総評 ■■■□□□□ 3
シナリオ ■■□□□□□ 2
主人公  ■■□□□□□ 2
ヒロイン ■■■□□□□ 3
CG   ■■■■□□□ 4
音楽 ■■□□□□□ 2
声優 ■■□□□□□ 2
演出 ■■■□□□□ 3
2020-01-31 (3)
幽霊作品としてお決まりの展開が語られるため目新しさは感じないものの、『Live2Dアニメーション』が採用しており絵面的な華やかさは一入であった。同じシステムを採用しているLOVE³-ラヴキューブ-と比較するとやや見劣りはするものの、幽霊ヒロインだけあって場面に応じて自在に服装を変更することが出来てその度に移ろいゆく表情も見ものでした。個人的には二人のヒロインを『明日葉よもぎさん』ただ一人に務め上げさせたことにやや不満を感じたり、最後の場面のあっけなさがやや拍子抜けしてしまい残念な点も複数あったが同人作品としては致し方ないところだろうか。

2020-01-31 (2)
芹沢澪織(幽霊)ちゃんの人物像は美少女ゲームにやたら詳しかったりアニメの名台詞を度々吐くようなオタク女子で、始めこそはその深い知識にややドンびいてしまうところではあった。しかしながらそうしたあざとらしさ全開の性格も『生前に親に抑圧された過去』『仲間外れにされてしまう恐怖』等の裏返しであり彼女のそうした側面を垣間見ると徐々に愛おしく感じることが出来た。

2020-01-30 (1)
何よりセーラー服が可愛すぎだよね。空維深夜さん原画の新作ということもあり期待に胸を膨らませていたが『THE文学少女的優等生なのにエッチ』みたいな感じが服装から前面に表れてて、初めての性行為もこうした質素ながらも王道なセーラー服を着て行われたのでエッチシーンに対する満足感は非常に高い。

が、そうした癒し要素を掻き消すぐらいに『キーボード操作不可』のストレスフルな仕様が苛立ちを増加させる。ENTER押しながら進める勢にとって『ENTER押しても文章が進まない』のいつもと違う環境にさらされる苦痛はそれなりに抱かされる。勿論マウスなどの利用で対応は出来るのだが…。また文字も同人作品ではたまにお見掛けするフォントではあるが小さくて見ずらい。このような作品に出会うとやはり美少女ゲームで販売されている作品たちのCONFIGの強さを改めて実感させられる。

2020-01-31
また幽霊になってしまった原因は『自分の性癖がつめられたエッチ本を母親につるし上げられてそのショックから幽体離脱してしまった』という類のもので、アクセントとして加えられた『エッチ本』のせいで、シリアスになりきれてない理由に対し反応に困ってしまった。この原因全くもって駄目などと言うつもりもないし駄目だとは言わないが、この過去描写がふんわりとしてて彼女の家庭環境も十分に顧みることが出来ず最後にかけて同情的な念を抱きにくかったのが惜しいところである。