
演出 ■■■■■■■ 7
2019-11-30 (26)
2019年下半期美少女ゲーム作品の中であらゆる面で最も突出した作品だと思います。息もつかせないほどに怒涛に日常生活が変貌していく様子だったり、叙述トリックを用いて真奈美に憎しみを持つ人物が誰かを惑わせてきたり、そして『グロ』が転じて笑いすら込み上げてくるような痛快なエロシーン等様々方面で他作品に見られない奇怪なお話がなされていたと思います。
2019-11-30 (14)
後は処女を嫌いな奴に奪われてしまっただけで「あああああああああああああああああああああああああああ!」みたいな声を出してくるから、ヒロインにとって処女は大事なんだなと思いました。でも処女厨は処女厨で好きな人が処女奪われてしまっただけで「子宮全摘出」してくるから、それはそれで厄介だとも思いました。
2019-11-30 (21)
愛する人の処女が失われただけでゲロ吐いちゃう愛美さん好き。


良かったところ
1.百合百合日常生活
2019-11-30 (19)
『死に逝く君、館に芽吹く憎悪』と比較すると『百合エッチシーン』の挿入したことで全体の『グロ』は幾分控えめになっている。しかしながらここで何事もない日常生活が送られることで、後々に起こる血で血を洗う監禁生活への心情的な落差が強烈に胸に刺さってくる。愛美や優子の狂気性だったりとかが読み進めていくにつれて明るみになっていって少しずつ歯車が狂っていく感覚はやっぱりたまらないよ。

2019-11-30 (22)
優子が愛美のことを「興奮すると手がつけられないくらい暴れまわったり」と評して、愛美は信用に足る人物なのかと疑心暗鬼にさせらていくけど、この場面付近から本格的に愛美は他人とずれていると実感させられる。「真奈美さんが風邪をひいているのに、学校に行ってる暇なんかないわ」とただの風邪だけで真奈美に尽くそうにしたり、徐々に捻じ曲がった愛の重さが明るみになって真奈美ちゃんがそれを受けてどのような行動を次にとっていくかが常に高揚して見れた。

2.狂気的終幕
2019-11-30 (17)
エンドごとに異なる狂気性が見え隠れする洒落た終幕の数々はこの作品を見返した時にじんわりとした達成感を与えてくれる。例えば【真奈美監禁√】では彼女の未来は大きく大別して三つ【肉体的死END】【精神的死END】【愛の逃避行END(TRUE)】と大きく舵を切り別れている。どういう風に破滅するかは未プレイの方は自分の目で確かめてみて欲しい。

2019-11-30 (25)
【精神的死END】
愛実に逆らってしまったがために引き起こされ、【肉体的死END】は愛実を無条件で受け入れてしまったがために引き起こされた。これを【愛の逃避行END】にて「されるがままになるんじゃなくて、愛美さんと同じことをしないと理解できないんじゃないかって思ったの」と逆らいながら受け入れるというBAD ENDに至ってしまった原因を二つ繋ぎ合わしたような方法でTRUEに持ち込んだところが機知に富んでいたと思う。

2019-11-30 (20)
後は【ウエディングドレス】を違うエンドで二回見せてくるところとかも感極まるよね。【肉体的死END】では一見二人は自分たちの世界に入り込み幸せな生活が待ち受けてるようにも感じられるけど、、真奈美には肉体のあの部分を失ってしまっているから【ウエディングドレス】には袖を通すことしかできない。でも【愛の逃避行END】を見てしまうと【ウェディングドレス】を二人着るだけじゃなくてお互いの手を絡めて幸せそうに微笑む場面が繰り広げられて、そんなことが出来ない【肉体的死END】もやはりこれはBADと気づいてしまう。

2019-11-30 (15)
想像がとにかく膨らむんですよね。【肉体的死END】が一番狂気すぎて皆げらげら笑っちゃってるんだろうなぁ。【精神的死END】の方も最後あんなに思いっきり首を絞めてから脳の血流が途絶えて脳死してしまったからなのかなぁとか。他にも【愛美処女厨√】や【愛美監禁√】とかも生き地獄みたいな終わり方だったりとかで全てのENDが心に爪痕残しちゃう。満足や。

3.(元)アトリエピーチ
2019-11-30 (24)
風花ましろさん、水野七海さん、八尋まみさんというアトリエピーチのオンパレードの声優だけど皆さん絶叫声が上手すぎる。(正確には八尋まみさんとか既に退社してたと思うけど)どんな教育施したらこんな絶叫声腹から出せるんや…。あと水野七海さんは相変わらずノッリノリで楽しそうだった。