総評 ■■■□□□□ 3
シナリオ ■■□□□□□ 2
ヒロイン ■■■□□□□ 3
CG   ■■■■■□□ 5
音楽 ■■□□□□□ 2
声優 ■■■□□□□ 3
演出 ■■■■■□□ 5

2019-12-21 (6)
『その選択で分かれるのは生か死か──。死よりも辛い生か──。』をコンセプトに掲げたマルチエンディングをロープラにて試みるというBlack sycの意欲作でしたが蓋を開けてしまえばエログロエッチシーン集の詰め合わせ。お話はおまけ程度のようなものに落ち着いてしまったのが残念なところ。榊優衣架が率いる三人の部下を用いて勝負事を有利に進めていく駆け引きは見ごたえがあったと思う。だが肝心の優衣架自身の過去背景がほとんど語られなかったので犯されて凌辱されてもそこまで可哀想に思えなかったりと細かいところでやや不満が残りました。優衣架ちゃんの声優さんのコメントギャップ凄すぎて好き。
2019-12-21 (10)
ちなみにCG枚数は10枚。3000円で10枚とかぼったくりだろ!とか思う方はいるかもしれませんがその分差分は余るほどあるのが本作品の特徴か。MAX120枚ありますからね。乳首に針を刺すのはいつものことですが今回は本当のギロチン召喚や内臓全引っ張り出しからのお茶ぶっかけ等和泉さんワールドが繰り広げられていったと思います。やっぱり一番のお気に入りは数々のグロを乗り越えて到達した『自由を求めて』で三体の生物兵器と由奈&静羽が一堂に立ち向かおうとする場面なのかなと。強者オーラに打ちひしがれてしまいます。

気になったところ
マルチエンディング形式

2019-12-21 (8)
複数のBAD END形式を持つ作品において『BAD ENDに至った原因が詳しく述べられていない』作品は個人的に苦手なので本作品にはそういう意味では整合性が取れているなと感じた。例えば最初の選択肢『吸血を許可する』『吸血を許可しない』の分岐においては由奈が血を吸い取られ弱体化するか否かで、その後のエッチシーンの内容に変化が生まれるというのはとても理に適っていると思った。

2019-12-21 (12)
他にもTRUE ENDに行くためには『静羽が吸血する』と『由奈が吸血する』で二回のタイミングで吸血選択肢があるのだがどちらも『途中で吸血を終わらせる必要』がある。これも互いの気持ちを汲み取って無理のない範囲で吸血行為を行わなければ真の友情には辿り着けないと言われてるみたいで、なるほどなと思わされた。

2019-12-21 (9)
『朝焼けの3バカ』等の分岐は最初どんなミスをして到達してしまったかは中々推測が出来ずモヤモヤした感情を抱いた。一応このエンドでは由奈を殺害された怒りから静羽が暴走し、3体の優衣架の従者の一人を吸血化することで優衣架に報復するという物である。この『暴走』のところがネックで静羽の『吸血を許可された回数』により静羽が暴走する否かが変化する。おそらくは『吸血を二回以上すれば』静羽の吸血鬼として耐久性が上がることで『由奈の死体を目撃するまで生きることが出来た』ことが大きいのだと思う。由奈の死を契機に覚醒さえしてしまえば他登場人物を蹂躙できるようになりますからね。

2019-12-21 (11)
だけれどもエンディングの多くの原因は元をたどれば『吸血回数』に依存しており、どのような吸血回数がベストか?というのは結果論的に導かれるものでややヒントが少なく不親切すぎるような気がした。勿論吸血鬼の物語において吸血要素が大事じゃない訳無いんですけどね。後は同じBAD ENDエッチシーンを分岐により三パターン分けたりと『使いまわし』と言えば聞こえは悪いがスキップを頻回使用して似たような展開を見させられるのは煩雑さが強く肯定的に捉えることは出来なかった。差分が多い手は結構ですがもっと手前で分岐を分けても展開的に問題なかったのではと感じちゃいました。